《櫻井ジャーナル》

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2018.01.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
シリアの西部、地中海に面した場所にあるフメイミム空軍基地とタルトゥースにある海軍施設が13機の無人機(ドローン)攻撃されたが、ロシア軍の短距離防空システムのパーンツィリ-S1で7機が撃墜され、6機は電子戦兵器で無力化されたとされている。損害はほぼなかったという。

100キロメートルほど離れた場所から飛び立ったドローンはGPSと気圧計を利用して攻撃目標までのルートを自力で飛行、ロシア国防省によると、攻撃の際にはターゲットの空軍基地と海軍施設の中間地点でアメリカの哨戒機P-8A ポセイドンが旋回していた。アメリカやトルコの影響下にある「穏健派」が支配するイドリブの南西部地域から飛び立ったという。

ドローンを製造するために必要な部品は容易に買えるとアメリカ側は主張しているが、それを利用して攻撃に使われたドローンを設計、組み立てることは容易でない。高度の科学力を持つ国からの支援があったと考えられている。イラクやアフガニスタンでアメリカ軍に対してドローンが使われることもあるようだが、それはせいぜい2キロメートルからのものだ。

フメイミム空軍基地は昨年(2017年)12月にウラジミル・プーチン露大統領が訪問した場所。シリアを侵略するためにアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟を中心とする勢力が送り込んだ傭兵、つまりアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)をほぼ壊滅させたと宣言している。

この宣言は事実。三国同盟と手を組んでいた国のうちトルコやカタールは離脱し、武装勢力も分裂しているようだ。現在、アメリカはクルドと手を組む一方、新たな武装勢力を編成中で、そこへはアル・カイダ系武装勢力やダーイッシュが合流していると伝えられている。





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最終更新日  2018.01.11 13:47:05


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