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2006年06月09日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『ソドムとゴモラ』 (1994) Abraham The Bible: Abraham

ソドムとゴモラ
堕落と退廃に満ちた古代都市、ソドムとゴモラ。この街の伝説とアブラハムの偉大な生涯を壮大なスケールで描く、歴史スペクタクル超大作。

「ハリー・ポッター」シリーズのリチャード・ハリス主演、『海の上のピアニスト』のエンニオ・モリコーネが音楽を担当した史劇ドラマ。旧約聖書で語られた、神の怒りを買い一晩で滅んだ“ソドムとゴモラの市”の悲劇を迫真の映像と重厚な映像で描く。



啓示を受けるアブラハム イサクを神に捧げる 苦難の旅 アブラハムとハガル(妾)アブラハム ファラオに捧げられたサラ 他部族.JPGストーリー:

紀元前。カランの地で暮らしていたアブラハムは、ある日「わたしの示す地へ行きなさい」という神の言葉を聞く。その言葉に従う決心をしたアブラハムは、妻のサラ、甥のロト達一族を連れて故郷を旅立つ。苦難の旅の果てに約束の地カナンに辿り着いたが、そこでの暮らしも楽ではなく、ロトは繁栄を極める“ソドムとゴモラ”の市に移住してゆく。だがそこは、人々が悪徳の限りを尽くす堕落した都であった。神の怒りを知ったロトは、街を脱出する。その直後、ソドムとゴモラは天空から降り落ちる“神の火”により地上から姿を消した…。一方、アブラハムにも試練が訪れていた。神への忠誠を示すため、息子を生贄として捧げることを求められたのだ。苦渋の決断をしたアブラハムは、息子イサクの手を引き山へ向かうが……。


感想:

旧約聖書の「創世記」を映像化しています。
<ハリー・ポッターシリーズ>の故 リチャード・ハリス(ダンブルドア校長) が主役です。ハリスは他にも「天地創造」で、”カインとアベル”のカイン役も演じてます。 旧約聖書や新約聖書の内容が書かれた映画 では、「ベン・ハー」「十戒」のチャールトン・へストン、最近ではメル・ギブソンの「パッション」が有名ですが、他作品でもマーティン・ランドーやクリストファー・リー、ユル・ブリンナー、ベン・キングズレー、など出演。「クイーン・オブ・エジプト」(1995)では ハル・ベリー

「ソドムとゴモラ」 は(ヘブライ語)旧約聖書の『創世記』に登場する、天からの硫黄と火によって滅ぼされたとされる都市。人々の堕落が神の怒りに触れたため。「ソドムとゴモラ」は神の裁きによる滅びの象徴として用いられています。(エゼキエル書 16章49-50節)ソドムの滅びた地が ”死海” であるとされている。

邦題は「ソドムとゴモラ」ですが、原題の通り、これはアブラハムのものがたり。アブラハムはご存知のように、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の始祖です。アブラハムは、唯一神が人類救済のため最初に選んだ預言者として篤く尊敬、祝福されている人物で、それらの宗教は アブラハムの宗教 とも呼ばれています。

【アブラハムの有名な逸話】

《聖書におけるアブラハム》 旧約聖書創世記11章~25章 登場 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

●ソドムとゴモラの町へ行った甥のロトの救出、及び町に神の怒りが落ちる様。ロとが町を逃げ出す時に、後ろを振り向いてはいけない、というくだりもちゃんとありました。しかし。妻が振り向いてしまって、あの、塩の銅像?になってしまった。
1960年代製作の「ソドムとゴモラ」の方が、題名通りの内容のようです。

● 息子イシュマエルを神ヘの供物に捧げよ と、神の啓示
驚き悲しむが、空に高く剣をかかげ、まさに息子の首を掻き切ろうとする瞬間に、神が供物の羊を、寄こしてくれるというのがあります。これは、神がアブラハムの信仰を試すための試練なわけですが、この有名なシーンも、ちょっと鳥肌でした。


正妻サラの子イサクがユダヤ教(ユダヤ人)、妾腹ハガルの子イシュマエルがイスラム教(アラブ人)の始祖である とされる。のちの経緯は描かれませんが、高齢のアブラハムと妻サラの、子供を授かるだろうという神の啓示、喜びなど分かりやすかったです。ハガルとイシュマエル母子の追放は、映画では語られません。

● 神の約束の地カナン
アブラハムが一族を率いて約束の地を目指す風景は、紀元前の暮らしぶり、いかに土地が重要か、他の部族との衝突など、興味深かったです。当時は早い者勝ち、ここは我の土地、っと名乗ったモノ勝ち。もしくは力で奪い取る時代。

このアブラハムの 「神の約束された土地」が、エピソードの中でも興味深かった。これが 現代における、 《パレスチナ問題》 の大元、争いの根源なわけですから。(もちろん他にもありましょうが。)イスラム教は、他の宗教も認めていて、ユダヤとも共存したいと考えている。アブラハムの時代では現に共存していたのですが、後世になりユダヤ教徒は、他の宗教は認めない、異教徒は悪と決め付け、共存を善しとしない。ユダヤ教・キリスト教のかたくなさの元となった、神話を見た思いです。


けっこう、おもしろかったです。



製作: ロレンツォ・マイノリ Lorenzo Minoli
製作総指揮: ジェラルド・ラフショーン Gerald Rafshoon
脚本: ロバート・マッキー
撮影: ラファエル・メルテス Raffaele Mertes
音楽: マルコ・フリシーナ Marco Frisina
エンニオ・モリコーネ Ennio Morricone  (テーマ曲)

出演: リチャード・ハリス Richard Harris
バーバラ・ハーシー Barbara Hershey
マクシミリアン・シェル Maximilian Schell
ヴィットリオ・ガスマン Vittorio Gassman
カロリーナ・ロシ
アンドレア・プロダン Andrea Prodin
ゴットフリード・ジョン Gottfried John










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最終更新日  2006年06月09日 23時24分39秒


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