記憶の記録

2006.09.30
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カテゴリ: 今月のコラム
ぼくは月に1度

9月は27,28日の日程でいって参りました。
今回のテーマは、
間取りです。
単に間取りといっても、ウラヅケがなければなりません。
何故そこにキッチンなのか、
何故ここに押入れなのか、
こう思ったから、そうした。というのではだめです。

単なる印象に過ぎません。
印象で物を作ってよいのはゲイジュツカだけです。
建築は、中でも家創りは、芸術という一面を持ちながら、
人が生活する為の、機能する構造物です。
しかも、その規模から、自然環境に与える影響も小さくありません。
自然現象と人間の生理現象や心の動きを決定要素として
熱や空気や水蒸気の流れを設計し
限りなく少ないエネルギーで快適な環境を作り出す方法論を導き出さなければならないのです。
『理由のある間取り』は、こう思ったからではなく、
失敗した!確かめてみた!改めて実験した!少し改善した!
だから、こうしなければならない!


建築家は、よく、こんなことを言います
『その土地の気候風土に合った家創りが大切だ』と
この言葉は正しい!
けれど、
この言葉どおりに

言葉だけでは、家は出来ません。
その土地の気候風土っていったいなんでしょうか。
気候は解ります。
問題は『風土』です。
フウドって何でしょう。
土地、気候、文化、植物、生物、
その土地の独特な環境というだけでなく、
ライフスタイルも含めた環境のことです。
これは、簡単ではないですね。
販売戦略だけの、その土地のことを知らないハウスメーカーには、
絶対に出来ない家創りがあるはずです。
しかも、
改めて科学的にやってみようという、
そんなこころみを、100年PROJECTの仲間たちが始めました。
たのしみです。
どこまで進化していくのだろう。

この写真には
びっくりなアイディアがたくさん隠れています。
わかる人には、わかるんです。
ひみつ





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Last updated  2006.09.30 13:28:40
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