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「ねぇ、ちょっと場所変わってくれるかなぁ。こっちだと落ち着かなくて・・・」「うん、いいよ。私はどっちでも気にならないけどね。外を歩くんじゃなくても左側の方がいいんだ」「うん。女の子は右側じゃないとね。ほら、手をつないでも僕の右手と君の左手の方がしっくりくるよ。ね?」急に手をとられて、ドキドキしたのを悟られないように、「男の子だね」と、ちゃかすように言った私に、「うん、男の子だよ。そして君は女の子だからね」と、大真面目に答えてくれるんだね。照れて、「ねぇ、私、守ってもらわないと駄目な女の子じゃないよ。きちんと自分ひとりで歩けるよ。今までだってひとりで歩くことあったんだから」と、言った私に「そう?でも僕と一緒の時は、大人しくこっちを歩きなさい」と、言いながら腰に回したあなたの手のぬくもりが、余計に私の心臓をどきどきさせるんだね。。。あなたと一緒にいると、ひとりじゃ何も出来ない女の子になってしまうね。ひとりじゃ幸せになれない不器用な女の子みたいだね。あのね、本当は、私って人に幸せにしてもらわないと幸せになれないような子供じゃないよ。守ってもらわないと生きていけないような弱い女の子じゃないよ。でもね、でもね、あなたと一緒のこの時だけは、そういう子供で弱い女の子でいいかなぁ。。。って、思う。あなたが、私をそういう女の子でいさせてくれるんだったら、そういう女の子になって、そして、あなたのこと、いっぱいいっぱい好きになっていいかのなぁ・・・「ねぇ、私のこと好き?」って、本当は聞きたかったんだけど、私の口から出たことばは、「ねぇ、これからも私にあなたを好きでいさせてね」「何、またいきなりだね。。。いいよ、大歓迎だよ」と、あなたは笑いながら言ってくれた。でも、「僕も君のことが好きだよ」とは、言ってくれないんだね・・・恋って、自分から「好き」って言った方が負けなのかなぁ。。。あなたは、私のこと、本当に好きなのかなぁって、考えると、苦しくなる胸の痛みでさえ、私を幸せにしてくれるんだね。ずっとこのままでいようね・・・明日も晴れるといいね。。。
2004年05月03日