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「繊細さん」とは、HSPと呼ばれ、病気や発達障害とは違い、繊細な気質をもってうまれた人のことです。以前「繊細さん」の本を読み、(6月8日のブログ)自分の繊細な部分も理解し受け止め、行動を変えてみたりすることで、生きやすくなるんだよということを知りました。今回はもう少し、具体的に、実際に繊細さんたちが行っている工夫が知れるということで、「繊細さん」の知恵袋を、読んでみました。うちの息子も、診断を受けたりしたわけではありませんが、繊細さんかなと思っています。息子がぶち当たる悩みは、繊細さんからきていることが多いように思い、もっと繊細さんのことを知りたいと思い、手にとった本でした。繊細さんについて、簡単にですが、本にある言葉をお借りし、息子のことも含めながら、説明できたらなと思います。⚫︎繊細さんは、過剰に刺激を受けやすい。人一倍、よく気がつくぶん、疲れも感じやすい。人より刺激を感じやすいので、興奮して寝つきにくい。感じた刺激を流すために、1人の時間や静かな時間が必要。→息子も自分で思っている以上に、刺激を受けやすく、疲れはあるのに、なかなか切り替えがうまくいかないのか、寝るというか休むことが苦手です。だから、知らず知らずに、疲れやストレスがたまり、不調(頭痛や腹痛)をきたしやすいのかなと思っています。そして、1人の時間、予定のない日は絶対にほしいと言います。友だちは好きなのですが、ゆっくりしたいと言い、側から見ると、何を若いのにそんなこと言ってるんだと思ってしまうのですが、きっと人といると無条件で合してしまうので、想像以上に疲れてしまうんだろうなと思います。⚫︎共感力が強く、他者の意志や気持ちを察しやすい。→息子は、たいていのことは、そうだよねと言います。そのことで本当に子育てはしやすく感じてました。しかし、成長と共に、全部全部を受け止めようとしすぎて、ちゃんとしようとしすぎて、バランスがとれないように今なってきているように思ってます。友達の意見を優先しがちで、後になり僕はこうしたかったという気持ちが残る。親がこうしたほうがいいと言ったことをずっと覚えていて、うまくできなかったら、失敗してしまったと、嫌な思いをさせてしまったんじゃないかと引きづる。過剰に反応し、過剰に人の目や人の思いを気にします。他にも、本には深く本質を考える傾向にある。些細な刺激も、察知する。なども、あげられていました。5人に1人いると言われる繊細さん。少なからず、この気づきすぎる、受け止めすぎてしまう気質にしんどさを抱えている人は多いんじゃないかなと感じてます。どうしたら、生きやすくなるの?その工夫が知りたい。。そんな思いで次々ページをめくりました。一番印象に残った繊細さんの言葉は、「自分を受け入れたら対策しやすくなった」でした。「あれこれ気になりすぎる理由がわかり、心底ほっとしています。気になることは変わりませんが、対策を練りやすくなり、望まない状況を回避しやすくなりました」と、書かれていて、これだって思いました。理解し、対策をとる。生きやすい環境をつくっていけばいいんだと、少し光がさした気持ちになりました。他にも、本には、人間関係について仕事場での工夫など、以前の繊細さんより、具体的なケースでわかりやすく書いて下さっていました。そして、繊細さんだからこそ、より幸せになれる方法も、たくさん書いて下さっています。さて、この本を読み、私も変わらないといけないと心に決めました。改めて今回繊細さんの特徴や、見えている世界を知り、自分が息子に対してこれではいけないなというのがいくつも見えてきました。⚫︎感情的に怒らない。当たり前のことですが、できていませんでした。。疲れていたり、眠たかったり、時間に追われていると、つい感情的になってしまってました。こっちはそこまで怒っているつもりでなくても、私の不安やイライラは、息子には気持ちが落ちつかない要素であり、気を使わないといけない相手になってしまっていたんだと反省しました。自己管理をもっとちゃんとし、自分の気持ちをコントロールできる、穏やかにいれる、私でいないといけないなと思いました。⚫︎これは直した方がいいと思うことの伝え方も、全部全部言ってましたけど、処理しきれてないことにも気づきました。前にも注意されたのに、あれもできてない、これもできてないに、押しつぶされてしまわないように、本当に必要なことだけを伝えていく。うまくできなくても、それでもいいよ、ゆっくりでいいよと、できなかったときのフォローも忘れないでいないと、言いっぱなしではいけないなと反省しました。⚫︎息子らしくいれる1人の時間を、ちゃんと確保する。休みの日も予定を入れがちでしたが、刺激が多すぎても疲れてしまうことを忘れずに、したいことができ、心から楽しい、ほっとする、楽だなと思える時間も大切であることを忘れずにいたいなと思いました。⚫︎否定しない。気にしすぎる気質に、一番どうしようともがいている息子に対し、そんなことは気にしなくていいと言ってしまっていた私は、息子のことを思っているようで、なんの解決にもならないし、気づいてしまうし気になるのにどうしたらいいんだよと、余計に悩ませてしまっていたと、本を読んで気づきました。まだ答えは見つかっていないんですが、気にしなくていいよではなく、見えてる景色を一緒に見、何に困っているのかを、一緒に考え、解決策を考えていきたいと思いました。今回のブログ、ただの私の反省文になってしまってますね💦すみません。。私のように、子どもの繊細さにどう向き合っていくべきか悩まれている方はいらっしゃるでしょうか。自分のことをどうこうするより、子どものこととなると、また違う難しさがありますね。きっと子どもは子どもで、自分の力で、生きやすさは見つけていくんだと思います。その力があることは知っていますし、信じてはいるんですが、何か力になりたい気持ちは消えないんですよね。きっと大きなお世話なのはよくわかってるんですが、私も勉強はしていき、私が変わったほうがいいところは変えていき、何か少しでも、気持ちよく生きていけるようになればいいなって、思いにさせてくれる本でした。繊細さんについて気になるよって方おすすめです♪仕事、人間関係の悩みがスーッと軽くなる! 「繊細さん」の知恵袋 [ 武田友紀 ]
2024.08.25
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大人気の「大ピンチずかん」。もう何ヶ月も前から図書館で予約し、やっと順番がまわってきて、やっと読むことができました!もぉ、かわいい!おもしろい!息子たちと、わかるーと何度も何度も言いながら、たくさん笑いました!子どもがしやすい失敗集って感じなんですけど、それを失敗とは捉えず、「大ピンチ」と捉え、それを大ピンチレベルや、なりやすさで表していて、ゲームのようで楽しく、しかも、その一つ一つのピンチが愛おしく思える本当に素敵な本でした。牛乳をこぼしてしまった、ポケットからすながたくさんでてきた、バックのなかですいとうがもれた、など身近なピンチから、最後には、わぁー、なんかいいなぁって、心があたたまるピンチまで‥。こう見ると、子どもたちってこんなにもピンチに囲まれているんだなって思ったんです。大人にとっては、ささいなことも、子どもにとっては、大ピンチ。やってしまったあと、大人へ伝えて、またそんなことしてーと言われるとこまでがセット。。こういうピンチを繰り返し、乗り越えて、かわし方を覚えて、大きくなっていく。がんばって大きくなるんだよ。それを失敗ととらえず、大ピンチレベル50だーとか自分で思いながら、ユーモアも忘れず、乗り越えていくんだよという、著者の方の優しさが、詰まっているように思いました。大人の私も。大ピンチレベル30。まだいける。と、自分の中で背中をおす考え方を知れた気がしました。大人も子どもも、楽しい。笑えて、あたたかい気持ちにもなれる。寝る前に読む「大ピンチずかん」は、私たちに明日もがんばるパワーをくれます。おすすめです!大ピンチずかん/鈴木のりたけ【1000円以上送料無料】
2024.09.08
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