継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

2008.07.28
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◇僕がこの頃読んでいるのは、下記の通りです。

○日本人はなぜ戦後たちまち米国への敵意を失ったか
           (西尾幹二と路の会)
○遥かなるケンブリッジ(藤原正彦)
○新脱亜論(渡辺利夫)
○秋月悌次郎 老日本の面影(松本健一)


◇これまでに読んだ本の感想は以下の通り。

○人生は勉強より「世渡り力」だ!(岡野雅行)
 痛くない注射器で日本一有名な職人、岡野雅行さんの本、


 この人のユニークなのは、職人は腕だけではダメ、人付き合い
 というか、世渡りのうまさがないとダメだというところ。
 腕が良くても人付き合いが悪いと情報が入らず、結果的に
 いいものを作るチャンスに恵まれない、いいものを作っても
 その対価が得られない、と語ります。

 また、信頼関係がなにより大事としてその信頼を裏切った
 会社に対する厳しい仕返しの手口まで紹介しています。

 職人に限らずこれからなにかをしようとする人へのアドバイス、
 この言葉が気に入りました。

「わざと大法螺を吹くのもいいねぇ。ちっちゃな法螺はいけないよ。

 約束手形のようなものなんだよ。
 振り出しちまった手形を不渡りにするわけにゃいかない。
 ちゃんと決着をつけるまで何が何でも頑張らなくっちゃいけないし、
 頑張れるもんなんだよ」

○ヒルティ伝(アルフレート・シュトゥッキ)

 知ることができるのではと思って読みましたが、ちょっと違って
 ヒルティの思想そのものを少しずつ語っていました。
 そのなかにはきわめて先見性に富む、今の時代にも通用する考え
 がたくさんありました。そのいくつかを紹介しました。

 ヒルティは社会主義をまったく評価しなかった。社会主義に
 ついて一番嫌った事柄は、「社会主義はもともと嫉妬の感情を
 人間の行動の主要な動機とし、実践活動においても、嫉妬を
 信者に教えこむことである。
 嫉妬およびこれと密接につながりのある、他人の不幸を喜ぶ感情
 とは、食欲とならんで、改善されない、人間本性の最悪のもの
 である」

 教育について
 私の考えるところでは、全ての民族は、全ての個人と同じく、
 自然がその民族に与えた原型に即して教育されなければ
 ならない。
 そもそも実際的に解釈すれば、普遍的な人間原型とか、
 普遍的な人間性というようなものは存在しない。
 生まれながらの環境と歴史とから生まれた民族的な原型が
 あるだけであって、これをそれぞれの民族は、個人を
 育て上げる場合と同じように、可能なかぎりの高い完成へと
 形づくってゆかなければならないのである。

 学校について
 当今の学校は我々に何を与え、我々から何を奪うかを
 問うてみよう。
 学校は我々から楽しい青春と生まれながらの自由の
 大きな部分を奪っている。
 学校は、我々人間の、子供のような純な信仰と、身体面での
 若々しさを奪っている。
 学校は我々に、悪い人間や悪い環境に始めて接触させる。
 学校はできるかぎり独創性や天才的素質を打ち消そうとする。
 学校は我々に後の生活に不必要な、ときには誤ってさえいる
 たくさんの物事を教える。これらの物事は、我々が学校を出ると
 すぐに不必要なことだと知れるのである。
 したがって学校は我々からしっかりとした真理に対する信頼の
 一部を、また自力で勉強を続けようとする自発性を奪うようになる。

 その代わりに学校は、我々に必要な実用知識、他の人間や
 いろいろな階層の人々との、一般的にいって有益な接触を、
 また非常に幸運な場合は、専門学科の優れた教師を通じて、
 その学問に対する永続的な愛更新を与えてくれるのである。

○日本の世紀の読み方(渡部昇一)
 渡部昇一さんがバブルの絶頂期、というか崩壊直前の1989年
 に出された本ですが、驚くことにここに書かれている内容は
 今読んでも頷けることばかりです。
 数少ない現代とのずれは、この時点で日本はまだ成長途上の国
 である、としたことくらいではないでしょうか。僅か20年後に
 少子化の結果、超高齢者社会に陥っているとは流石の渡部さんも
 想像できなかったのです。

 渡部さん曰く、20世紀は日本の世紀、という見方が出来る。
 コロンブスのアメリカ到達以来500年続いた白色人種による
 有色人種支配の流れに、20世紀の最初に日露戦争の日本勝利
 によってストップが掛かり、20世紀の終わりには植民地が
 きれいに消えて150以上の独立国が国連に入っている。

 これは偉大な歴史的事実だが、他国には他国の見方がある。
 でも少なくとも日本人はこのことを、誇りを持って語っても
 いいのではないか。
 どの国の国民も自分たちの国が世界に対して意味あることをした、
 と思う自由はあるはずです。

 人種差別撤廃も成ってみれば当然のことなので誰もが見逃す、
 認識しないことですが、それまではアメリカ自身が南アフリカ
 以上のアパルトヘイト国家だったのです。

 昭和天皇の凄さ。これについては「裕仁天皇の昭和史」でも
 語りましたが、戦争指導者のうち勝者、敗者を含めてただ一人、
 戦前、戦中、戦後、変わらぬ地位におられたのです。
 これは敗戦後のロシア王家、ドイツ皇帝等々を考えれば差は
 歴然としています。

 それは天皇が戦前から絶対君主ではなく立憲君主であり、
 日本民族の象徴として国民と共にあったからではないでしょうか。
 そしてこれこそが日本民族が一体となって戦後の復興を
 成し遂げられた最大の理由なのです。

 渡部さんはサッチャーの素晴らしさについても語っています。
 今でこそサッチャーはイギリスを復活させた名宰相として
 評価が定まっていますが、最初は国民に人気もなく、我慢
 だけを強いるおばさん、といった人も多かったのです。
 しかし渡部さんは世評に惑わされず、サッチャーがハイエクを
 師として自由主義の旗手として社会主義と徹底して戦った
 ことを評価したのです。

 もう一つ、二大政党制からの自由、二大政党制に惑わされるな、
 というのは現代でも通じる提言です。
 今、2008年現在、国会が擬似二大政党体制(衆議院が
 自公連合、参議院が民主党主体)によって機能不全に陥って
 いますが、日本には緩やかな自民党内の二大政党制
(派閥間の政権争い)のほうがずっとよく機能するのだ、と
 しています。20年前に今を予言する素晴らしい言葉です。

 税金は金額に関係なく所得の10%が自然。
 知恵を使って税金を何とか逃れようとする人より、政治力を
 使って不当な補助金を引き出して使っている者のほうが
 はるかに悪い。
 官僚もいわゆる社会的弱者も税金を蝕む意味では同じ、と
 いうのも真実です。





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Last updated  2008.07.28 23:08:46
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前田剛力 @ Re:都市対抗野球(08/28) くさなぎさん お久しぶりです。 番組に…
くさなぎ@ 都市対抗野球 番組の内容ではありませんが、前田さんの…

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