2019/11/03
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【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 11月03日
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IS指導者爆死でもテロの脅威は増すばかり? 
= NewsWeek_Column 2019年10月28日(月 トム・オコーナー、ナビード・ジャマリ

10月26~27日に遂行された米軍の作戦によって、過激派組織イスラム国(IS)の最高指導者アブ・バクル・アル・バグダディとその報道官アブ・アル・ハッサン・アル・ムハジルがシリアで死亡した。だが本誌が得た情報によれば、ISでは既に後継者が決まっている。

後継者と目されるのは、アブドラ・カルダシュ、別名ハッジ・アブドラ・アル・アファリだ。今年8月には、バグダディが彼を組織の「イスラム担当」責任者として指名した、という情報が広がった(ISは公式には認めていない)。

カルダシュはサダム・フセインの下で従軍したこともある元イラク軍将校で、人物像はほとんど知られていない。だが中東の情報機関に属するある当局者が本誌に語ったところでは、カルダシュがバグダディの後を継ぐ可能性もあったが、バグダディが死んだ今となってはわからない、と言う。

米陸軍特殊部隊の攻撃で追いつめられ、自爆ベストを爆破させるという形で死を迎えたバグダディは、国際テロ組織アルカイダのイラク支部を率いていたが、その後、カリフ制国家の樹立を目指してISを創設した。だが、バグダディの役割は既に象徴的なものになっていた、とこの当局者は言う。

「バグダディはもはや名目上の指導者だった。作戦や日々の活動には関与していなかった。バグダディがやっていたのは、イエスかノーを言うことだけで、計画を立てたりはしなかった」

参考記事 >米軍に解放されたISの人質が味わった地獄  ​ https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/10/is-7.php
参考記事 >ISIS戦闘員を虐殺する「死の天使」  ​ https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/06/isis-121.php
参考動画 】 Hawija rescue operation led by Kurdistan's Counter Terrorism force  ​ https://youtu.be/Bpe8X65knNg ​  

今度の事件を取り巻く謎はまだまだ多い。バグダディは、シリアのバリシャ村の隠れ家で何をしていたのか。バリシャ村は、ISのライバル組織ハヤト・タハリール・アルシャムと関係が深い場所だ。ISの最高指導者がこの地の奥深くに潜伏していたのは不自然だ。

ハヤト・タハリール・アルシャムを率いるアブ・ムハマド・アル・ジャラニは元バグダディの側近で、のちにアルカイダ系のイスラム過激派組織、ヌスラ戦線(ハヤト・タハリール・アルシャムの前身)を結成した。もっとも、両組織とも戦いでは負け続きで支配地域は限られていた。

だが、サダム・フセイン政権を倒すために米軍がイラクに侵攻すると、情勢は一変する。バグダディは、イラク戦争による混乱に乗じて強力な戦闘員のネットワークを確立した。ISの快進撃の始まりだ。
参考記事 >ノーベル平和賞のヤジディ教徒の女性が、ISISの「性奴隷」にされた地獄の日々  ​ https://www.newsweekjapan.jp/watanabe/2018/10/isis.php
参考動画 】 What Happened to Kayla Mueller Before Being Killed by Isis? / ISの性奴隷にされた援助ワーカー、ミュラー          ​ https://youtu.be/6PbSbTum3G4

逃れ続けた最高指導者
ISがイラクとシリアで勢力を拡大したため、アメリカは2014年に多国籍軍を編成して両国のISの支配地域に攻撃を開始した。イランはISと戦うイラクとシリアの両政府を支援した。

2015年には、ロシアもシリアの戦いに参戦。アメリカはクルド人を主体とする反政府連合組織「シリア民主軍」への支援を強めていった。シリア政府とシリア民主軍はその後、対抗しながらISを打ち負かす掃討作戦を展開したが、バグダディは地元勢力や他国の軍からの追跡を逃れ続けた。

参考動画 】 How ISIS Went Global   ​ https://youtu.be/4ocbAcjCWNA ​  

ドナルド・トランプ米大統領は世界の指導者として初めて、バグダディの殺害を明言した。だがここ数年、アメリカをはじめ様々な国の情報当局はバグダディの居所と生死について矛盾した情報を伝えていた。
シリア北東部のジャジーラ地方やイラク東部にいるという情報が幾度となく流れ、空爆で負傷したためにISを率いることができなくなったとも言われた。

イラスト:バグダディ-2
今年4月にはバグダディとみられる人物のビデオがインターネットで公開されたが、負傷している様子はなかった。バグダディの姿が公になったのは、2014年にイラクのモスルにあるモスク(イスラム教礼拝所)で演説する姿が公開されて以来のことだった。

だがバグダディの死をもってしても、世界各地のテロを誘発する悪名高いISの能力が完全に衰えたとはいえなそうだ。

「彼らはシリアを襲い、イラクの混乱に乗じ、ヨーロッパ、そして間違いなくアメリカを攻撃するだろう」と、地元の当局者は本誌に語った。「眠れる巨人は目を覚まし、予想もつかない混乱を引き起こし、西側の民間人に大混乱をもたらすだろう」

トランプが10月頭に突然、シリアから米軍を撤収し始めたことで、ISは大いに勢いづいていると、米フォーリン・ポリシー誌は指摘する。トランプの決断の結果、IS最強の敵であるクルド人勢力をトルコ軍が蹴散らしてくれたからだ。クルド人が管理していた捕虜収容所からは、多くのIS戦闘員やその家族が脱走している。

トランプはバグダディの死を自分の手柄と誇るが、その前に犯した失策のほうが、ISの帰趨にはより大きな影響を与えるかもしれない。 (翻訳:栗原紀子)

参考記事 】ISIS「人間の盾」より恐ろしい?イラク軍によるモスル住民への報復  ​ https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/isis-84.php ​  
参考記事 】民族消滅に近づくイラクの少数派   ​ https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/07/ni-1.php
参考動画 】 Battle For Mosul  ​ https://youtu.be/5woZG9fQtqo ​  




古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2019/11/03 05:50:06 AM
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