
さっき、近所のスーパーに行ったらスタンプカードがたまってバナナをもらっちゃいました。そういうわけで、チーズケーキを仕込む予定を変更して、これを作りました。バナナのキャトル・カ-ルQuatre-quart aux Bananeキャトル・カール・オ・バナヌです。
キャトル・カールとは、1/4が4つという意味で、小麦粉、粉糖、バター、卵が全部同量というケーキ生地ですね。フランス菓子の基礎の基礎的な生地です。室温に戻したバター100gに粉糖100gを加えてよくかき混ぜ、軽く解いた卵100gを少しずつ分離しないように混ぜます。分離させないことが肝心!水分とバターですから本来は簡単には混ざりません。砂糖が入っているので、その砂糖に水分を吸収させながら分離しないように混ぜるわけです。8割がた卵を混ぜ込んだら、小麦粉を100g入れます。あと、ベーキングパウダーも4gほど入れてよく混ぜたら最後の卵を加えます。それで、硬い感じに合わさっていれば上出来。ゆるゆるな感じだと多分分離しています。分離してしまっても焼けば食えますが、うまくはないです。ケーキを切ると下のほうに黄色にバターが沈んでしまう感じの焼きあがりだと分離ですね。上手にできたキャトル・カールはバターたっぷりなのにさほど重くはないんです。
バナナは、たっぷりのダークラムと砂糖少しで漬け込んでおいて、ケーキにバナナを乗せて漬け込んだ液も全部かけてしまいます。それで180度くらいのオーブンで40分くらい焼きます。ラム酒のアルコールは飛びますが、風味がしっかり残るので、大人の味わいです。
昨夜は、おゆみ野のケーキ屋さんパティスリー・メグンの川本シェフがお店のスタッフを連れてご来店。デザート談議に花が咲きました。
今週末は、金曜日と土曜日のディナーと日曜日は終日、予約で満席です。来週の16日土曜日も終日満席です。ありがとうございます。
PR
Keyword Search
Calendar
Comments