継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

2007.05.21
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◇僕が今週読んでいるのは、下記の通りです。

・東大脳の作り方(安川佳美)
・「坂の上の雲」と日本人(関川夏央)
・タイムトラベラーズの妻下(オードリー・ニッフェネガー)
・ローマ人の物語15ローマ世界の終焉(塩野七生)
・時の目(アーサー・C・クラーク)継続

◇今週までに読んだ本の感想は以下の通り。

○男たちの詩(牛尾治朗)

 切り開くか、生きていくかを語り合うものです。
 お一人おひとりが忘れられないようないい言葉を人生から
 つむぎだしくれました。

安藤忠雄さん(建築家);
・常に全力疾走あるのみ。緊張感を持って仕事を。時速150キロ
 で全力疾走しろ。
・設計とは過去の歴史的な遺産からいろいろな人の知恵を集める
 こと。
・負けたときは敗因を調べるが、勝つとそれに安住して勉強を
 忘れて将来の敗因を作る。勝ったときにいかに学ぶかが重要。
・現場主義、完ぺき主義、集団主義が日本人の特質。


森下洋一さん(松下電器会長);
・よい経営者の条件はとらわれない心、「私」がでないこと。
 どちらかといったとき、「私」が小さくなって「公」が出て
 くるような人間でなければ、安心して経営は任せられない。
・企業は社会の公器、「変わらぬ理念と、変わりゆく方途」。

(経営者はピンチに際してどうするかと問われて)「血の出る
 ような努力をすること、そして血を流すところを社員に
 見せること」
・松下さんが立ち上げた「世界を考える京都座界」、高坂正堯、
 山本七平、天谷直弘、岡崎久彦、加藤寛、渡部昇一、堺屋太一
 というそうそうたるメンバーが参加しています。
「その会で議論を重ねることにより、山本七平さんは単なる
 文芸評論家から国を憂う文芸評論家になり、加藤寛さんも
 本当に国を愛する気持ちを知り、渡部昇一さんが人間学を
 勉強して真剣に国の問題を考えるようになった」と牛尾さん
 が語ります。

田淵節也さん(野村證券会長);
・日本は国家としての戦略性のないことが大戦略。外国に
 対して言ったことは全部やり、見返りは求めない。
 そのおかげで愚直であるが、やさしくて、親切で相談に
 乗ってくれるというイメージが出来上がる。
 日本人はアジアの人に信頼されている。(3国を除き)
・「美点凝視」、なるべく人のいいところだけ見ようとする。
・社長時代に書いてもらった言葉は時代順に「勢」「忍」「奔」。
・「見てござる」という言葉、誰かが見てくれているという
 ことが仏教の真髄。(高田好胤)

大橋洋治さん(全日空会長);
・リーダーシップというのは誠実さ、誠がないと駄目。人事の
 公平さ、経営内容のディスクローズが非常に重要。
 なんでもオープンにする。日に当てればカビは生えない。
・人生でいい師に出合えるかどうかはその人がどれだけ先賢に
 学ぶ気持ちを持っているかで決まる。心一つで会う人みんな
 師になる。親は人生で最初に出会う師。
・親は神の仮の姿だと思え。頼るものではない、敬うものだ。
・儒学者山田方谷の言葉を大きな指針にしている。
「事の外に立ちて、事の内に屈せず」で、常に大局的な見地で
 取り組めというもの。
「ケインズに先駆けた日本人」「炎の陽明学」は山田方谷の
 伝記で愛読書。
・社員にずっと言っていた言葉。「心胆頭技」心は温かくなきゃ
 いかん、肝は太くなきゃいかん、頭は常に冷静でなきゃいかん。
 それから技というのはスピーディに動かなきゃいかん、と
 いうこと。その中でも一番大切なのは心。誠。

井上礼之さん(ダイキン工業会長);
・業績回復の秘策は「選択と集中」、しかもリストラせずに完遂。
・人は危機感を煽って動かすのではなくて、将来の夢、志を
 語り合って進むもの。そうすることで、本当の燃える集団になる。
・一人ひとりの成長の総和がグループの発展の基盤。
・日本製品は品質で勝ってきたというより、本当は技術と文化で
 勝ってきた。
・人間は集団で生きる動物であって、何らかの形で集団へ帰属
 して初めて安心して自由を満喫できる。
・人間の本性は働くようにできている。人生の大半を占める
 会社生活が幸せであるかということは、その人の人生に
 おいては非常に大きいということをトップはしっかり認識
 しておかねばならない。
 その会社に所属することが最大の生きがいであるというような
 環境を、健全な業績も含めてつくることがトップの一番の責任。

島田正吾さん(俳優);
・「半歩前進主義」で民衆と手をつなぎ、共に歩んできた。
・芝居の台詞を覚えるコツは、一度覚えたら全部忘れてしまう。
 そして改めて初めから覚えなおすこと。
・人間は誰でもピンチのときはあるけど、決して諦めてはいけない。
 一生懸命やっていると不思議な力が時によって出る。
・悪いとき、落ちるときはとことん落ちる。底に行くまで耐える。
 耐えてそして改めて何かを掴んで立ち上がる。
・いくつに成っても本気でやる気に成ればできる。為せば成る。

 どなたも素晴らしい方でしたが、このような人と人生を語る
 牛尾さんもすごいですね。名前だけは知っていましたが、
 今度は牛尾さんの著作をもっと読んでみたいと思います。

○タイムトラベラーズ・ワイフ上(オードリー・ニッフェネガー)
 これは新しい感覚のSF、タイムトラベルものです。
 一種の精神障害で、ストレスその他から過去、未来に勝手に
 飛んでしまう不幸な男とその妻となる女性の何十年にも渡る
 不思議な愛の物語。
 ストーリィはそれほど起伏なく、二人の過去、現在、未来の
 出来事を通じて愛を深め合っていくもので、SFでなかったら
 読まなかった系統です。
 でもラストが気になり、ここまで読んできて、いよいよ後半、
 さてどうなりますことやら。

○中国人の面の皮(若宮清)
これはまた新しい中国人論、日本として、いかにこの恐るべき
 隣人と付き合うべきかをアジアの専門家若宮さんが鋭く教授。
 中国を批判したら相手が怒って仕返しされるのでは、と心配
 する友人に「中国人はそんなにヤワな精神構造はしていない」
 と返します。
 中国人は自分が弱い間は徹底的に下手に出て「友好、友好」と
 いいますが、相手と対等になったとみた瞬間、手のひらを
 返したように強く出てくる。そのとき、オタオタしてはいけない。
 中国の貧富の差、バブル崩壊をいう人もあるが、もはや
 中国は世界経済に完全に組み込まれて、壊滅的な崩壊を
 世界が看過できないところまで来ているといいます。
 日本はいくらやさしくしても、気を使ってもつけこまれるだけ、
 それより力を蓄え、毅然として立ち向かえば、中国はまだ
 日本を恐れているのでうまく付き合える。
 永遠に緊張感のある隣人、ライバルでいれば、中国にも
 日本にもいい影響を与え、これからも長く栄えていける、
 とのことです。
 このようになればベストですが、それは到底無理で日本は
 最後は中国に飲み込まれるかもしれない、とも思えるし、
 逆にやはり中国は崩壊する運命では、と思ったりもするし、
 難しい相手です。

○史談・信長に仕える苦労(中村彰彦)
 これは中村さんの歴史エッセイで信長と家臣の関係から、
 明治の人物像まで楽しく、軽く読めるもの。
 今回二回目だったが、なかなか面白く読めた。
 中村さんは東北の出身で明治維新、薩長政権には厳しい目を
 向けているがここが従来の教科書の歴史と違って、ユニーク
 に感じる。僕は長州で立場?から言えば正反対なのだが、
 このような立派な人たちがいた、という嬉しさは同じ
 日本人として共有できる。





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Last updated  2007.05.21 21:47:22
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sanfg@ Re:文化の日は明治節(11/03) ゲンソウダイス ライター 虚偽 唐沢貴洋 …
剛力@ Re:NHKラヂオ深夜(10/31) くさなぎさん 情報ありがとうございま…
くさなぎ@ NHKラヂオ深夜 ラヂオ深夜便に落語の時間があり、五十年…
前田剛力 @ Re:都市対抗野球(08/28) くさなぎさん お久しぶりです。 番組に…
くさなぎ@ 都市対抗野球 番組の内容ではありませんが、前田さんの…

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