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2005年10月13日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『モナリザ・スマイル』 (2003) MONA LISA SMILE  上映時間 120 分
製作国 アメリカ ジャンル ドラマ/コメディ/ロマンス
公式サイト  ◇  シネトピ  ◇  eiga.com
モナリザ・スマイル(期間限定) ◆20%OFF! 「エリン・ブロコビッチ」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリア・ロバーツ「スパイダーマン」のキルステン・ダンスト 「セイブ・ザ・ラスト・ダンス」のジュリア・スタイルズ 「セクレタリー」のマギー・ギレンホール 。 監督は、イギリスの実力派マイク・ニューウェル。精緻な人間ドラマ「フェイク」から、ロマンティックでユーモア溢れる「フォー・ウェディング」、そして来年末公開予定の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の監督を務めるなど、幅広いジャンルで多才ぶりを披露している。




実在の名門大学ウェルズリー大学を舞台にしたこの映画は、脚本家のコナー と マーク・ローゼンタールのコンビ(「猿の惑星/ティム・バートン」)が数年前に ヒラリー・クリントン(元クリントン大統領夫人 次期アメリカ初女性大統領候補)がウェルズリー大学在学時代を振り返った手記を読んだ事からヒントを発した。ヒラリーが在学した60年代は女性に選択肢はあったが、その一世代前には、まるで違っていた。”<午前中はフランス語と物理学>を勉強し、<午後は夫の上司へのお茶の出し方>を学んでいた。” 

新任の美術教師キャサリン(ジュリア・ロバーツ)が、伝統ある女子大学に赴任し、自分の夢を叶えようとする。大学側や学生にとって重要で価値あるものは教育よりもエリートの恋人からもらう婚約指輪。キャサリンが生徒に教えたい事とはかけ離れた方針でした。大学の方針に合わないキャサリンは徐々に大学側からにらまれる。がっかりするキャサリンが発する言葉の数々。

「最高の大学と聞いていたのに、騙されたわ!この学校は 国の指導者の育成ではなく、その妻の養成学校だったのよ!実態はただの花嫁学校なんだわ!」

「アメリカ一 優秀な頭脳の持ち主達なのに、もちぐされ。。云々。。」

「女性本来の役割を否定しよう、と教えたつもりはない、さらなる高みを目指して欲しいと教えてきたつもりなのに。。云々。。」

家庭の主婦におさまるだけでなく、国を背負うことだって、女性も出来るはず。キャサリンの女性の地位の向上、生き方の自由を求める思想は、真珠湾攻撃の第2次大戦後の、アメリカのウーマンリブの始まりの頃なのか。

大学の校長のこんな言葉もあった。
「100年前は 女性が大学に行く事は 有り得ない事だったのよ。」
校長(女性)にとって、この大学は誇りであり、自身の時代の女性の先駆者なのでしょう。けれど、若い世代の教師キャサリンはもっと貪欲。

世代から、世代へと、変化はゆるやかに、それでも 進んできたのですよね。
それぞれの時代の女性の先駆者は苦労して 女性の生き方を切り開いてきたのを感じさせる言葉です。 周囲の敷いたレールをただ歩くのではなく、自分で活路を切り開く。<自主性>や<向上心>を生徒達に目覚めさせようというのが、キャサリンの教師としての夢。前の世代から、またさらに、進んだ考えということ。

今は、「女性学」なんて講義もあり、「歴史的」「民俗学的」「社会学的」「生物学的」に、<女性>について考え、学ぶ事が出来る時代になりました。 <女性>というポイントだけで、膨大な情報があるんですよね。
「モナリザ・スマイル」でも、そんな<女性>の一時代を垣間見れます。映画では、この頃の女性を忠実に描く為に、ファッションは下着から、お化粧はファンデーションから、当時のものを再現使用したらしいのです。あの頃のプローポーションには、当時のガードルやブラジャーが必要で、あの頃の肌合いを出すにも当時のファンデーションが必要な様です。そんな当時の女性たちの美も楽しむことができました。

●キルステン・ダンスト
女生徒たちのリーダー的存在で意地の悪いベティ 「スパイダーマン」
ジュリアの初日のドキドキの授業で、準備していったスライドを見せながらの美術の授業内容を ベティを筆頭に学生は 教科書は全て予習を済ませていて、「他に授業がないなら、自習にしていいですか?」っと教室を立ち去る、すごーく感じ悪い才女。 彼女の母は母校出身のいわゆるPTA会長。教師の採点も校長行い、首にしてしまう程の権限がある。 だから娘にもにらまれたらひとたまりも無い。 けれど、表面は優等生で恋人とも熱々で、、っと見えるけれど、内面は??


キャサリンを尊敬する優等生のジョーン「セイブ・ザ・ラスト・ダンス」
ベティの親友で、やはり優等生。 始めは ベティとともに 新任教師の自尊心をメッタ切り?にするけれど、ふと、自分の夢を明かしたことでキャサリン(ジュリア)から、期待をかけられ、後押しを得る。それで、ベティは怒るのだが、ジョーン自身は、キャサリンを尊敬するようになり、イエール大学法学部合格を喜び合い、自分の進路についても 進学か結婚かキチンと考え決断する。キャサリンは両立を進めるのだが、彼女の決断は??

●マギー・ギレンホール
奔放なジゼル 「セクレタリー」の演技が絶賛された。
”あなたのことを皆、売春婦と呼んでいるのを知ってる?”


●マーシャ・ゲイ・ハーデン
キャサリンの同僚のナンシー「ミスティック・リバー」「ポロック/2人だけのアトリエ」でオスカー、実力派。。
行きおくれのオールド・ミスなのだけど、お嬢様学校の大事な授業<午後の上司へのお茶の出し方>等、レディの礼儀作法の先生という、皮肉な役どころを、さすが、哀愁とコミカルを漂わせて絶妙~。

●監督はマイク・ニューウェル
精緻な人間ドラマ「フェイク」から、ロマンティックでユーモア溢れる「フォー・ウェディング」、そして来年末公開予定の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の監督を務めるなど、幅広いジャンルで多才ぶりを披露している。


婚約指輪だ、女性もキャリアだ、、というあたりは「キューティー・ブロンド」を思い起こさせます。 此方の方がずっと地味ですけど。 

 監督: マイク・ニューウェル Mike Newell

出演: ジュリア・ロバーツ Julia Roberts キャサリン・ワトソン
キルステン・ダンスト Kirsten Dunst ベティ
ジュリア・スタイルズ Julia Stiles ジョーン
マギー・ギレンホール Maggie Gyllenhaal ジゼル
ジニファー・グッドウィン Ginnifer Goodwin コニー
ドミニク・ウェスト Dominic West ビル
ジュリエット・スティーヴンソン Juliet Stevenson アマンダ
マーシャ・ゲイ・ハーデン Marcia Gay Harden ナンシー
ジョン・スラッテリー John Slattery
マリアン・セルデス Marian Seldes
ドナ・ミッチェル Donna Mitchell
テレンス・リグビイ Terence Rigby
トファー・グレイス Topher Grace


1953年、ニューイングランド地方。名門女子大、ウェルズリー大学に女性教師キャサリンがカリフォルニアから赴任してくる。彼女は美術史の助教授として就任し、優秀だが米国一保守的といわれるこの大学に自立心を育てるなどの教育方法で新しい風を吹き込もうと意気込んでいた。しかし先輩教師は、学生にとって重要で価値あるものは教育よりもエリートの恋人からもらう婚約指輪、とキャサリンの考えを一蹴する。それでも彼女は期待を込めて初日の授業に臨むが、早速したたかな優等生ベティら女生徒たちの反発に翻弄されてしまう…。






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最終更新日  2005年11月08日 20時10分32秒


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