継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

2008.02.06
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◇僕がこの頃読んでいるのは、下記の通りです。

 読んでいる本がどんどん増えていますが、実際は読み終わって
 いるのもあります。ここに残っているのは、単に感想が追い
 ついていないということです。

○バフェットとソロス 勝利の投資学(マーク・ティアー)
○人生の歩き方はすべて旅から学んだ(童門冬二)
○老年の豊かさについて(渡部昇一)
○武士の娘
○技術は人なり。丹羽保次郎の技術論(東京電機大学編)


◇これまでに読んだ本の感想は以下の通り。

○次席将校(松永市郎)
 以前読んだ「先任将校-軍艦名取短艇隊帰投せり」が面白くて、
松永市郎さんに注目しました。正直いって遅すぎる発見ですが、
 全く気づかないよりまし、と思っています。
 また著者の松永さんは、ドコモIモード開発で有名な松永真理さん
 の父親であるとWikipediaにありました。

「次席将校」は副題「“先任将校“アメリカをいく」にもある通り、
 松永さんが著書「先任将校」をきっかけに、自分の乗艦「名取」
 を沈めた米潜水艦ソードフィッシュの艦長と文通を始め、実際に
 艦長マックマスター少佐に会いにアメリカに渡る話から始まります。


 いえない出会い、会話なども正直に語ります。そうした中でも
 少しずつふれあい、友情の芽生えを感じさせるところはいいです。

 この本では海軍軍人のネットワークの素晴らしさにも感心
 しました。多くの方々が戦後日本再建の過程で、持ち場立場で
 日本のために頑張った、ということが分かります。

 動いていたのだなあ、と感じました。

 つい最近、映画「南京の真実 七人の死刑囚」や「明日への遺言」
 が製作されるなど、日本人の大東亜戦争を見る目も少しずつ
 変わり始めています。
 もう少し早く、まだ多くの戦争体験者が生存されているあいだに
 今のような時代が来ていれば、日本人ももっと彼らの話を
 受け入れることができたであろうに、と悔やまれます。
 少々遅すぎるのかもしれませんが、今からでもこれらの本を
 読んでくれたら、と思います。

 松永さんが海軍のネットワークから「小耳に挟んだ」話も
 非常に興味深いものでした。

 西洋人と日本人のマインドの違いとして彼らの「あれはあれ、
 これはこれ」の精神と日本人の「坊主憎ければ袈裟まで憎い」
 精神を比較しています。
 英米の海軍は潜水艦開発の初期、故障で浮上できなくなった
 潜水艇の中で空気のなくなっていく中、冷静に状況を記録して
 のちの改良につなげようとした佐久間艇長(と持ち場を離れず、
 粛々と死んでいった乗組員たち)を真の勇者として讃え、
 その姿勢は戦争中も変わらなかったそうです。

 戦争をしている日本は憎いが、勇者は勇者である、まさに
「あれはあれ、これはこれ」の精神です。一方日本は
「敵国の言葉を学ぶのは非国民」などというところがあったとか。
 しかし一方で、時間がたてば水に流す日本といつまでも忘れない
 西洋という違いもあります。単なる寛容の精神とも違いますね。

 上意下達と下位上達という意味で、下級武士の意見、行動を
 生かして明治維新を成功させた日本本来の知恵が、昭和には
 パイロットの「とにかくゼロ戦を作ってくれ!」という現場の
 意見を無視して多種多様な飛行機を作り続けた無策、
 ヨーロッパ情勢から日本の敗戦を予期して講和交渉準備を提言
 した藤村中佐を黙殺した上層部まで、おかしな精神になって
 いたようです。

 武士道と騎士道ということで戦時中の軍人同士の相手を
 思いやる行動のいくつかが語られている中に駆逐艦「雷」の
 人命救助の話がありました。
 そのとき救出された一人、元英国外交官ファーレ卿が自身の体験
 をアメリカの軍事機関紙に発表し、日本にも騎士道精神に
 あふれる軍人がいたのだと述べたのに対して、それを読んだ
 駆逐艦「雷」の砲術長だった海軍中尉田上俊三氏が「それは私の
 船での出来事です」と名乗り出て感動的な再会があったという
 のです。

 つい先日、僕もこの事実を「敵兵を救助せよ」で読んで知って
 いましたが、その本では工藤艦長の人格の素晴らしさが際立って
 いました。工藤さんはこの美談を一言も語らず亡くなったのです。
 一方の田上氏はそれを自分たちです、と名乗り出たわけですが、
 この人のお陰で戦後の交流が始まったのです。
 それにしてもこの救出劇がすでに松永さんによって語られている
 ことに驚きます。

 さらに硫黄島の章では「硫黄島いまだ玉砕せず」で読んで知った
 戦没者の慰霊に活躍された和智大佐も登場されて、懐かしい
 ような感覚を持ちました。

 僕が最も感動したのは、フィリピンから台湾を経由して屋久島まで
 5000キロを丸木舟で漕いで戦後帰還を果たした9人の陸軍兵士
 の話でした。
「漂流五千粁」として本にもなっているようですが、残念ながら
 国会図書館以外では見つかりませんでした。

 後半は「予科練生みの親」であり、硫黄島で玉砕した海軍中将
 市丸利之助司令官の戦いを描いてここもなかなかの感動、
 栗林中将は有名ですが、海軍軍人も同じように孤立無援の中、
 国土、国民を守るために戦って死んでいったのです。

 本当にもっともっと日本人は歴史を振り返り、感謝し、再び
 立ち上がるべきだと思います。

 明日、「漂流五千粁」の抄録を掲載したいと思いますので、
 お楽しみを。





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Last updated  2008.02.06 22:49:00
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前田剛力 @ Re:都市対抗野球(08/28) くさなぎさん お久しぶりです。 番組に…
くさなぎ@ 都市対抗野球 番組の内容ではありませんが、前田さんの…

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