2017/04/07
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「正反対」の米中首脳、摩擦激化もあり得る初会談の行方
=REUTERS_Column_2017年4月5日、by David Brunnstrom、Matt Spetalnick、Ben Blanchard 記者共著

[ワシントン/北京 3日 ロイター] - トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が、6─7日に米フロリダ州で初の直接会談に臨む。今回の会談では、両国の政策面の大きな隔たりだけでなく、両首脳の性格の違いも改めて浮き彫りになりそうだ。

2人とも自国を再びに偉大にすると表明している点こそ共通するかもしれないが、それ以外は政治姿勢から外交経験までほぼ正反対。思ったことをすぐ発信する「ツイート王」のトランプ氏に対し、習氏は慎重に計算し尽した言動に終始する人物と言える。

そのトランプ氏は大統領選勝利から5カ月を経てもなお、中国に歩み寄ることなく真正面から対峙する路線を変えておらず、両国が妥協点を見いだせるのかどうか疑問が広がっている。

トランプ氏はツイッターで、中国の貿易慣行が米国の雇用を損なっている点を踏まえると、習氏との会談は「非常に困難」になると発言した。トランプ氏が北朝鮮の核問題について、米中の貿易関係の重要性をてこに中国側の北朝鮮への圧力強化を引き出そうとするのかどうかも注目される。

ホワイトハウスの一部関係者は、トランプ氏の女婿のジャレド・クシュナー氏が対中姿勢を和らげるよう、とりなす役割を果たす可能性があるとの見方を示した。クシュナー氏は中国の駐米大使とともに首脳会談のお膳立てをしたとされる。


ただ手はず通りに事態が進行することを重視する中国側にとって、政策面の衝突より怖いのが、トランプ氏の予測できない振る舞いによって習氏が公の場で当惑を見せることだ。ある中国政府高官は「習氏の面目を保つことに万全を尽くすのが、わが国にとって最優先事項だ」と話した。

トランプ氏が首脳外交の場で、ドイツのメルケル首相が求めた握手を無視するようなそぶりをしたり、オーストラリアのターンブル首相との電話会談で乱暴な口調になったことが、中国側の警戒感を誘っている。

トランプ氏と習氏はともにナショナリズムを掲げており、これが両国の摩擦を激化させかねない。トランプ氏は、中国などの外国に長年経済的に欺かれてきた米国は輝きを取り戻す必要があると主張。習氏は、古代の大帝国であった中国が国際社会で存分に力を行使したいと考えている。

アジアが専門だった元政府高官は「習氏とトランプ氏は自然な友人ではない。問題はトランプ氏の『米国を再び偉大にする』という方針と習氏のスローガン『中国夢(チャイニーズ・ドリーム)』がぶつかった場合、どんな結果になるかだ」と懸念を示した。

米中貿易戦争が両国にとって利益とならない点からすれば、トランプ氏が中国への圧力を高める政策にポピュリズム(大衆迎合主義)的な要素を盛り込むかどうかはっきりしない。


だが複数の側近は、特にトランプ氏が何十年も前から声高に論じてきた通商問題で強硬姿勢を引っ込めることはないとみている。そうなると北朝鮮や南シナ海を巡る問題で米中がお互いに折り合えるかどうかは分からない。

またアナリストの中からは、政治外交手腕に長けているとみなされている習氏に対してトランプ氏が優位に立てるのだろうかとの疑問も聞かれる。トランプ氏は大統領になってまだ10週間余りだが、習氏は2013年に国家主席の座に収まってからずっと対米戦略に磨きをかけてきた。

トランプ政権発足から間もない今の時期に首脳会談開催を決めたことから、米中双方とも首脳間の個人的な関係を築くのは有意義だと考えていることが分かる。

それでもトランプ政権のアジア政策チームは内部に意見対立を抱え、政権としての対中政策が完全に出来上がっているわけでもない。

こうした事情もあり、両国ともに今回の会談で目に見えるような成果が得られるとはあまり期待していない。2013年の習氏とオバマ前大統領の会談のような、お互いを知る機会という位置付けだ。

2月の日米首脳会談と異なり、「ゴルフ外交」も予定されていない。中国共産党は汚職追放運動の一環として政府当局者によるゴルフの自粛を求めている。


古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2017/04/07 06:00:03 AM
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