Bookish Girl ~人生は芸術! 生活はアート!~

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2009.10.02
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カテゴリ: 映画



「今度、見ようと思っているの」

と友に知らせたら、先を越されて、シルバーウィーク初日に観てきたそうです。

どうだったのか、感想をたずねると、

「それほどでもなかった」

との冴えない反応が返ってきました。


それほどって、どれほどではなかったの?


知らせた手前上、それほどではなかった、の意味が知りたくなります。

そういうわけで、映画の日に、 『ココ・アヴァン・シャネル』(フランス) 鑑賞を決行。

『アメリ』役のオドレイ・トトゥが、ココ・シャネルを演じているバージョンです。


今年はシャネル創業100周年記念にあたるため、

「ココ・シャネル」が、次々と映画化されているんですね。

シャーリー・マクレーン版 『ココ・シャネル』(イタリア・アメリカ・フランス) と、

来年、上映される「シャネル&ストラヴィンスキー」。

ストラヴィンスキー版は、音楽家の登場?

先の2つと、ややちがう角度から焦点をあてているのでしょうね。

では、シャーリー版とオドレイ版とは、どんなちがいがあるのかー。

2日まで、シャーリ-版が上映されていた金沢へ、足を伸ばすことにしました。

富山では11月に上映されますが、それまで待ったら、熱が冷めてしまいますから(笑)。


オドレイ版は、孤児院を出てから、愛人関係を経て、成功をつかむまでを、時系列に描いており、

シャーリー版は、成功後、引退して15年が経った晩年(70歳)のココ・シャネルが、

復帰作を披露して酷評されるものの、

過去を回想しながら、エネルギーを取り戻していくことで、

ファッション界で再起するまでを、描いていました。


作品の流れにメリハリがあって、余計な部分を削いでいる点において、

シャーリー版は、わかりやすくなって、おさまりがよかったように思いました。

オドレイ版には、ノンフィクションの原作がありますので、

どちらかというと、シャーリー版より、事実に近い描き方なのかな、と想像しています。

主要製作国のカラーも、映画に反映されているのでしょう。

ただし、同じ事柄や恋愛を扱う場面で、細部が重ならない点が、気になります。

出来事の後先が異なると、話の流れも、別ものとなってしまいます。

想像を飛躍させて作り上げた部分なのか、

ほんとうは、どっちなの?

来年の「シャネル&ストラヴィンスキー」を観て探ってみるしかない?

それとも、「ココ・シャネル」の評伝書を、読み漁ってみる?

頭の中がちと混乱状態です。

ストラヴィンスキー版ではどう描かれているのか、こちらも観たくなってきますね。

まんまと罠にはまりそうな予感。

いつものことですが(笑)。






シャネルの映画化にちなんで、 紀伊国屋書店 では、

20世紀初頭フランス特集のブックフェアだそうです。

映画だけでなく、かつて ミュージカル『COCO』 も上演されたそうで。


19世紀を引きずっていたファッションの常識と、女性の生き方を、

がらりと大転換させた功績があるだけに、

シャネルは、現代女性にも、大人気。

映画館は、女性だらけでした。

みなさんは、どのような感想だったのでしょうか?


「それほどでもなかった」

という友は、

男性でしたからね。


お金持ちの愛人となって、成功をつかんだ貪欲な女性の生き方に、

感銘を受ける男性は、一般社会常識的に、それほど多くはないのかもしれません。

映画では、仕事の貪欲さ以上に、叶わぬ愛の悲哀がクローズアップされていて、

きれいに描かれすぎていた気がしますけど、

それでも、心に引っかかる部分があるのでしょうね。





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Last updated  2009.10.03 17:24:01 コメントを書く
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