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2007年04月28日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『バベル』(2006)BABEL
上映時間 143分 製作国 アメリカ ジャンル ドラマ 映倫 PG-12
BABEL  ポスター
「アモーレス・ペロス」「21グラム」の俊英アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、旧約聖書の“バベルの塔”をモチーフに描き出す衝撃のヒューマン・ドラマ。モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本、それぞれの場所で孤独な魂どうしが織りなす愛と哀しみ、再生への希望の物語が同時並行で鮮やかに綴られていく。日本から役所広司とともに参加した菊地凛子が各国の映画賞レースを賑わせ日本でも大きな話題となる。
監督: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
製作: スティーヴ・ゴリン ジョン・キリク アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ  
出演: ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット ガエル・ガルシア・ベルナル 役所広司 菊地凛子


公式サイト




バベル 画像集.JPG壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにするが…。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいら立ちを感じていた…。



メキシコ人への偏見、モロッコの親兄弟、アメリカの夫婦、日本の親子など、世界の縮図を映したあらゆるシーンがありました。


本当に理解して欲しいことが、理解されない。
人が抱える孤独は、肌の色、国境、言葉などなど、そんなことに関係ない。
一番身近な家族の筈でさえ、気づかないし、救えない。


”菊池凛子さんアカデミー賞ノミネート”に湧いたウキウキ気分で見に行くと裏切られます。ガツンとくる映画ですね。それは、そうなのですよね。なにせ監督あのイニャリトウ監督なんですから。「アモーレス・ペロス」の鮮烈さが洗練され、規模も大きくなった造りの印象でした。


今、見慣れている映画の“娯楽”作品にはあてはまりません。わたしとしても、つまらなかったとも、見ごたえがあったとも感想は真逆な気持ち両方が湧き上がります。見てよかったのか、見なくてもよかったのか。。

それでも、小さな救いはありましたが。


ここから、ダラダラと感想を、、。(^^)

ブラピ&ケイトの夫婦のモロッコ旅行での銃撃事件。
あんな辺鄙な場所での旅行は危険ですね~。
何かあったらすぐに携帯であらゆる所に連絡が付くのが当たり前の文明世界に一刻も早く戻りたい!ブラピの気持ちが痛いほど。
「私の村が一番近いし、救急車が呼べる。医者もいる」
現地ガイドの言葉にすがるように、ついた村の医者の家?は診療所とも呼べないような場所で、しかも、地べたに寝かすしかないし。。ア~不潔っぽい。カルチャーショックもいいとこでした。それでも、そこで当たり前に生活している人はいるわけ。


ブラピ&ケイト夫婦がそんな災難に合っている頃、アメリカの彼らの家では子供たちが乳母に面倒を見てもらっている。ところが乳母はどうしても息子の結婚式にいきたいのに、代わりの子守が見つからず、主人に黙って子供をつれてメキシコの国境を越えて結婚式へと向かう。このとき同行する、運転手役がガエル・ガルシア・ベルナルくん。子供たちの頭上に暗雲が立ち込めるのが見えるようでしたよね~。 いろいろあって、しまいに、ガエルくんは、叔母にあたる乳母と子供たちを砂漠に置き去りにしてしまう、ひどい奴でした。あ~、またもそんな役。。ちょっとため息。。ひさびさにガエルくんの新作観れて嬉しいような、役柄がさえなくてなんとなく意気消沈でした。(笑)でも、そんな非道な役でも、やっぱし、素敵♪(←アホアホですみません。)


さてさて、菊池凛子さんですが、まー、びっくり。ほんとに体当たりな役だったのですね~。いろいろな賞に出席した時のドレス姿からは、想像つかない、役柄でした。聾の女の子。彼女は障害があって、母を亡くしていて、父に苛立ち、思春期で。 彼女は色々抱えているものがあって、大変そう。日本で何不自由ない女子高生だけど、、実にあやうい。都会の交差点が危険に満ちて見えましたよね。日本の若者も、リアルでそんなにズレた描き方ではなかったのですよね。、イニャリトウ監督、日本通?それとも、スタッフに日本人がいたのでしょうかね。たびたびの挑発行為も、外人の女性のフェロモンムンムンぶりは抑えてあって、日本人が見ても違和感が無かったし。確かに怖いですが。。フラストレーションや奔放さや、微妙なトコで、凛子さん、多少年齢で難はあっても、微妙なギリギリさがうまいな~っと思いましたん。


まー、ほんとに、見ててやり切れない気持ちになりました。
いろんな意味で ため息 意気消沈する作品でした。
元気や勇気や幸福感とは程遠いかな~。


特に、銃撃事件の犯人がね。。
別にミステリータッチの犯人探しではなく、初めから、どうして、そんなことが起こってしまったのかは、冒頭で真っ先に描かれてます。
事件も隠蔽もなにもなく、アッという間に警察の手が回るし。。
犯人を前にして立ち尽くし、サングラスを外す警部?の気持ちもなんともやり切れないものがあったのでは。世界的に大ニュース。テロ事件か!と大騒ぎの大事件の、真相は。。




まだみてませんが、
「ハンニバル・ライジング」を見てスカッとしたくなりました。
猟奇殺人モノでスカッとしたいという、表現は変ですけど!
「バベル」には、悪人は居ないのですよね。
悪人は一人もいない、それいて、なんとも、居心地悪く 腹具合が収まり悪くなる、、。
イニャリトウ監督は、この手法で、ずっとつづけるんですかねー。







バベルの塔

バベルの塔(ばべるのとう)は『旧約聖書』の『創世記』に出てくる伝説上の巨大な塔。古代メソポタミアの中心都市であったバビロン(アッカド語で「神の門」の意味)にあったといわれ、古代メソポタミアに多くみられたジッグラトという階段状の建造物だとも言われる。

実現不可能な天に届く塔を建設しようとして、崩れてしまったといわれることにちなんで、空想的で実現不可能な計画はバベルの塔ともいわれる。

西洋美術上の題材の一つであり、16世紀の画家ピーテル・ブリューゲルが描いた絵画が有名である。







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最終更新日  2007年04月29日 01時17分24秒


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