がちゃのダンジョン  映画&本

PR

×

フリーページ

著者名索引:ファンタジー&児童文学 


☆指輪物語


☆ナルニア国物語


☆ゲド戦記


☆ハウルの動く城


☆ハリー・ポッター


☆ライラの冒険


☆ダレン・シャン


☆ダーク・タワー


☆バーティミアス


☆氷と炎の歌シリーズ


☆ランサム・サーガ


☆小人・人形・大草原 


E.L.カニグズバーグ


D.W.ジョーンズ


ローラ・E・ワイルダー


エラゴン・ザスーラ 等  



十二国記  


海外小説


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や行の作家


ら・わ行の作家


*


このミステリがすごい海外


ロマンス本


国内小説:


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や・ら・わ行の作家


このミステリがすごい国内


あ行の映画


か行の映画


さ行の映画


た行の映画


な行の映画


は行の映画


ま行の映画


や行の映画


ら・わ行の映画


アイ・ロボット 原作と映画


天国の口、終りの楽園


シェイクスピア映画


ハリー・ポッターと炎のゴブレット


外国映画あれこれ☆


イギリス映画


スペイン映画


フランス映画


欧州映画


イタリア映画


キューバ映画


メキシコ映画


ブラジル映画


アイルランド映画


映画俳優


ユアン・マクレガー


クリスチャン・ベイル


ゲーリー・オールドマン


アラン・リックマン


ジュード・ロウ


トビー・マグワイア


フランスの俳優さん


スペインの俳優さん


ジョニー・デップ


2006年12月04日
XML
カテゴリ: 日本文学
懐かしさと切なさあふれる感動長編。









『光の帝国』続編  常野一族:春田一家の先祖のお話が登場します。また、常野の血を引いた一人の少女のおはなしでもありました。

時代は、ちょうど日本が戦争に突入する前の、キナ臭さが匂いだした頃。「蒲公英草紙」は物語の語り手峰子が自分の日記につけた名前です。

ある村の中心槙村家。その槙村家の身体の弱いお嬢様の話し相手として選ばれた少女、医師の娘峰子。「きっと、一緒に女学校へ行きましょうね。」この言葉には峰子の少女時代のもっとも輝かしい思いが込められていたのが、読み終わってから分かりました。

槙村のお屋敷に出入りし、集まる様々な人々の中に春田一家も現われます。交流を通して峰子は常野の人々の存在を知っていきます。峰子自身は常野の人ではないのですが、彼女が大好きなお嬢様には、常野の血が流れている。常野は一族の中だけでなく、広く婚姻関係を結ぶようにという決まりもあるようなんですね。それで、婚姻関係を結ぶと、たとえば、子を産んだ女は同じ能力を持つようになる。男はなんともないようだかから、身籠ることで女性にも子を通して作用するのかしら。常野の人の能力の広がり方にも、少し触れてますね。

「光の帝国」では春田光紀&記実子の姉弟、「蒲公英草紙」では春田光比古&紀代子が登場します。彼らの「しまう」作業には書見台というのが、一役かっているようですね。「しまう」には「響く」という作用もあり、また、春田一家以外の人にも、彼らが「しまった」ことを見せてくれることができるようなんですね。人間録画・再生機能。「しまう」こと。それはとても不思議で、悲しく苦しい、暖かいこと。この本も、やさしさと暖かさと感動を覚える一冊でした。 

水害のシーンから終盤にかけては、恩田節ですね~。人の強さというのかな、、「塩狩峠」(曽野綾子)を思い出しました。暴走した列車を止めるために、主人公は長い療養生活を経てようやく結核の治った婚約者に会う為に乗った列車から、軽く祈って、飛び降りるというもの。あれは切支丹のお話。十代の頃に読んで、非常に強く記憶に残ってます。 これは信仰は関係ないですが、”祈り”の精神のようなもの、善や光の持つ強さと言うのは、信仰に限らず人は持ち合わせているとしか思えません。それはたしかに、持つことができるのだと。。環境や育ちによるのでしょうが。。

さらに、ラストはちょっと衝撃的。日本の歴史の脈動・流れを感じる終わりかた、そして常野の人たちは いまどうしているんだろう、と思いを馳せる、、そんな感動的な終わり方でした。







第134回芥川賞:絲山秋子さんの「沖で待つ」
    直木賞:東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」

芥川賞候補作品
 伊藤たかみ「ボギー、愛しているか」(群像12月号)
 佐川光晴「銀色の翼」(文学界11月号)
 清水博子「vanity」(新潮10月号)
 西村賢太「どうで死ぬ身の一踊り」(群像9月号)
 松尾スズキ「クワイエットルームにようこそ」(文学界7月号)

直木賞候補作品
 伊坂幸太郎「死神の精度」
 荻原浩「あの日にドライブ」
 恩田陸「蒲公英草紙」
 恒川光太郎「夜市」
 姫野カオルコ「ハルカ・エイティ」






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年12月04日 19時50分59秒
[日本文学] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: