2020/01/07
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【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 01月07日 
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​トランプの成績表:サイボーグ超えの破壊力で自国の評判を落としたが...​


= NewsWeek_Column_2019年12月19日、Surviving The Trump Eraサム・ポトリッキオイラスト:
有権者の良識が問われる
トランプは経済でも既存路線とは全く違った方向へ舵を切った。TPPを離脱、EUや日本などに貿易協定の締結を求め、カナダ、メキシコとの貿易協定を改定した。税制改革を実施し、法人税率を大幅に引き下げて短期的には景気を拡大させた。

株価は史上最高値を更新し続け、失業率は歴史的な低水準を記録。10年続いた拡大局面はそろそろ終わるとの観測もあったが、当面は景気の腰折れはなさそうだ。とはいえ長期的な見通しについては財界のリーダーや著名なエコノミストは非常に悲観的だ。

内政面では取り立てて成果はなく、不名誉な失敗がいくつかある。国民皆保険オバマケアの撤廃と代替案の成立は不発。親に連れられて幼少時に不法入国した若者の強制送還を免除する措置も廃止できなかった。一方でトランスジェンダーの米軍入隊を禁止する措置は合憲とされる可能性があり、選挙戦が佳境に入れば中絶論争も再燃しそうだ。

安全保障はマイナス点しか付けようがない。イスラム教徒が多数を占める国からの入国禁止措置は、アメリカの国是に反する。国境の壁建設のレトリックと実施は半ば茶番、半ば大失態だ。

自国の情報機関よりもロシアのウラジーミル・プーチン大統領の言い分を信じる姿勢を見せたことは、ただの失態では済まされない。極め付きは、再選に向けて対抗馬を蹴落とす材料を手に入れるためウクライナの大統領に圧力をかけた疑いが持たれること。そのために今や弾劾裁判にかけられようとしている。(編集部注:12月18日、米下院はトランプを弾劾訴追する決議案を賛成多数で可決。トランプは弾劾訴追された)

だがトランプの最大の失敗はリーダーとしての言動にある。分断のタネをまき、アメリカの理念を否定した。もしも敵国が人造人間をアメリカの大統領に据えて社会を分断し国際的な地位を低下させようとしても、ドナルド・トランプほど破壊力があるサイボーグはまず造れないだろう。

大統領はアメリカをより偉大な国にし、全てのアメリカ人の生活を向上させるべき存在だ。だがトランプは自分のパイを大きくすることに必死で、支持者の受けを狙うばかり。ツイートの8割方は反トランプ派を罵倒するもので、自分と違う考えを認めない視野の狭さでアメリカをより小さくした。ジョージ・W・ブッシュ元大統領はトランプの就任演説を聞いて「何だかおかしなもの」だったと感想を述べたが、就任後のトランプはどんどんおかしな方向にアメリカを導いている。



それでも再選される確率は40%。有権者が彼に2期目を与えるなら、自国の大統領には人格、品位、能力が不要だと判断したことになる。その場合、不合格点をもらうのは有権者にほかならない。
<2019年12月24日号「首脳の成績表」特集より>

​文在寅の成績表:これといった成果なくレームダックが懸念だが..​
= NewsWeek_Column_2019年12月19日、2019年12月17日(火) 浅川新介(ジャーナリスト)
レームダックに陥るかどうか。2017年5月の就任から任期半ばを過ぎた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、来年本当の正念場を迎える。1期5年制で再選がない韓国の大統領は、歴代経験者を振り返ると、ほぼ任期半ばから3年を過ぎたあたりで急速にレームダック化するのが宿命だ。

ただ、文本人にはそれほどの覚悟は感じられない。「現状のまま任期まで突っ走るし、それができる」(大統領府関係者)という、妙な自信さえ感じられる。
前大統領の弾劾という前代未聞の事態を受けて大統領になった文は、過去の保守政権の「積弊」、すなわち積み重なった悪弊を一掃し、クリーンで公正な社会をつくるとぶち上げた。が、その公約は既に疑わしい。

2019年10月の韓国の世論調査によれば、文政権の実績評価について、「良くやっている」で多かったのは「改革」(政治的な不公正さの是正、権力機関への監視)が18.9%で最多。次に「福祉」(基礎生活、医療、老後への施策)が15.5%となっている。

一方、「良くやっていない」の筆頭は「経済」だ(16.6%)。2017年に世界経済の先行きが怪しくなり、若年層を中心とする就職難などへの不満が文を大統領に押し上げた側面があった。



だが、最低賃金引き上げを中心とする「所得主導経済」は、財界、特に中小企業や自営業者などから強い反発を受けた。妥協はしながらも最低賃金を引き上げたが、その結果、企業は人件費の増加に耐え切れず、雇用ができなくなり倒産するケースも相次いでいる。現在の経済政策の変更を強く求める声も絶えない。

さらに、3回の南北首脳会談を実現した朝鮮半島政策への評価も渋く、「誤った政策」の3位(13.6%)に。北朝鮮に批判的な保守層と、政権の支持基盤で北に融和的な進歩(革新)層との両極化を促してしまった側面がある。

確かに、実際に対話はしたものの、北朝鮮の非核化や具体的な経済協力事業にはつながっていない。逆に、「文は約束を守らない」と、北朝鮮の信用を失っている。
レームダックを促しそうなスキャンダルもあった。「人事」だ(評価しない理由の2位)。これは2019年秋に勃発した前法相をめぐる「曺国(チョ・グク)事件」を見れば分かるだろう。

曺は文の側近中の側近で、大統領府の主要秘書官から満を持して法相に任命されたものの、娘の不正入学や不正投資疑惑などが発覚。「むいてもむいても疑惑だらけ」ということで「タマネギ男」と呼ばれようとは、文も予想できなかったのではないか。

文にとって当面の課題は2020年4月の総選挙で与党の「共に民主党」が勝利するかどうかだ。見てきたように、国政評価は決して高くない。それでも「特に理由はないが文政権を支持する」という、いわゆる「コンクリート支持層」の存在が、冒頭のような自信を呼び起こし、レームダックを恐れない文政権の精神的支えになっているようだ。

だが、コンクリートであるが故に、ひびが入ることは十分にあり得る。
<2019年12月24日号「首脳の成績表」特集より>



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2020/01/07 10:35:09 AM
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