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2003年11月21日

それよりも、良かったのが、外の空気。今日の未明くらいに煙草を吸いに出たとき静かで澄んだ冷たい空気が充満していたので”あ、冬になったんだ”って実感したのですが、今日も、とても澄んでいて、綺麗な空気があったんですね、外に。そして遠くの山のなんと綺麗に見えることか。あ～こんな日に外に出たなんて良かった、と思いました。冬の空気ってちょっと冷たくて寂しさを感じさせる気もしますけれど、とても静かで澄んでいて、嫌いではありません。今日は特に土曜日であることもあってか夕方でもとても静かな気がしました。ちょっと感動したのでご報告までに。

そして、本題。

初めてのテーマ日記です。
しかも、やっぱり、これ”心の病”です。
私は、精神科に通い、薬の処方も受けていますが、主治医に何も病名らしきものは告げられていません。それでは”心の病”なのかどうか分かりませんよね（苦笑）でも、それが故にすぐ改善が見られるかしら？とか期待したり（２年くらいこういう状態なのに、です：ｗ）また逆に、もしかして自分が精神科に行ったのは間違いだったのではないか、自分は自分でなんとでも出来ることを甘えで病院まで行って、本当に苦しんでいる方はこんなもんではなくて、自分はもしかするとそういう方達にものすごく失礼なことをしているのではないか、とか考えたりもします。後者のことを考えているときはとても辛い気持ちになります。

でも他の人に当然できることが、私にはとても辛く途方もないことなんです。でもやっぱり皆、当然やっているのだから自分が当然のように出来ないのはやっぱりただの甘えではないか。そんな思考が終わりなくループします。自分に問いかけ、でも答えが出ない、人に聞き、真摯な答えを聞いても自分が本当の意味では見えない信じられない。自分の事が分からないのです。

しかし、今、偽りのない”分からないんです、出来ないんです”って言っている、今現在の私を愛してくれる人がいて、また、他意なく”大丈夫だよ、貴方は貴方だ”と言ってくれる友人がいます。今まで強がって偽っていた自分に耐えられなくなって、とても弱く、脆い、また醜く、不誠実にさえ見えるかもしれない私をさらけ出しても、なんら変わらず、受け止めてくれる人たちが自分の周りに居て、こういう家族、恋人、友人を持てたんだ、ということは、自分を信じる為の、一筋の、しかしとても明るい光として私には見えているんです。

みんなに見ていてもらえている限り、自分が信じられなくても、前に進むんだという意志を捨てることはないと思います。前に進むことはもちろん自分の為、でも自分の為は愛する人達の為なんだと教えてもらえたのです。直接の言葉ではなく、他愛の無いメール、心配してくれる言葉、電話、会話などで教えてもらえたのです。

そして、ある親友（男）がガンジーの言葉としていつかこんな意味のことをメールで送ってくれました。
”汝が望まねば、何人たりとも不幸にはならぬ”
と。
だから、今は私はこんなですが、大学も卒業できず、バイトもせず、出来ず、取り乱し泣いては薬を飲み、睡眠剤で寝たり、外に出ようって意志もくじけたりしつつ、愛する人を支える力もなく、生きていますけれども、図々しいながら幸せです。

だって、酒も女も音楽もあるし（違

冗談はさておき、でも、もっと幸せになれるはずだから、そうしてもっと幸せをみんなに分けてあげたいと思うから、前に進みたいと思っています。見ていろ！いや、見ていてください（笑）

あ～なんか私、文才ないですね（苦笑）いつもとりとめない（汗
読みにくくてすみません・・・

ＢＧＭ：Johann Sebastian Bach ”マタイ受難曲”
ご存じバッハの、有名ではないけどクラシック好きなら知っている”マタイ受難曲”です。格好良い題名ですが、英語にすると”St Matthew Passion（セント　マシュー　パッション）”なんか藤井隆が情熱的にラテン系に踊ってそうな感じがしますが、（私だけ？ｗ）きちんとした宗教曲です。passionっていうのは情熱とか熱情みたいな意味がメインですが、”受難”という意味もあるんですね。中高生には為になりますね～試験には絶対出ないけど（爆）バッハの曲は祈りに満ちている気がして好きです。控えめというか、ものすごい曲を書いているにも関わらず、今の様に”音楽のために音楽がある”という感じではなく、あくまでも神という存在の前に一歩謙虚な感じの音楽という印象があります。あ、私、怪しい宗教の者ではないですよ（笑）家、フツーの仏教だし（爆）

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