継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

2007.12.23
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今週のゲストは「創造的な食育ワークショップ」の著者で、食環境ジャーナリストの金丸弘美さんです。
・金丸弘美さん;http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/kforum/topics/to_07092901.htm

「食育」という言葉は時々聴きます。僕の認識では、近年の日本人の食環境、食嗜好の大きな変化に対して、例えばジャンクフードはなぜ身体によくないのか、朝食を食べることやバランスの取れた食事の重要性などを知らせるために、家庭任せにしないで学校教育の場などできちんと教えることだと思っていました。

つまりは新しい言葉だと考えていたのですが、今回調べてみると実は、明治時代に創られた由緒ある?言葉であると分かりました。明治の先達たちも、健康で活力ある国民を育成するためにどのようなものを食すればいいのか、現代と同じように考え、啓蒙していたのだと知りました。
・食育;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9F%E8%82%B2

今日の番組も何となく分かりそうでわからない「食育」について、この言葉は簡単に言うとどんなことなんですか?という竹村さんの質問で始まります。

2005年、小泉内閣時代に「食育」基本法をつくり、体育、知育、徳育と同じ概念として、食料の安全、自給率の問題、食からの健康などについて、国のレベルで法案にしたもの、というのが金丸さんの答え。でも実際はWikipediaの記述のように従来からあった言葉です。それはさておき。

竹村さんは、賞味期限改ざん問題がオーバーに取り上げられて、一日や二日過ぎただけで捨ててしまうのはもったいないのでは、ということを気にします。よく言われるように、昔の人は自分で嗅いでみて食べていいかどうか判断していました。
僕もそんな風に育ちましたので、我が家では期限前後の牛乳や饅頭などの安全確認は僕の役目です。



個人がやることはある程度分かるが、全体として何をすればいいのか、と竹村さん。
食育基本法の背景にはアメリカ型になりつつある日本の食環境があり、肥満率30%、糖尿病とその予備軍が1620万人もいて、医療費が増大(31兆円とか)していることを問題にしているそうです。食物をきちんと見直さないと、医療費増大、健康被害の増加から税負担の増加、自給率低下などが防げないのです。

一方で原油価格が上がって、漁業業者の負担も上がるなど現場も経済的に支えきれない。だから「食育」を通して食の改善をすると共に、地域のものを現地で無駄なく食べて健康を作ろう。そして地域の活性化にもつなげよう。農業、漁業、学校、栄養士さん、地域の商店街など地域で連携して食の改善につなげよう、ということも食育基本法の中でうたっています。

それをどうやって具体的にやるのですか?と竹村さんの質問があって、農業、漁業の現場から流通、最終的に食べてもらうところまでが一体化することの重要性を訴えます。

ヨーロッパは国家戦略として農業を考え、補助金を出している。農業生産そのものに補助金を出すのではなくて、環境を守る農業や農地の美化に補助を出して観光につなげるような間接的支払いをしているそうです。韓国でも同様の取り組みとして、白鳥が戻ってきた田んぼに金を出すようなことをしているとのこと。

ここから日本各地の取り組みが紹介されます。大分県日田市、兵庫県豊岡市、千葉県佐原市、宮城県田尻町などの例が次々登場しますが、食育というより地域おこしの話という感じ。

豊岡市では市が独自に、コウノトリの戻ってきた田んぼに補助金を出したそうですが、その田んぼの米は安全、安心ということで相場の3倍に売れるようになり補助金をもらう以上の価値があったとか、また豊岡市にある太陽電池の会社まで環境に優しいというイメージから注文が増えたとのこと。

佐渡島ではトキの戻ってきた田んぼの米をトキヒカリと名づけて売り出すと、これも相場の3倍になっている。

そもそもは、佐原市で農薬を減らして外に出て行くお金を減らそうという工夫をしたら、鳥とメダカが戻ってきた。それが話題になったので、その水田の米をメダカ米と名づけたら高く売れた、というところから始まったそうです。

田尻町では冬の水田に水を張って湿地にすると白鳥、マガンがやってきて、その水田の米が高く売れた。これを冬期湛水水田プロジェクトというそうです。
・冬期湛水(たんすい)水田プロジェクト;http://www.jawgp.org/wfj001.htm


賢い所では自分たちで少量多品目の農産物を作り、直接お客さんに売る市場を作り、さらにはレストランで料理として出すことまでやるそうで、例えば日田市大山農協は16万人が訪れる観光地になったそうで、人口3000人で農業事業で56億円の売り上げとか。これは以前、ガッチリマンデーでも取り上げられました。

このような取り組みは途上にあり、食育と農業と環境がまだ日本ではリンクしていない。これを進めるべき、というのが金丸さんの提言。

偽装問題ばかり報道するより、現場でいいことをやっている所を報道したほうがいいのでは、でもそれがなかなか報道してもらえない、ということで竹村さんの番組はいい機会。

日本中の人に知ってもらうにはまだまだ大変ですが、農家の人だけでも知れば、彼らのやれることはありそう。それにしても今日の話にはビックリした、という竹村さんの言葉で終わりです。





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Last updated  2007.12.23 19:55:03
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剛力@ Re:NHKラヂオ深夜(10/31) くさなぎさん 情報ありがとうございま…
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前田剛力 @ Re:都市対抗野球(08/28) くさなぎさん お久しぶりです。 番組に…
くさなぎ@ 都市対抗野球 番組の内容ではありませんが、前田さんの…

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