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2004年07月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『マイケル・コリンズ 』(1996) MICHAEL COLLINS
ジャンル 伝記
クライング・ゲーム DTSスペシャル・エディション(初回限定生産)【ACBF-10249】=>18%OFF!ク... マイケル・コリンズ 特別版


1916年4月24日、"アイルランド義勇軍"(Irish Republica Brotherhood=IRB)が、大英帝国からの独立を求めてダブリンで「イースター蜂起」決行した。(ジェイムズ・コノリー、パトリック・ピアース等参加)
アイルランドは700年の間イギリスの植民地だった。しかしイギリス軍の圧倒的な軍事力には降伏せざるをえなかった。処刑を免れた指導者はイーモン・デ・ヴァラ(アラン・リックマン)ただ一人。マイケル(リーアム・ニーソン)らも、投獄されてしまう。次々と指導者らが銃殺される中、イーモンはマイケルに言う。「こらえろ、マイケル。今はまだ」
やがて釈放されたマイケルは、自ら得意とする"破壊工作"で親友ハリー(エイダン・クイン)と共に“アイルランド義勇軍”を率いて、独立運動に身を投じる。奇襲攻撃で数々の勝利をおさめ、イーモンを脱獄させる。その後、天才的なゲリラ戦法によって休戦を勝ち取りアイルランドの自由への希望をもたらした。
だが、それは今まで彼を支えた親友ハリーと、 アイルランド自由国初代首相となる イーモンとの対立の始まりだった。大英帝国と言う最大の敵の存在が無くなり、北アイルランド六県の分離を巡って、「全島独立派」(イーモン・デ・ヴァラ派)と「現状維持派」(マイケル・コリンズ派)の二つに分かれて対立。かくして内戦となり、親友ハリーとも敵対。やがてハリーは死亡する。

*シン・フェイン党とは「われら自身」という意味の秘密結社。1905年組織された。

※アイルランド独立のために戦った実在の男たちの物語。
 アイルランド出身のN・ジョーダンがメガホンを取って映画化した大力作。

【感想】
『両面DVD』というものに初めて遭遇し、びっくり。
アイルランド独立運動のの関係が勉強になりました。
テロは、どうしても承認できませんが。

戦争映画といっても青春モノっぽい。
マイケル達の、テロリストに至るまでのジレンマが分かります。
テロというと、最近でも、「アメリカ同時テロ」「北○○=テロ国家」
捕まったとはいえ「サダム・フセイン」
アイルランドの歴史を調べようとしたら、卒業論文並に勉強しないといけないでしょう。
それはちょっと無理ですが。
でも、思わず「世界史」の参考書を引っ張り出してみました。
すると、デ・ヴァラの名前ありました。マイケル・コリンズの名は無しです。
これまで、無名だった独立運動の立役者なのですね(自国アイルランドでは有名)
彼のように31歳という短い生涯で、時代の変わり目に活躍した人というと、
日本でも明治維新、坂本竜馬が思い浮かびます。この人大好きなんだけど又いずれ。

ジュリア・ロバーツ、はじめ気づかず。文芸モノに出ているとは、驚き。
こんな瞳と口の大きい女性はジュリアしかいないと思ったらそうだった。
ブレンダン・グリーソンどこにいたのかなあ。「ハリポタ 炎のゴブレット」の教授だ。


紹介しきれるものではありませんわ。
世界史は好きだったんですけどね。アイルランドはしかし、あまり出てこないし。
ですが、良かったですよ。。アイルランドね。歴史って重いでっす。


● イーモン・デ・ヴァラ(アラン・リックマン)
「コリンズの偉大さは-いずれ歴史に刻まれよう、

ラストで映し出された言葉です。
主役、マイケル・コリンスのボス。 通称デフ。
はじめは信頼できるボスだったが、やがてマイケルと敵対。
カリスマ的ゲリラの指導者マイケルに嫉妬、猜疑心を募らせていく。
政治家だが、戦いは不得手なタイプ。理想家肌で、実際的でない。
マイケルが凶弾に倒れた後、完全独立を目指すデ・ヴァラは1932年に政権を握り、
1937年に完全独立を規定する共和党憲法を制定。エール(アイレ)共和国と改称した。
イギリスも翌年これを認めた。
歴史上の実在人物。重要な役だが、いや~な役どころをきっちり演じてます。
敵役でリーアムをしっかり、ひきたててます。
脱獄の時、彼の女装シーンがあるが、ちょっと笑えない。(でも、笑)
今回の役では良いとこなしでしたが、これもリックマン氏の存在感あってのリアリティーさでしたろう。
駆け足で、リックマン氏を観ようと思ってもそうはいかないこの映画。
リーアムもしいですし。重厚です。肩は、、凝ります。(笑) 

● マイケル・コリンズ(リーアム・ニーソン)
「スター・ウォーズ エピソード1」のジェダイマスター クワイガンだったのね。
「シンドラーのリスト」のシンドラー、かつ「ロブロイ」の人。
1952年6月7日 生まれ 北アイルランド出身。
「シンドラーのリスト」でアカデミー主演男優賞ノミネート。
「マイケル・コリンズ」でベネチア映画祭主演男優賞。
ブルックシールズやジュリアロバーツなど多くの女優とラブ暦があるそうで...
「ネル」で共演したナターシャ・リチャードソンと結婚。

戦争の話で暗いかなと思うが、そうでもない。
彼とハリーの会話などがフランクで明るいせい。
「俺は政治家では無い、政治家はあんただろう」とイーモンに話すシーンが印象的。
独立運動の最中 皆、サラリーマンのようにスーツ姿なのも戦争という感じがしない。
時代といえばそうだが、一般の人が紛争に身を投じているから。
テロリストのリーダーとして、仲間を統率できたのは
その戦術と人間的魅力なんだろうと思う。 
過激派テロ ・IRA(Irish epubulican Army)の前身、アイルランド義勇軍の
戦闘的ゲリラ戦術の指導者で、マフィアを髣髴させる殺人テロを推し進めた。
彼は、イギリスを震撼させ不完全ながらもアイルランド独立への道を開いた。
「はやいとこ戦争を終わらせよう」とブツブツ言ったりと、人間味があり、恐ろしげではない。
リーアムの、無骨な大男ぶりでテロリストという感じがしなかった。

● アイルランド系役者にこだわる
主役のマイケル・コリンズは生粋のアイリッシュ、リーアム・ニーソン様、
コリンズの親友で、ともに一人の女性を愛してしまう
ハリー・ボーランドにアイルランド系アメリカ人のエイダン・クイン様、
そして大英帝国の警察官僚でありながらも、密かにコリンズを支援する
ネッド・ブロイに、アイルランド出身スティーヴン・レイ様。
「アイルランド系」の役者にこだわってます。

●監督・脚本のニール・ジョーダンは『インタビュー・ウィズ・バンパイ
ア』、『モナリザ』、『クライング・ゲーム』などで知られる鬼才。
元々はアイルランド出身。アイルランド映画も面白そう。
「マイケル・コリンズは」ハリウッドものだけど。

監督: ニール・ジョーダン Neil Jordan
出演:
 リーアム・ニーソン  マイケル・コリンズ
エイダン・クイン   ハリー・ボーランド
アラン・リックマン   イーモン・デ・ヴァラ
ジュリア・ロバーツ   キティ
ブレンダン・グリーソン 
ネッド・ブロイ   スティーヴン・レイ
マイケル・コリンズ・サイト




<歴史>
アイルランドは古代ケルト人の国である。
ケルト人はフランス(ガリア)、ドイツ、北イタリア、スペイン、ポルトガル、バルカン諸国にまで勢力を広げていた。やがてローマに征服されてアイルランドやスコットランドに定住し始めた。(シ-ザーの「ガリア戦記」が有名)
しかし、12世紀になるとアイルランドは隣の島国イギリスから征服され始め、1801年、ついにイギリスに併合された。アイルランド人は土地を失い、小作人となってイギリス人地主の元で働かなければならなくなった。
1829年のカトリック教徒の解放で、アイルランド人がはじめて議員となった。しかし、人種・宗教が異なり、小作人が多いアイルランドの要求は議会で無視された。そこで、オコンネル、パーネルを中心に独立運動が行われ、アイルランド土地同盟が結成された。自由党のグランドストンは1886年と1893年に自治法案を提出したが議会を通過せず、土地法案のみ通過。その解決は第一次大戦後に持ち越される。

<イギリスからの独立>
1905年、アイルランド独立運動が盛り上がり、シン・フェイン党が設立。
1916.4.24.mon.
イースター蜂起(アイルランド独立運動)。シン・フェイン党員ら約1600人が中央郵便局を占拠。
1919年、シン・フェイン党の軍事部門として、IRA(アイルランド共和国軍)が発足。独立戦争勃発、国民議会樹立(アイルランド)。
1920年、アイルランド統治法制定。北アイルランド成立。
1921年、ついにアイルランドは独立を勝ち取ったが、プロテスタント教徒が多数を占める北アイルランド6州は(「シックス・カウンティ」)イギリス領として残り、南アイルランド20州は「アイルランド自由国」となったものの、イギリス連邦に属していた。
このため、内戦が起こる。
イギリスとの条約締結の任にあたった与党派のマイケル・コリンズが糾弾に倒れる。

1922年、アイルランド自由国成立(イギリス連邦自治領)。政府はアイルランド語(ゲール語)を第一公用語と定める(英語との併用)。
ジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」を発表。
1949年、「アイルランド自由国」は、イギリス連邦から完全に独立し、「アイルランド共和国」となった。

<イギリスとの対立>
イギリス政府は「アイルランド法」によって北アイルランドをイギリス領とし、北アイルランドに軍の駐留部隊を置いた。
アイルランドはアイルランド島全体(当然北アイルランドを含む)を自国の領土としたアイルランド共和国憲法を制定した。
肝心の北アイルランド自治政府はというと、カトリック教徒をイギリスから植民してきたプロテスタント教徒が支配し、選挙権、就職、住宅などを差別している状態だった。
1968年、プロテスタント勢力のカトリック教徒への襲撃・放火事件が起き、それが武力闘争のきっかけになった。ベルファストを中心にIRAのテロ活動が始まり、プロテスタントの過激派も武装組織を作ってテロで対抗していった。







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最終更新日  2006年03月01日 08時23分37秒


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