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坊津のハゼの3日目は、ホタテツノハゼ属の一種です。図鑑「日本のハゼ」の-3に分類されている種です。この2枚の写真は、雌雄で、背鰭の形で判別されます。上の写真が雌で下が雄です。この雌は、昨年9月以来、ずっと継続観察している固体で、観察当初はなかなか、人を近づけさせませんでしたが、今ではかなりカメラ慣れしてきたのか、105mmレンズの最短距離近くまでよることが出来ます。7月ぐらいにペアになったとの話を聞いたのですが、オスが非常に神経質な為か、私はまだ観察できていません。オスの幼魚だと思います。ひとつの巣穴に同じくらいの大きさの雄が2匹同居していました。今年の1月の末ごろに2週間程度観察できましたが、今は引越ししたのか見られません。
2005/08/31
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坊津のハゼです。1枚目と2枚目はセボシウミタケハゼです。昨冬の鹿児島の海はかなり水温が下がり、普段は越冬するはずの多くのウミタケハゼの仲間が、死んでしまったようでした。この写真は、4月の頭ごろ、そんな過酷な条件をくぐり抜けて生き残った彼を発見して、喜びのあまり半泣きになりながら撮影したものです。背景を変えてやることで、印象が大きく変わった写真になったと思うのですが…。昨日のミジン君が、思いがけず好評だったので、調子に乗ってもう1枚UPします。昨日の2枚目とよく似た構図の写真ですが、こちらの方が淡い感じが出ていて気に入っています。
2005/08/30
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今日から、再びホームグランドの鹿児島で撮影した、生き物を紹介します。坊津の隣町の笠沙町の海では見たことがあったのですが、坊津・平崎では、私自身は初めて発見できたミジンベニハゼです。(毎年、夏の終わりから秋ごろに現れるようですが、今までなぜか見たことがありませんでした。)1本目終了後、2本目に備え窒素抜きをしているとき、知り合いのガイドさんが、お客さんを連れてこられました。ガイドさんへ「○○さん、ミジンが出てますよ!!」半ば鼻高々に居場所の説明をする私。その後、2本目のエントリー、セルフで自分のペースで潜れることもあり、2本で計200分あまりの潜水中、半分以上の時間をミジンの前でファインダー越しにニラメッコしていました。浮上後、件のガイドさんが、「ミジン居ましたよ!!ペアでしたね。」「へ?、ペア?、ペアだったんですか?」100数十分、ミジンの前で観察し続けたのにペアだったとは全く気づきませんでした。ひょっとしたら、別の個体を見つけられたのかもしれませんが、もし同じ個体なら、あれだけの長時間にわたって観察していたのに気づかなかったとは…、かなりへこみました。ミジンを発見できた喜びも半減、次週のリベンジを期すのでした。ちなみに下の写真は、たぶんあくびだと思います。人は眠気を感じたときあくびが出ますが、犬など緊張したときにあくびが出る動物もいるようですから、この子は、あまりにしつこくカメラで追い回されて緊張であくびをしたのかもしれませんね。
2005/08/29
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石垣島で撮影した甲殻類の4日目は、昨日に引き続きオトヒメエビの仲間です。ダイバーの間ではバイオレットボクサーシュリンプと呼ばれている種で、観察できるポイントとしては慶良間の北浜(西浜)が有名ですが、石垣でも最近になってあちこちで見つかっている様です。今回、私は観察することはかないませんでしたが、石垣ではこのほかに、ザンジバルボクサーシュリンプも散見されていて、昨日のEarle'sといい、まさに、石垣島恐るべしです。http://www.ishigaki-diving.com/photo/024.html下の写真はペアで、かなり判り難いのですが、手前の雌の腹部に、青い卵塊を抱えています。トリミングしています。
2005/08/28
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石垣島で撮影した甲殻類の3日目は、オトヒメエビの仲間です。CRUSTACEA GUIDE OF THE WORLD という、洋書の図鑑によると、Distribution : Comoros and Hawaii only.General : The species is extremely rare.と、書かれています。コモロはアフリカ沖のインド洋に浮かぶ島国で、生きた化石シーラカンスが発見されたことで有名です。コモロとハワイでのみ発見されているとありますが、あまりにも場所が違いすぎるので、その間の東南アジアやミクロネシアでもいるのではないかと推測していましたが、極端に稀な種とあるのでまず、観察できるチャンスは無いだろうと思っていました。ところが、今回幸運にも遭遇することが出来、あまりのうれしさに、思わず水中で絶叫してしまいました。撮影中は、「今回失敗したら2度と撮影の機会はない」と思い、久々に、異常なほどの緊張感を感じての撮影となりました。プレッシャーで、シャッターを切る手が震えていたのを覚えています。大きさは、1.5~2cm程度と小さいですが、写真の個体の腹部には緑色の卵塊が付いているので、この大きさで成体のようです。体色がよく似た種にクメジマオトヒメエビがいますが、http://plaza.rakuten.co.jp/delpacifico/diary/20050725/こちらは、体長10cm程度の大型種で、大きさの違いにも驚きでした。おそらく、日本では初の発見であるとおもわれます。英名はEarle's boxer shrimp 学名はStenous earleiです。
2005/08/27
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石垣島で撮影した甲殻類の2日目は、異尾類(ヤドカリの仲間)です。通称「ロボコン」と、ダイバーの間で親しまれているアナモリチュウコシオリエビです。アナモリは穴守の意で、いつもお尻を穴の中に入れています。kasumicyoucyouさんのコメントで、すでに和名は書いていだいてますが、ベニワモンヤドカリです。赤とオレンジの縞模様からは全く想像できない、真っ白な甲を持つ美しいヤドカリです。
2005/08/26
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今日からは、石垣で撮影した甲殻類をUPしていきます。始めは、バブルコーラルシュリンプです。よく撮る被写体ですが、今回はストロボの照射角度を色々変えて撮ってみました。意図的に影の部分を作ることで、わりと雰囲気が変わると思います。アカシマシラヒゲエビです。盛んにユカタハタをクリーニングしていたので、そのシーンを撮りたかったのですが、同居しているスカシテンジクダイがレンズとハタの間に入り込んでしまいいい画は撮れませんでした。
2005/08/25
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石垣で撮影した魚は、昨日のマンタで一通り終わったと思っていたのですが、1日分もれてました。で、今日も石垣で撮影した魚です。沖縄ではどの島でも普通に観察されますが、石垣の魚ではずせないイシガキカエルウオです。エントリー前のブリーフィングでガイドさん、「ガーデンイールの黒点っていくつあるか知ってます?」ゲストはみな知らない様子。私も今まで意識したことが無く、知りませんでした。ガイド氏の話では、たいていの写真では2個写ってる場合が多いが、実は3つ目もある、このポイントのガーデンイールはかなり人なれしていて、なかなか引っ込まないので、3つ目の点を是非見てほしい、とのことでした。手持ちの図鑑を一通り見てみましたが、やはり2つしか写っていません。何気なく観察するだけでは、たぶん気づくことは無いと思うのですが、このようなちょっとしたことを知ると楽しいものです。
2005/08/24
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石垣の魚の3回目はマンタです。マンタスクランブルでも、ほとんど無視していたマンタですが、一応撮影しました。しかし、今回水中用に用意したレンズは105mmマクロのみ、このレンズは2cm程度の小さな被写体を画角いっぱいの大きさに撮ることが目的のレンズです。このレンズではマンタのような大きな被写体は、気が遠くなるほどの距離をとらなければ、全身を写すことは出来ません。不透明な水中という環境を考えると、写真にクオリティーを求めることはまず無理です。(画作りも何も有ったものではないですが、)幸い透明度がよかったので、距離を置いて撮影した写真も何とか撮れました。
2005/08/23
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石垣の魚です。言われないと何の魚か判らないかもしれませんが、真正面から撮影したハダカハオコゼです。ケラマハナダイの幼魚です。ハナダイの中では比較的動きも穏やかで撮影しやすいです。
2005/08/22
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石垣で撮った、ハゼ以外の魚です。クレナイニセスズメです。沖縄辺りではよく見かけますが、実は初めて撮影しました。しかし、色が飽和気味になってしまい、独特の深い紫色の色調を引き出すことは出来ませんでした。ナカモトハゼを撮った帰り道で撮影したジョーフィッシュの黄化個体です。黄色のジョーは神経質なイメージがあったので、初めは、わりと離れて撮影していましたが、この子は、かなりダイバー慣れしているようで最短撮影距離までよっても全く引っ込む様子はありませんでした。
2005/08/21
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今日も石垣島で撮影したハゼをUPします。チゴベニハゼです。この写真も、マンタを無視して撮影していました。アカネダルマハゼです。住処にしているトゲサンゴの先端部へ出てきたところを撮影しました。
2005/08/20
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石垣のハゼ4日目です。撮影中も、その後もずっとヤセアマダイだと勘違いしていた、オグロクロユリハゼです。もっと、勉強せねば!!ハタタテハゼです。鰭が閉じちゃってます。残念。
2005/08/19
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石垣島のハゼの3日目は、ちょっと深場にいるハゼです。どちらも、全く近寄ることが出来ず、証拠写真しか撮れませんでした。トリミングしています。モエギハゼの幼魚です。肝心の、きれいな淡い色合いが出てません。スジクロユリハゼの幼魚です。成魚の方が体色がハッキリしているのでしょうか?
2005/08/18
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石垣のハゼといえば、この子抜きには語れない、ナカモトイロワケハゼです。先日の台風で、ほとんどいなくなってしまったそうですが、ひとつの牛乳瓶になぜか3匹入ってました。出来れば、ペアが仲良く並んでいるところを撮りたかったのですが、タイミングが合わずかないませんでした。写真は全てトリミングしています。
2005/08/17
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先ほど、石垣島から帰ってきました。事前のリクエストで見れたもの見れなかったもの、色々ですが、全体的には大満足の3日間のダイビングでした。写真も結構撮ったので、しばらくUPして行こうと思います。始めは、石垣の代名詞、川平マンタスクランブルでマンタには目もくれずに撮っていたイソハゼたちです。わりと生息数が多く、何の気なしに撮っていたこの子ですが、図鑑で種類を調べてもよく解りません。たぶん未同定種だと思います。アオイソハゼです。イソハゼは、ベニハゼと比べて移動範囲が広く、活動的なのでちょっと撮りにくいですね。ここまでぼかすと何だか解りませんが…、ニセクロスジイソハゼです。
2005/08/16
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鹿児島・坊津で撮影したウミウシです。ウミウシは冬場になると多く見かけるようになりますが、鹿児島でも同じく、かれらの存在で冬の到来を感じます。毎年同じヒドラに付く、スミゾメミノウミウシです。ウミウシとヒドラと背景の色のコントラストがいい感じになりました。この写真を撮影したときは1cmほどの大きさだったのですが、翌週には3cmほどにもなっており、ちょっとびっくりしました。ミスガイです。正面の黒い2つの点は「眼」です。鹿児島では錦江湾でも坊津でも毎年わりと多く観察されます。04~05年の冬場に大発生したヒロウミウシです。どちらのペアも交接中です。
2005/08/12
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久々に、過去に撮影したワイド写真を載せます。どちらの写真も、ニコンクールピクス5000にINON製ワイドコンバージョン+ドームレンズユニットで撮影しました。慶良間で撮影した洞窟です。ポイント名は忘れてしまいました。光の帯をわりと綺麗に表現することが出来たと思うのですが…。ギンガメアジの群れです。この写真は、太陽を入れ込んだことで、悔やまれることが2点あります。ひとつは、ゴーストが発生していること。もうひとつは太陽とその周辺が破綻していることです。水中写真での光源周りの破綻はCCDの場合、避けがたいことで、ゴーストの発生も汎用のコンバージョンレンズですので、仕方ないのかもしれません。
2005/08/11
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錦江湾の甲殻類の4日目です。ネクサスD70の新型ファインダーへの変更が仕上がり、テストを兼ねて早速、日曜日に錦江湾で潜りました。15m以深の透明度は良かったのですが、水面下から10m辺りまでは、透明度50cmという状態でした。この写真のガンガゼカクレエビは、3mくらいのところでの撮影だったので、60mmレンズの最短距離までつめても、このように霞がかかったような写真になってしまいました。新型マグニファイアファインダーですが、D70のファイダー倍率0.75倍から1.2倍への変更となります。感覚的には、まるで別次元の見易さです。ピントをはずす確率も明らかに低くなったようです。ノーマルよりも四隅の蹴られは大きくなるはずですが、ノーマルファインダ使用時から、四隅は覗く角度をづらして確認していたので、私には違和感は有りません。いい買い物でした。イソバナカクレエビのSPです。ガイドさんはSPとおっしゃるのですが、私にはノーマルとの違いが全く解りません。もっと観察眼を磨かねば…。
2005/08/10
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引き続き、錦江湾の甲殻類を紹介します。桜島の沖に浮かぶ、沖小島(おこがしまと読みます。)の周りのポイントに潜ると、非常に多くのラッパウニが見られます。ゼブラガニはラッパウニやフクロウニ類の棘を直線状に刈り取った所に住みます。ラッパウニは、海底に落ちているごみや貝殻などを、表面に付けてカモフラージュしますが、ゼブラガニが住むラッパウニは、これらを付けることが出来にくくなります。貝殻などが付いていない、または、半身しか付いていない、ラッパウニにはゼブラガニがいる可能性が高いです。ラッパウニには猛毒があるため触ってはいけないとの話をよく聞きますが、実際は、あまり強い毒ではないようで、素手で触っても問題ないようです。イボイソバナガニです。ムチカラマツ類に住みますが、この写真の個体はポリプを体表につけています。
2005/08/09
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錦江湾の甲殻類の2回目はヒトデヤドリエビです。宿主のヒトデの色に合わせて、自身の体色を変化させるエビですが、どちらの写真も白い個体です。背景によって、全く違う印象となりました。
2005/08/08
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桜島の最南端は観音崎と呼ばれています。この観音崎のすぐ沖側は、急角度のスロープが-100m以上まで落ちているポイントです。このポイントの-15m辺りから、ジュウジキサンゴの大群生が見られます。濁りがちで、青抜きの写真が撮りにくい錦江湾ですが、真冬になると、透明度が上がりだします。この写真は、15℃を切る水温のなか、ふるえを我慢しながら撮りました。幸い、綺麗な青が撮れたので、我慢した甲斐がありました。こちらは、ジュウジキサンゴに住む、キサンゴカクレエビです。錦江湾では数年前の真冬に始めて発見され、話題となりましたが、最近はその生息数も増えてきているようです。キサンゴの触手はちょっとしたことですぐに引っ込んでしまいます。触手が綺麗に開いたままの状態で、撮影したかったので、20分ぐらい?キサンゴの前でチャンスを待って撮りました。
2005/08/07
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錦江湾で観察できるヨウジウオの仲間です。錦江湾では写真の種のほかにサンゴタツ・イシヨウジ・ヒバシヨウジ・ダイダイヨウジ・ヒフキヨウジなどが見られます。ワカヨウジです。ガイドさんからお聞きした話では、もう何年も同じ場所にペアでいる仲良し夫婦だそうです。ワカヨウジを見分けるポイントは、顔先に指を近づけることです。ワカヨウジなら、必ず首?を左右に振って「イヤイヤ」と答えます。ニシキフウライウオの雌です。普段から濁りがちで暗い海である錦江湾の、-20m程度にある隠れ根のオーバーハングについていたオオウミシダのなかにいたので、非常にフォーカシングに苦労しました。お腹側を撮った写真です。卵(未受精卵)を抱いているのが解ります。
2005/08/06
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鹿児島・錦江湾で観察されるハナダイを紹介します。錦江湾でも、湾口部で観察されるキンギョハナダイです。桜島周辺部ではみかけません。写真は幼魚です。錦江湾名物といえるアカオビハナダイです。他のエリアの海では、数匹観察されれば話題となるくらい生息数が少ない種ですが、ここ錦江湾では、数百・数千単位の数で群れています。夏場に婚姻色で輝きを増した雄は非常に美しく、妖艶という言葉がぴったりです。雄雌共に撮れました。この写真は5月ごろの撮影だったので、雄はまだ婚姻色が出ていません。雌は外観上は、ケラマハナダイの雌にそっくりです。錦江湾のハナダイ=アカオビが浮かびますが、他にもアカイサキ・アズマハナダイ・サクラダイなども見られます。しかし、通常-60m以深の深場で観察されます。浅場が濁りがちな錦江湾では、これくらいの深度まで潜ると逆に透明度はよいのですが、昼間でもナイトダイビングのように暗くなります。その為、大光量のライトは必携ですが、ライトで急に魚を照らすと逃げてしまうので、そのあたりの兼ね合いが、撮影を困難にします。この写真も-65mあたりで撮影しました。
2005/08/05
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鹿児島・坊津で撮影したヤドカリの仲間です。8/1にUPした宮古のヤドカリと感じのよく似た写真が2枚ありますが、いずれも別種です。はさみ脚の爪先が綺麗なオレンジ色のニシキカンザシヤドカリです。(この写真ではボケていますが、様子はお解かりいただけると思います。)対して、こちらは歩脚の先端に、オレンジ色が華やかなペディキュアでメイクされたアカツメサンゴヤドカリです。フルセゼブラヤドカリです。宮古で撮影したゼブラヤドカリ属の一種とよく似ていますが、こちらは歩脚に白点がありません。エビ・カニガイドブック(八丈島編)によると30m以深に生息と有りますが、坊津では10m程度で見られます。
2005/08/04
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引き続き、鹿児島・坊津で撮影した甲殻類です。昨年、坊津に2個体が初出現し、話題騒然となったサクラコシオリエビです。あまりに多くのダイバーが集中したため、日に日に宿主のツボカイメンが傷み始め、鹿児島を直撃した台風のために、カイメンごと飛ばされてしまい、いなくなりました。襞状のカイメンの窪みにいるため、観察しにくいことは確かなのですが、心無いダイバーのせいで、貴重な自然が破壊されていく様子は非常に心が痛みました。私たち人間が、スキューバダイビングを行うこと自体が、海の環境に対して悪い影響しか与えないことを今一度考え直す必要があると思います。こちらは、白版のサクラコシオリエビともいえる、ヒヅメコシオリエビです。住処のツボカイメンが出来るだけ幻想的になるように、オーバーぎみの露出で撮影しました。最後は、イソコンペイトウガニです。共生するウミトサカ類にそっくりな外観ですが、さらに、ポリプを体に付着させてカモフラージュする念の入り様です。
2005/08/03
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しばらく、宮古島で撮影した写真を続けましたが、今日からは、再び、ホームグランドの鹿児島で撮影した写真をUPしていこうと思います。アカホシカクレエビです。月明かりに照らされるイメージです。この写真では、ベンテンコモンエビなのかクリアクリーナーシュリンプなのか解りませんが、昆虫みたいですね。
2005/08/02
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宮古島で撮影した、カニとヤドカリを紹介します。ダイーバーに人気抜群のキンチャクガニです。人気の秘密は、防御の為の武器として使用するカニバサミイソギンチャク(写真の白色と褐色のもの)を突上げる様子が、チアリーダーのように見えるためですが、英名はまんまチアリーダークラブです。このカニバサミイソギンチャクですが、単体で発見されたことは無く、(小さな個体から横取りすることは知られていますが、)全くの0状態からは彼らがどこでイソギンチャクを調達するのかなどは解明されていないようです。餌を捕獲するときは、瞬間的にイソギンチャクを放し、素早く口元へ餌を導き、すぐにイソギンチャクを持ち直すようです。ガレ場やリーフ上の溝部に溜まった転石下に隠れ住みます。写真は、抱卵中(腹部の赤いものが卵塊です。)のメスです。サンゴの表面に、イバラカンザシ(ゴカイの一種)が開けた巣穴あとを、中古利用するカンザシヤドカリです。サンゴが、綺麗な色をしていると写真が映えますね。シダラミギキキヨコバサミというヤドカリのようです。ゼブラヤドカリ属の一種の一種です。このような美しいヤドカリは、洞窟にいることが多いようです。
2005/08/01
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