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はまゆう315さん
misa☆じゅんじゅんさんカレンダー
「人間の命とは何か?人間の価値とは何か?」という深遠なテーマに、
ダイナミックな物語構成で鋭く切り込む。
時にユーモアあふれる筆致でぐいぐいと読者を引き寄せていく。
小説のあらたな領域に挑む意欲作!
本の紹介には上記のように書いてあるけど
正直コレで「第5回ポプラ社小説大賞受賞作」と言えるの?という印象。
『水嶋ヒロ』いうネームバリューが無ければ、読まなかったと思います。
ガッツリ読めば1日程で読めるような本でしたが
いかんせん・・書き方が硬い。。。
その上、本自体が真っ白。
本を読む方ならわかると思いますが
普通 本って少しベージュっぽいですよね?
それが真っ白だから目に優しくない^^;
素人っぽさを本でも出そうとしたのでしょうか?
なので・・
読み出しから『読みにくい』と感じたので、しばらく放置
図書館から『オモニ』や『僕と妻の1778の物語』など借りてましたし・・
頑張って頑張って・・・頑張って読んでみました。。。
怒られるかもしれないけど、
これに賞をあげたポプラ社さん・・売れればいいや・・なんて
商法やってると会社の価値下げますよ。
俳優さんが書いた本・・という位置づけなら十分イケると思いますし
水嶋ヒロさんも俳優続けながら地道に書いた方がよいのでは?
私がこういう感想を書いたからといって
すべてを否定しているわけではないので興味のある方は
是非読んでくださいね・・損はしませんから。今更だけど。。^^;
申し書きをすると・・
水嶋ヒロさんは たぶん とても真面目な方で
『死』や『命』ということに関して、(奥様の病気も念頭において)
真摯に考えた結果こういう本を書きたいと思ったのでしょう。
『徹子の部屋』の出た時の彼を観た事がありますが
話し方から『クソ真面目』(失礼!)だと思いました。
それで文章も硬かったのだと推察しますが
作家ならば、いかに読者に判りやすいように伝えるか・・だと思うんですね。
帰国子女だという事もあって、日本語コンプレックスもあるようですが
巧い・・とは言い難いとは思うけど、それなりな文章は書いてあったと思います。
自殺志願の人が自分の死によって人を助けられる・・この過程はOK!なのです。
けれども、その後「死」に対しての躊躇が無いのが
とても気になりました。
自分で自分の命を絶とうとする場合
1度や2度は必ず後戻りしたくなるのではないかと思うのですが
この主人公は、「死」に対する恐怖が感じられなくて 違和感を感じたのです。
それは作者の意図する所ではないのではないでしょうか?
もう少し話を練った方がよかったのでは?
酷評ですみません。。。m(_ _"m)
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