継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

2007.12.22
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◇僕がこの頃読んでいるのは、下記の通りです。

○誰かに教えたくなる「社名」の由来(本間之英)
○先任将校(松永市郎)
○なぜ株式投資はもうからないのか(保田隆明)

◇これまでに読んだ本の感想は以下の通り。

○ロシアン・ジョーク(酒井陸三)
 それほど期待せずに読み始めた本でしたが、ジョークも面白く、
 またソ連崩壊からロシア復活に到る過程でのゴルバチョフ、
 エリツィンの無茶苦茶加減が分かってなかなかよかったです。


 ような曖昧な書き方をしていますが、海外ではソ連は一握りの
 政治家によって、「強奪され」「解体させられた」と現実を
 直視した言い方が一般的になっているそうです。
 こんなエリツィンを信頼して北方領土問題を解決しようとした
 日本、まったく馬鹿みたいというか、相手を見る目が外務省に
 なかったのですかね。

 それにしてもソ連の指導者が歴代、フサフサとハゲが交互に
 続いている、という指摘はなるほどと思いました。
 ご確認ください。
 レーニン→スターリン→フルシチョフ→ブレジネフ→
 アンドロポフ→チェルネンコ→ゴルバチョフ→エリツィン→


 ここで、本の中で目新しく、面白かったジョークをいくつか。

・1995年ごろのジョーク?著者が東京からモスクワに飛んだとき、
 アエロフロート内での放送で
「当機はまもなくモスクワ空港に到着いたします。日本との時差
 は約40年と1時間です」


・買出し
「女房や、隣町まで買いだしに行ってくるよ」
「モスクワ市内ではなくて隣町で売り出されるの?」
「いいや、長い列に並ぶためさ」

・スローガン
 フルシチョフ時代のスローガン;
 アメリカに追いつけ、追い越せ。
 エリツィン時代のスローガン;アフリカに追いつけ、追い越せ。

・お偉方の視察
「このデパートでは一体何人の売り子が働いているのかね」
「はい、ざっと半数であります」

・自由の空気
 二人の若者がモスクワの街を歩いているとフォルクスワーゲン
 が停まっていた。すると一人の若者はナイフを取り出し、
 いきなりその車のタイヤを切り裂いた。
「おい、いったい何をするんだ」
「せめて自由の国の空気が吸いたいのさ」

・エリツィン語録
 酔っ払いにとってしらふのヤツは友だちじゃない。移動手段だ。

・重要機密書類
 9.11テロでペンタゴンが攻撃されたとき、プーチンは
 次のようなていねいな電報をブッシュ大統領に送った。
「このたびのテロでペンタゴンの重要機密書類が焼失して
 いましたらお知らせください。ただちにコピーをお送り
 いたします」

 プーチンの人気は今、最高ですね。大統領職は規定によって
 退くものの、院政を敷く準備は着々のようです。
 このプーチンもエリツィンに首相指名されて登場したときは
「プーチンって誰?」というほどロシア人からも無名だった
 そうですが、就任直後にタイミングよく発生したチェチェン
 独立派のテロへの対応によって強いロシアをアピールできた
 ことにより人気を確立したそうです。
 このタイミングの良さについて、自作自演でないかという噂
 は絶えないとのこと。
 また、国民に人気の高かったレーベジ安全保障会議書記が
 突然解任され、なぜか彼らしくない不慮の事故で死亡するなど
 プーチンの周りには偶然が重なっているようです。
 そんなところから、こんなジョークが生れました。

・学校訪問
 プーチンがモスクワの小学校を訪問したとき、子供たちから
 質問攻めにあった。そしてクラスを代表してペーチャ・イワノフ
 が質問することになった。
「ボクは2つ質問があります。誰がチェチェンとの戦争を始めた
 のですか。誰がチェチェンで人殺しを命令したのですか」
 するとプーチンはみるみる青ざめた。

 と、そのとき、突然終業のベルが鳴った。子供たちはいっせいに
 廊下に飛び出し、しばらく遊んでいた。
 やがて始業のベルが鳴るとクラスに戻って質問を始めた。
 こんどはミーシャが代表質問者になった。
「ボクは四つ質問があります。誰がチェチェンとの戦争を始めた
 のですか。誰がチェチェンで人殺しを命令したのですか。
 三番目は、なぜさっき15分も早く終業のベルが鳴ったのですか。
 そして四番目は、ペーチャはいま、どこにいるのですか」

・辞任
 エリツィンが辞任したときマスコミがプーチンに質問した。
「なぜエリツィンは大晦日に辞めたのですか」
 するとプーチンは小さな声で言った。
「全国民が大喜びしているのをお正月のせいにするためさ」

 そのプーチンはエリツィン時代に、エリツィンファミリーとの
 癒着によってただ同然に払い下げられた国営企業を次々と
 オリガルヒ(政商・新興財閥)から奪還して国民の喝采を
 浴びています。
 今回、エリツィンの無茶苦茶な政策と国営企業払い下げの
 裏取引などを読んで、プーチンのやり方がロシアで支持される
 理由も少し分かりました。
 それにしてもユーコスの国家接収など恐ろしい、なんでもあり
 の強権政治かもしれません。

 最後にピンク系ジョークを。

・コンドーム
 ある薬局に若くて美しい娘がやってきて店員に尋ねた。
「すいません。特大のコンドームはありますか」
「もちろんですとも。で、何個、ご入用ですか?」
「いいえ……。でも、買う人が現れるまでここで待たせて
 もらってもいいですか」

・ロシアの名言
 出張中に浮気をしなかったロシアの男は、ガガーリン大佐
 くらいである。

 ここでやめようと思ったのですが、あとがきに著者のロシア人
 への暖かい思いが述べられていましたので、それを書いて
 終わりにします。

・彼らは今まさに迷っているのだと感じました。自分たちが
 西側とは違う価値観で育った特殊な存在であることを感じながら、
 徐々に西側にも染まろうとしています。
 しかしアメリカ流の自由主義世界で……悩みつつ、迷走している
 というのが本音でしょう。……しかし、私は、図体に似合わず、
 繊細で、親切で、読書好きで、映画・絵画・バレエなどを愛する
 ロマンティストな彼らが大好きです。……あの飢えた混乱期
 でさえ、劇場の前に長い列を作り並んでいた彼らの姿は感動的
 でした。
 ……ロシア人を評して、よく「個人は利口だが、束になると
 愚鈍になる」と言われます。
 私の実感としても、しいて言えば、それ。それだけに、是非
 読者諸賢も個人レベルで彼らと接触することを願うのです。
 社会主義時代、日本を「日出る国」と習い、どこか小さな
 リスペクトを感じているという彼らは日本に対し大きな興味と
 好奇心を持っています。
 もはや国と国とだけではなく、人と人が付き合う時代。
 私たちもこのジョーク好きで、呑兵衛で、ともすれば、
 束になると迷走するジャジャ馬ならぬジャジャ熊のような隣人と、
 しっかりと向き合い、理解し合うときが来ているのでは
 ないでしょうか。

○水の文化史(富山和子)
 この本は淀川、利根川、木曽川そして筑後川という日本を代表
 する川の歴史、人との係わり合いを通じて水、土、緑を論じた
 ものです。ここにはいろいろ新しいアイデア、考え方、情報
 などがありました。

・淀川は文化と歴史の川、利根川は灌漑と交通、人を生かす川。
 木曽川は治山治水の川、筑後川は恵みを分け合う川。

・琵琶湖の漁民たちと下流の都市の民の戦い、葛藤。
 琵琶湖総合開発の将来を心配していましたが、それから30年、
 実際のところどうなのでしょう。

・農民と水田、氾濫を活用して水と共に生きた先人たち。畑では
 こうは行かなかった。水田だから水をため、洪水を緩和すること
 ができた。
・中国三門峡ダムの失敗の話は初めて始知りました。すぐに土砂が
 堆積してしまい、周恩来が爆破を命じることになったそうです。
 長江の三峡ダムで同じことが起きないのでしょうか。
・土壌を育てたのは山の民。日本の山、川、土壌は人の手が入った
 自然。もはや人の活動なしでは維持できない自然。
・日本列島の自然とは、ことごとく先祖たちの営為によって養われ、
 維持されてきた自然であった。
・米を保護するのなら、土壌を守っている山を、林業を保護すべき。
 五十年、百年単位で考えないといけない林業を平気で自由競争に
 さらしている恐ろしさ。
 票になるほどのパワーがないからではないでしょうか。
・土と緑と水は同義語。いかなる動植物も土壌の形成に参加し、
 浸食防止に力を貸してきた。それに力を貸さない生物は滅びた。
・ダムはできたときから埋まり始める。毎年一つ分くらいの土砂が
 溜まっていく。毎年、一つダムを潰しているのも同じ。
・日本では先祖たちが水を大切にしたから豊かになった。
 そうでなければ急流ばかりの日本では恵みの雨も一日で海に
 流れ去ってしまう。洪水がなかなか引かないのもゆっくり水を
 流す、排出するという日本人が作り上げてきたシステムのお陰。
 そうでなければ何倍もの洪水になったであろう。
・最上川は印象とは逆に実は穏やかな流れの川。川の行き来が一番
 多かった川。水量が豊かだったのを、誤解した。芭蕉の名句も
 影響している。
・ゴミ戦争をすればするほどゴミは増加するという法則。
 ゴミ処理設備を作れば作るほどそこから廃棄物が出て、それを
 処理するために設備、エネルギーが必要になり、そのために
 工場が必要となり、そこから廃棄物が出る。
 それらは最終的に熱という形で排出される。エントロピーの増大。
・これらは全て移動の問題につながる。遠くの自然からいいところ
 だけ引き出してきて、また不要物をはなれたところに廃棄する、
 移動の問題。なぜ近くで摂取して近くで処理しないのか。
・柳川など水郷地帯の成り立ち。海から淡水を取水するその
 システムにも驚きました。
 日田の美林が誕生した歴史。貧しい農民たちが焼畑農業をして
 植林した愛他の地面で農業を続けていったためにできた。
 日田の美林は実は明治以降、特に昭和になって進んだもの。
 大川で家具産業が進んだのもその前段階に水車を作るという
 ニーズがあったから。
・福岡の渇水は自分たちの水を溜めていたため池を潰したつけを
 筑後川という別の水系の住民に払わせた。
・土が全てを浄化する。土を作るものが繁栄する。カモシカでさえ、
 岩山を登るときその道に土を落とし、そこに緑が繁殖して土に
 戻るという形でやがては岩山が緑の山に変わるという形で協力。
 人間が保護した結果、増えすぎると逆に木の目を食べて資源を
 破壊する。





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Last updated  2007.12.22 11:31:34
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くさなぎ@ 都市対抗野球 番組の内容ではありませんが、前田さんの…

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