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「まだまだいい感じの謎解きあるからやろうぜー」とお誘いいただいたので参加。いたるさん、旅団長さん、私の3人。
● 26(ニジュウロク)
写真は旅団長さんが取ったものを拝借。
謎解き制作で活躍しているメジャーな集団の一つ、タンブルウィードの持ち帰り謎。ストーリー性はまったくなく、タイトル通り26の謎が入ってる。
3段階くらいに分かれてて、各段階ごとに6~8つの謎が入ってる。全部解くとその段階の大謎の答が出せるようになるので、それを考えてアプリで回答。合ってたら次の段階に進む。
第1段階の8つか9つの謎は、はっきり言って小学校低学年のなぞなぞレベル。問題を見れば3秒くらいで解けるので、作業と言っていい。「もしかしてこのレベルが最後まで続くのか……」と考えて目の前が真っ暗になったが、もちろんそんなことはなかった。第2段階の時点でかなり歯ごたえがあるものになり、第3段階は半分くらいヒントを見る羽目になったw
おもしろい。謎にストーリー性を求めず、純粋に脳みその勝負をしたい人に向いてそう。仕掛けもなかなかよくできている。
私はストーリー性を求める方だし、仕掛けも(感心はしたが)面倒くささの方がやや上回った。それでもやれてよかった、やって損はなかったと思ったので、純粋謎解き派の人たちには間違いなくお勧め。
●ファラウェイ
画像はBGGから拝借。
詳しくはこちら↓
ぼくボド:ボードゲーム『ファラウェイ』のルールを徹底紹介
続いてちょっと余った時間に私持ち込みのこれ。神秘の大陸アルーラを歩き回る旅人となり、出会った人々の依頼を受けて、それを達成して得点を得る……という設定だが、これを理解してゲームしてる人ほとんどいないんじゃないかなw みんなちゃんとルールブックの冒頭にあるフレーバーテキストも読もうね!
手番ごとにカードを1枚手元にプレイ。出したカードの数字の小さいプレイヤーから、ディスプレイにあるカードを1枚選んで補充。直前のラウンドに出した自分のカードより数字が大きいカードを出した場合は聖地カードももらえる。これを8ラウンドやったら終わり。
非常に簡単なルールで、プレイ時間も短い。じゃあ何が面白いかというと、ゲーム終了時の得点計算はプレイしたカードの逆順(ラウンド8でプレイしたものからラウンド1でプレイしたものの順)で行うことと、得点計算前の地域カードは他のカードの得点計算において考慮に入れないってこと。これに尽きる。
つまり、ラウンド8でプレイしたカードの得点計算で参照されるのは、基本的にはそのカードだけ。ラウンド7のカードで参照されるのはそのカード自身とラウンド8のカードの2枚だけ……となり、ラウンド1のカードではようやく全部参照される。
それで「持ってる●●アイコンごとに2点」とか「4色の地域カードが(得点計算の時点で)全部あれば10点」とかになるので、あるカードをプレイしたあと、それ以降のカードだけで条件を満たしていかなきゃならないわけだ。これが脳みその普段使わない部分を使って悩ましいw
なので条件が難しいカードは早めに出しておきたいのだが、そういうカードはたいてい数字が大きく、そのあとで聖地カードを得るのがちょっと難しくなる。聖地カードは得点計算時に常に参照されるので、うまく集めればラウンド8にプレイした高難度の条件を聖地カードだけで満たすこともできる……うまく集めればなw
この日は私と旅団長さんが「4色の地域カードがあれば10点」をラウンド6でプレイし、足りない色の聖地カードを持ってなかったのでどちらも0点になるという大失態w しかし聖地カードを得るためにカードを昇順で出すことにのみ注力したいたるさんはそもそも高得点のカードをプレイできておらず、最終的には3点差くらいで旅団長さんの勝利となった。
なるほど、この軽さでこの面白さは確かに素晴らしい。なぜ中身一緒で箱だけ色違いのものを4種類も作ったのかはまったく分からないけどw これは何らかの賞を取りそうねーと思ったが、もうフランス年間ゲーム大賞の中量級部門で大賞になってるらしい。さもありなん。
拡張出してもう少し複雑にして欲しい気もするし、このままでいいからカードプールだけ増やして欲しい気もする。いずれにせよ基本の赤色以外の3色は数に限りがあるので、欲しいなら今すぐ買うべきゲームだ。
●レジサイド Today's MASTERPIECE!!
写真はホビージャパンのサイトから拝借。
詳しくはこちら↓
くりログ:『レジサイド(BGA)』の遊び方・魅力をご紹介!
旅団長さんが帰られたあと、2人でこれ。トランプ(と同じ構成のデック)を使ってやるファンタジー協力ゲー。
それぞれ4人いるジャック、クイーン、キングが敵となり、1人ずつランダムに(ジャック、クイーン、キングの順で)出てくる。そいつらを協力して倒していき、最後のキングを倒したら勝ち。
手札をプレイするとおおむね数値分のダメージを与えることができる。それで敵を倒すことができなかったら反撃され、食らったダメージの分だけ手札を捨てる(10点食らったら数値合計が10以上になる手札を捨てる)。これで誰か1人がダメージ分の手札を捨てられなくなったら全員敗北。
スートによって攻撃力2倍とか相手の攻撃力減少とか手札補充とか山札回復とか特殊能力があるが、面白いのは敵と同じスートの特殊能力は発動しないってところだ。
たとえばダイヤをプレイすると「そのカードの数値分だけ山札からカードを補充する」ことができるが、敵がダイヤのジャックかクイーンかキングの場合は発動しなくなっちゃうのだ。なので手札が少なくなった状態で敵を倒し、出てきた次の敵がダイヤだったりすると絶望することになるw
敵のヒットポイントちょうどのダメージを与えて倒すと仲間(手札)にしやすくなるとか(そうしなくても仲間になることはある)、スペードは他のカードと共にプレイして特殊能力を付与できるとか、細かいルールがすべてゲームを面白くする方向に作用してる。こりゃ傑作だわ。
4人プレイの方が手札の事故率は下がるが(2人プレイだと最初のカードを配った時点や、ダイヤを使って手札を補充した時点でダイヤのカードが1枚もなくなって敗北確定になることが数%くらいある)、手札を補充しにくくなるのでより戦略的なプレイが求められそう。
レガシーゲームが大好きだけどこのゲームをプレイしたことがなかったので、今クラウドファンディングでレイトプレッジを受け付けている「 Regicide Legacy
」に突っ込むかどうか悩んでたのだが、翌日速攻でポチったw 十中八九日本語版が出ると思うが、万が一出なかったら困るのでよしとする。元ゲーの面白さは保証されたので、レガシー好きなら(そして日本語版が出ても後悔しないなら)みんなも行っとけ!
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