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2004年08月05日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 夜、行ったり来たりする友人たちと一杯飲むのが長らくの楽しみだったが、最近は業務に追われてそれすらもままならない。
 朝日が昇ると起き、夕陽が沈むと仕事を終え、後は気の許す友と一杯やるのが最高の贅沢だと思っている。自分が望んで飛び込んだ仕事ではあるが、実に贅沢千万、身勝手なものである。
 娘たちはみんな良い子に育った。毛嫌いをされることもなく、カミさんと区別されることもなく、靴下を共用で履いたりもするし、買い物にも一緒に行くし、懇談会にもカミさんではなく私をご指名してくれたりする。閑なときなどこちらが迷惑するほどあれこれうるさいほど話しかけてもくれる。学校のアンケートで尊敬する人に名には必ず私の名前を書いてくれたりする。
 ところがわが家には晩酌をしてくれる相手がいないのである。相手がいないで一人で飲む酒は旨いときもあるがまずいときの方が圧倒的に多い。
 晩酌の相手といえば昔から息子が定番だが、わが家には息子がいない。いやいや、いないというのは正確な表現ではない。いた。わずか半年だったが確かにわが家にいた。私の不注意から夭逝した。生きていれば今年19歳、一緒に晩酌を酌み交わしていただろう(飲めなくても父親命令で飲ませているはず!)
 最近は夢こそ見なくなったが、今も掌には病魔に冒されながらも口元に無邪気な笑みを浮かべていた息子のぬくもりを感じる。
 人は苦悩を背負って人生をおくる。苦悩があるからこそ神や仏が存在するのだ! 私は人一倍神仏を崇め拝むが、神仏に救いは求めない。自分など決して救われるはずがないと思うからだ。かといって自虐的ではない。罪を背負って生き続けるのが私の宿命だと疑わないからだ。





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最終更新日  2004年08月05日 09時33分03秒
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