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トイモイ

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2019.06.17

サンゴ礁の岩の多い奄美群島では珍しく花崗岩が広がるこの場所は、ムシロを敷き詰めたようにみえることからその名が付けられた。ムシロ瀬の岩々は、約6500万年前から5200万年前にマグマが地下の深いところで冷え固まってできた岩なのだ。

安倍首相が、日本として久方ぶりにいイランに行った。成功か失敗か分からないし、2元論ではないと思うのだが、タンカーが攻撃されたり不振な動きがあった。
とにかく、イランは中東ではペルシア人の特殊な国であるが、どうも国を統率しきれてないようだ。シリアほどじゃないとは思うが。
いやはやアメリカとイランが仲良くなったら、仲良くならないでも歩み寄られたら不快な勢力がイラン国内にも周辺国家でもあるのだろう。そこがタンカーに嫌がらせをしたのだろう。沈めた訳じゃないから警告だろう。

しかし、この前にゅーす聞いてたら、イラン政府は別として、イラン人はアメリカが大好きですといっていた。
おお、それは、私が行ったホメイニの時代と変わらないじゃないか。あのときも、口ではアメリカはなあ、といいながら、コカコーラ飲みたい、ジーンズ履きたい、ウインストンのタバコ吸いたい、アメリカ音楽聞きたい、西洋文化はいい、なんてこといっていた。へえ、国はアメリカ死ねとかいいながら、皆さん、アメリカや西洋好きなんだなあ、と実感したねえ。今でもそうなんだ。

今も、昔もイランと日本の関係は良い。古くは日露戦争でロシアを破ったこと、どんなけ周辺諸国喜ばしてん、やったわな。フィンランドからぐるーっとトルコ、イラン。
それから出光の件。
そういうことがあって、パーレビがホメイニに倒されて鎖国状態になったのに、日本だけがノービザで入国できた。欧米人旅行者はパキスタンのイラン側やトルコのイラン側で糞詰まりみたいに溜まっていた。

相互VISA免除があだとなり、バルブ時代にイラン人がイーパイ日本にやって来て公園で偽造テレホンカードとか売ってたよねえ。やりすぎで、結局VISAいるようになったけどねえ。

イランのトルコ国境の村でお茶を飲んでいると、地元の爺さんが記念にとシルバーの指輪をくれた。本物かは分からないが、何故先ほど会ったばかりの俺に？と思ったが相当日本にシンパシーを感じていたみたいだった。

あの頃は、闇両替が無茶苦茶で、ヒルトンが5ドルで泊まれたので、日本人貧乏旅行者はこぞって（でもないけど）イランを目指した。(イランで日本人旅行者会わなかったけど。まあ、イラクと戦争してたのもあるか)
不思議にも安いのはホテルとバスだけであとは、普通の安さだった。バスは12時間走って1ドルだった。

イラン、また行ってみるかなー、30年ぶりなんだものねえ。

シーア派は、あまり偶像礼拝禁止が厳しくなく、イラン国内ホメニイ師の肖像だらけで、その横でちいさくハメネイ師の肖像があった。大統領より権限が大きいのだが、宗教的には更にエライひとたちが宗教都市コムに引きこもっている。

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