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ジョニー・デップ


2007年02月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

主人公のブリー:フェリシティ・ハフマンは、この映画の演技で高い評価を得て、ゴールデン・グローブ賞(主演女優賞)など数々の賞を受賞した。第78回アカデミー賞では主演女優賞候補にノミネートされた。ドリー・パートンがこの映画のために書き下ろした「Travelin' Thru」も歌曲賞でノミネート。しかし、両方とも受賞は逃し、アカデミー賞では無冠に終わる。また、インディペンデント・スピリット賞では、フェリシティ・ハフマンとダンカン・タッカーがそれぞれ主演女優賞と新人脚本賞を受賞している。

トランスセクシャルのブリーは、男性としての身体を完全に捨てる手術を目前に控えている。そんなある日、ブリーは驚くような電話を受ける。ブリーがかつて、男性として一度だけ関係した女性との間に、息子がいたのだ。窃盗の罪で拘置所に入っていた息子トビーを保釈するため、ブリーは手術費用を切り崩してニューヨークへ向かう。ブリーは、自分の正体を明かさないまま、トビーを継父の暮らすケンタッキーへ送り届けようとするのだが…。



公式サイト


「ブロークバック・マウンテン」等、多様なセクシャリティをモチーフにした作品が高い評価を受ける中、全米で話題沸騰のハ一トフル・ドラマ「トランスアメリカ」

■親子の絆 性同一性障害

「幸せのちから」でみた父と子とは対照的な親子関係。ウィル・スミス親子の逆境にめげずにがんばる親子は、最後にはアメリカン・ドリーム、誰でも受け入れられるおはなし、父と子の愛情が太陽のように明るく、単純明快、分かりやすかったです。

対する、ブリーとトビー親子は、長年疎遠。トビーは父の顔も知らない。しかも性同一障害という高い壁。ブリーは自分が父とは名乗れない。それでも、徐々に二人に絆が生まれていく。


それにしても驚くのは、ブリー役のフェリシティ・ハフマンです。”男性が女装しているようにしか見えません!メイク、服装、低音の声。男優がやっているように見えます。これで、どうしてアカデミー主演女優賞が受賞できなかったのでしょう、残念でしたね。。


はじめ、むすこの登場で困惑します。ブリーにとっては息子の存在は晴天の霹靂だったからですよね。
かつては性同一障害は、世間にも自分自身にも、それを受け入れらるのは容易なことではありませんでした。「ブロークバックマウンテン」のように。対する「トランスアメリカ」では、時代設定が現代なので、ブリーは悩みつつも自分の問題を受け入れ、なんとか自分ひとりで生きていこう、とがんばってます。そんなところへ、息子が登場。さあ、どうしよう、混乱しますよねー。でも、まぎれもない自分の息子で、。

初めは 父とも名乗らず、さっさと義務だけ果たして、関係を済まそうとするけれど、一緒の時間を過ごすということは、互いを知るということは、愛情を感じるようになるということは、 もう嘘はつけないということ。。


「こんな父親でごめんなさい」
「あなたの のぞむような父親じゃなくでこめんなさい」


それは、

”こんな自分は嫌だった。”
”もっと違う形の自分でいたかった。”

そんな叫びともとれる切ない 親子の対話でした。




道のあるかぎり 前に進むだけ
ただの旅では 終わらせない
私というパズルを完成する為に
歌に出てくる 旅人のように
自分の居場所を 必死に探している
それはどこ? 本当に見つかるの?
でも 今はただ 旅をつづけるだけ
疑問は山ほど 答えはほんのすこし
でも いつかは真実を 見つけたい
今は 十字袈にかけられてるけど
復活したら新しい私になるの
神はわけあって 私を創られた
贖罪の方法は 人それぞれだから
神代 私を 見守ってください
何度も転びながら 私は歩き続ける
今は ただ旅を続けるだけ


<アカデミー賞 主演女優賞、歌曲賞ノミネート>
<ゴールデン・グローブ賞 主演女優賞受賞、歌曲賞ノミネート>


でも、ブリーがトビーにつぶやく言葉

「あの人たちが そのままの私を一度でも見てくれていたら」
家族たちへの思いは複雑なのだな~っと思う言葉でした。

この
”ありままを受け入れる”っていうのは、大事ですよね。。
ブリーが、自分がそうしてもらいたかったように。

自分を認めて受け入れる人がいる。
こんなに居心地が良い場所は無い。
ブリーもトビーも 自分の居場所を見つけていくのな~っと
窓越しのふたりの姿をみて思いました。




テーマは重い 作風も地味。
でも 時々くる""笑い""、ツボにきましたよ~。
ロードムービーってなんかいいんですよね~。
「 サイド・ウェイ 」「 アバウト・シュミット 」以来のツボでした。

しかし、""笑い""もなかなかに良かったです。
ブリーの家族、ブリーの母親のトビーへの”ばあちゃんの眼差し”や
トビーが出演する映画の題名 「牡牛たちの穴」には。。爆笑でした。

ゲイというと、「 ヘドィグ・アングリーインチ 」などの”ドラッグ・クイーン”キンキン声のイメージですが、(例外は「 プリシラ 」の テレンス・スタンプ)ブリーは低音。非常に冷静に身を処していて、マイノリティの悲哀が、好感度大でした。
「ブロークバックマウンテン」より 私は 好きでした。なんでかな?っと思うと、やっぱり"親子の絆"がテーマで、"男同士の愛"のテーマより、分かりやすかったからでしょう。






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最終更新日  2007年02月15日 11時47分54秒


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