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ジョニー・デップ


2005年11月17日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『舞台よりすてきな生活』 (2000)
HOW TO KILL YOUR NEIGHBOR'S DOG
上映時間 98 分  製作国 アメリカ  ジャンル コメディ/ドラマ
公式サイト / ロピン・ライト・ペン インタビュー

舞台よりすてきな生活 ディレクターズカット版


 スランプ中につき、子作りのお誘いとご近所づきあいお断り!

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製作総指揮ロバート・レッドフォード、監督は初の長編となるマイケル・カレスニコ。監督はレッドフォードをはじめ有名どこの目にとまって出資を受け、主役に大物ケネス・ブラナーを迎えられたことを、心から喜んだそう。劇中主役のピーターはイギリス出身のL.A.在住、禁煙大国のアメリカにいながら愛煙家、車はMG(たしか)、英国人気質に誇りをもつ皮肉屋の男……という設定。アイルランド出身にしてイギリス演劇界で活躍したキャリアをもつブラナーは、かなりのハマリ役。ほとんど素に近いと、ブラナーは監督に語ったとか。 子供の嫌いな劇作家が、隣に越してきた少女と接するうちに、いろんな悩みが消えていく、ひとくちで言えばそういうお話。

以下ネタバレ有りです。
●隣の少女
劇作家ピーターは、脚本に出てくる子供がリアルでないと演出家や俳優に批判され、隣家の少女エイミーを観察しようとするが、みつかってしまい、おままごとに招待される。 いちいちエイミーの言葉をメモするピーター。 「お父さんがいなくて寂しいかい」というピーターの失言に怒ったエイミーを、なだめるうちに徐々に意気投合していく。 「ぼくときみは一体、なん場面の何シーンを演じているんだい?」 「貴方は私と親友になりたがっているけど、私には別に親友がいるの」 少女の論に真剣に向き合おうとするピーターが微笑ましい。 足が悪い事で母親がやらせようとしない、水泳やダンスの楽しさを、ピーター夫婦はエイミーに体験させる。 

すっかりエイミーと打ち解けたピーターだったが、足の障害のことでエイミーの母親とやがて衝突、大喧嘩となる。

ピーター:「足が悪いからって何もさせないつもりか」「アンタが世間に対して子供を恥と思っているだけだろう」「あの子の恥はアンタだ」 

親にとって、子供のハンディは自分のことの様に苦しいこと。自分の身にかわってやれないことでなおさら辛いことだ。それを生まれた時からずっと見てきている。親子の歴史があるわけで。ハンディをどう子供と対処していくかは親によって違うだろうケド、その親なりに子どもにとって良いと思うことをしていくしかない。ピーターの苦言は痛烈だ。 そうした助言、謙虚に耳を傾けられる人はどれだけいるかな? ピーターはほんの数週間?知り合っただけの他人なのだし。他人の口出しすることではないと、妻メラニーは激しくピーターを非難する。  

ピーターの言葉は、本来、本当の父親なら言うだろう内容でしょう。母親は子の<自己>の体現者であり父親は<社会>の体現者ですから。長い目で見れば、試練も必要だし、いろいろな経験をさせるべきと考えるよね。ピーターの父性の目覚めってことかな? あとになって、エミリーの本当の父が登場するけど、ピーターには警戒の視線をむけるだけで、どういう父親なのかは描かれない。ピーターの父性にだけ注目かな。

親は「自分の子供のことは親の自分が一番理解している」と思ってる。煮て食おうが焼いて食おうが親の自由。(←もちろん冗談です)それだけ子に責任があるちゅうこと。でも、親である為に見えないこと、気づかないことってある。時には謙虚に、周囲からの言葉にも耳を傾けるべきかも、でも、できないかも(笑)やっぱり。私もただも怒り狂うだけかも~と思ったシーンでした。 

エイミーの母親は、あとあとピーターの言葉を何度も思い出すんじゃないかな~。「あの、頭にくるインテリ作家の奴!もしもまた会ったらぶっとばす!」とか思っても。。

エイミーが成長したら、ある時期ちょっとだけお隣さんになったピーターとの出会いは、成長するうえで、何かにぶつかったりつまづいた時、それを乗り越える<強さ>の糧のひとつになればいいな。「きみは  強い子だよ エイミー」「大きくなったらきっと 、ぼくのお芝居を見に来れるさ 」 


●隣の犬と不眠症とストーカーと不妊症、そしてインタビュー
ピーターが悩まされていることはいろいろで、それらがコミカルに語られている。 なんか言葉遊びをしてるみたいなんですね~。さすが作家が主人公のはなし。。

ストーカーについて警察が尋問にくる。ひとりの警官が、ピーターが劇作家と知って、

「あれは” アンドリュー・ロイド=ウェバー ”さ」
「わかった"サンセット通り"だ」
「それも” アンドリュー・ロイド=ウェバー ”」
「あれだ!”オペラ座の怪人”だろう!!」
「・・・・” アンドリュー・ロイド=ウェバー ”」

「・・・。」

これまた、「サイド・ウェイ」とか「アバウト・シュミッツ」等のように、平凡でさりげない 日常的なことのなかの面白さのつまったお話! 始クスクス笑いと、ちょっぴりウルッがお好きな方には バッチグー(古!)


●ロバート・レッドフォード監督/製作作品
モーターサイクル・ダイアリーズ(2003)
ニューヨーク 最後の日々(2002)
バガー・ヴァンスの伝説(2000)
モンタナの風に抱かれて(1998)
クイズ・ショウ(1994)
リバー・ランズ・スルー・イット(1992)
普通の人々(1980)

●原題と邦題
原題『How to Kill Your Neighbor's Dog』は、ピーターの劇の題名でもあり、作中のエピソードともからんでいる。 隣の家で吠えまくる犬にうんざりしていたのは実はカレスニコ監督自身で、「隣人の犬を殺す方法と、郊外テロの撲滅」という本を書くよと友人に語っていたという。そのアイデアが膨らみ、この作品の脚本が出来上がっていったそう。つまりは、監督は隣家の犬にちょっと感謝すべきだし、ケネス・ブラナー演じる劇作家は監督自身の投影?とも想像できる。邦題は、ストーリーの内容にあった言葉に日本で公開の際に変えられたんでしょうね。原題のまま訳すると、たしかに、なにやらミステリーのようで、雰囲気に合わなくなりそうですし。 




監督: マイケル・カレスニコ Michael Kalesniko
製作: マイケル・ノジック Michael Nozik
ナンシー・M・ラフ Nancy M. Ruff
ブラッド・ウェストン Brad Weston
製作総指揮: ロバート・レッドフォード Robert Redford
脚本: マイケル・カレスニコ Michael Kalesniko
撮影: ヒューバート・タクザノウスキー Hubert Taczanowski
編集: パメラ・マーティン Pamela Martin
音楽: デヴィッド・ロビンス David Robbins

出演: ケネス・ブラナー Kenneth Branagh ピーター・マクガウェン
ロビン・ライト・ペン Robin Wright Penn メラニー・マクガウェン
リン・レッドグレーヴ Lynn Redgrave エドナ
スージー・ホフリヒター Suzi Hofrichter エイミー・ウォルシュ
ジャレッド・ハリス Jared Harris 偽ピーター
ピーター・リーガート Peter Riegert
デヴィッド・クラムホルツ David Krumholtz
ジョナサン・シェック Johnathon Schaech
スージー・ヨアキム Suzy Joachim
ケイトリン・ホプキンス Kaitlin Hopkins
ペリ・ギルピン Peri Gilpin
タマラ・ジョーンズ Tamala Jones

ロサンゼルス在住のイギリス人劇作家ピーター。彼は目下2つの問題を抱えていた。ひとつは、子供が嫌いなために上演も間近に迫った新作戯曲の子役の部分が上手く描けずスランプに陥っていること。もう一つは、子供のダンス教室の先生をしている妻のメラニーからしきりに赤ちゃんが欲しいと迫られること。その上、夜中になると隣の犬が吠え、子供ノイローゼやストレスが募るピーター。そんなある日、エイミーという足の不自由な少女が向かいに引っ越してくる。さっそく彼女を家に招き温かく接する妻に対し、最初は交流を避けるピーターだったが…。  









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最終更新日  2005年11月17日 22時16分52秒


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