【 9 月新学期反対論への回答】
9 月新学期制度についてはいくつかデメリットが議論されているが、それに対して私の見解を述べる。
1. 教育現場が混乱する
教育現場はこのコロナ問題で既に大混乱している。パラダイムシフトが起きているこの時期に対応できないような教員では、これからの子ども達の指導は難しくなる。
今回の休校措置で自宅待機になった教員が、子どもに気を配ることもなく、また自分の勉強をするでもなく、 一日中ゲームをして時間をつぶしているという例も聞いている。実施を来年 9 月とするならば、この 1 年数カ月で新しい制度を自ら作る位の気概を持つ覚悟を、教育現場もすべきである。
2. 誕生日と学年の問題
当面、現行の 4 月 2 日~翌年 4 月 1 日までを同学年とする制度を 9 月新学期になっても継続すればよい。今いる学年がそのまま上に上がるのであれば大きな問題はないはずであるし、ダイバーシティ教育というなら、そこに飛び級なども加えていき、実年齢と学年の一致についても「多様性を持たす」教育制度を行える柔軟性があってしかるべきである。
3. 就職時期とタイミングが合わない
産業界は教育業界よりももっと柔軟である。逆にコロナ倒産が出て来て、大転換を迎えている産業界こそ、これまでの就職時期に新卒を採用しなければいけないという「常識」を変えたいと思っているはずである。
4. 半年分の学費が増える
この半年間、授業らしい授業が行われていなかったのに生徒に授業料を課すことが問題であるし、教育費の負担が半年延びるくらいは保護者も覚悟すべきである。また国もそこには補助を大いにすべきである。
5. システムや手続きの変更に時間がかかる
一刻も早く決断をし、早急にシステムの変更に取り掛かるべきである。
6. 文化・習慣が変わる
パラダイムシフトが起きてしまったので、新しい文化、習慣を受け入れるべきである。
これまで長い年月積み重ねられてきた「習慣」はたやすく変えられるものではないが、本来変えるべきであった、既に悪弊となって負のスパイラルに入ってしまっている流れを変えるには、多少の痛みが伴っても未来のために選択すべきである。
【まとめ】
教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏はこの制度変更を「千載一遇のチャンス」と表現された。私もまさにその通りだと思っている。
政治家諸氏そして行政関係者諸氏に置かれては、早急な結論と来年 9 月新学期に向けた取り組み開始を期待するものである。
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