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ジョニー・デップ


2007年07月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
突然、通り魔に夫を殺されてから、キャロラインは必死で12歳の娘ローリーと11歳の息子ライアンを育ててきた。でももう限界―ところが、偶然出会った知的でハンサムでお金持ちの紳士トニーと恋に落ち、結婚することに。一家はトニーの住む高級アパートメントに移ったが、そこロックウェル館は“セントラルパーク・ウエストの大妖館”として知られる不気味な建物だった!毎晩、悪夢にうなされるライアン。みるみるやつれていくローリー。この建物にはいったいなにが巣くっているのか?親切だがどこか風変わりな住人たちの正体は?―名手ジョン・ソールが描く、恐怖と驚愕のホラー・サスペンス。







モダン・ホラージャンルが始まった頃、キングやクイーンツと並び紹介されていた作家さんだそうですが、初めて読みました。

人気の<J・Dロブシリーズ>に代表するように、ミステリサスペンスが主体で女性向きな、ヴィレッジブックスからの刊行ですから、彼の初期の他作品に比べると、軽めのようです。『暗い森の少女』とか『殉教者聖ペテロの会』とか、読んだ方には別の意味で衝撃的のようで。可も無く不可もない普通のモダンホラーだと。初期の作品は一体、どんなドロドロなんでしょう?

童話『ヘンゼルとグレーテル』がどうしても連想していしまいましたね。
子どもたちの敵は 継父とか、継母という系図。魔法使いのおばあさんに、丸々と太らされてから、食べられそうになるヘンゼル。道に迷いはしないけど、実父の死で公立学校に転校していじめに合うなど、試練があります。しかも、母はそうした子どもの内面の悩みの本質を気づかない。親子の絆の迷い道です。


始まりは、夫を亡くして苦境に立つ女性のシンデレラストーリー的。けれども「何かおかしい、うまくいってない」という感覚がずっとつきまとう。


<都市伝説>モノとも言えますね。 皆が奇異の目を向ける建物。
マンハッタンのセントラル・パークを見下ろす高級マンション。
子どもは わざわざ通りの向こうを渡って過ぎていきたくなる。
できるだけ、絶対近寄りたくないし、中に入りたくない。

ヒロインの未亡人、子ども達の母だけは、生活苦の為か、マンションの放つ邪悪なオーラをあんまり感じない。彼女の友人や子どものアンテナには、しっかり胡散臭い!とひっかかっているのに。子どもが必死に訴えているのに、「もう何も聞きたくないわ!」と言い放ってしまう鈍感さ。 母親って、再婚すると、こんな風になってしまうのかいな。。 悲しいですね。




アン・ライスの<○○○○○・クロニクル シリーズ>やS・キングの『呪われた町』小野不由美の『屍鬼』に比べると、説明が足らない、謎のままの終わり方で、最近のこのジャンルのはなしとしては、ツメが足らないアッサリ感です。 でも、謎は謎のままに、というスタイルもいいのか。






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最終更新日  2007年07月02日 11時26分46秒


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