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6年前の11月20日・・ 調布の駅前にある設備の整った近代的な病院。 朝7時・・ 「そろそろ生まれそう・・」と妻から連絡が入り 病院へ向かった・・ まだ、分娩室に行く前で・・ 病院のベッドの上で妻は大きくなったお腹を擦っていた・・ その頃の俺はダンスの先生と、ショーダンサーを 掛け持ちでやっていた・・ 俺は、その日、ダンスの教えをしなければならなかった・・ 自分がスタジオを借り、生徒を集めて、 踊りを教えていた・・ 夜、6時から12時までの「ショー」の仕事だけでは・・ 妻と一人娘を食わせていくのに不安を感じ・・ 又、更に、子供が一人増える・・・ 仕事を休むわけには行かない・・ 11時には新宿へ行かなければならない・・ 時計をチラッと覗く俺を見て 妻は気丈に・・・ 「行ってきて大丈夫だよ・・・お母さんもいるし・・」 と言った・・ 妻の母親が、パートの合間を縫って来てくれていた。 「まだ、陣痛の感覚が長いから・・ ちょっとかかるかもしれないし・・」 長女の出産経験があるので・・ 最初の出産の時よりは落ち着いている・・ 破水が始まっても陣痛の感覚が30分・・15分 10分・・5分・・と縮まり、やがて断続的に痛みが 襲って来るらしい・・ 10時ギリギリまで病院にいたが、それ、は始まらず・・ 俺は病院を後にして、新宿にある、稽古場に向かった。 約、2時間のレッスンを終え、3時頃、病院に戻った・・ 病室に戻ると・・ 妻の姿は無い・・ 分娩室の方へ向かっていくと・・ 担当の看護婦がいた・・ 「すみません・・武口ですけど・・」 「あっ!おめでとうございます!元気な男の子ですよ!!」 ・・・・もう産まれていた・・ しかも・・最初はエコー検査で・・ 「多分(おちんちんが)付いてない様子だから・・女の子かも・・」と言われていたので2度ビックリ・・ 案内された病室で妻はまだ寝ていた・・ 俺は看護婦から、小さな小さな赤い頬をした・・ 命の塊・・あかちゃんを手渡された・・ 「3000gの立派な赤ちゃんですよ・・・ お利巧さんだから、直ぐに出てきましたよ。」 俺の手にズシリと手渡された小さな赤ん坊・・ 股間にはちっちゃなものが付いていた。 男の子か・・・ 正直、嬉しかった・・・ あれから・・6年・・ 苦労かけずに出てきた分・・ 今は、それなりに苦労させられているが・・ 大した病気や怪我もせず・・ ここまで育ってくれた・・ 2005年11月19日土曜日・・ 六本木RAGAZZA.に家族を連れてきた・・ ショーを一通り見た後・・ RAGAZZA.のステージに上がって、 記念撮影をする。 息子の前にケーキが出され・・ プレゼントを渡す・・ 今まで見たことの無い程の満面の笑みに変わる・・ 更に、ラガッサのメンバー(と社長)から・・プレゼント。 大きな箱を見た時のこぼれんばかりの笑顔・・ その笑顔を心に焼き付ける・・ お父さんはその笑顔を決して忘れない。 RAGAZZA.メンバー及び、 私を支えてくださった全ての皆様・・ 心から・・御礼申し上げます。 「ありがとうございます!」 そして・・ HAPPY・・ BIRTHDAY・・ MY SON・・・
2005.11.21
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ここの所・・我が、ショーパブ六本木RAGAZZA.は商売繁盛大盛況である・・多少・・深夜0時前後、空席があったり1時間ぐらいのマッタリタイムはあっても・・最終ショー前後は必ず混雑している・・勿論、お客様に御来店頂き・・沢山の方に「ショー」を見て頂くのは嬉しい事、ありがたい限りではあるが・・・ぶっちゃけ・・・「ショー」前後の接客時は・・どう見ても・・そん所そこらの「キャバクラ」より「可愛い子」が揃っているにもかかわらず・・やはり・・「ニューハーフ」と言うカテゴリーに属するせいか・・お客さんが飲ませ好きなのか・・殆ど「サパークラブ」並みに飲みまくっている・・少しでも「飲める」と思われた日には「テキーラ」「シャンパン」「焼酎ストレート」の嵐である・・RAGAZZA.は指名制度を採用している為・・売れっ子は、席から席へ梯子・・各テーブルで飲ませられる・・ヘルプに付いた子は・その席で・・飲ませられ続ける・・女の子になりたくて・・気持ちは女なのに・・身体は男として生まれてきた彼女らの大半は・・「ショー」を通じて・・女の子になっていく自分を見て欲しい・・的な気持ちで入店した子が多い・・現実とのギャップに挟まれ・・それでも、気丈にお客様をもてなす「彼女」らの姿を・・「せつない」気持ちで見守る・お父さんであった・・・
2005.11.16
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その電話を貰ったのは金曜日の昼頃だった・・ 相手は従姉の姉ちゃん・・ 「蒲田に店を出したから、遊びに来なさいよ! 焼き鳥屋だから!九州の地鶏を使っているから 美味しいのよ。私も六本木とか新宿とか、 上野に行ってあげたでしょ!」 実の姉、同様、ガキの頃から何かと世話になっている・・ むしろ・・ 結婚後は、専業主婦の実の姉よりも 従姉の姉ちゃんの方に何かと相談していた位だ・・ 「年内日曜祝日、休み無し!だから・・」 俺は有耶無耶な返事をしておく・・ 日曜の朝・・ 女房に電話の事を話し・・ 子供2人連れて女房共々家族4人で蒲田へ向かう事にした・ 晴れた日曜日、行楽日和に恵まれ・・ 弁当持参で、公園で遊んだ後、行こうという事になった・・ が・・ 流石・・行楽日和の日曜日・・ 動物公園に向かったが・・駐車場待ちが2時間・・ 噴水公園も駐車場に入るまでに、100m以上の行列・・ 仕方なく、路上にて車内で弁当を食べる・・・ 子供達は激憤・・ 仕方なく川崎にあるイトーヨーカドーのゲームコーナー で遊ばせる・・ 子供2人で「ジュラシックパーク」なる 射撃型ゲームに熱中・・ おおよそ1500円程かけて、最後のタイトルバックまで たどり着いた頃には・・2人ともヘトヘト・・ 時間もいい具合に過ぎていた・・ 夕方・・蒲田に到着。 夕暮れ時の駅前は買い物客で賑わっていた・・ 携帯で場所を確認する・・ 従姉の姉ちゃんは不動産屋の仕事で遅れるから先に行って いてくれとの事だった・・ 「”うち”のがいるから・・」 と言う言葉が俺にはちょっと痛かった・・ 姉ちゃんは結構ヘビーな過去がある・・ 個人の名誉の為にあまり詳しく書けないが・・ 子供を連れて行くのが気が引ける・・・・ とだけ・・書いておこう・・ 東急池上線のガード下・・ いかにも飲み屋街風な路地・・ ローソンと・・「高田屋」の間の狭い道・・ 日曜日、閉まっている店が多いので その店の白い大きな提燈はすぐ目に付いた・・ 綺麗な造り・・ ガラスのドア・・ 焼き鳥屋・・と言うよりは・・ 小洒落た料理屋と言った風情だ・・ ドアを開ける・・ 「いらっしゃい!」 見たことのある「旦那」がいた・・ 「御久し振りです・・子供連れて来ちゃいました・」 「大歓迎です・・どうぞ・」 店内はカウンターが4席・・ テーブル席が、2つ・・ 2人用と4人用・・ 10人入れば一杯になってしまう小さな店だ・・ 4人用のテーブル席に座る・・ 宮崎産の地鶏と焼酎に拘った店・・ ビールはハートランドのみ・・ 気に入った・・ 俺はハートランドビールを頼み・・ 女房子供はウーロン茶を頼もうとした時・・ 3人組の中年のおばさんが入ってくる・・ 「フリータイム」のママの紹介で来ました・・ 叔母さんの紹介と言う事だ・・ 3人組はカウンター席に座る・・ と・・ 直ぐにカップルが入店してくる・・ 男性上司と女性部下と言った感じにも見える・・ 店内は・・もう満席だ・・ 伝票を義兄さんから渡される・・ 「注文書いて貰っていい?」 伝票を渡すと言う事が身内と言う事だ・・ 焼き鳥と、モモ肉の丸焼き、焼きおにぎり、お茶漬け 高菜チャーハン、塩キャベツ、たこわさび、ニンニク焼き、 野菜焼き・・・等などを書き込んだ時・・ ジュースを買って、従姉の姉ちゃんが到着・・ 素早く、襦袢に着替え・・ 「ありがとうね・・」 と・・子供達にジュースを出す・・ 嬉々として働く姿が幸せさを感じさせる・・ 出てきた焼き鳥は・・贔屓目ナシで「美味い」と 声が出るほどの一品だった・・ 特に「ハツ」は柔らかく・・ 子供も喜んでお替りをする程の美味さ・・ モモ肉は鉄板事席に運び、 姉ちゃんが客の前で鋏で切ってくれる・・ コリコリとした歯ざわり・・ 骨に付いた肉が絶品だ・・酒が進む・・ 俺は2本のビールと、一杯の芋焼酎を飲み干した・・ 帰り際・・ 「又、寄らせて貰います」 と言う俺に・・ 「いつでも、来て下さい!」 と・・義兄さんが答える・・ 姉ちゃんは笑って手を振っている・・ 2人に見送られ家路に着く・・ 小さな店・・ そこに2人でやって行くと言う 姉ちゃんの覚悟を感じた・・ 「自営業」もいいかもね・・ 車の運転をする女房の助手席で・ 「そうだな・・」 と・・呟いた・・ 幸せのお裾分けを貰った夜だった・・
2005.11.14
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携帯のアラームが鳴った・・13:30体力があれば・・ダンスのレッスンに行こうか・・と・思っていた・・女房が作っておいてくれた肉野菜炒めをレンジで暖める・・TVをつけると、憂鬱なニュースでもやっていそうで・・パソコンを開き、「長渕」を聞き始める・・レンジで続けざまにご飯をあたためラップを剥がして口にほおばる・・・パソコンを開いたついでにあれこれ物色しながら・食事をすすめる・・アコースティックな音楽を聴いていたら・・まだ・・身体がだるい・・と思った・・そのまま横になる・・長渕の歌声が遠のいていく・・気がつけば時間は4:00になっていた・・レッスンはもう始まっている・・今日もレッスンに行くのはあきらめた・・洗い物を済ませて・・ベランダに向かう・・オレンジ色の夕陽が目に付き刺さるような・・眩しい光線を洗濯物越しに突き刺してきた・・ベランダに出て洗濯物を取りこむ・・夕陽は・・3階のベランダから・・遠く富士山のシルエットを浮かばせながら・・大地に飲み込まれて行く・・夕陽を見つめながら・・夜の帳が下りる頃には・・ネオンがけたたましく光る六本木の街中に向かう・・今読んでいる「成功の掟」に影響されたせいか・・「本当の自分を見つけなさい。 心を鎮め、自分が神であると知れ・・ 毎日、全てにおいて私は向上していく・」等と思ってみる・・「もし・・1000万の金があっても・・ 1億の金を持っていても・・今の仕事を続けるかね?」自分に問いかけてみる・・答えは出ない・・熱いシャワーを浴び・・スーツに着替えて・家を出る・・夕陽は地平線の向こうに消えようとしている・・丁度、階段を降り始めると・・女房が、保育園に通う息子を連れて帰ってきた・・「行ってくるね・・」「いってらっしゃい・」「パパ・・たまごっち見ててくれた?」「音は鳴っていたよ・・」息子を抱き上げる・・「じゃあね・・」夜の帳が下りる、京王線の駅へ向かう・・煌々とヘッドライトが光る各駅停車が西調布の駅に滑り込んできた・・電車に乗り込み、調布で特急電車に乗りかえる・・特急電車の最後部車両はいつも空いていて座れることが多いいのだが・・今日は、あいにく埋まっている・・俺は車窓にもたれて、「成功の掟・2」を読みすすめる・・と・・車内アナウンス・・「只今、上北沢と桜上水駅間で、人身事故が発生したため 電車が遅れております・・」俺はさほど気にも留めず・・本を読みすすめる・・本の中では青年が、ミリオネアになるために老人から、ミリオネアに成る為の哲学を教えられている・・「深刻に思うから、深刻に見えるに過ぎない・・」「心の中で問題が解決されれば・・現実の問題も 解決されていく・・」感慨にふけっていると・・電車が駅に泊まる・・駅名は「上北沢」ゆっくりと動き出し、徐行する電車の車窓から・・外を眺めてみる・・と・・踏み切り近辺に・・パトカーが赤色灯を灯している・そして・・沢山の人だかり・・作業員風の人間が多数出ている・・男達はごみ袋のようなものを持っている・・その脇には・・ブルーのシートが・・・・・・・・・・合掌 心の中に声がした・・「1億円の金があっても今の仕事を続けているかい?」少なくとも・・今は・・・・YES・・だと思った・・生きていて・・身体を動かして・・多くの仲間達と楽しみや苦しみを分かち合い・・好きなダンスを踊り・・酒を飲み・お客さんに喜んで貰える・・自分が選んだサービス業・・自信を持って「かわいいだろう!」と言える、ニューハーフの娘たち・もっと踊りたい・・もっと喜ばせたい・・もっとお金も欲しい・・もっと幸せにさせたい・・もっともっと・・そう思っている内は・俺は死なない・・ふと・・そう思った・・30分遅れで新宿駅に着く・・電車を乗り換え、六本木の交差点に上った・・夜の街になっている六本木の町を・・俺は、いつもより少しすっきりした心で歩いていた・・
2005.11.10
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気がつけばかれこれ・・18年私が「ショーパブ」関連の仕事に携わった年数だ・最近では、18歳、19歳の「ニューハーフ」さんもいて・・生まれた頃から、「ショーパブ」で踊っていた事になる・・勿論、その前の、「ジャニーズ時代」と「ミュージカル・ダンサー」時代を差し引いて・・だ。「踊って・食っていきてぇ・・」その思いだけで・・生きてきちまった・・他の選択肢も無いわけではなかった・・「ディズニーランド」「バックダンサー」「ミュージカル」どれも・・やってはみたが・・「生ききっている」と言う充実感は「ショーパブ」の方が上だった・・世間では、どう見られているか・・関係ねぇ・・日本の「ショービジネス」を支えて、庶民に、身近に、「感動」と「喜び」を与えてきたのは・紛れも無く、「ショーパブ」だ・・だからと言って天狗になる気もない・・やりたい「ショー」をやりきっているわけではない・・「もっと・踊りたい!・・」「もっと、格好良い振りを・・曲を・・演出を・・」と思ってみても・・追いつかない・・見に来るお客さんのニーズは「こんな可愛い子が・・ニューハーフ?」から・・まだ抜け出せていない・・六本木・金魚六本木・香和の果たした役割は確かに大きい・・が・・ラムダ・ベルトコンベアー・・フライング・・奇をてらう、装置や仕掛けの役割が大きすぎる・・もっと・・人間を見せる演出・・・「こんな可愛い子が・・ニューハーフ?」の原点を無視した演出、振付・・もっと単純な、「魅せる・ダンス」に欠けていやしないか・・などといっても始まらない・・が・・もっと感動できる「ダンス」をもっと感動できる「ショー」をもつと・・もっと・・・そう思っていたら・・40歳になっちまった・・後・・何年?踊れる事やら・・あと何年したら・・プロデューサーになれる事やら・・
2005.11.08
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営業開始直前・・ コンビニで、天ぷらそばのカップラーメンを購入・・ 朝礼終了後・・ お湯を入れて・・3分・・ 食べ始めた頃に・・ 「お客様御来店です!」 ・・・・・ さすが金曜日・・ 「タケさん・・指名です」 「えっ?」 「どなた?」 「Oさんです・」 昔からの知り合いである・・ 私にドンペリのタンタカタン割や、オーパスワン(赤・ワイン)の焼酎&シャンパン割を飲ませてくれる とても気の優しい方だ・・ 食べ始めたカップそばもそこそこに・・席に向かう・・ 「よー!ジャニーズ!久しぶり!!」 「お久しぶりです!!」 「この娘ね、スチュワーデスよ!」 「ドーも始めまして!ハニーでーす・・」 もう・・壊れている・・ 「お飲み物は?どうなさいますか?」 「やっぱり・・シュワシュワした奴、飲みたいんだろう?」 「勿論です・・ドンペリ頂きました!!」 と・・営業開始、5分もしないのに・・ 泡酒・・ 1回目のショー終了後は これまた、常連のお客様の席で、ビールの一気連発。 2回目のショー終了後・・ これまた、常連のお客様の席で・・ 焼酎の一気・・ 続けざまに付いた席で・・ ウッオカのグレープフルーツ割・・ つまり・・ブルドックの一気連発・・ それを見ていた、別の席のお客さんから・・ 「お父さん・・最近、席に着いてくれないじゃん! はいこれ!」 テキーラ・・である・・ 一気×2・・ それにしても・・ 今週は、とてもお客様にお越し頂き・・ 「お店に入れない」と言った状況になり ありがたい限りである・・ 御迷惑お掛けしました・・お客様には心から 申し訳ありませんでした・・ が・・・ 重なる日は重なるもので・・ 滅多に、いや・・殆ど「指名」など頂かない私が・・ この日は重なってしまう・・ 3回目のショーの前に・・ 「タケさん・・フロントまで!」 と言われ・・行ってみると・・ 「たけちゃん!・・折角来たのに入れないの?」 上野時代からの知り合いの方である・・ フィリピンの女の子3人連れて御来店・・ フロントに確認すると・・予約&待ちがそれぞれ2組・・ 「いやー・・取りあえず、カウンターで飲みましょう!」 と言ってカウンターへ・・ 折角来ていただいたお客様の手前・・& タガログ語がわからない手前・・ 「オーイエぇー!!アイアム・ダンサー!!ワカルデショ! カンパーィ!マガンダ・ババエ!」 と言って・・ビールを一気・・又、一気・ 辛うじて・・お客様を空いた店内のBOX席に 移動して頂いた所で・・ 前々から、「ショーパブ」ツアーに連れて行ってくれる 常連のお客様が御来店・・ 勿論、指名はお父さん・・ 「今日はね、池袋のノンベェ・・連れてきたから!」 いかにも・・仕事を終えたお姉さん・・が3人。 飲まないわけにはいかない・・ 焼酎のボトルをついで、水割りを4つ作る・・ 焼酎のボトルの中身が、5分の1になっているのを確認して・・(結構セコイ・・) 「カンパーィ!」 と・・ボトル・・ラッパ飲み・・ 「焼酎頂きました!!」 と叫んだ所で、ショータイム・・ 3回目終了と同時に・・ 各テーブルでビール&焼酎の一気・・ 営業終了・・ 京王線の電車に揺られている・・ 「高幡不動・・高幡不動・・多摩動物公園にお越しの方は お乗換えです・・」 家族連れでごった返す駅で・・ 再び・・「新宿行き」の電車に乗り換える・・ 朝の9時過ぎである・・
2005.11.05
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祝日・・・ 昼過ぎに子供に叩き起こされる・・ いや・・正確には・・息子に耳の真横で目覚ましを 鳴らされ・・飛び起きる・・ 「うるさい!!」 と言ってみたものの・・ 「パパ!ヨーカドー行くよ!」 と・・5歳のバカ息子・・ 後2週間で・・6歳になる。 怒る気もなくし・・ 大きくあくびをする・・ 寝たのが9時頃だったから・・ 3時間ぐらい寝た所だ・・ 日曜、祝日、関係なく・・ 我が家では・・殆ど、休日は「イトーヨーカドー」 へ赴く・・女房は・・ショッピング・・ 子供達はゲーム・・ パパは・・・流されるまま・・ それも悪くない・・ 「時間の無駄」と思うことも・・ 「お金の無駄」と思うことも・・間々有るが・・ だからと言って、特に行く所も、やる事もない・・ 特別な場所、観光地は混んでいるし、もっと金がかかる・・ 子供達と遊ぶと言っても・・ 外で遊ぶには、場所選びから始まるし・・ そんな場所は・・もう混んでいる・・ 女房も、ちょっとした買い物をしたいらしく・・ 一石二鳥な場所=ヨーカドーとなる・・ しかも・・行く先は東大和店? 相模原の方だ・・ そこは「JASCO」もヨーカドーとくっついていて・・ 巨大なアミューズメント・デパートと化している。 ぶっちゃけ・・ 子供服、靴、家電製品、紳士カジュアル・・・ レディース、おもちゃ・・本・食事・・ スターバックス、マクドナルド、回転寿司 ラーメン、イタリアン、韓国料理、本格中華、 焼肉、カレー屋にハンバーグ専門店・・ 何でもあり・・全館見て回ったら・・それこそ半日かかる・・ おまけに・・ソン所そこらのゲームセンターより ゲームが充実している・・ 到着すると程なく・・ 息子は「虫キング」 娘は「オシャレ魔女・ラブ&ベリー」 の列に並ぶ・・・ 物凄い人・人・人・・ 9割以上が家族連れ・・子供達・・ 女房は・・隣接してある子供服売り場・・ イトーヨーカドーの策略にまんまと引っかかっている・・ かく言う私も・・仕方なく パチンコ台に100円玉を入れる・・ 時間を持て余し始めた頃・・ 携帯のベルが鳴る・・ 女房からだ・・ 「はいよ・・」 「そろそろ・・ジャスコに移動したいんだけど・・」 「判った・・子供達回収します」 と言う前にもう息子はまとわり付いていて・ 「後100円頂戴!」 と言って、俺の近くから離れない・・・ 娘はやっと、「オシャレ魔女・ラブ&ベリー」 300円分、つまり・・3回終わった所だった・・ 家族4人で、ジャスコへ移動・・・ 子供服売り場に移動・・ 「ゲッ・・」 そこにも・・先程のヨーカドーと引けを取らない位の ゲームセンターが・・・・・ 「300円頂戴!!」 「500円頂戴!!」 お前らはインドの空港近くにいる物乞いか!! やかましいので・・ 300円づつ握らせる・・ 蜘蛛の子が散るように・・それぞれお目当てのゲームへ・・ 女房と子供服を見て回る・・ 「最近、あーちゃん太りすぎて、可愛い服着れないのよ」 「確かに・・」 「こういう可愛いのは120までだし・・ 130だと、ミニスカートじゃなくなっちゃうから ダサくなちゃうんだよねー・・」 適当に相槌を打っておく・・ 女房の・・小言を聞くのも・・休日の習慣になっている。 そろそろ・・飯食って帰ろうか・・ 時間はもう・・5時近くになっている・・ ゲームコーナーに戻り、娘を発見・・ 息子も、コインゲームの所で発見・・ 「帰るぞ!」 と告げると・・ 「後、100円頂戴!!やりたいコインゲームがあるの!」 「もう今日はお終い!帰るぞ!」 「やだー!!」 と言って駆け出す・・ 「コラー!」 と・・追いかける振りをしたが・・ 混んでいるのでやめる・・ と・・息子は子供服売り場まで駆けて行ってしまう・・ ゆっくりと追いかけたが・・ 見失ってしまう・・ 売り場近くで・・10分が過ぎ・・ 20・・分・・ 探し始めて、30分経ったが・・見つけられない・・ 女房は怒り心頭・・ あのバカ息子!もう置いて行こう・・ 等と言っている・・ 一旦、外に出て、煙草を吸う・・ そして・・館内に戻ると・・ 「タケグチ・・ダイキクンのオカアサン・・ ダイキクンが迷子になっています・・」 館内放送が流れる・・・ 「あのバカ・・」 サービスカウンターに行くと・・ 大人しくいすに座って・・ ちょっと不安そうな顔の息子がそこにいた・・ 「大樹!」 声をかけると・・ 息子の顔が見る見る笑顔に変わっていった・・ 「お父ちゃん・・」 そう言って抱きついて来る・・ まだまだ・・子供だ・・ が・・後・・幾年かすれば・・迷子になって抱きついてくる事もなくなるだろう・・来年は小学校・・確実に・・毎日毎日、成長していく息子・・確実に・・毎日毎日、老いて行く・・俺・・何が残せるか・・・今は・・しっかり抱きしめた・・ぬくもりと・・背で負ぶった、思い出を・・お前に残せてやれればと思う・・あと2週間で6歳になる・・息子を抱いて 車に乗る・・ 何処にでもある・・休日の光景だろうか・・ 俺にとっては・・休日にしかできない・・特別な光景であったとしても・・
2005.11.04
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