2016/06/07
XML
【 Photo of the Day 】= Milky_Way_Colorado by N.Geoglaphic =
2016.06.07.
【 B.G.M. of the Day 】= Stevie Wonder - John Legend - BB King by You_Tube/jp
Click!!!⇒→ https://youtu.be/Qlk9lZaaOuQ
≪【 虎子/ココの誇顧/ココ ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆】= 06月07日 =≫

天安門事件から27年、品性なき国民性は変わらない
1989年6月4日の天安門事件後、多くの国外亡命者を取材してきた。「中国政府を打倒したら......」と議論する者、一次 資料をアーカイブに残そうとする者......。魯迅が100年前に失望した中国人の精神構造は、27年前の天安門事件を経て、経済発展を遂げた今、改善 されただろうか >

天安門ー1
1989年に北京で民主化運動が弾圧された天安門事件から27年が過ぎた。 「血の日曜日」と呼ばれた6月4日を前に、香港では5月29日、事件の 評価見直しと中国で拘束されている民主活動家の釈放などを訴えるデモがあった。 だが参加者は昨年より少なく、今では事件を知らない人が増え歴史の一部に埋没した感があるが、決して忘れてはならない事件だろう。

 天安門事件は私にとっても印象深い記憶のひとつだ。 駆け出しの物書きの私にいきなり海外取材の依頼が飛び込んできた。 事件から半年後、私はおそるおそる亡命者たちを追ってアメリカとフランスへ行き、世界中から押しよせたメディアの強者たちに翻弄されつつも、なんとか多くの亡 命者にインタビューして『柴玲の見た夢/天安門の炎は消えず』を書いた。 その後、追跡調査をして『「天安門」十年の夢』を書いた。 いまも数人の亡命者とは時々交信し、いわば私の人生の大切な一部になっている。

【 参考記事 】 天安門事件、25周年(中国 風見鶏便り-ふるまい・よしこ) ; http://www.newsweekjapan.jp/column/furumai/2014/06/25-2.php

Chai_Ling

 この27年という歳月は、亡命者たちの運命を大きく変えた。 かつて「民主の女神」と呼ばれてノーベル平和賞の候補になった学生リーダーの柴玲は、アメリカ人男性と結婚して3人の子の母になった。 学生リーダーだったウアルカイシは台湾人女性と結婚して台湾に移住し、肉親の死に目にも会えなかった。 孤児同様に育った李禄はアメリカで投資会社を設立し、世界で3番目の富豪だとされるウォーレン・バフェットの後継者のひとりとなり、中国株を大量に取得して 最近の経済ニュースで報じられた。

 訃報も相次いだ。 「学生デモの影の指導者」として国を追われた天体物理学者の方励之は、米アリゾナ州の大学で終身教授に就任したが、2012年、 大学の講義から帰宅した直後に突然死した。 享年76。 文化大革命時期に22年間投獄されながら、中国社会の実態を告発しつづけ、「中国の良心」と呼ばれたノンフィクション作家の劉賓雁は、2005年に米ニュージャージー州で病死した。 享年80。

亡命者たちは「新政府」について議論していたが
 難しいのは、事件の歴史的評価と亡命者の個人的評価はまるで別物だという点にある。 とにかく亡命者たちはよく集まって会議をした。 亡命初期には「天安門事件の悲惨な結果を招いた責任は、だれにあったか」という議題が中心だった。 無論、武力弾圧した中国政府の責任は重いが、民主化運動を主導した我々にも「非」があったのではないかという反省のもとで、学生と知識人は互いに激しく批判しあい、いがみあった。

Wu'erkaixi



 その一方、27年間にわたって地道に活動してきた亡命者も存在する。 天安門事件当時のビラやメモ、写真や録音テープなどの一次資料から、世界中で 配信された新聞、動画、雑誌記事、図書などを収集して分類し、インターネット上で「天安門事件図書館」を開設した。 資料は40万点にものぼる膨大な量に膨れ上がった。 いつか、だれかが、天安門事件の実態を分析し、再評価することにつながると信じているからだ。

魯迅は100年前、辛亥革命に失望した
 振り返れば、孫文の辛亥革命に失望したのは作家の魯迅だった。 100年以上も前の話だが、封建的な清朝政府こそ中国の諸悪の根源だから、それを倒せば立派な国家ができるにちがいないと、だれもが期待した。 だ が、1911年に辛亥革命が成功してみれば、闘争と略奪の区別もなく、革命と反革命の区別もなく、ただ混乱の極みがあるばかりだった。 魯迅は怒りのあまり 『小雑感』として皮肉な一文をつづった。

天安門ー2

中国の革命とは、動乱によって古い支配者が倒れても、次に登場するのはまた同じような支配者にすぎない。清朝時代の小役人は肩書をすり替えただけで、相変わらず同じ地位に居座っている。 新たな支配者はまたぞろ汚職にまみれた官僚社会を形作った。 なんと浅ましい姿だろうか。 「革命」とは、いったいどういうことなのかと、魯迅は思ったのである。

 平和で進歩的な国家をつくるにはどうしたらよいのか。 魯迅は悩んだ末に、ひとつの方向性を見出した。  国民性の改造――である。

 国家と国民の関係は、表裏一体のものである。国民に品性がなければ、国家にも品格など備わるはずがない。品性下劣な人間は汚職にまみれた支配者だけに限らず、抑圧されていると信じこむ者のなかにも、他力本願と自己愛の精神構造がしみ込んでいる。



 その答えはおおいに疑問だ。

国家権力の関与しないはずの社会問題で、人間性を疑うような残虐な事件は後を絶たない。 有毒物質入りの食品販売や偽ブランドの数々も目に余る。 マナーの悪さは世界中から指摘されている。

国民性の改造は、100年前の辛亥革命の時代も、27年前の天安門事件のときも、そして21世紀をむかえて経済発展した現代でも、中国の宿命的な課題のひとつなのではないだろうか。

《 筆者投稿の記載記事 》
2000億ドルもの中国マネーがアメリカに消えた? ; http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/04/2000-1.php
だから台湾人は中国人と間違えられたくない ; http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/post-4492.php
それでも中国はノーベル賞受賞を喜ばない ; http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/12/post-4193.php

天安門ー3

古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
【 Breathtaking Northern Lights – Alaska 】
クリック!!!⇒→    https://www.youtube.com/watch?v=XjVwA1UKBzA
----------下記の姉妹ブログ 一度 ご訪問下さい--------------
【壺公夢想;紀行・随筆・探検譜 http://thubokou.wordpress.com/ 】
【疑心暗鬼;民族紀行・歴史紀行    http://bogoda.jugem.jp   】
【閑仁耕筆;冒険譜・歴史譜   http://blog.goo.ne.jp/bothukemon 】

・・・・・スマイルクリック 宜しく・・ ブログランキング・にほんブログ村へ ・・ 人気ブログランキングへ ・・ 再会を期して, 涯 如水 ・・・・・





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2016/06/07 06:24:11 AMコメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

涯 如水

涯 如水

Category

Free Space

※ お願い
下記リンクの移行は本稿(左側⇦)下端部のURL:より

【閑仁耕筆;探検家・挑戦者・登山家の譜講】
・ハインリッヒ・ハラー/オーストリア;- 01~XX節(2014-04-08)
・ジョウジ・マロリー/イギリス;- 01~09節(2014-04-06 )
・ラインホルト・メスナー/イタリア ;- 01~04節(2013-10-29)
・ウーリ=-・ステック/スイス  ;- 01~03節(2013-10-19)
・アナトリ・ブクレーエフ/ロシア ;- 01~06節(2013-10-13)
・探検家フリチョフ・ナンセン博士; - 01~12節(2013-10-13)
・探検家ゼブ・ホーガン博士;- 01~09節(2013-09-28)

【壺公夢想;Home_Page・夢想空間】
紀行随筆
・汗血馬の故郷へ;
・天山南路・歴史紀行;
・天山・草原のシルクロード;
・天山・激動の草原地帯;
紀行エピローグ・写真随筆;
西域人物伝・ティムール;
西域人物伝・ティムールの系譜;
ティムールの系譜“ムガル帝国”;
ジンギスハーンの系譜
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第一章ジュチ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第一部・第二章バトゥの野望
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第二部チャガタイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第三部オゴデイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第四部トルイ家の覇権
・“アルタン・ウルク/黄金の家”第五部フレグ家の覇権
騎馬遊牧民族
・匈奴の勃興と移動
・欧州・アッチティラの動乱
・ジュンガリア =最後の騎馬遊牧民国家=
絹繡之路(シルクロード)夜咄
・シルクロード夜咄・四駿四狗
・シルクロード夜咄・智謀の将
・シルクロード夜咄・運命の綾
ムガル帝国・建築文化

Calendar

Archives

2026/10
2026/09
2026/08
2026/07
2026/06
2026/05
2026/04
2026/03
2026/02
2026/01

Favorite Blog

スカルノ5 New! beabea65さん

青空日和 紘子.さん
TOKKOの 詩的な生活 T0KKOさん
しあわせが似合う人 Melody*さん
わたしのブログ 穏やかな海さん
ユーラシア大陸を旅… ユーラシア人さん
気ままにいろいろ NAKA3さん
花*hana*花 *紫陽花*さん

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: