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2006年01月06日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 東北地方を中心に記録的な雪が降っている。たしか地球温暖化ではなかったのか、と首をかしげる人がいる。近未来、大阪でもバナナ栽培ができる日が来るだろうと予言する人までいた。
 大雨、渇水、津波に地震と、まるで自然が大魔神のような権勢で猛威をふるいはじめているかのようである。
 怒る自然になすすべもなかった古代人、現代人のように科学という学問や知識に頼れなかったからこそ自然をことのほか畏怖する一方、自然からの恵みをありがたく享受し、常に感謝の念と畏敬の念を忘れなかった。
 ところが現代人はどうだ? おのが利益の為だけに奔走、自然はおろか他の動植物までおも自由自在に操ろうと画策、結果として自然界を破壊し続けている。
 ノーベル賞作家大江健三郎氏の初期作品にはなぜか郷里の松山がよく登場する。森のすさましいまでの生命力による増殖がいつしか人間や家を飲み込んでしまう、と書いている。
 今現在、日本にはこのようなおどろ恐ろしい森はどこにもない。人間が手を加えるたびに萎縮し、衰退している。
 雨や水には逆らわず、風や日には刃向かわず、暑さにはひれ伏し、寒さには縮こまる、自然との共生というのはかくも我慢を強いるものである。それ十分認識し、自然体で生きていくこともこれからは肝要かもしれない。
 雨や風がキツイ日は仕事を休んで晴耕雨読。暑ければ日陰や木陰を求めてしばし涼をとるため休息。寒ければ外には出ず暖炉のそばでうたた寝をしながら夢や物思いにふける。 経済の進展はたしかに人間を豊かにはしたが、物欲至上主義を生み、強者弱者だけの区分による新たな落ちこぼれを育て上げ、情操を置き去りにし、ついには殺人鬼を育む温床となってしまった。
 自然への回帰はなにも環境団体だけのスローガンではない。我々のすぐ近く、身近なところにも自然への回帰を希求する事物がたくさん存在していることを忘れてはならない。





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最終更新日  2006年01月06日 10時46分12秒
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