Bookish Girl ~人生は芸術! 生活はアート!~

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2008.03.01
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ポルトガルの街角を、ちらっとだけ、ながら見しました。

あまりにも素朴な風景は、日本の地方とも、さほどかわりがありません。

どうして、地方には、ぼんやりとした空気が漂っているのか、

ゆとりある大地の呼吸感をまさぐるべく、

ポルトガルの郊外にワープしながら、一瞬、ぼーっとしました。

でも、いつか行ってみたいかも、と思ったりするのですね。

今のところ、まったくご縁も、予定もありませんけど。


その後だったかー。


別のチャンネルに映ったのは、鮮やかなお菓子の数々でした。

金沢のお雛祭りに欠かせないお砂糖菓子「金菓糖」です。

おお~、と心の中で雄叫びをあげ、かじりついて見ようとしたら、

別の場面に切り替わってしまったので、電源も切りました。


ブログを書くついでに、ネットで検索。

「金菓糖」 を眺めていたら、「金平糖」が、頭をよぎりました。

おなじような、お砂糖菓子で、響きも似ているけれど、

「金平糖」とは、ちがうのですよね。

なにが、というと、まずは、形かな。


「金菓糖」は、鯛や桃や季節のお野菜の形をした季節限定の風物詩です。

お雛祭りに飾った後、ぜんぶ食べるわけにもいかないので、

煮物やお料理に、ちょびちょびと、使っていきます。

お祝い用なので、手に入るのは、この時期だけですね。

たしか、金沢のお菓子屋さんには、各店それぞれの「金菓糖」が、並んでいると思います。


と、しばし、懐かしんだのですが、

パソコンを離れた途端、お砂糖菓子のことなど、すっかり忘却の彼方に。

まったくちがうことを、やっていました。


それなのに、なぜか、夕方、愛車とお散歩しながら、

「金菓糖」と「金平糖」が、脳内に戻ってきたのでした。

月曜日、3月3日は、お雛祭りですからね。

その日は、朝から金沢なので、

出先の近くのデパートで「金菓糖」が手に入るかしら、

と、スケジュールを思い描いたりしながらいたわけです。


金沢という街には、お菓子の文化が、ごく当たり前に根付いているんですね。

1月のブログでもご紹介しましたが、

お正月は、福梅と辻占(占い入りの菓子)と福徳(人形入りのお菓子)。

3月は、「金菓糖」。

7月1日には、 「氷室饅頭」。

昔は、冬の雪を夏まで確保して、冷蔵庫代わりに使っていたので、

その名残から、氷室開きの日に、健康を願って、お饅頭をいただくのです。

また、結婚式になると、必ず「五色生菓子」が配られたものです。

五色の生菓子には、ひとつひとつおめでたい意味が込められているのですが、

意味など気にもせず、わたしは黄色いお米粒付のお饅頭を好んで、

幼い頃、よく食べていました。


そんなこんなで、金沢の文化的遺伝(ミーム)によって、

自然に身についていることを、面倒なこと、というより、

ありがたいことなんだな、と思う年頃になったのだと、かみしめるのでした。

こういうことは、姪や甥にも伝えていかなければ。

非常に大切な歴史のバトンなんだろう、と、しみじみ思うのでした。


とはいえ、「金菓糖」を持って姪の前に登場する予定はなく、

義姉の母にお任せして、雛あられでも、食してもらおう、

そういうことで、お散歩中の脳内おしゃべりに、決着をつけました。

* * *

まもなく、目的地に到着。

週末は、たまに、某お医者様宅のプレイルームで、腕を鍛えさせてもらうのです。

おなじ目的で集まった4人が、すでに腕試しをされていました。

駆けつけ一杯、美味しい緑茶をいただきながら、珍しいお菓子をすすめられると、

あら~。


ポルトガルの金平糖


「ポルトガルの金平糖です」

金平糖!

「金菓糖」では、なかったけれど、ニアミスですね(笑)

で、でも。

ポルトガル!!!

「2日前に、帰ってきたんです」

ってことで、お土産のお菓子を激写です。


ポルトガルのお菓子


「鶏卵の餡入りのお菓子なんですよ」

生のオレンジを、もなかで包んだものかと思いました。

口の中に広がったのは、濃厚なカスタード風味。

オレンジ色の餡と、もなか風の白い皮とのコントラストも美しく、甘くて、なかなかの美味。

和菓子に似たお味なんですね。

形は、貝殻や、お魚。

港町のお印なのでしょうか。

お、お魚!?

言うまでもなく、「金菓糖」の鯛が、頭をよぎりました。

雰囲気は、まったく、ちがいますけどね。

帰り際、ポルトガルのお土産も、いただきました。

ポルトガルのカード
ポルトガルのトランプカード

ちょっとだけ、シンクロして、幸せ気分の一日でした。





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Last updated  2008.03.02 16:15:03
コメント(8) | コメントを書く
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Re:金沢とポルトガルの砂糖菓子をめぐって   
furafuran  さん
こんばんは。

おいしそうなシンクロがいろいろあったのですね。

よき伝統や風習、それに美しいお菓子。おいしそうなものもたくさんあります(かぶらずしもおいしそうです)。金沢は素敵な街ですね。 (2008.03.02 19:00:16)

Re:金沢とポルトガルの砂糖菓子をめぐって(03/01)  
hmv203  さん
コンペイトウは確かポルトガル語ですよね。
カルタもポルトガル語、トランプはカルタ
いいお土産をもらいましたね。
裏のニワトリの絵はポルトガルのシンボルですね。
イースターにはニワトリの卵を贈るとか、
よく卵に絵を描いてあったりします。 (2008.03.02 21:05:47)

Re:金沢とポルトガルの砂糖菓子をめぐって(03/01)  
白山菊理姫  さん
こんばんは。

ポルトガルの映像で一日が始まって、ポルトガルのお菓子で一日が終わるとは、完璧な一日でしたね。ポルトガル記念日(?)が復活したかのようです。

金沢には、豊かなお菓子の伝統があるのですね。 (2008.03.02 21:30:25)

Re[1]:金沢とポルトガルの砂糖菓子をめぐって(03/01)  
furafuranさん、こんばんは♪
-----
>おいしそうなシンクロがいろいろあったのですね。

そう、甘いものばかりでしたね(笑)

>よき伝統や風習、それに美しいお菓子。おいしそうなものもたくさんあります(かぶらずしもおいしそうです)。金沢は素敵な街ですね。

かぶらずしは、韓国のキムチみたいな常備菜で、その家庭によって、味は多少ちがうのではないか、と思います。でも、ものすご~く準備がかかるので、最近は、作らない家庭も多そうです。かぶらとブリに代わって、大根に(たしか)サワラをはさんだ、だいこんずし、も人気です。

なにやら、古きよき日本の縮図、のごとく思えてしまいますね。
(2008.03.03 00:15:48)

Re[1]:金沢とポルトガルの砂糖菓子をめぐって(03/01)  
hmv203さん、こんばんは♪
-----
>コンペイトウは確かポルトガル語ですよね。
>カルタもポルトガル語、トランプはカルタ

日本とご縁ができた名残なんですね。

>いいお土産をもらいましたね。

おかげさまで、嬉しかったです。いろんな種類のカルタ(カード)を集めちゃおうか、と思うほどに。

>裏のニワトリの絵はポルトガルのシンボルですね。
>イースターにはニワトリの卵を贈るとか、
>よく卵に絵を描いてあったりします。

このトリは、ポルトガルのシンボルですか。
イースターエッグは、このトリと関係があるのでしょうか。そんな季節ですね。
(2008.03.03 00:19:03)

Re[1]:金沢とポルトガルの砂糖菓子をめぐって(03/01)  
白山菊理姫さん、こんばんは♪
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>ポルトガルの映像で一日が始まって、ポルトガルのお菓子で一日が終わるとは、完璧な一日でしたね。ポルトガル記念日(?)が復活したかのようです。

ええ、完璧(!?)でしたね。ポルトガルのお菓子やお土産をもらうことを、朝からキャッチしていたのかもー。

>金沢には、豊かなお菓子の伝統があるのですね。

伝統的庶民の風習ですね。先日、呉服屋さんに伺ったら、お茶と落雁が出てきました。普段は、あまり口にすることはありませんが、落雁も、さまざまな種類があって、美しいですね。あ、そういえば、白山神社でいただいた(のは、たしか)落雁は、葛湯になりました。 (2008.03.03 00:23:54)

お久しぶりです  
OBA さん
たま~にしかコメントしなくてすみません。

金沢はさすが100万石だけあって色々な食べ物、
伝統あるお菓子も沢山ありますね。
(今日はテレビで旅館の加賀屋のことを放映していました)

年末にかぶらすしをいただきました。
クール便で届いて富山のます寿司みたいなのかなあとおもって、夕食のときにあけたらお漬け物・・
(ご飯を炊いておいてよかったです 笑)
上等なお漬け物らしいですね。
とても美味しくてまた、注文したいなあと思いました。

知り合いに金平糖を作っている人がいらっしゃって
目の前で作っているのを見たことがあります。
手作業で蜜をちょっとずつ落としていくのと
機械でしているのと見たことがあります。
かなり日数をかけて作り上げているようです。 (2008.03.03 01:20:52)

Re:お久しぶりです(03/01)  
OBAさん、こんばんは♪
-----
>たま~にしかコメントしなくてすみません。

いえいえ、ありがとうございます(笑)

>金沢はさすが100万石だけあって色々な食べ物、
>伝統あるお菓子も沢山ありますね。

食道楽なのでしょうかね。
今日は、瓦煎餅にお抹茶のクリームがはさんだお菓子(「浦田」)をいただきました。お昼は「芝寿司」のお手軽なお寿司を何種類か(紅鮭を鏑で巻いた棒寿司、青魚の押寿司、加賀レンコン入りの大きなお稲荷さん、など)。どれも美味しかったです。いずれも、金沢駅内でお求めになれますから、遊びに来られた際は、お土産に、ぜひどうぞ!

>(今日はテレビで旅館の加賀屋のことを放映していました)

お~、加賀屋ですか。

>年末にかぶらすしをいただきました。
>クール便で届いて富山のます寿司みたいなのかなあとおもって、夕食のときにあけたらお漬け物・・

そうなんですよ~。「寿司」は寿司でも、お米で鰤をはさむのではなく、鏑ではさんでいるのですね。

>(ご飯を炊いておいてよかったです 笑)
>上等なお漬け物らしいですね。

ものすごく手間隙がかかった冬場限定のものですから、お値段はしますけど。2、3切れでおなか一杯になるぐらい、ボリュームがあります。

>とても美味しくてまた、注文したいなあと思いました。

お口に合って、なによりでした。

>知り合いに金平糖を作っている人がいらっしゃって
>目の前で作っているのを見たことがあります。

それは珍しい! 貴重な場面でしたね。

>手作業で蜜をちょっとずつ落としていくのと
>機械でしているのと見たことがあります。
>かなり日数をかけて作り上げているようです。

金平糖作りも、職人芸なのですね。手作りのものを食す機会があったら、手間隙がかかっていることを思い出だして、ありがたくいただきます。 (2008.03.03 20:18:46)

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