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2005年05月05日
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カテゴリ: メンタルヘルス
例の某バンドの音源の締め切りがまぁ明日なわけです。突貫作業であとソロを一曲弾くだけになっています。

まぁ何事も体験よ。というところで関わったりしたわけですががががのが、という奴です。

まぁやっぱりこんな人なので家に家族、親友、恋人以外が出入りするっていうのに対して最近は割と緩和されていた”結界”感情が蘇ってきまして、バンドメンバーの出入りするこの部屋を外の人間(バンドメンバー含む)に対して不可侵の結界にまたしてしまいたい衝動に駆られてしまったりしています。あまり知らない人間が出入りするとここが自分の居場所だとは思えないのです。


後普通に音楽に関してもなのですがダーリンにも聴いてもらって(正味エンジニアリングは解ってるからブラザーにも聴いてほしいわw)やっぱそうだよなぁと思うことがあったりもしたのでついでにここで愚痴ります。

なんというか・・・ライブ中心の方達というのは本当にレコに入っても問題ないくらい上手いかライブという”ごまかし”のきく現場で付き重ねている分、粗いかどっちかだと思うのです。

で、例のバンドは後者でありました。
まぁそれでも良いんです。が、音源出す、レコするとなると別なのです。


ドラムは録音というのは大変なので基本的に私がサポートドラムさんのプレイを参考に打ち込んでいきまいた。これは言うなれば完璧なトラックになります。そしてキーボードも実際キーボディストさんが私の自宅に来て弾いて下さったもの意外は私の打ち込みとアレンジによるものになりますのでこれもいい加減な所というのは出てきようもありません。


問題はそうするとベース、ギター、歌という所になります。2曲に関しては時間の都合で打ち込みのベースをオーディオ処理によってそれらしく聞こえさせることで”完璧なタイミングと刻みによるベーストラック”を構築しています。が、一曲は結局私が弾くことになりました。バンドのベースさんではBPM=168というスピードを16分音符で刻めない為です。しかしこれはライブでは8分音符で弾いてしまうことによって容易にごまかしがききますし、私が今まで見たライブでもそうやってきていたようです。しかしレコとなるとそうは参りませんので結局”○○よりdravenさんの方が上手いじゃないですか”という元も子もない発言の後、イントロにグリッサンドを挿入したいが為に私が生で弾くことになったのです。これ、結局バンドの正式メンバーのベーシストさんでは出来ない事になってしまうわけです。



昨晩サイドギタリストさんが来て下さいました(一応私はリードということになっています)リーダさん曰く”リズムギタリストとしては最高やから”という”評価”で昨日来て頂いて録音して一曲過去の曲を弾いて頂いたのですが

1.コードを間違えていらっしゃる(耳が悪い)
2.スピードに付いていけてらっしゃらない(単純に技量不足)
3.以上により、結局全部私が弾いて差し替え

と、いうことでウチに来てキーボードさんが弾いてくださった意外のシンセパートの打ち込み、ドラムの打ち込み、1曲ベース、3曲全部のギター。というのを私がやることに相成りまして。昨日の朝方からまぁほんまに突貫作業に入ったのですが、当然の如くモチベーションは下がります。


このモチベーション低下のもう一つの要因となるのが歌です。
リーダーさんなのですけれどね。

まず、ライブだとなんとかなるけれどもレコでは自信が無い、ということで同じ歌を二重に重ねます。(オジーオズボーンなどがよくやる手法ですが無論そこまで”かっちり合わせる”ことの出来るレベルではありません)私としてはここの歌唱は一本でも全然構わないだろう?、と思う所でも保険のように(不安感なのか)結局重なりヴォイスが響き渡り、また、ヴォーカルの処理も、某BBEの(一部には)悪名高きソニックマキシマイザーを使ってくれと。(※注:一時期サルでも”良い音”っぽく聞こえるように出来るコンプレッサーエンハンサーとして流行った)

たしかにこういった業界を渡って行くには優れたリーダーさんだと思いますし、ステージでは一種オーラのようなものも漂います。が、それ以上に、おそらくこの方は歌を歌う経営者でしかないのだと思ったのです。

ソニックマキシマイザーは基本的にFMなんかで音量をそろえる為の放送機器です。
WAVESで対抗して作られたと思われるL1、L2、L3も同様です。が、とにかく使ってくれの一本張り。一応目の前で掛けた後でこっそりとチューブコンプレッサーに差し替えたのですけれども、また明日、どのような返事が掛かってくるやもしれません。



と思ったところで相手はリーダーでありますしバンドも皆のバンドとうバンドではなくその方のバンド、であるので私が結局どの程度間で落としどころを作っていけるかなのかもしれませんが、要求される事はむちゃくちゃに近いものがあります。

本当はそのような”ごまかし”エフェクトを使う前にタバコをやめてきちんと発声練習をして歌を練習すれば良いのです。歌が好きなら。鍵盤が好きなら鍵盤を弾きます。ギターが好きならギターを弾きます。それを同じです。その中での上達、変化、問題点の認識克服というもの無しには少なくとも”プレイヤー”ではないでしょう。

DEEP PURPLEでイアン・ギランを解雇したリッチー・ブラックモアは言いました。

”ヴォーカルは(楽器であるからという認識の下でしょう)常にどのライブでも安定した歌唱をしなければならない。ハイトーンが出ないなど言語道断である。体調管理もヴォーカリストの当然の義務であってそれを怠るようなヴォーカリストは必要ない”

と。歌唄いは喉を使い、腹を使い、体調に気を遣い、常にベストな歌唱が出来るようにしておくのが当然でしょう。ギタリストやピアニストが指を切ったり、アカギレになったりしないように気を付けたり(これも体調管理です)プレイに支障のないように爪を切るのと同じです。




まぁ今回は売り上げが上がれば金がもらえるのでお仕事だと思えばそれで良いのですけれどね。


なんにしろ、やはり、同じヴィジョンときちんとした知識、そういったものを持った上で自己鍛錬、自己の音楽の向上を目指す(タバコを吸うのはともかくとしても寝不足で声がかすれてそれでなくても日頃の練習というものをすることなくレコーディングに臨むのはどうかとは思われる所でしょう)事の出来る仲間というのはやはり貴重なのですよ。

本当にそれは思いました。私は新入りでバンド内での政治的力というのはギターの腕とアレンジ能力、作曲能力に比例する分しか手に入れられません。それでもサイドギターやベースよりは技量があるのでそこは評価もされるでしょう。が、リーダーさんと対等にはおそらくなれますまい。

(日本でなくて海外の)プロデューサーっていうのはこういう為に居るのだなぁとつくづく思いました。

バンド内の政治関係ってのは多々のバンドであります。多くの場合少なからずリーダーもしくは一部の人間が力を持ちます。もしくはビジネスに通じた人間が技量がないままにバンドに張り込んだりもします。権力者の無知を抱えた暴走を止める為にやはり”普通は”より上の立場の人間としてプロデューサというのは必要なのだなぁと。

そんなことを考えた締め切り一日前。


落ち着いたら”仲間”達と音楽を作りたいよ
本当の音楽をね。





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Last updated  2005年05月06日 05時49分06秒
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