継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

2008.04.06
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今日はおよそ一ヶ月ぶりの鼎談、こんなにすぐあるとは期待していなかっただけに嬉しいですね。今日は三人が強く何かを主張するものではなく、気のおけない友人たちの茶飲み話、という感じでゆっくり楽しめました。

恒例の著書紹介、まず渡部昇一さんは「四書五経一日一言」です。
「四書五経」は普遍的な価値を持つもの、人類の英知であり、現在の中国の人とは民族も違い関係ないもの。
それはプラトンやアリストテレスを生んだギリシア文明が現代のギリシア人と関係なく、ローマ文明の叡智、セネカやキケロの思想がイタリア人よりむしろ、ヨーロッパ西洋文明の源流としてドイツ、フランス、イギリスによって継続、発展させられているようなものである。
黄河文明の精華である四書五経も周辺アジア世界で継承され、発展しているというお話です。

そのうちから名文句を非常な苦心で366を選び、一日一読、一年間楽しみ、勉強できるように編み上げたものだそうです。四書とは論語、大学、中庸、孟子で五経とは易経、書経、詩経、礼記、春秋です。

一つひとつが有益な知恵の書であり、例えば福沢諭吉や吉田茂は愛読書、外交交渉の知恵の源として「春秋」を活用していたようです。僕も注釈書としての「春秋左伝」は昔読んだことがあります。

今、中国は世界中に孔子学園を建設して、中国文化のPRを進めようとしているそうですが、今の中国に孔子の説いた仁や義があるとは思えません。石平さんも日本に来て初めて、論語の世界が日本社会に実現していたことに驚いたと読んだことがあります。
中国の思想は日本で発展した、ということかもしれません。もちろん中国はそんなことを認めるはずはありませんが。


・「四書五経一日一言」;http://www.chichi-book.com/book/newbook/1087.html

日下さんが紹介されたのは再版された「食卓の経済学」です。
これを聴いて、しまったと思いました。以前ブックオフで見つけて買おうかどうか迷って、次回にしようとやめた本です。買っとけばよかった!
・「食卓の経済学」;
http://www.freeml.com/ep.umzx/grid/Blog/node/BlogEntryFront/user_id/2963264/blog_id/3660/?sid=5dfb8481c9259672cb1d84167e760944

日本人はメニューに5段階あれば上から二番目と四番目を選ぶ傾向があるそうです。だから高いメニューの売り上げを伸ばしたければその上をつくればいい、とありました。このような話をたくさん集めた本。
前回出版したのは19年前、バブルの直前でしたが、今後バブルの再来があるのではないか、という出版社のひらめき、と日下さんは笑っていました。

竹村さんのお勧めは「いい加減力 自分を信じて生きなさい」という本です。
「いいかげん」とは悪い意味で使われることが多いのですが、「良い加減」という意味でいいじゃないか、ということです。
「何事も徹底してやろうとしたら専門家でもなかなかできない。実際はいろいろやりたいことがある訳で、ひとつのことができるまでそれ以外のことはしてはいかん、というのではなくて横のこともついでにやったら」という考えだそうです。

竹村さんは講演旅行で世界を廻る「ついで」に世界の端を旅したと語ります。


いつまでも覚えている、一生の記憶に残るような体験をたくさん積むことが人生の幸せであると語ります。
・「いい加減力 自分を信じて生きなさい」http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032028140&Action_id=121&Sza_id=C0&Rec_id=1008&Rec_lg=100812

ここで竹村さんが渡部さんの歴史に対する記憶力に感心しますが、渡部さんは「いい加減」にやると歴史も覚えられるのです、といい加減を持ち出します。
専門家は凡そ三十年のことに詳しいが、少し専門を外れると素人と差はない、ということで全体感は素人の方がよく見えるそうです。

三人は昭和五年生まれ(昭和になって初めての午年生まれ)ですが、同じ初午の岡崎久彦さんはこの年代の人が有利な点として、前の世代よりも後ろの世代よりも世の中が見える、と言われているそうです。



ここで例に出たのが当時の歌謡曲で「もしも月給が上がったら」「うちの女房にゃヒゲがある」です。
本当に偶然ですが、我が家にもこの2枚のレコードがありました。父親が買っていたのでしょう。子供のころ、面白くて何度も聴いていました。何十年も忘れていましたが、突然思い出しました。

「もしも月給が上がったら」は男女が掛け合いで、もしも月給が上がったら私はこれが買いたい、どこにいきたい、と歌い、女が最後に「いつごろ上がるの、いつごろよ」と問い、「そいつが分かれば苦労はない」で終わるコミックソング。

「うちの女房にはヒゲがある」では夫が「朝の出かけの挨拶も……なんだかビクビク気が引ける」と歌い、女性が怖い声で「なんです、あなた!」「いや、べつに、その、あの、パピプペパピプペ、パピプペポ、うちの女房にはヒゲがある」と歌います。

そのような時代であったというのは都市に大衆社会が生れていたからで、その頃大衆文化の花が咲いていたのはアメリカと日本だけ、と日下さん。

もう一つ重要なのは日本が強かったということも知っている、としてしばらく海軍の真珠湾攻撃、マレー沖海戦の話になります。
ここでは単純に日本の機動部隊は強かった、という話ですが、内情はいろいろあったというのが現実。でも明るい面を見れば、機動部隊を作ってアメリカと3年間戦いぬけたのは日本だけ、というのは事実です。

竹村さんは日下さんとブーゲンビル島、ガダルカナル島を訪れ、慰霊したという話もされます。これらも忘れない体験だそうです。ここで「この頃は大分ボケてきたけど、こういう記憶は忘れないもの」と初めて記憶の衰えを語る竹村さんにドキリ。

さらに続けて、決して忘れない体験を持つことが人生の幸福、といい、湯川秀樹博士が日本初のノーベル賞を受賞した時の話をします。英字新聞に「never to be forgotten moment」(決して忘れることのない瞬間)と書かれていたのを竹村さんは当時教えていた中学生に向かって語ったそうですが、自分自身そのことをはっきり覚えているそうです。自分自身にとって決して忘れられない出来事になった、と言われます。

ここでまた日下さんがミニ知識。
当時、マスコミが湯川博士にどうしてこんな画期的なアイデアが生れたんですか、と聞くと、あちこちに紙と鉛筆を置いていていつでも浮かんだアイデアを書けるようにしているから、と言われそれが日本中で流行ったが、第二の湯川は簡単には生れなかった、と落とします。

このノーベル賞について、戦前は人種差別もあって日本人は誰も取れなかった。野口英世についても何度もノミネートされたがダメだった、と渡部さんは語りました。水沢緯度観測所の木村栄博士が発表した天文観測上の素晴らしい発見「Z項」も本来ならノーベル賞級の発見であった、と続けます。

これについて調べてみました。以下を参照ください。
http://www.nipponnosekaiichi.com/astronomy/kimura-sakae/152.html#more-152

それらは明らかに人種差別の影響で、第二次世界大戦でこれが完全に解消されたので日本人も受賞するようになってきた、と渡部さんは語ります。

なんと言っても空母機動部隊をもって3年間も戦ったのは日本とアメリカだけ。それ以外の国はただ見ているだけしかなかった。これでは人種差別は通用しなくなる、というもの。

経済の世界でも有色人種の中で日本だけがトヨタ、ソニーのような世界企業をつくることができた。これも特筆すべきこと、と日下さん。日本人はすごいのです。

日本人はもっと自信を持ってください、という竹村さんの言葉で終わりです。今週は終わり方が良かった!





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Last updated  2008.04.07 00:08:20
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sanfg@ Re:文化の日は明治節(11/03) ゲンソウダイス ライター 虚偽 唐沢貴洋 …
剛力@ Re:NHKラヂオ深夜(10/31) くさなぎさん 情報ありがとうございま…
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前田剛力 @ Re:都市対抗野球(08/28) くさなぎさん お久しぶりです。 番組に…
くさなぎ@ 都市対抗野球 番組の内容ではありませんが、前田さんの…

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