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Terui @ Re:育めんパパです 育めんパパさん、こんばんは! すみませ…

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2024/11

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Terui

Terui

2004/10/01
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中間対策に歴史の問題を作成しているときに、はたと気がついた。

あっつ、歴史って「地図」の知識がないと解けない問題があるじゃん。

当たり前のように作成していたので、今まで意識していなかったが、歴史には必ず「ここはどこでしょう?」的な問題が出題される。

今回作成していた歴史(高校用)の問題は、
「1613年に伊達政宗が、スペインに派遣した使節(もちろん名前も答えさせるが)が出航した場所を地図から選べ」
という問題であった。

伊達政宗といえば、仙台だから簡単じゃん、と思いつつ、中途半端に理解していると間違えるように、東京、大阪、山口、長崎、鹿児島の各拠点にダミーマークをつける。

でも、伊達政宗が仙台ということを知っていても、「仙台」がどこにあるのか知らなければ答えられない。

学校の歴史の授業では、もういまさら「仙台はここです」などと教えてはくれない。「常識」として扱われる。



TVでやっている「各地の天気」は、日本列島の各都市の天気がどうなのかがわかるので、地名の場所把握にはとてもよいのであるが、自分の地域のみ見ているためか、「そんなのありましたっけ?」などという生徒さんもいる。

過去の日記 「おすすめの地図帳」 に、

『「歴史」は「時」が軸になっていますが、その事件が起こった場所が日本のどこにあるのかなど、「場所」の知識があると、もっと理解が深まります。』

と書いたが、「理解が深まる」のはもちろんのこと、こういったテスト対策にもとても有効なんだね。

どれどれ、と早速、例の地図帳の「東北地方」のページを開く。

宮城県の石巻の右の方にある「月浦」の港に、

「遣欧使節支倉常長の出港地(1613年)」

ときちんと書いてあった!

おぉ!素晴らしい!ちゃんと載ってるじゃん!

でも、今のように「歴史」の方から内容を追った場合は、「遣欧使節」の意味も分かるが、「地理」からこの箇所を見たときに、これだけだと何なの?になっちゃうなぁ。



と、巻末をチェックすると、ちゃんと歴史年表がついていた!

その年表で 1613年(慶長18年) のところをみると、

「伊達政宗、支倉常長を欧州に派遣、常長、月浦[90 1 D2(←地図番号)]を出発(1920年帰国)」

と書いてあった!

これ全てで理解できるわけではないが、少し歴史の知識があれば分かる内容である。



おぉ、シェークスピアの「ハムレット」ってこのちょっと前に初演をしたのね、

なんてことまで一緒に理解できる。

この地図は、使えば使いこむほどに威力を発揮しそうだ。

いやもう手放せませんね!





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Last updated  2004/10/25 11:52:13 AM
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