私の沼

私の沼

PR

×

Category

Freepage List


アル日


その日のデート


明るい朝


どろりとした水


野良鶴


ビオトープ


喉から手が出そうな日


ひなた


女の勲章


不倫温泉


油性マジックで


住宅街


向こう側


産婦人科病棟


黒ウサギ


恋人がほしいとき


透明人間


清潔で明るい場所


電車に乗って


たぬき


歩道橋の上で


知らない体


空のお墓


泳ぐ金魚


どうかわたしにスープを飲ませてください


夜のとなり


落ちる


天井


電車の形の喫茶店


ひとり


なでなでしてよ



パレード


歯医者の予約程度


正夢


怪獣バルーン


買いたい


カバ部の彼氏


満月の夜


全日本夜更かし選手権大会


はりねずみ


チンピラ


フェンディの112万のコート


フリ


愛されたかった


ゲーム


よくある職場恋愛の顛末


ドトールに行きたい


湾岸渋滞


窓のある部屋


スイッチ


夜の海で


嘔吐


暗い道に落ちているもの


記憶装置が壊れるまで


リラックス


コンビニ


名前


かわいい匂い


ゆめ


コスプレ


いない場所


黄色い線の内側


なぞ



真っ暗


新しい部屋


悲しくなかったから


子宮の大きさ


中空の部屋


レム睡眠


中古住宅


なかったこと


襲ってサンタさん


バス・ツアー


黒犬のドリア


午後のデパート


そこまで


捕食


メール


ハーメルン2丁目のコンビニ深夜2時


コーヒータイム


走る鳥


パン●


アイスクリーム・アイスクリーム


毎日、毎日


ダストシュート


空中


さいごのばんさん


夜の底


日本はんぺん協会


義理チョコ販売員からのご提案


かまくら


夢で見た


ダブルデート


雪に埋もれた街の片隅の


すべて青く


ふと、いらなくなる


ほんとうのこと


長い夕暮れ


花の影


川に入る


クールな大介


駅までの道


ロマンスカーの幽霊


奥羽本線


便所童


わたしの宇宙人


おじさんの話


美しくない場所で


夜の自転車


わたしの恋人


とどがいます


避難訓練


くまさんとおじさん


タイヤの塔


こいぬ


入った


きぐるみ


望んではいけないこと


お花畑


崩壊


小説(短いもの)


グロ


沼の主


窓の外


遠い猫


蟹妻


山のお坊さんのはなし


遠いかもしれない、未来のはなし


たくあんマン


ムカシ話


トイレの男たち


花子とおじいさん


大力の女


アスラエル


小説(ちょっと長め)


干支ガール 前編


干支ガール 後編


女王の結婚


悪い夢を何度も見たい


連作「黒頭巾ちゃん」


黒頭巾ちゃん


黒頭巾ちゃんと赤頭巾ちゃん


黒頭巾ちゃんは白頭巾さんが苦手


黒頭巾ちゃんにかかってくる電話


黒い神様と黒頭巾ちゃん


赤頭巾ちゃんと黒頭巾ちゃんとおおかみ


銀ぎつねさんのお店


黒頭巾ちゃんは酒乱


黒頭巾ちゃんがメヌエットを弾いた日


黒頭巾ちゃんとびっ○りドンキー


黒頭巾ちゃんとクリスマスケーキ


黒頭巾ちゃんと仮面舞踏会


Keyword Search

▼キーワード検索

2006.01.08
XML
カテゴリ: 雑記・エッセイ
わたしがいつも散歩をする道に、なぜか骨董品屋さんが三軒もある。
一軒は総合骨董屋というか、質流れ品のような貴金属や時計や絵なんかも扱っているの
だけれど、あとの二軒は食器が主な品揃えで、新品と骨董と取り混ぜていろいろ置いて
ある。
たまに気が向くと、小皿や茶碗などを買ったりするのだけれど、わたしが買うものは新品
に限っていて、骨董品を買ったことはない。
たまには柄が気に入って、欲しくなることもあるのだけれど、値段にかかわらず、
どうも受け付けない。
そういえばそうだった、とわたしは思い出しました。昔から、骨董品を身近に置くのが

これが、先祖のものであるとか、出所がはっきりしていればまだ良いのですが、
出所がわからないものは、どんなによいものであってもダメ。美術館とか公共の場所に
置くべきだとひたすらに思う。
美術品ならいいのです。そういうものと思うから。美術品なら大丈夫。やっぱり本物が
いいなあと思う。
でも、骨董品、特に日用品や食器類は、とても買って帰って使う気持ちにはなれない。
で、なぜ、嫌だと思うのか、ということを少し考えてみました。
まず単純に、「念」が篭っているような気がする、ということがあります。
でもだったら、絵や掛け軸に対しても同じことを思うかというとそうでもない。
そんなことをつらつらと考えていて、ふと思いついたのは、「わたしが女だから」
じゃないかなあということでした。

いて、その作家がしきりに「あそこの店はごはんの炊き方が良くない」とか「揚げ物が
まずい」とか書いていたのです。
それがいかにも、一度たりとも台所に立ったことが無い人特有の言い方で、
わたしは感心してしまったのです。
こういう人は気楽でいいなあ、とわたしは思いました。生まれてから死ぬまで、下働き

で、その人が、骨董のことを書いていたので、わたしはハッとしたのです。
そうか、わたしが骨董のお皿に念を感じるのは、女だからじゃないかなあ、と。
その作家は骨董の食器類が好きで、新しい食器などで食べたくない、とまで書いていま
した。
なるほどなあ、とわたしは思いました。給仕をして皿を上げ下げし、皿洗いをやるわけ
じゃないからこういうことが言える。
彼は、骨董の食器に篭る念など全く感じないのでしょう。
わたしはお店で手を触れただけで、これを冷たい水で洗い続けたであろう昔のどこかの
主婦や女中さんの念を感じてしまって嫌なのです。
別に、恨みなど篭ってはいないでしょう。大抵は。でも、そこはかとない念を感じる。
その、そこはかとない感じも嫌なのです。
これは、同性だから感じる「念」のような気もするのです。
最近は男性も家事をしますが、だからといって男性があの「念」を感じるとは思えない。
それほど、その「念」はそこはかと頼りないのです。
でも、それはたぶん確実に存在する。
逆にその「念」をも一緒に愛することができたら、わたしも骨董のお皿を買い求めたり
するようになるのかもしれません。でもまだ、そういうことはできないみたいです。
まだまだ修行が足りない、のかな。




初出・現代詩フォーラム





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.02.06 16:56:19
コメント(0) | コメントを書く
[雑記・エッセイ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Profile

チアーヌ

チアーヌ

Comments

チアーヌ @ アンテさんへ ありがとうございます。お返事遅くなって…
アンテ@ よかった~ 遅ればせながらですが。。。 とにかく、…
masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
チアーヌ @ Re[1]:美容院へ(02/12) ちーぼーさん 年も関係あるみたいだよね…
ちーぼー@ Re:美容院へ(02/12) 最近更新してないと思ってさっぱり見てい…

Favorite Blog

星面想-Under The St… 影丸9951さん
ほしはひかるのかな… ほしはひかるさん
物欲TECHNOTE technogrooveさん

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: