継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

2008.04.05
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◇僕がこの頃読んでいるのは、下記の通りです。

○若き数学者のアメリカ(藤原正彦)
○感動する脳(茂木健一郎)
○落ちこぼれてエベレスト(野口健)
○スカートの風(呉善花)

◇これまでに読んだ本の感想は以下の通り。

○東京裁判(日暮吉延)
 これまでいろいろ読んでいますが、思想でなく事実を淡々と語る
 という意味で東京裁判を読んだのは初めてです。東京裁判肯定論

 綴った一級の入門書ではないでしょうか。

 これは確かに勝者である連合国による敗者日本の断罪である
 ことは確かですが、その中に実に多くの国益、思惑、個人
 の存亡を賭けた戦いがあったのです。
 決して連合国間の国益も一つでなく、判事、弁護士たちの信念、
 損得も一つではありませんでした。

 日本で有名なインドのパール判事の東京裁判被告全員無罪論も
 法律論だけでなく、反西洋的政治意図もあったのではないか、
 国家としては最も厳しく日本を糾弾して補償を求めたオランダ
 から派遣された判事レーリンクがかなり公平に裁判を進めて
 いたようなのも興味深いです。


 一方、日本人弁護団と被告間の醜い責任の擦り付け合い、
 非難合戦もあったようです。自分の生死がかかっている
 とはいえ、国家の指導者としてもう少し覚悟は欲しいものです。
 ここは「ながい旅」の岡田中将を見習って欲しかったし、その点で
 東条英機は立派だったのです。


 戦犯問題を処理すべきか悩むアメリカとそこを見抜いて条件闘争を
 続ける日本政府、さらにはソ連、中国の戦犯釈放戦略、
 独立回復後の国民感情の盛り上がりなどさまざまな要素から
 戦犯たちは次々と釈放されていきます。

 結果的に日本は多くの実利を得、アメリカは名をとり、両者は
 日米同盟という新たな枠組の中で冷戦を勝ち抜いていくのです。
 これらが全て解決(戦犯が釈放される)のは1958年、何と
 戦後13年の長き年月を要したのです。(驚くことに僕も生れて
 います)

 また渡部昇一さんなどが東京裁判肯定論に対して「判決を受け
 入れたのであってジャッジメントを裁判と訳した外務省の誤りだ」
 と言われているのも、外務省などの意図は「判決を受け入れる」
 とすると逆に罪を認めることになるが、「裁判を認める」と
 すればパール判事の無罪論などさまざまな意見があって相矛盾
 する東京裁判全体を受け入れるということで、却って
 日本が悪かった、という意味が薄まると考えたと解説します。

 これが真実かどうかは分かりませんが、いずれにしても当時は
 大部分の日本人は東京裁判も戦犯も戦勝国が不当に作り上げた
 ものとしてはるかにまとまっていたようです。
 この感覚が薄れて東京裁判を肯定する自虐史観が優勢に
 なるのは、日本がアメリカと組んで豊かになっていく中で
 過去と断絶が生まれ、歴史教育がボディーブローで効いて
 来たのだとしています。

 いずれにしても当時、戦争を戦った日本人が感じ、反省した
 以上に今の日本人が謝罪する必要はないのではないか、それが
 僕の感想です。とにかくお勧めの1冊。

○男は男らしく女は女らしく(渡部昇一)
 この本は1977年に出版されているのですが、渡部さんが
「改訂版にあたって論旨を帰るところはいささかもなかった」と
 胸を張っておられるところが見事です。
 別の著書でも自分がかつて書いた本について同じようなことを
 言われていますが、本当に物事の本質が見えていた、だから
 ぶれずにこられたのだと感動します。

 基本的に男女は人種、民族などとは異なり肉体的、精神的に
 決定的に違うもの。これを男女差は社会が産んだものなので、
 全てについて平等にすべきとするのは違う、とします。
 このことは今日、遺伝子的にも証明されています。

 この男女の違いを西洋では女性蔑視、男(アダム)の寂しさを
 慰めるためにアダムから作られたとしますが、日本はイザナギ、
 イザナミの男女二神が初めからいて一緒に国を産むという違い
 を認めた男女平等。
 しかも男を先にしてうまく立てないとちゃんとした子も産め
 ない、という生物学的現実まで明らかにしています。

 もともと人間は自分の特徴を生かすことが喜びであり(渡部さん
 はこれを「機能快」と呼びます。例えば賢い人にその知恵を
 発揮させないと不幸である)、女性の最大特徴は子を産み
 育てること。この機能快を得られないことは基本的に不幸。

 女性は長い歴史の中で子育て、家庭を守るという役割から、
 同時にさまざまなことに注意を向けてきちんと管理することに
 優れるという特性を獲得。
 男性は獲物を取るなど何か一つに集中するほうに進化した。
 だから社会に出て専門職として一つの仕事を男女で競うと
 女性は不利になる可能性が高い。

 出産と育児は女性の尊厳の根源。子供にとって女性の愛情は
 何よりも尊いものであり、それを与えてくれる母親は昔の日本
 では子供にとって永遠に尊敬される存在であった。

 しかし戦後、母親よりも妻であることを望み、妻よりも女性
 であることを望み、女性よりも人間であることを望む、と
 いう風潮が広がり、結果的に母親の地位が下がって子供も
 素直に従わないようになったのである。

 もちろん、きわめて優れた人間は男女にかかわらず存在する
 ものであり、その彼女が望めば社会に出て男と同じ仕事を
 するのは当然認められる。
 しかし大部分の女性の自己実現の場は家庭であり、家庭を
 守ってたじろがず、という気持ちが大事。

「武士の娘」でも日本の家は主婦が守っていた、として
 アメリカ人女性の夫依存を不思議なものとしていました。

 今は(77年当時)昔のように生き方が定まっていない。
 男なら男の行き方、女なら女の生き方があって、皆と同じ
 ことをしているのが大部分の人にとって精神的苦痛のない
 生き方であった。

 これらの考えは現代にこそ必要です。30年が経過した現代、
 いよいよ男女のあり方も家庭も少子化も危機的状況です。
 女性が男性と競うのは当たり前、さらに男性が女性と競う
 おネエ現象がもてはやされるという末期症状。

 本当にもうだめかも。





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Last updated  2008.04.05 14:37:15
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前田剛力 @ Re:都市対抗野球(08/28) くさなぎさん お久しぶりです。 番組に…
くさなぎ@ 都市対抗野球 番組の内容ではありませんが、前田さんの…

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