ある後追いファンが語る河合奈保子さん

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2026.01.10
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カテゴリ: 河合奈保子

自分史上、過去に類を観ない(?)ほどの多忙のため記事を書くのが追い付かず中断したまま、何と前回の記事(奈保子さんの上京その2)から半年以上間が空いてしまいました。。そうこうしているうちに昨年末には、デビュー45周年を迎えての『NAOKO ANTHOLOGY SONGS』が発売されるという嬉しい驚き、あらためて数々の貴重な映像に触れて奈保子さんの魅力を再確認でき、この際遅筆は気にせず書ける時に書き継いでいきたいと思います(自分の性格上、内容がマニアックに流れるのも気にしないことにして…)。

というわけで、遠く半年前の記事に書いたとおり、1980年3月31日に歌手デビューのために上京した河合奈保子さんは、当時の芸映プロダクションの専務宅に10日ほど滞在し、その後一人暮らしを始めることになりました。そのいっぽうで、ヴォイストレーニングはさっそく上京の翌日、4月1日から開始されたということです。

奈保子さんのトレーナーは、独自のヴォイストレーニング法を確立し、数多くの歌手を育成してきた大本恭敬さんでした。大本さんの著書『理想の声に近づく本』によると、そのトレーニングを受けた歌手は、芸映の先輩である西城秀樹さん、岩崎宏美さんに加えて、奈保子さんと同期デビューである岩崎良美さん、柏原芳恵さん、更には中森明菜さん(82年デビュー)、桑田靖子さん(83年デビュー)、南野洋子さん(84年デビュー)といった名前が並んでいます。また、大本さんは「ヒデキの弟・妹募集オーディション」に審査員として関わり、奈保子さんを強くプッシュしたことについては、以前の記事に書いたとおりです。

さて、奈保子さん自身は歌のトレーニングについて、以下のように回想しています。


東京へ出てきたその次の日から、レッスンが始まりました。
レッスンの場所は大本先生のお家でした。
歌の本格的なレッスンというのは、本当に初めてだったので、何をやらされても先生の言われた通りできなくて…。
リズムをとるレッスン、発声、もう、どうしてこんなに不器用なのか、なぜこんなこともできないんだろうって恥ずかしかった。
でも、大本先生は、そんな奈保子にとっても、とっても一生けんめいにくり返しくり返し教えてくださるので、もう申し訳ないと思いました。(『夢・17歳・愛』より)


中学生の頃にはフォークソング・クラブに所属していたという奈保子さんですが、『夢・17歳・愛』の記述を読む限り、どちらかというと自由にフォークソングを楽しむような活動をしていたように見受けられますし、歌だけでなくギターを弾くことにも熱中していたようです。小学生の頃はピアノのレッスンに通い、高校ではマンドリン部に所属して、さまざまな楽器の演奏には親しんでいたものの、本格的な歌のトレーニングには戸惑いが大きかったようです。

いっぽう、ヴォイストレーナーを務めた大本恭敬さんは、上述のとおり『理想の声に近づく本』の中で、奈保子さんのトレーニングについて回想されています。じつは同書の中で、大本さんのトレーニング過程について具体的に触れられているのは、河合奈保子さんだけです。ほかにも中森明菜さんなど、大本さんのトレーニングを受けた方で言及されている歌手が何人かいるのに加え、荻野目洋子さんに関しては河合奈保子さんと並んで「ヴォイス・カルテ」が掲載されています。このカルテは、大本さんが歌手のトレーニングにあたって作成したものとのことですが、「沢山のカルテの中から、特に印象深かった」という河合奈保子さんに関しては、デビュー前のオーディションからヴォイストレーニングを経て、レコーディングや初コンサートに至るまでの経緯が詳しく書かれています。

大本さんの記述によると、奈保子さんのレッスンは毎日平均2時間、「デビュー曲の吹き込みまで二十日間しかないので…」とありますので、4月後半にレコーディングが行われることが当初から決まっていたようです。おそらく、6月1日にデビューという日程も決まっていたのでしょう。奈保子さんと並んで「ヴォイス・カルテ」が掲載されている荻野目洋子さんの場合、レッスン開始からレコーディングまで半年以上の期間があるのに比べると、改めて非常に短期間であることに驚かされます。ちなみに、奈保子さんの「ヴォイス・カルテ」には4月5日のこととして「初のレコーディング。なんとかやれた。意外と本番に強い娘かも…?成功‼」とありますが、この記述は4/16~18と5/8の間にあるため時系列が不自然で、おそらく誤植でしょう。実際のレコーディング日は、『夢・17歳・愛』に書かれている4月18日だったのでしょう。

<参考文献>
『夢・17歳・愛』河合奈保子
『理想の声に近づく本』大本恭敬






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最終更新日  2026.01.10 00:00:11
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