2022/07/27
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忘備忘却録 狂貢
◆ フランスにて時代錯誤的な絶対王政しか頭にない国王と貴族連中に対し、大商人と銀行家と株屋が革命を起こす(1830年=フランス7月革命勃発)。 ◆ 洋行帰りの一船客がコレラをお土産として持ち込み忽ちのうちに大流行、7,500人以上がこれでイってしまう(1916年)。 ◆ 田中角栄がピーナツ5個をもらった嫌疑で逮捕される(1976年=ロッキード事件)。
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和4年07月27日 】
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​教団の収益の7割は日本──日米の危機を生んだ「秘密工作活動」と統一教会​
= NewsWeek_Column_2022年07月25日、 CIAが視る世界 グレン・カール


安倍晋三元首相の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者のゆがんだ心理を読み解こうとすると、アメリカと日本の民主主義および個人の自由に深刻な脅威を及ぼすアメリカ社会の暗部に行き着く。
山上は、母親が旧統一教会(現在は「世界平和統一家庭連合」に改称)に寄付を続けたために一家が経済的に破綻したことを恨んでいて、安倍が同教団を支援してきたと考えて犯行に及んだとしている。

実は、山上が語った犯行動機と、昨年1月6日に米連邦議会議事堂襲撃事件を起こしたトランプ支持派が抱く社会への不満、アメリカのリバタリアニズム(自由意思論)と狂信的な銃文化、アメリカに拠点を置く旧統一教会の分派「世界平和統一聖殿」(サンクチュアリ教会)の間には、ある意味で奇怪な結び付きがある。

CIAの分析によると、文鮮明(ムン・ソンミョン)を開祖とする旧統一教会は、朴正煕(パク・チョンヒ)政権で韓国の情報機関KCIAのトップを務めた金鍾泌(キム・ジョンピル)が政権の「政治的道具」として組織したとされている。当初は主に韓国内で、反共主義と朴政権支持の活動を展開していた。

しかし程なく、活動の舞台は日本に拡大した。日本は韓国にとって戦略上極めて重要な国だった。旧統一教会は日本社会への浸透に目覚ましい成功を収めた。何十年にもわたり、教団の収益の7割を日本での収益が占めていたほどだ。

1959年以降は、アメリカへの進出も開始した。アメリカも韓国にとって戦略上極めて重要な国である。旧統一教会は、アメリカでも大きな成功を収めた。首都ワシントンの2大日刊紙の1つであるワシントン・タイムズを所有し、編集方針を決めている。同紙は超保守的・反共的な報道姿勢で知られている新聞である。

安倍は昨年秋、旧統一教会関連団体のイベントに、故・文鮮明の妻・韓鶴子(ハン・ハクチャ)を称賛する退屈なビデオメッセージを送っていたが、同じイベントで、アメリカのトランプ前大統領もビデオメッセージを寄せていた。



韓国のKCIAがつくった旧統一教会が日本とアメリカで展開した活動は、情報機関の世界では秘密工作活動と呼ばれる。この種の活動は、対象国の社会や政府の亀裂を利用する。人々の不満や恐怖、希望、政府機関や官僚の弱みに付け込むのだ。

秘密工作活動は、しばしば思いがけない結果をもたらす。情報機関は、自らがつくった組織をコントロールできなくなることも珍しくない。サンクチュアリ教会はその典型と言えるかもしれない。

この団体は、文鮮明の七男・文亨進(ムン・ヒョンジン)が米ペンシルベニア州を拠点に設立した。文鮮明の妻・韓鶴子をトップに頂く旧統一教会の主流派とは、対立関係にある。この教団は、アメリカの地方部の白人たちが抱く怒りと被害者意識、銃を個人の自由の象徴と見なす発想を教義に取り込んでいった。

サンクチュアリ教会は、トランプを熱烈に支持していることでも知られる。信者はアサルトライフルを持って宗教行事に参加し、準軍事的な訓練を行う。

文亨進は「(アメリカ)政府は全体主義の犯罪シンジケートになりつつある。民主党はナチス協力者のジョージ・ソロスが資金源の共産党になった」と説き、昨年1月6日にも信者を率いて連邦議事堂に駆け付けていた。

アメリカ社会にとって、サンクチュアリ教会が社会の根深い亀裂と深刻な病理を利用しようとしていることは、極めて危険な状況と言わざるを得ない。
いまアメリカの政治と社会の安定に極めて重大な脅威を及ぼしている勢力が60年代の反共主義の秘密工作活動に端を発しているというのは、あまりに皮肉だ。まさしく、思いがけない結果と言うほかない。



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2022/07/27 05:30:06 AM
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