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2007年03月29日
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テーマ: お勧めの本(8118)
カテゴリ: カテゴリ未分類
「新大草原の家」シリーズ ローラの母の物語
一家の暮らしもだいぶ落ち着いて、キャロラインたちは独立記念日のお祝いに行ったり、新しく犬をかったりして楽しい毎日をおくっています。お金持ちのストッダードさんのお屋敷でのパーティーにも招かれ、キャロラインは夢のような気分を味わうのですが、ある日、一家に立ち退きをせまる手紙が届きます…。小学校中級以上。






アメリカ合衆国は、13州から成る連邦共和国として出発し、今日では50の州にまで発展しました。アメリカの国旗、星条旗が13の縞と、15の星の図柄なのは、このことを現しています。

建国当時のアメリカの人口は約四百万人でした。しかし、1850年代には、人口約二千三百万人にまで増えています。

東部の人は西へ西へと新しい生き方を求めて移り住んでいきました。キャロラインの両親だけでなく、ヨーロッパ中からたくさんの移民がアメリカに渡り、西部の開拓民になりました。

ウィスコンシンは特に移民が多く、アメリカの人口10%が移民なのに対し、ウィスコンシンでは、36パーセントが移民だったそうです。多くはドイツやスカンディナビアや、オランダ、そしてイギリスからでした。

キャロラインがはじめての学校で知り合う 少女のエルザ・シュミットはドイツからの移民の子です。英語がよく分からず初め、孤立します。キャロラインたちも、ただの無作法な子と思いますが、母さんからの説明で、言葉がわからないだけなのだと、知るようになります。(あとがきより)





ローラの母さん、キャロラインの少女時代を描いた“クワイナー一家の物語”の2作目。厳しい冬を乗りきって、一家の暮らしはようやく落ち着きを取り戻してきました。町の中心地、十字路は様々なお店が並び、いろいろな人に出会える場所で、7才になったキャロラインに、独立記念日のパレードを見たり、インディアンに会ったりと、町はわくわくどきどきです。 キャロラインは、犬を飼ったり、学校へ行ったりと、楽しい日々を送ります。町のお金持ちのストッダードさんのお屋敷でのパーティにも招かれ、夢のような気分を味わいます。ところがある日、一家のもとに一通の手紙が舞いこんできました。

この巻では、妹や弟の面倒を見たり、お母さんのお手伝いを立派にやりとげ、キャロラインも少し成長しています。また、普段は張り合いながらも、いざとなると相手を思いやる姉妹の関係もほほえましく、巻末の解説では、ウィルスコンシンに住んでいた本間長世さんの実生活に基づいたお話や、サンタクロースが現在よく知られている姿になるまでのエピソードも楽しく語られていています。アメリカの開拓史は、とても興味深く、21世紀に生きる私たちに、忘れ去った大切なことを甦らせてくれます。


最後の方では、クワイナー一家は、立ち退きという、辛い現実に直面することになります。次作では 大黒柱の父のいない、一家が新天地でどのようにまた土地と運命を切り開いていくのでしょうか。


福音館書店 バナー福音館
ローラ・インガルス・ワイルダー クワイナー一家の物語全4冊

【クワイナー一家の物語 全4冊】
ローラの母のものがたり

・『ブルックフィールドの小さな家』クワイナー一家の物語1
・『十字路の小さな町』クワイナー一家の物語2
・『森の小さな開拓地』クワイナー一家の物語3
・『コンコード・ヒルの上で』クワイナー一家の物語4

「大草原の小さな家」の著者ローラの母さん,キャロラインの少女時代を描くシリーズ。厳しい暮らしの中でも希望を失わない一家が,さまざまな人との出会いの中で困難を乗り越えていきます。










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最終更新日  2007年03月29日 22時23分33秒


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