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ご存知の方も多いでしょうが、キング・クリムゾンの太陽と戦慄に収録されてる曲Talking Drumで全編ジェイミー・ミューアがポコポコとチューニングを上げ下げしながら叩く楽器がこちらのトーキングドラム。(下記画像右でミューアが脚で挟んでいるもの)Jamie Muir ミューアが様々な打楽器をクリムゾンに持ち込んだ際に多くのアフリカ系打楽器を持ち込んだのは、彼がカンパニーを離れクリムゾン加入に至るあいだの時期に一時参加していたアフロロックバンド、アサガイで多くのアフリカ系ミュージシャンと演奏していたことが深く影響していたのは間違いないと見て良いでしょう。日本の鼓(つづみ)と同じく、胴の両面に張った皮を互いに「緒」を通して締めてある仕様で、胴部分にぐるりと張り巡らされた緒を締めたり緩めることで皮の張力を変化させて自由に音程を変えながら叩けるというわけです。 太陽と戦慄収録曲には他にもカリンバなど様々な民族楽器が登場してますが、ずばり曲名にまでなったのがこの打楽器トーキングドラム。1970年代には日本には稀に輸入楽器店で見かける程度で、当時でも15000円ほどの値段がしましたが現在も輸入ものとなるとそこそこ値段が張るようです。ただし、最近は格安の国産のトーキングドラムもある上に、もっと手頃な手作りキットも登場し一気に買い求めやすい打楽器となりました。 もしもあなたがトーキングドラムをバンドでカバーして演奏したいと思ったならば、良い機会かもしれませんね(なんのこっちゃw)。国産【ティンガ オリジナル楽器】トーキングドラム価格:3,990円(税込、送料別)【代引手数料無料】インスタイル インスタイル 工作キット トーキングドラム トーキングドラム ...価格:2,499円(税込、送料別)※ただしアフリカの演奏家による本来の奏法は、一番上のミューアの様に両脚で挟むスタイルではなく、脇に挟んで締め付けて、空いた側の手が持つ曲がった木のマレットと締めてる側の手のひらで叩くスタイルらしいです。
Jan 20, 2013
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ファーストアルバムの日本盤復刻が出たばかりのハスケルさん。すっかり活動の話題も聞かなくなって久しいですが、相変わらずルーマニアとか東欧巡りみたいですねw 昨年2012年10月のステージ映像Gordon Haskell- How wonderful you are. Muzyczna Owczarnia 12.10.12テレビ出演、ステージ映像もStacja Rzeszów Glówny - Gordon Haskell, Lena Romul 昨年7月のステージGordon Haskell "How wonderful you are" - Koncert Rzeszów 08-07-2012
Jan 10, 2013
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Tony Levinさんが、1971年にアルバムセッションに参加したKathy Smithのセカンドアルバム 2 が、紙ジャケット国内盤で来る1月23日から限定販売される予定です。昨年海外盤が限定販売した際に入手し逃した方にはチャンスですね。 CDとLPを既に持ってるのでさすがに今回は買いませんが、バックの豪華さといい、曲の良さ、そしてなによりキャシーの歌声の素晴らしさへ一人でも多くの方に触れていただきたいと願う次第です。これを期に隠遁しているご本人が復活してくれたら尚更よいのですが。実娘のエリザベスさんはご結婚後、キャシー本人とは別の所に住んでいるそうですが、手紙でやり取りしているそうです。メール時代に手紙と言うのがよいですね。【送料無料】 CD/キャシー・スミス/2 (紙ジャケット) (生産限定盤/輸入盤国内仕様)/VSCD-6029 [...価格:2,625円(税込、送料込)
Jan 8, 2013
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1967年からゴードン・ハスケルはバンドのみならず他のタレントにも曲を提供し始めます。その中でもっとも有名で、67年末の西ドイツではチャートにも入ったのがホールド・オン。シャロン・タンディが歌うホールド・オンが最初に日の目をみたのはこのシングルのB面だったのでした(曲自体としてはFleursがRupert's People名義で出したテイクが初出でこのシングルは数日遅れて出たようです)。翌年、ジュリー・ドリスコールスタイルのDaughter Of The Sunとカップリングしてもう一度シングル盤化されていますが、それもドイツでの売れ行きがA面で再発となるきっかけになったのかもしれません。SHARON TANDY - STAY WITH ME / HOLD ON (Jul. 1967) ハワード・コンダーとロッド・リントンが用意した楽曲をFleursがスタジオでセッション。ブリンがギターでリフを作った後、ハスケルが歌詞を書き上げたと言うことらしいです。(2015/12追記、その後元メンバーであったガスター氏の証言で、Hold Onはハスケルとハワース共作で、コンドルとリントンは勝手に共作名義に仕立てた事が判明。ブリン・ハワースの名は作者クレジットから意図的に排除されていた。) Fleur De Lysの復刻CD REFLECTIONSに収められているヴァージョンは盤起こしのリマスター、それも1990年代の技術でなので今レコードと聞き比べるとどうしてもレコードでのリミッター部分をCD化に際し古いデジタル処理している為に高域がざらついています。後に出たシャロン・タンディのCDの方が年代が後の為、音質的にも安定しています。 レコードでちょっと音量を上げて聞くと、パンっと張り詰めた空気感が感じられ、バンドが一発録音していた時代の鮮度が現れてきます(この曲は4TRレコーディングでしたが)。同時に古いレコードをCDへ再現することの難しさを覚えます。 余談:ゴードン・ハスケルがFleursのバイオで、好きなギタリスト名に「ロバート・フリップ」と書いていたという話は、シド・スミスさんのクリムゾン伝記本で知られていますが、Fleursを抜けるきっかけになったのも、フリップが「一緒にまた演奏しないか」とベースとギターの抜けた穴を募集していたキューピッズ・インスピレーションへの加入に誘ったことからでした。以前からこの時期についてはハッキリしていなかったので、ハスケルがFleursを抜けたのはGGFやセッション日時からみてJohn Bromleyセッション後の68年3月とばかり思い込んでいました。しかし、資料を見るとハスケル参加のシャロン・タンディのシングル Hurry Hurry Choo Chooのデモセッション段階が68年4月(しかもプロデュースがドニー・エルバート)。ということは、ハスケルのFleurs脱退はもうちょっと後となるのでしょう。GGFを結成するもろくにライブも無く食えずにジャイルズ兄弟に文句を言ってたフリップとしては、食い扶持をハスケルと一緒にバックバンドで稼ぎたかったのかもしれません。それにしてもGGFの活動歴から見てかなりダブってますね。結局フリップはキューピッズのバックバンドに加わらなかったわけですから、それもGGFが動き出した事と無縁ではなかったのでしょう。デッカとGGFが契約したのは68年の2月中旬。いったいどの時点での話しなのか、微妙なところですね。フリップが年末年頭に掛けて地元ホテルでのバンド演奏してたのから推測すると1月から2月あたりに声をかけた、とみるのが筋でしょうか?となるとハスケルのキューピッズへの参加がFleursのセッションと被っていたというのもありそうですね。掛け持ちも結構あるものですし。
Jan 6, 2013
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ゴードン・ハスケルのレコードデビューにあたる1966年3月18日発売のシングル盤。(以前から度々書いてましたが、これ以前のリーグ・オブ・ジェントルメン名義のシングルはフリップらのいたバンドと同名別バンドの作品で無関係なため) オリジナルプレスは稀に市場にでても美品が1000ポンド超えするほどなので下記画像はリプレス盤での紹介となります。 Fleur De Lysとしてメジャー二作目のシングルですが、前年11月のデビューシングル発売後にギターとベースが相次いで交代し、ゴードン・ハスケルとフィル・ソーヤーが加入してからの作品。1964年から約2年ほどライブや自主プレス盤を作るなど活動してきたオリジナルラインナップが急激に崩壊した詳しい経緯は判りません。ただデビューシングルのB面がジミー・ペイジ演奏の別曲に挿げ替えられた件はメンバーにはショックだったのかもしれません。 この二枚目もペイジの関与が復刻CDなどで触れられてますが、The Whoのカバー曲を選曲した以外に関わりは無さそうですね。プロデュースはGlyn Johnsでビートルズやストーンズ、ザ・フー、ボブ・ディラン他60年代に蒼々たる履歴を残したエンジニア、プロデューサー。仕事で馴染みのペイジから制作を丸投げされた形だったんでしょうか? 一枚目でのドリーミーなサウンドから、このセカンドは1966年時点でのワイルドなバンドサウンドを引き出しているのも彼の手腕による面があるのでしょう。 A面のサークルはザ・フーのカバーですが、フーの英国盤シングルB面でのリリースが66年3月4日なので、どこよりもいち早くカバーしたという点が面白いですね。B面はのちのHold Onにちょっと先駆けた雰囲気の楽曲(ソーヤーとスミスの共作)。当時の彼らのレコーディングは4chのレコーディング環境だったので、演奏のラフさが感じられます。最後に聞き比べをYoutubeにてThe Who - Circles LES FLEUR DE LYS - Circles 動画の音源はCD由来のようでちょっとこじんまりした感じで抜けがありません。
Jan 6, 2013
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あけましておめでとうございます♪以前Youtubeにあったグリーンスレイドの動画を手直ししたもののようで、片チャンネルだった音が補正されてるようです。Greenslade - Bedside Manners are ExtraGreenslade - Pilgrim's Progress2013年は皆様にとり、たくさん音楽が楽しめる明るい一年になりますよう
Jan 1, 2013
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