2004年11月04日
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ピノッキオ 生誕120周年記念特別記念版 ◆20%OFF!<DVD> [AEBF-10159] ライフ・イズ・ビューテフル 」の監督であるロベルト・ベニーニの作品ですので、敢えてご紹介しようと思います。
 と言う訳で、本日批評します映画は「ピノッキオ」です。
 まずはストーリーです。
 イタリア、トスカーナ地方。夜明け前のフィレンツェの街を200匹のネズミに引かれた馬車が走り抜け、その馬車に乗っていた青い妖精が放った青い蝶は、一本の丸太に止まります。するとその丸太はまるで生き物のように跳ね回り、街中を転がってジェッペットじいさん(カルロ・ジュフレ)の住む家へと飛込み、それを見たジェッペットじいさんはその木で男の子の人形を作る事を思いつきます。そしてさっそく作業へと取り掛かり、やがて完成した人形にピノッキオ(ロベルト・ベニーニ)と名付けるのですが、ピノッキオは完成したとたんにあちこちへと走り回り、好き勝手のし放題です。そんなイタズラなピノッキオの前に青い妖精が現われ、ピノッキオは良い子になって人間になることを誓うのですが………、 と言った感じです。
 この映画は世界的に有名な「ピノキオ」(正式には「ピノッキオ」と言うイタリアの児童文学)のお話を、生誕120周年を記念して映画化したもので、原作を忠実に再現しています。
 もともとはイタリアの故フェデリコ・フェリーニ監督の企画だったのですが、それをロベルト・ベニーニ監督が引き継ぐ事によって完成された映画でもあるのです。
 まあ内容的には誰もが知っているピノキオのお話ですので敢えて説明はいたしませんが、やはり映画化するのにはちょっと無理があったのか、原作からは多少削られている演出などもあり、「映画ならでは」と言う点には欠けています。
 それでも演技と言う点においては独特のこだわりがあり、主役のピノッキオには子役を使わずにロベルト・ベニーニ自身が演じたり、青い妖精もニコレッタ・ブラスキ(ロベルト・ベニーニの妻)が演じたりなどして、熟年たちによる「ピノッキオ」を作り上げているのです。

 まるで映画の中で舞台を見ているような映画ではありますが、原作の「ピノッキオ」自体はとても素晴らしい童話ですので、もし知らないのでしたら見てみるのも悪くはないかもしれません。もちろん、あまりお勧めできるようなタイプの映画ではありませんけどね。

監督   ロベルト・ベニーニ
制作年  2002年
制作国  イタリア
上映時間 111分
ジャンル ファンタジー/ミステリー
出演   ロベルト・ベニーニ/ニコレッタ・ブラスキ/カルロ・ジュフレ/ミーノ・ベレイ/キム・ロッシ・スチュアート/ペッペ・バーラ/フランコ・イァヴァローネ/ブルーノ・アレーナ/マックス・カヴァラリ/コーラッド・パニ/ルイス・モルテーニ/アレッサンドロ・ベルゴンゾーニ





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最終更新日  2004年11月14日 14時13分17秒 コメントを書く


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