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2006年09月19日
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カテゴリ: Q&A
こんにちは、2軍コンディショニングコーチの小山です。


今回は、 ひろしょうの父 さんからいただきましたご質問
Q.『よく小さい(小学生位)うちに筋トレすると背が伸びないとか言いますが、ホントなんでしょうか?少しはやっておいた方が良いのでしょうか』
に対してお答えしたいと思います。



思春期、いわゆる成長期は、 骨端軟骨(骨の端と端) が急激に成長し、骨が伸びていく時期です。
しかしながら、 骨端軟骨 はとても柔らかいため過度な衝撃を受けると潰れたりズレたりして傷害を起こしやすい特徴も持っています。
したがって、思春期に骨に対して大きな負荷をかけるのは避けた方が良いと思われます。

この時期も 骨端軟骨 は柔らかいため、過度なトレーニングが軟骨に悪い影響を及ぼし、その後の成長を妨げる原因にもなり兼ねません。


過度なトレーニングによって引き起こされる障害の代表的なものとして、 オスグッド・シュラッター病 が挙げられます。
大腿四頭筋(ふともも前面の筋肉)は膝蓋骨(膝のお皿)の上を通り、脛骨粗面(下腿の少し突出した部位)に付着していますが、ジャンプや急激なストップ動作を繰り返すことでこの筋肉が収縮し、脛骨粗面が強く引っ張られます。
発育期には、この脛骨粗面の軟骨に衝撃が繰り返されることで炎症を起こすことがあります。
発症した場合は、スポーツ活動を一時中止したり、ストレッチやアイシングで対応しますが、ひどい時は手術を要することもあるのです。


子どもの部活動やスポーツ活動に携わっている人(親も含め)は、子どもの身体の変化を注意深く観察しておく必要があります。
特に身長が盛んに伸びている時期(思春期スパート)は、無理なトレーニングをさせないように配慮するべきでしょう。


とはいえ、まったく負荷をかけていけないわけではありません。
「過度な負荷、量」 をこなすことが問題なのであって 、「適度な負荷、量」
小学生であれば、自分の体重を利用した負荷でトレーニングすると良いでしょう。
回数は、個人差こそありますが、30回くらいで辛くなるような負荷を選択すると良いでしょう。
腕立て伏せを例に挙げると、普通の腕立て伏せが10回しか出来ない子であれば膝を付けた状態にしたり、ベンチや椅子に手を置いて斜めにさせたりして、30回出来るような形に調節する必要があります。
反対に、30回なんて楽勝だよ!という子がいれば、固定されたベンチや椅子の上に足を置いて、頭が下げるような形にして設定回数である30回に合わせると良いでしょう。
ただしこの場合、30回という回数に固執し過ぎて知らず知らずのうちに負荷のかけ方がエスカレートしていることがあるため(ジャンプ系の腕立てなど)、余裕がある子は回数を50回くらいに増やしてみるのも良いでしょう(回数の上げ過ぎにも注意して下さい)。



過保護にならぬよう、オーバーワークにならぬよう、抽象的ですがバランスが大切ということです。


大廣
写真は、専用のサングラスをかけてビジョントレーニングをしている 大廣(24歳独身) 。





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最終更新日  2006年09月20日 08時43分12秒
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