2022/01/06
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忘備忘却録 狂貢
◆ 本日“世界の戦争孤児の日”であり、孤児ではないが親方への不満で鬱屈していた幕内力士の大多数が、初場所を前にストライキを起こす(1932年)。結局リーダーが断髪させられたためことは収まり、その後の大相撲の体質は変わらず現在に至る。 ◆ 中国で国民党と共産党がドンパチやっているのを、国連が高みの見物を決め込むことで決定(1949年)。1年後のこの日にはイギリス(1950年=イギリスが中華人民共和国を承認)が早々と大陸の殆どを掌握した共産党と手を結び、国民党と縁切りしてしまったんだとか。 ◆ 救難飛行艇US-2をめぐる一件で政治生命が終わった富士重工業の創業家三代目が、人間としての生命も自ら終了させる(2001年)。近隣が極東の一隅、朝鮮民主主義人民共和国が水素爆弾による核実験に成功と宣言(2016年)
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和4年01月06日 】
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​ ピークを過ぎた中国は世界の脅威、習近平がまず噛みつく相手は?  =前節=​
= NewsWeek_Column 2022年1月4日(火) クリス・パッテン( オックスフォード大学総長)


独裁者は業績を他人に評価されることを嫌う。たとえ親しい同僚や側近であっても、誰かに成功や失敗を評価されることは、そのリーダーの弱体化につながる大きな一歩だ。それゆえ彼らにとっては、批判を奨励することはもちろん、許すことも問題外なのだ。

毛沢東以来、中国共産党で最も強力な「ボス」となった習近平(シー・チンピン)国家主席は、このことを特に強く感じているに違いない。習は2022年の第20回中国共産党大会で、鄧小平が党の最高指導者に課した2期の任期制限を撤廃し、3期目の政権継続を承認される見込みだ。

トウの任期制限には毛時代のような独裁に戻ることを防ぐ措置という側面があり、実際に党指導部の集団指導体制を実現した。
しかし、習が構築した個人崇拝と党規約に盛り込まれた「習近平思想」の内容を見れば、現国家主席の意図は容易に理解できる。

習思想の第1の特徴は、中国共産党は中国の歴史・文化の最良の部分を全て受け継ぐ者であると断言していることだ。第2に、憤怒の念に駆られたナショナリズムの色彩が強い。第3の、そしておそらく最も重要な特徴は、国民が朝起きてから夜寝るまでの全てを習が管理していることを決して忘れるな、という党と国への指示だ。

しかし側近たちは、中国が経済力と2008年の金融危機後に欧米が直面した問題のおかげで手に入れた「国力のピーク期」を習が浪費したのではないかとみているに違いない。

「ポスト・ピーク期」の中国が抱える構造問題は、今後ますます明白になるだろう。中国はこれまでのような、厄介なほどの成功を収めた新興大国ではなくなったようだ。中国以外の世界にとっては、それによってさらに厄介な脅威となる可能性を秘めている。



体制を脅かす3大危機

中国がピークを過ぎたことを最も劇的な形で示した事例が、不動産大手・中国恒大集団の経営危機だ。
これを2008年のリーマン・ショックと比較するのは適切ではないだろう。この問題は単なる市場の大失敗ではなく、中国政府が直面する3つの重大危機のうちの2つが結び付いたものだ。

1つ目の危機は、特に不動産部門で深刻な過剰債務だ。今の中国は、10年前と同等の成長を達成するために2倍の借り入れを必要としている。

ハーバード大学のケネス・ロゴフと清華大学の楊元辰(ヤン・ユアンチェン)の試算によると、不動産・建設部門は中国のGDPの29%を占める。土地の使用権売却は極めて重要な地方政府の収入源であり、中国の個人資産の約78%が住宅関連だ。

しかし、民間部門の債務総額は2008年~2019年の間に8倍に膨れ上がり、現在ではGDPの約3倍の規模になっている。

第2の大きな問題は、人口動態だ。債務の急増と生産性の低下は、生産年齢人口の劇的な減少に伴って起きている。予測によれば、中国の労働人口は2050年までに1億9400万人減少する見込みだ。さらに中国では男女比率の不均衡が大きく、世帯数と出生率の両方が減少している。この傾向は最も若い年齢層で顕著であり、10~14歳の男女比は1.2対1だ。世帯数の減少を考えれば、住宅建設ブームが多くの無人アパートと少なくとも50の鬼城(ゴーストタウン)を生み出したことも不思議ではない。

こうした問題に対処するため、習は生産性の高い民間企業への統制を強め、国有企業を優遇する方向に大きく舵を切った。
この政策の背後にあるのは、成功した大手IT企業に主導権を奪われ、民間部門の経済的成果が格差を悪化させることへの恐れだ。中国共産党にとって、経済的格差は第3のアキレス腱である。

しかし、富と所得の不平等さを測るジニ係数を見ると、現在の中国は多くの欧米先進国よりも格差が大きく、アメリカのレベルに近づいている。少数の億万長者に財産の一部を差し出させたとしても、これでは焼け石に水だろう。

格差を是正するためには、党上層部のために多額の富をかき集める共産党の権力構造の解体が必要になる。

習近平の中国は、深刻な資源と環境の問題も抱えている。原油の輸入量は世界最大。食糧安全保障の問題にも直面している。気候変動の影響も甚大だ。特に中国北部は水不足に陥っている。中国の水資源は世界の7%にすぎないが、人口は18%を占め、人が住む場所と水がある場所の間に完全なミスマッチが生じている。

中国が二酸化炭素の排出量を削減すれば、さらなる経済成長の足かせとなる可能性が高い。いずれにせよ債務問題と人口問題の結果、経済成長は横ばいになるだろう。国民が経済危機を実感すれば、習はさらなる監視と脅迫によって権力を維持しようとする可能性がある。

習近平政権は地政学的に明らかに過剰な動きを見せてもいる。アメリカと自由民主主義陣営の衰退は不可避だという見方に固執する習は、「わが国が主導権を握り、優位に立つ未来」を目指すと豪語した。いわゆる「戦狼外交」を通じ、中国はインド太平洋地域の盟主となり、専制主義の成功モデルを世界に示すというわけだ。

しかし、インド、日本、韓国、シンガポール、オーストラリア、ベトナムなどの近隣諸国は、習の強権外交に抵抗する姿勢を強めている。さらに、アメリカは他国との協力体制構築に成功し始めている。
・・・・・・明日に続く・・・




古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2022/01/06 08:54:10 AM
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