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2004年07月27日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 昨日、久々に家族で小旅行をした。




 サンパウロに行くのと反対方向の海方面だから、町がどんどん質素になっていき、さびれていく。
レンガを積み立ててうちを作り、それ以上のお金の余裕がないのでそのままの外観のまずしい家々が目に付く。



 さて この村、「パラナピアカバ」は ブラジルがポルトガルの植民地から独立して、次の王の時代の1830年ごろに 「鉄道を作ろう」ということになり、当時世界一の産業を誇っていたイギリスに 鉄道の設計・着工をお願いしたそうな。



 そこで 多くのイギリス人が やって来て 鉄道を作り、駅周辺に 家も建てたりして、街づくりもした。
その鉄道は今でも立派に利用されているが、ここ、パラナピアカバだけは 街が大きくならなかったそうじゃ。



 どんどん さびれて行き、鉄道利用者もごくわずかなため、電車はもう通っていない。
農業などもしていなく、貧乏の村となってしまい、治安もとても悪くなってしまった。




 地理的に 海に近く、高度も高いので とっても寒い。
それを利用して、「冬祭り」が開催されていて もう4年目になる。



 冬の観光地といえば サンパウロの人がまず想像するのが「カンポス ド ジョルダン」だ。



 もともと気管支疾患の療養所として利用されていたカンポス~は サンパウロの裕福な人たちの 別荘地となり、そこにかわいいお店が増えてきたことから 一般の人も訪れるようになった。スイス風のかわいい建物や暖かいセーター、美味しいチョコレートを売るという評判から 毎年観光客が急増して 物凄い混雑ぶりだ。
街の入り口からすごい渋滞で 前に進めない。
店も レストランも混雑していてゆっくりできない。ショッピングセンターの前を通ることさえもできない、サンパウロ以上にストレスがたまる街になってしまった。
 私も最初は毎年冬に訪れていたが あまりの混雑ぶりに閉口してしまい、もう数年行っていない。  



 だから 第二の「冬の街」、しかもテーマは「イギリス人の作った街」にしようというのは とってもいいアイデアだ。



 が 実際行ってみて、貧しい村の人たちの暮らしぶり、イギリス人が立てた木の家は残っているが きちんと手入れされていなかったため老朽化が目に付く。
かわいらしい看板をところどころつけて見たものの、レストランで売っているものは手軽な揚げ物ばかり。




美術館と称した元市場だった建物には リサイクルごみで作った子供の作品ばかり。


 そして貧しい住民は ところどころで自宅に手書きの看板を掲げ、手軽な揚げ物などを売っていた。



・・・ちょっと これじゃあ観光客は引くだろう・・・



 市もけちらず、プロにお願いしなければ 成功しないと思う。イギリスのイメージを売るのなら、花を植えまくるとか、イギリスの洋館ぽい建物を建てるとか、お洒落なレストランを建てるとかしなくちゃ。
 現状は 昔は夢と希望いっぱいだった街が 今や落ちぶれて余計寂しい気分にさせられる、といった印象だもの・・・。


http://www.emplasa.sp.gov.br/estatistica_teste/Dados/TURISMO2/textos/Turismo_Historico_Cultural/histcult/RMSP-SANTO%20ANDRE%20-%20PARANAPIACABA%2003.JPG


 家に帰ってから dvdでジュリア・ロバーツの「モナリザズ スマイル」を観た。
 時代は50年代、「新しい自由な女性」という言葉がもてはやされはじめた時代、一人の女性が 女性の自由と権利を尊重するという学校の教師として 入ってくるが、彼女が考える「自由」は実際の社会では受け入れられなかった・・・という内容だ(大雑把にかくと)。



(これ以下はネタバレあり!!)








 ま、そんなもんだねー。変化というのは突如として起こるものじゃないからね。考えに賛成するもの、頑なに反対するもの、常に両者ともいるし、大抵の人の趣向になんとなく流されるものもいるし やはり時間が必要ですねー。

 主人公のジュリアロバーツの演じた教師は 何だか好きになれなかった。アメリカ的というか、不利になりそうになると 物凄い勢いで自論を述べ、有利な立場になるようもって行くという、肉食の攻撃的な性格。
 それは話し合うんじゃなくて、とにかく自分の意見を相手に納得させなければならない!という考え方。
 恋人が 自分の過去を偽っていたということを許せないということ。そりゃ 彼女にとって それはとても大切なことであったかもしれないけど 同情できるような演出ではなかったため 嫌ーな感じがした。
とにかく最初から最後まで 自分勝手な頭の固い嫌な人にしか見えなかったなあ。
ブラジル人の友達は
「すごくよかったーー!」と感激してたけど。





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最終更新日  2004年07月27日 00時58分21秒
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