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内幸町ホールで行われた竹本千歳大夫の演奏会、「深川会」に行く。演目についての簡単な解説があった後、鶴澤燕二郎の三味線で『伽羅先代萩』御殿の段を語る。いわゆる飯焚きの場から、政岡忠義まで、ざっと1時間20分。語り始めてから10分くらいで、千歳さんの顔と頭から汗が噴きだす。つくづく、邦楽の発声は洋楽とは全く別物だと思う。明らかに千歳さんの声は口からまっすぐ前へでておらず、頭蓋骨で共鳴させて発せられている。子供二人、栄御前と八汐の悪人二人をどう語り分けるのかに興味があったので、注意して聞いていた。千松はかなり無邪気に、それに対して鶴喜代君はおっとりと。栄御前と八汐は悪人であることを感じさせつつ、その身分のちがいがはっきりうかがわれるように。八汐がかなり卑屈で嫌みな感じになっていた。フリートークではお二人ともたくさん話をしてくれた。燕二郎さんが西風・東風の違いを弾いてくれたり、千歳さんが床本について話してくれたり。燕二郎さん、舞台上でまっ白になったときは、「とりあえず開放で三の糸をひけばいい」と鶴澤清治さんに言われたそうな(ぷぷぷ)。その後、電車で水天宮前に移動して、歌舞伎フォーラム公演「小芝居復活」へ。佐藤さまとの遭遇率が高いと思われたが、今回はお会いせず。中村勘之丞さんの解説で「歌舞伎に親しむ」の実演。今回は鬘について。頭の型を銅版でとって、毛を植えて土台を作る職人さんと、それを結って仕上げる職人さんがいるそうで。芝居の鬘のちょんまげって、あんなに丁寧に結ってたのねとびっくり。「くせ直し」という、焼きごてで髪のくせをとってまっすぐにする段取があるのですが、日本髪結うときってあれをしなきゃいけないんですね・・私耐えられるかな?澤村伊助さんという、まだ経験の浅い役者さんが、芸者姿での踊り『俄獅子』を披露。「勉強させていただきます」という言葉の通り、まだ足下がしっかりしていない。でもこうやってたくさんの人の前で踊るのが良い経験になっていくのだ。がんばれ伊助さん。次は中村京紫さんが『英執着獅子』を踊る。あでやかな傾城姿で登場、衣装を変えながら、振り鼓や扇獅子を手に軽やかに踊る。石橋物なので、途中一度引っ込み、赤い毛を付けて登場。女形のはなやかさ、美しさを備えながら、りりしい毛振りをする。さすが京屋の女形、女らしく、美しく。そして女流義太夫ではお馴染の『壷坂霊験記』を歌舞伎で上演。お里は中村歌女之丞さん、あんまの沢市と遊び人鴈九郎を中村又之助さんが早替わりで務める。一言で言うと、何だかミュージカルみたいな娯楽作品になっていた。これが小芝居の味わいというものだろうか。義太夫を多く入れながら、その糸にのって人物が話したり、踊りのような所作をしたりが多かった。いやもう、互いを思いあうあまり谷底へ飛び込んで死んだ夫婦が、壷坂観音の霊験で生き返り、見えなかった眼まで見えるようになるという、リアリティのないめでた尽くしの演目なのだが、視覚化するとやっぱり・・あれですねえ・・。観音様が出てくるところは、「これはこういうお約束なんだ」と自分に言い聞かせないと、笑っちゃうかも。又之助さん、悪人と善人を演じたわけだが、すごく味わいのある役者さんだった。帰宅して、夜遅いニュースで、落語家桂文治さんの死を知る。古典落語を聞こう、と思い立って、初めて行ったのが文治さんの一門の会だった。女性の落語家・桂右団治さんをはじめ、お弟子さんがしっかりした古典落語を演じていて、ああ、いいお弟子さんをたくさん育てているんだなと思った。江戸ことばについての本も書いていて、私にとってはとても有難い内容だった。もうあの、近所のおじさんにしかられているような口調の、江戸前の落語は二度と聞けないのだと思うと、とても悲しかった。
2004年01月31日
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大阪行きで惚れ込んだ551蓬莱の豚まん!140円という格安の御値段で、300円ぐらいの肉まんと同じ味がする!東京でも食べたい!・・その熱意が通じたのか、新宿高島屋に期間限定でやってくるということなので、午前中仕事の後、ダッシュで新宿へ。・・・すごい列。皆さんおいしいものは良く知ってらっしゃいますなあ。でも物が豚まんの上、その場で作っているので、まあまあのスピードで動いていくし、売り切れはナシ。2月2日まで10Fにいてくれるそうです。わーい。それから伊勢丹に行って特設会場のチョコレートチェック。ピエール・マルコリーニをはじめ、話題の物が多い中、私が眼を見張ったのはマダムセツコ(いい名前でしょ?佐藤様)の繊細なチョコレート。目の前で職人さんが、お花を手描きしていて、その根気に感動。1個300円でも仕方ないわこれは。こちらもまた2月2日までとのことだったので、「あの、常設の店舗は無いんですか?」と尋ねたところ、「梅田の阪急でしか売ってないんですよ」と言われた。あの~、本社が東京都大田区で、なぜ大阪でしか売らないの?大阪よく行くからいいけどさ。この日の戦利品は、穴子寿司、カレーパン、穴子と海老と蟹の巻寿司、ジャン・ポール・エヴァンとマダムセツコのチョコレート。その場で食べたのが鴨なんば、チョコレート三種とカフェオレ、ジューススタンドのストロベリージュース。衣食住などと言うが、うちはこれに「芸能」「本」を加えたのが生活の基盤。優先順位は芸ー本ー食。
2004年01月29日
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先日の大阪行きの際、合邦ヶ辻の閻魔堂で買ったお守り。紙の御札のままでは持ち歩けないので、お守り袋を製作・・してたら、手芸魂が目覚めてしまった。作りかけて放っておいたパッチワークのバッグの続きを作り始めてしまう。手芸、少しはやるんですよ。ブックカバーやポケットティッシュカバーぐらいは作ります。枕カバーも作ったな。まっすぐ縫うだけだし。大作ではスカートぐらいまで縫いましたが。で、布・レース・リボン・アクセサリーパーツ・ビーズなどのストックが大量にあることを思い出し、頭をかかえる。たまには使えよ自分。
2004年01月28日
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タレント・声優の池澤春菜ちゃんに惚れました。春菜ちゃんの名前を知ったのは、多分作家の嶽本野ばらさんの日記ではなかったかと。池澤夏樹さんのお嬢さんで、声優で、ジェーン・マープルを着てる女の子ということで、その時はたいして何も考えず。ああ、野ばらさんの理想なのね、というくらい。その次は『うにっき』というカワイイ本を出しているイラストレーター&ライターのおおたうにさんのHP。そこにはってあったリンクを見て、ああ、おおたうにさんとも仲が良いのねと思う。その三は声優・ナレーターで私のお気に入り・諏訪部さんのHP。春菜ちゃんの書き込みがあって、え、どんな女の子なの?と思ってご本人のHPへ。かわいいというより、とても美人でした。何しろ事務所がオスカー・プロモーション!(モデル系タレントの事務所として有名)。お料理好きで、社交的で、とても素敵な女の子。そして本日、動く彼女が見たいばっかりに、NHKの『フランス語講座』を視聴。ココリコ田中風の先生がやさしく解説。フランス語会話中級者代表として春菜ちゃんが参加。やっぱりとてもチャーミングでした。2月号のテキストは春菜ちゃんがモデルで、映画『ラ・マン』のポスター風。変だ。ほとんどアニメ見ないくせに(毎週ビデオにとってまで見るのは『十二国記』くらい。楽俊が好き。)次々に声優さんに惚れている。でも諏訪部さんの日記も春菜ちゃんの日記も面白いんだもの。そして、ふと思った。「ねこの散歩さんは、こんな響きの言語に常に囲まれて生活しているのだわ・・」。尊敬でござりまする。
2004年01月26日
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今月も歌舞伎座に住んでしまった。三越が開くと同時に地下食品売り場へ走り、二食分調達して歌舞伎座へ。まずは昼の部から。『義経千本桜』鳥居前。単独で上演するのをあまり見たことがないけれど、義経と静の別れ、狐忠信の出現の場。紅白の梅が舞台いっぱいに咲く伏見稲荷の鳥居前。お正月にふさわしい、夢のように美しい場面。静御前は萬次郎だが、これが適役かどうか、少し疑問。荒事で出る忠信(実は狐)は松緑。力強さと若々しさを感じる、堂々とした演技。早見藤太の亀蔵がユーモラス。『高坏』。勘九郎と新之助の本格的共演が話題。主人の大名(弥十郎)に「高坏を買ってこい」と言われてイマイチ理解出来ず、高足売り(新之助)に高足を売りつけられる次郎冠者(勘九郎)。次郎冠者に酒を勧める高足売り新之助の「にや~ん☆」とした顔がおかしくて、勘九郎、明らかなマジ笑い。よく見ていると、高足売りの踊りはかなり難易度が高いもの。新之助、見事。酔っぱらって下駄タップを踏む場面、本当に楽しい。それについつい乗せられる大名も、おおらかな弥十郎なので、いかにも楽しげ。これ、松羽目物風の舞台にしてあるが、歌舞伎オリジナルだそうで。確かにこの笑いの感覚は狂言ではないなと、何となく納得。『仮名手本忠臣蔵』山科閑居。この場、『絵本太功記』十段目と並ぶ私の泣き所なので困る。「加古川本蔵って、娘を好きな人と結婚させるために死ぬんだよねえ」と、尊敬する演劇研究者の先輩に言われて以来、ずしーんと大きな意味を持つようになってしまった。今日の上演では、玉三郎の戸無瀬と菊之助の小浪が特にすばらしく思えて、この義理の親子の心情、勘九郎演ずるお石の本心を隠した思いやりなど、女性陣の心が重くせまってきた。しかし団十郎の本蔵を刺す新之助の力弥、絵になるけれどドキッとする。『芝浜革財布』。大金のはいった財布を拾った魚屋政五郎(菊五郎)、仲間と飲んでぱっと使ってしまおうと、急に大盤振る舞いをするが、女房おたつ(魁春)はそれをかくしてしまい、「おまえさん、夢をみたんだよ」と言って意見をする。「そんなに酒が好きなら、私を売ってもいいから好きなだけ飲んでおくれ」と言われて、政五郎は発奮、きっぱり酒をやめて商売熱心になる。数年後、見事な店構えの魚屋になった政五郎は、心安い立派な正月を迎える。そこでおたつは、実は財布は自身番に届けたことを告白し、それが下げ渡されてきたものを政五郎へ差しだして、許しを請う。政五郎は女房に感謝、火事で焼け出された人々のため、その金をそのまま寄付し、久しぶりの酒に快く酔う。魁春、世話物の女房役が似合う人であるが、誠実さとか重みとか、そういったものが加わってきた。菊五郎はさすがの出来。世話物の人物を、等身大に演じて味わいがある。本日、最終日曜日のせいか、若手スター勢揃いのせいか、とにかくものすごい人。そのうえ、皆さん両手にすごい荷物。お土産を買う人が多くて、売店大賑わい。いやー、びっくり。昼の部と夜の部の間の、人が途切れた隙に並んで、紅白のお餅が入った「めで鯛焼き」を買って食べる。わずかにかりっとした皮と、甘さ控えめのあん、割ると出てくるお餅がかわいい。ほかにおやつは、三階の売店で「歌舞伎揚げ」という揚げせんべいを買って食べた。さて夜の部。『鎌倉三代記』絹川村閑居の場。この場面、よく上演されるのだが、「恋と忠義はいずれが重い」というフレーズは、まさにここにぴったりだと思った。三姫の中で最も位があり、愛する夫のため父を討つ決心をする時姫を雀右衛門が演じる。最初はおどけていて後に武将として堂々とふるまう佐々木高綱は幸四郎。でも何だか、持ち味が生かされない感じ。『二人道成寺』。菊之助、玉三郎の二人が踊る道成寺。時に二人そろって、時にそれぞれの持ち味を生かして単独で、いずれも花のように美しい女形の競演。しかしキャリアが違いすぎるので、はたしてどうかなとおもっていたのだが、いや~、夢のようにすばらしかった。やはり初日からずっと踊っているうちに、お互い変化してくるのだろうか。二人そろうべき所は、ぴしっとそろい、菊之助は重心を少し高めにとって若々しく、玉三郎は少し低めにとってしなやかに色っぽく。互いの襟元に手をやって見つめあう、というちょっとあやしい雰囲気もありで、本当にため息がでるようなひとときだった。菊之助はさぞや勉強になったことだろう。『花街模様薊色縫』十六夜清心。よく上演される道行きではなく、清心が開き直って悪心を起こす場面。松助演じる俳諧師白蓮が、いかにも「あんた実は悪者だろ?」という一癖ある感じで良かった。梅枝(時蔵の子息)演じる若衆恋塚求女が癪を起こす所で「若衆なら男でも癪を起こすのか」など、妙な感心をしながら見たり。新之助の清心、悪心に変じる所で笑いをとる。恋塚求女、『梅の由兵衛』の長吉と同じくらいかわいそうな死に方。何だかこのあたりになると、芝居全体としてまとまった印象がない。変だな、時蔵の十六夜もあわれできれいだったのにな。いろいろ言いつつ、一月は見ごたえあり。すばらしかった。
2004年01月25日
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研究会に出席する予定(しかも原稿提出予定)だったのに、体調が悪くて静養。風邪の予感はしていて、寒気と喉の痛みと鼻水、おまけに何だかだるい。仕方がないので、家にため込んでいた本とコミックを読んで過ごす。★今野緒雪『マリア様がみてる』(集英社コバルト文庫 1998・5・10)★原作・天樹征丸/漫画・さとうふみや『探偵学園Q 14』(講談社 2004・1・16)★綾辻行人・有栖川有栖監修『新本格謎夜会』(講談社ノベルズ 2003・9・5)アニメ化で話題の『マリみて』。久しぶりにライトノベルズを読んだ。カトリック系お嬢様女子高、スールと呼ばれる姉妹制度、各学年のカリスマ的生徒が集まる生徒会など、この手の雰囲気が好きな人にはたまらないだろう。一時期、大学院が女子校化していたことがあるけれど、それ以外は常に男の子だらけの所で(高校なんて7対3で男子が多かった)たくましく育った私には無縁の世界だ・・。どちらかというと、こういう学校で上品に先生をやってみたいものだ。『新本格謎夜会』、こういうミステリー・クルーズのイベント楽しそう。さすが綾辻&有栖川コンビ、私には問題が難しかった。柴田よしきさんの「猫探偵正太郎シリーズ」の最新刊『猫は炬燵で丸くなる』発見。このシリーズ、猫の飼い主を見る視点がすごく好き。本当に猫っぽいんだもん。
2004年01月24日
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国民健康保険証を握りしめて治療に来た私を何だと思ったのだろう?あの歯医者は。去年の夏のことである。行きつけの歯医者がいつのまにか無くなっていて、痛みをこらえて駆け込んだ近所の歯科。そこら中にはってあるポスターを見て、怪しく思う隙もなかった。1本だけだったのだけれど、長らく痛み止めで我慢してきた歯の治療は、結構大変だった。でもやっと痛みから解放されて、やれやれだったのだ。それは治療2回目ぐらいから。「受付にあるパンフレットお持ちになって下さい」「お読みになりました?いいことが書いてあったでしょう」「あなたまだつらいことなんて出会ったことが無いかもしれないけれど」「あなたが悩んだり、不思議に思ってきた事の答えは、この本にみんな書いてありますよ」。治療の度にこんなことを言われるのだ。宗教の勧誘の人が、大病院の待合室に張り込んでいて、精神的につらそうな患者をねらう、というのは聞いたことがあった。でもまさか、医者本人がこんなことをするなんて、そりゃあなた、反則でしょう?この歯科に二度と行くまいと心に決めたのは、いうまでもない。保険証記載事項以上の個人的な事はしゃべらなかった。仕事は今、お休みだとは言ったけれど。田舎に帰っていて治療が遅れたとも言ったけれど。あの医者はそれらの事から、一体何を想像したのだろう。いやな経験だった。医者が痛みにつけ込んで(つけ込んでるよね?)、こういう物を勧めるなんて。あなたは歯を治療するプロだろう。悪いけどこっちは人間と、人間の心が創造したものを扱うプロだぞ。人の悩みが、同じ一つの本で解決されるなんて、恐ろしくて絶対言えないね。「世間」と「常識」というものの関係。「常識」とは「世間」の中で当たり前だと思われて通用するものであって、「世間」とは自分が常に接している社会の事。この世には無数の「世間」があって、「世間」の数だけ「常識」がある。つまり、自分と異なる「常識」を持った人間が、この世にはたくさんいるのだ。不特定多数の人間に、しかも医者という上位者として接して、画一的なものを押し付けるのは暴力だろう。何でこんな事を書いているかというと、確定申告の季節が近付いて、用紙が送られて来たからだ。今になって気付くのもお馬鹿な事だが、この歯医者、レシートも領収書もいっさいくれなかった。医療費控除が・・・
2004年01月23日
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横浜を中心に活躍する音楽ユニット、上海夜鶯のホームページを見ていたら、山崎洋子さんの本が読みたくなって本屋巡りをするも、全く置いてない。というわけで頼むぞ図書館。上海夜鶯は中国関係のネットめぐりをしていて見つけたユニットで、テレビ出演の際、ドキドキして見てしまった。ボーカルのジュディ、とってもきれい。だけど彼女は常にファルセット(裏声)で歌うんだよ。・・・そういうことです。はい。CDが出たら絶対買うのにな。★森博嗣『四季ー夏』(講談社ノベルズ 2003・11・5)早く『四季ー秋』が読みたい(S&Mに会いたい)一心で読んだ。印象は「予想通り」。なるほど、これを読んで美少女四季に萌えるわけね、と納得。『すべてがFになる』の中でも触れられていた、真賀田四季が14際のとき両親を殺害した事件。そこに至るまでの経緯が13歳の時点から描かれる。瀬在丸紅子との再会や叔父の新藤との接近。そして叔父と出かけた遊園地で、四季は誘拐される。無事戻って来た四季は、自分の家族を動かし、事件の夜へとつきすすむ。気持ちの良いまでの冷たさ。どうも世の中には四季派と紅子派がいるようだが、おそらく私は紅子派だろう。私は共感しながらも、四季のように全てを切り捨てることは出来ないし、人を動かすことにも興味が無い。「Vシリーズ」の人々のその後、林さんの名前の謎も明かされる。そして「あんたまた同じやり方で美女を気絶させたんかい」と思わずつっこんだよ(『人形式モナリザ』参照)彼にはいつまでも素敵なおじさまでいてほしいものだ。四季や新藤の語りが多い本作の中で、喜多北斗くんの存在が癒しになった。この天才達に出会いながらマイペースを保ち、さらに友情まではぐくんでいる彼はすごい。しかも後に、ちゃんと研究者として仕事をするわけだからなあ。読んでいる途中、パッとフラッシュバックのように、森作品のすべてのテーマはこれじゃないのかと感じるものがあった。彼は決して冷たく無感情な人物像を描きたいわけではないだろう。それでもあふれ出し、求めてしまう感情の不思議。人間が生きているということの価値。そういった感じのもの。研究者としての自分はどんな型になるのだろう、と考えた。計算は速くない。天才でもない。大昔やったIQテストの結果は、限りなく平均的で、「知能偏差値と学力偏差値の差がありすぎる」という診断を出された。集中力はあるが持続力が無く飽きやすい。でも気に入ったら、ずっととことん贔屓する。動物占いはオオカミ。ホロスコープは獅子座。血液型はAB。ピンとくるものを感じたら、とことん追及して調べないと納得しない。時々周囲をシャットダウンして思考が暴走する。カリスマには興味が無くて、それを演出して作りだしているのは何かに興味がある。研究対象は一般にあまり知られていないもの。ものを「知る」ことの快楽を知っている。最も嫌悪し、軽蔑するのは差別と抑圧。・・・どう考えても大物にはなれないな。イロモノ学者がせいぜいだろう。
2004年01月22日
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1998年12月から2000年10月にかけて発表された月刊エッセイ。あいかわらず、飲んで食べて仲間と騒いで、家族を愛し、旅行先で本を読み・・の毎日。ここまで創作の現場のことを書かないのはやはり美意識なんだろうなあ。もともとバリバリ書く人ではないけれど、こうやって日常をとことん楽しむから、あんな宝石のような作品が生まれるのだろうか。あらためて思ったのだが、彼女はしょっちゅう本を読んでいる。彼女の旅行先はたいてい海外のリゾートなのだが、そこで居心地の良い場所を見つけては、ひたすらゆっくり本を読んでいる。だから気のおけない仲間や愛するダグ(夫君である)としか旅に行かない。プールサイドのパラソルの影、ヨーロッパのカフェ、お決まりの観光なんで無縁の、ひたすら人と会い、話し、飲み、見たり読んだりする毎日。何て贅沢だろう。夫の実家に行く際も、段ボール一箱本を送っている。小説もコミックも、とにかく面白そうなものは読む。私が彼女の批評を信用するのはこのためだ。だから彼女の評には、「このテーマをあえて小説で書く価値は何か」というとても厳しい視点が入っている。さりげなく書いてある義母の病気、友人の死。義弟の死後熱烈に可愛がっている姪のこと。彼女のプライベートにも、しんみりする瞬間はある。それを大事にしまって、彼女はまた楽しみ続ける。インドに行ってカレーがおいしくて、5キロ太って帰ってきたって・・やっぱりすごいぞエイミー。
2004年01月21日
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わけあってあさ4時に起きた。時間がいっぱいあるな~と思っていたのにあっというまに無くなる。国立劇場に行く前に国会図書館に出かける。卒論が終わったせいか人が少ない。ただ今改装中で、すべてのサービスが手動。いつまで続くのかな。★平成16年初春歌舞伎公演(国立劇場)新春の装いの国立劇場。「末廣」というお酒が積まれ、観光地の定番「顔出し写真」のボードまで出現。チャレンジする勇気は無し。演目は『浮世柄比翼』と『戻橋』。『浮世柄比翼』は不破名古屋の鞘当の部分だけ良く上演されるけど、今回は「鎌倉初瀬寺の場」「浅草鳥越山三浪宅の場」を加えて三場の上演。「鎌倉初瀬寺の場」では名古屋山三(坂東三津五郎)が恋人の腰元岩橋(中村福助)とともに、主家から追放される。同時に山三の父の敵、不破伴左衛門(中村橋之助)も追放。皆町人となる。そして「浅草鳥越山三浪宅の場」。ここすごく良かった。山三は家賃や掛け取りを溜め放題。帰参が叶えば払うと、実に世間知らずなおっとりした態度でいなす。山三に仕える下女お国(福助。なぜか普段着に帯を腰元風に結んでいる。)はこれらの面倒をすべて引き受けた上、何とかやりくりして仕えている。お国は顔に醜いあざがあり、それを引け目に思っているが、山三を慕っている。ところがこのお国には又平という父がおり、山三の命をねらっている。家に引きこもっている山三を見舞うため、吉原から傾城葛城となっている岩橋が、道中をしながらやってくる。汚い長屋のわび住まいに、盛装の花魁。雨漏りのする長屋で、そんなこと気にもかけず会う二人。やがて葛城は帰って行くが、又平は家の酒に毒を入れる。帰宅したお国は、寝入った山三の世話をやきながら、思いを口にしてしまう。そのお国の手を取る山三。お国を愛おしく思った山三は、奥の一間へいざなう。三津五郎、色男が大変良く似合う。あはは。しかしお国の解いた帯を思わず盗む又平。二人はそこで知らずに酒を酌み交わしてしまう。やがてもだえ苦しむ二人。お国は父を刺し殺す。そこへ水を一杯くれとたのむ山三。お国はうすれゆく意識の中、山三が口を付けた水を末期の水として飲み、夫婦のように送り出してこときれる。一段で傾城の福助と純情な娘の福助が楽しめる!。しかも苦しんで死ぬ。福助、なぜかいじめられると最高である。そう思いません?最後の「吉原仲之町の場」はお馴染の鞘当。吉原の風景がきれい。三津五郎、橋之助が鞘当をあざやかに演じる。それを止める年増の茶屋女房お梅(福助)。きれいに決まって終わる。『戻橋』で扇折の娘と鬼女を演じる芝翫。娘のときはあくまでかわいらしく、鬼女になってからはそんなに飛び跳ねて大丈夫かと心配になるほどの動き。大迫力。
2004年01月20日
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月曜日に仕事をするのは久しぶり。1限から学校に来てお仕事。先日主任より連絡をもらって、「来年度来ていただけるとしたら勤務不可能なのは何曜日ですか?」と聞かれた。「もう二度と行きません」と・・とても言えるわけはなく、「今のところ○曜日です」などと答える自分がなさけない。教員と同じ待遇で大学図書館を利用できるというメリットは捨てられない。しかしその後の事の次第もまだ報告なし。どうせ私は穴埋めなわけで、それ以上の待遇はされない。私の来年度はまだ未定だ。でももう心に決めたのだ。いくら生徒がかわいくても、もう仕事よりも絶対自分の研究を優先する。そんな事を思っているのに、今日が最後の授業だった3年生が「先生写真撮ろうよ!」などと言って撮影会。うう・・図書室で、大学院で妖怪を研究することをもくろむ京極ファンの生徒と直木賞の話をしながら、「あんた本気で大学院で妖怪やりたいんなら、高田衛を倒す気合いを持ちなさい」と言ったら驚かれた。そういうもんだぞ。銀座線利用者の私は国立劇場に行く時、時々ベルビー赤坂に寄る。お気に入りは本屋とCDショップとセンスの良い和風雑貨屋があること。本屋で山田詠美『熱血ポンちゃんが来たりて笛を吹く』(講談社文庫)と、ピラーティス(ヨガと呼吸を組み合わせたようなダイエット)の本を買う。★女流義太夫演奏会(国立劇場演芸場)今年初めての演奏会は、ベテラン三人がそろって語る。『摂州合邦辻』合邦内の段。語りは竹本朝重、三味線は鶴澤寛也。義理の息子俊徳丸に恋を仕掛ける玉手御前は、父の諌めに耳を貸さず、遂に刺される。実はお家の名に傷を付けず事をおさめるため、俊徳丸に癩病になる薬を飲ませ(言わずと知れたことだが、これは科学的根拠の無い全くの虚構)、その薬には自分の生き血が効くはずなので、わざと刺されたのであった。俊徳丸に自分の血を飲ませ、満足して死んでいく玉手御前。朝重の語りは娘を諌める合邦の厳しさ、真実を知ってからの悲哀と情愛を強く出して表現する。寛也の三味線は、息詰まる緊張感を一層高める。『明烏六花曙(あけがらすゆきのあけぼの)』山名屋の段。前を竹本綾之助、奥を竹本駒之助が語る。三味線は鶴澤津賀寿。胡弓を御簾内で鶴澤三寿々がひく。新内で有名な浦里時次郎の情話。浦里と時次郎が髪結いのお辰の助力で会う部分を綾之助が哀れにかわいらしく語る。雪中縛られて遣手おかやに折檻される「雪責め」の場を駒之助が語る。憎々しげなおかやと廓の亭主勘兵衛、責められる浦里と禿みどり、狂言廻しの彦六などを語り分ける。新内よりもさらに際立つドラマ性。義太夫ならではの演奏であった。
2004年01月19日
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歌舞伎の好きな大学生、ねこっぽさんと、日記リンクしました。私などよりよっぽどきちんと歌舞伎のレビューを書いていらっしゃる。いつかオフラインで会うこともありそうな予感。その記念として、文庫を買って再読したミステリについて書いてみる。★近藤史恵『散りしかたみに』(角川文庫 2001・8・26)近藤史恵氏の卒論は「切られお富」についてだったそうな。本書は「探偵今泉文吾シリーズ」の一つであり、同時に「瀬川小菊と歌舞伎シリーズ」の第二作でもある(第一作は『ねむりねずみ』)。私が初めて読んだ近藤史恵の本であり、最も好きな話である。このシリーズ、ミステリ好きからはミステリとしての仕掛けが弱いとよく言われるのだが、歌舞伎好きにはたまらない魅力的な部分がある。それは一作のなかで、複数の歌舞伎の演目が重なりあい、悲しくも美しい世界を見せるところである。本作では『本朝廿四孝』と『鏡獅子』、そして滝夜叉姫。特に普段歌舞伎で上演される「十種香」「奥庭」を見ているだけでは忘れがちな『本朝廿四孝』という演目の、残酷な一面を思い出させてくれる。養成所出身の歌舞伎俳優・瀬川小菊は、師の名女形・瀬川菊花から『本朝廿四孝』で八重垣姫を演じる最中、決まって布製の桜の花びらが散ることを告げられ、その謎を解くため友人の探偵・今泉文吾のもとを訪れる。ところが今泉は歌舞伎座の楽屋で歌舞伎俳優市川伊織とその恋人らしき女性の姿を見た途端、何の説明もせず、この件から手を引くと言って帰ってしまう。小菊は単独で調査を開始する。明らかになる市川紫之助・伊織親子の確執。呉服屋の娘で妖気さえ感じる美貌の女性虹子の存在。歌舞伎をささえ、愛しながら、決して日の当たることのない名題下の役者達の思い。事件の謎解きにかかわるのは、やはり『本朝廿四孝』。今泉と小菊はやがて一人の人物を告発する。それは苦しく、悲しい告発だった。「滝夜叉姫」と陰で呼ばれる虹子という女性の人物像が、すごく魅力的。まっすぐな長い黒髪、青白い肌、切れ長で大きな瞳、和服のルールを完全に無視した独自の着こなし。袷の着物をわざと狭い身幅に仕立てて着、黒塗りの下駄に鈴を付けたものを素足にはいたり、ブルーグレーのアイシャドウとネイルをしていたり。妖気ただよう、運命を狂わす美女そのもの。私は歌舞伎を愛してやまないのだが、同時に決してかかわるまいとも思っている。磨き上げられた芸は時として神域に達し、すごいものを見せてもらったなと、心から感動する。しかしその眩しい光は、どれだけたくさんの屍の上に成り立っていることか。このシリーズはそんな歌舞伎の光と影の部分を、いやらしくなく両方描いていて好きである。
2004年01月18日
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芥川賞・直木賞決まりましたね。若いお嬢さんの芥川賞より、京極・江國両氏の直木賞の方が私としては重要。熱狂的なファンを持ち、良質の作品、娯楽作品を書いてきたお二人が受賞するというのは全くその通りだと思う。選考委員が変わったことの影響を感じる。そういえば選考委員のエイミー、京極ファンだったね。新刊の文庫で久しぶりに谷村志穂を読んだらもっと読みたくなって、エッセイを図書館で借りて読んだ。生物学に詳しい人が書いた自然に関する文章は、視点がおもしろい。★谷村志穂・飛田和緒『ごちそう山(さん)』(集英社文庫 2003・1・25)飛田和緒さんは最も好きな料理研究家で、本も何冊か持っている。この二人の共著が集英社文庫になるのはこれで三度目。料理のできない志穂さんが和緒さんに基礎を学ぶ『1DKクッキン』、気に入ったものについて語る『お買物日記』も楽しく読んで、たくさん参考にした。ザーサイ入り鶏団子スープ、簡単ナムルを作り、アニエスbのカッターシューズ、パピエプードルの紙おしろいなどを買った。今回の『ごちそう山(さん)』では、スポーツが苦手でおっとりしている和緒さんを志穂さんが山へ誘い、そこでおいしい簡単料理を作って食べてくる。なかなかハードな冬山もあって、初心者には大変そうな登山だけれど、和緒さんはおいしい水のある山で、おいしい物をたべたいという一心で登る。私は登山をしないが、家族に登山をする人がいるので、話はいろいろ聞いている。だから槍ケ岳で韓国風冷麺を作って食べてきたのにはびっくり。槍ケ岳ってあの遭難者も出る厳しい山でしょ。準備をきちんとしておけば出来るらしい。和緒さんの料理はアイデアが好き。この本では、お汁粉の餡をのばす時に桜の花の塩漬けをもどし汁ごといれるのや、カレーをコンビーフで作って市販のフライドオニオン、刻んだ種無しプルーン、小袋入りのシュレッドされたチーズ、ゆで卵などをトッピングというのがすごくおいしそう(あ~、お腹減りそう)。なんでわざわざ寒い思いやきつい思いや危ない目にあいにいくんだろう、と全く理解できない登山なのだけれど。谷村志穂さんの文を読んでいると、景色の美しさ、見知らぬ人との命がけの連帯感などが伝わってきて、なるほど、と思える。山でいれる紅茶もおいしそうだなあ・・あ~、牛乳鍋かごぼう鍋が食べたいよう。
2004年01月15日
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ずっと見そこなっていた昼ドラ『コスメの魔法』をやっと見られた。すごい、萬田久子が叶恭子になっている!。原作のマンガが好きで、楽しみにしてたけれど、萬田久子オッケーである。原作よりはかなり年齢が上の設定になっているが、適度な生活感があってきれいな高樹礼子になっていた。水野さん役の女優さんもかわいい。ドラマの内容は二重の母と一重の娘とアイラインの話。個人的には、自分自身がこの時期に親とすれちがったまま、言いたいことも言えずに抱え込んでいるので、ちょっと痛いのだけれど。今週はこのエピソードで行くのかしら?問題は大鶴義丹演じるジュリアン奥田がどうなるか・・はたして「コスメの魔法」なるものが本当にあるのか、化粧にうつつをぬかすなんて愚かだ、という考えもあるだろう。え~、男性諸氏の反感を買うのを覚悟して言うと、「化粧なんて気持ち悪い。素顔がいちばんいい。」と公言してはばからない男性を、私は信用しない。それは親密な関係の女性のためにとっておく言葉だろう。主張する化粧は意思表明だし、ある種の攻撃だ。それを無差別に嫌悪する態度に、私はその人の自信の無さを感じてしまう。かつてほとんど化粧をしない時期というのがあった。とても精神的に悪い時期だった。今は前よりはしている。新しいコスメを買って、ちょっと嬉しくなったりする。あ、ノーメイクでいるのが美しい人っている。食品を作る人と、保育に従事する人。これは例外。
2004年01月14日
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残り福をもらいに再び今宮神社へ。おみくじは半吉。福飴などを買って、参道の出店を楽しむ。とうもろこし、サザエ、焼き鳥、ビール・・大人は楽しいねえ。通天閣などがある千日前からちょっと離れた所に、歌舞伎の『摂州合邦辻』に出てくる「合邦が辻」があって、合邦が守っていた閻魔堂がある。そこへお参りして、お守りを買う。脳病、せき、学業、厄払い、健康、家内安全などがあるが、やはり学業を。500円出すとおもむろに記入用紙を渡される。ちゃんと御祈祷していただけるらしい。そして和紙で出来たお札と、お供物(落雁)をいただく。何だか素朴で、とてもあたたかい印象のお堂。機械的に売るだけじゃないのね。外に出て由緒書きの立て札を読んでいたら、応対してくれたおばちゃんが追いかけてきて、パンフレットをくれた。妙にうれしかった。閻魔さまにお願いして、こんな応対をしていただくと、ちゃんと努力しなきゃという気分になる。何しろ閻魔様だからなあ・・昼ご飯は以前行ってとても印象の良かったカフェ「svaha」で。落ち着くアジア風の店内で、五穀米のカレーランチとチャイをいただく。以前食べたおやつもおいしかったけど、今回は我慢。いつまでもいたいぐらい、大好き。お勘定の時、金額を間違えられちゃったけど、絶対また来るぞ、と思うくらい気に入った。ぶらぶら歩いて、時折お買い物。関西も安くてかわいいものがいっぱい。そしてホテル日航大阪にあるジーザスディアマンテでお買い物をして、森脇瑞絵ちゃん(わっきい)に接客してもらう。背が高くてきびきびしていて、話すと丁寧でかわいい。旅行中でダサい服着てる上、おばちゃんな私にも、ちゃんと応対してくれて、さすがプロ。こんな娘がいたら・・とおっさんのようなことを考える。ここのお洋服、10歳若かったら買いまくるのに。風水では仕事運を上げる、ブルーのラインストーンのバタフライ型(わたし春「蝶」だもんね)ブローチを買った(通販ページに載ってるね)。本屋ものぞいた。森先生最新刊『四季ー秋』発見。萌絵ちゃん&犀川先生再登場。まだ「春」しか読んでなくてだらだらしてたけど、これは早く追い付いて読まなくては。萌絵ちゃん、大学院生になってるよ。行き帰りの新幹線で読んだ本は二冊。★ディズニープリンセス5『美女と野獣』(竹書房文庫 2003・4・4)★森福都『双子幻綺行』(祥伝社 2001・2・20)『美女と野獣』はいい話だ、と思ったことは以前も書いたが、とうとう文庫を買った。ディズニーの映画のストーリイを文庫化したもの。やっぱりベル、素敵だ。そういえば愛読しているマンガ『レディー・ヴィクトリアン』のヒロインも、本好きの家庭教師ベルだったな。『双子幻綺行』は一応ミステリ。則天武后に仕える双子が宮中の事件を解決する。「白い巨塔」のようなどろどろの人間関係の中、うまく泳いでいく美貌の宦官の兄・九郎と、ちょっと活発で正直な女官の妹・香連。後見人のために働きながら、のしあがる野望も持つ兄を、妹は屈託のなさで慰めつつ、サポートする。兄妹の後見人・李千里、都で一番と評判の妓女・彩嬢、兄妹をねらう則天武后の愛人・謝康生、幼くして聡明な武后の甥・臨溜王など、個性的なキャラクターがおもしろい。臨溜王は後の玄宗皇帝という伏線があり、結末で政敵から逃れて宮中を抜け出した兄妹は、後にまた宮中に入り、歴史上に名の残るある人物になる。日付が変わりそうな頃、帰宅。明日からちょっとハードな毎日。締め切りのせまった原稿がある。
2004年01月11日
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関西でしか買えないけれど、551蓬莱の豚まん、最高においしい。これで一個140円は絶対安い。東京でも買えないのかな。朝、4時に起きて仕度、東京駅へ行って6時発ののぞみ1号に乗る。目指すは大阪。早起きが大変だけれど、このスケジュールで動くと文楽鑑賞には丁度良い。8時半ぐらいに大阪着。開いているお店でコーヒー飲んで、軽く食べて、10時にデパートが開くのを待つ。なんばの高島屋でお弁当を調達して、歩いて国立文楽劇場へ。文楽公演一部・二部を続けて鑑賞。今回わざわざこの時期に大阪へ来た理由のひとつは、今宮えびす神社の「十日えびす」を体験したかったから。それに関連したイベントが劇場でもあって、一部と二部の間には今宮神社の巫女が舞い、鏡開きが行われ、文楽人形や福娘によるお酒の振るまいがあった。もちろんいただいた。一部・二部で一度ずつ、手拭撒きがあったのだけれど、全く拾えず残念。文楽公演第一部はお正月にふさわしく、『寿式三番叟』ではじまる。お人形が舞台上で面を付け、舞う。二人いる三番叟が、一人は美男で一人は三枚目。動きが異なっていて、おもしろい。以前ちょっとだけやった三味線のお稽古で練習しためりやすが出て来て、すごくなつかしい。次に『お染久松 染模様妹背門松』。おなじみ「お染久松」である。なぜか印象が薄いぞこの演目。大好きな千歳大夫、人間国宝住大夫、ビジュアル系咲甫大夫が語っていたのになあ。一部の最後は『壇浦兜軍記』阿古屋琴責の段。これは初めて見るもので、楽しみにしていた。恋人景清の行方を知っていると疑われ、琴・三味線・胡弓の演奏を強要される遊女阿古屋。その音色をきいて、本心を探ろうというもの。これ歌舞伎では、三つの楽器を弾きこなせなければならないので、限られた役者にしか出来ない。昔は歌右衛門、今は玉三郎。文楽では楽器のプロ、三味線弾きさんが弾く。鶴澤清志郎さんが三つの楽器を弾いた。舞台では人形がちゃんとそれに合わせた動きをする。指が動く特製の手を付けての細かい動き。三味線弾きと人形遣いの息が合った妙技だ。二部は『南都二月堂 良弁杉由来』から。幼い頃、鷲にさらわれた子供が30年後高徳の僧に成長し、悲しみの余り狂女となっていた母親と対面を果たすという話。舞台から劇場後方へ綱が渡され、何かと思ったらこれが鷲にさらわれる場面のためだった。鷲の人形の足に子供の人形をくっつけ、この綱に取り付けて飛ばすのだ。良弁僧正の人形のかしらが、何とも上品で気高く美しくて印象的。二部の次は『お千代半兵衛 八百屋献立』。伊達大夫の語り、最高におもしろい。義理の息子に恋を仕掛ける色ボケの意地悪な後家が出てくるのだが、そのいやらしさをハスキーな独特の声で十分に表現。場内笑いで満ちる。本日唯一の、気楽に楽しめる演目だった。終了後、お好み焼きを食べてから今宮神社へ。うっかり笹をもらってしまう。システムをきいて、1500円出して福袋を付けてもらう。商売繁昌・・するかな?
2004年01月10日
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先日の6日、韓国映画『二重スパイ』を見た。チケットを人からもらったという理由で。その時に疑問に思ったことがあったので、本日大学の研究室で後輩の院生としばし韓国映画談義。実は私、映画が始まってからしばらく、眼をつぶっていた。なぜなら暴力シーンがリアルで正視できなかったため。何だかねえ、見てるとほんとに痛そうなんですよ。拷問とかのシーンがね。血もいっぱい出るし。映画しょっちゅう見る方ではないので、これは私、伝統芸能の見過ぎで抽象的・様式的表現に慣れきってるせいかなと思ってしまった。ところがこの話をすると、後輩の一人はやはり『シュリ』をDVDで見ていて、冒頭を10分見て中断してしまったという。理由は私と同じ。暴力や殺人のシーンが怖かったそうで。私だけじゃなかったのね、ということで安心。その後、韓国映画やドラマに詳しい後輩と話す。で、何となく見えた結論。「韓国ドラマって、人情本みたい」。見ないうちから申し訳ないが、どうもそんな感触だ。韓国スターのお名前、覚えにくい。後輩はすらすら言えていて、すごいなあと思った。「好き」とはすばらしいパワーだ。そういえば舞台『近松心中物語ーそれは恋』を見ていたときも、舞台上で梅川と忠兵衛が熱烈に抱きあってキスしたのを見て醒めたなあ。直接的表現が楽しめない自分に気付いて驚き。そう、私は極上の作り物が好き。つまんない娯楽的なものに、命をかけて一生懸命になってるような、そんなものが好き。だからクドカンのドラマも大好きよ。しまりの無い終わりで失礼しました。
2004年01月09日
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QEDシリーズ最新作。今度の舞台は高知で、歴史ネタは坂本龍馬である。病院の薬局に勤める棚旗奈々は、職場の上司命令で学会の公演を聞くため、歴史マニアで龍馬好きの妹、沙織と共に高知へ飛ぶ。高知には大学時代の後輩美鳥がおり、彼女の家を訪ねると、同じく学会へ出席するはずだった歴史マニアの変人・桑原祟がいた。折からの暴風雨で村の外へつながる道が土砂崩れで通行不能になったため、美鳥の家に泊まった3人。美鳥が高校時代に集めた資料をもとに、龍馬暗殺の真相を話しあいながら過ごしていたが、次々と村人達が殺される。村人を殺したのは誰か。この過疎の村の秘密とは。神社に納められていた龍馬の新資料が示すものは。残念ながら私は幕末マニアではないので、維新の志士や新撰組に特別の思い入れは無い。それなりに面白く読めた。いつもこのシリーズは、楽しみつつも、「何か騙されてるよな~」という気分になるのだが、今回もそう。でもまあ、怒るほど荒唐無稽ではなかった。殺人事件のある要素と、坂本龍馬暗殺のある事項が符合しているのがポイント。しかし何とも後味の悪い事件。
2004年01月08日
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光野氏のエッセイが大好きだ。装丁や写真が美しいので、ほとんど単行本で持っているが、これだけ見のがしていた。今回は文春文庫で入手。光野氏はファッション誌の編集者からエッセイストになり、小説家へと転身しつつある人である。ヴァンサンカンという「叶姉妹」「ヒルトン姉妹」「セレブ」などの言葉を世に知らしめたファッション誌の、創刊にかかわっていた。その後結婚、出産、夫の転勤にともなってイタリアに在住となり、帰国してからはエッセイを書き始めた。私はヴァンテーヌというファッション誌を読んで、そこに掲載された光野氏のエッセイに出会った。それが処女作『おしゃれの視線』である。その後、ファッション、女性の生き方、家族などについて書かれた文章を読んできたが、いつも何らかの形で励まされてきた。私は彼女の、結婚に関するエピソードが大好きだ。30歳を迎えた彼女は、「自分は結婚して家庭を持たないと、ろくな人間になれない」という非常にせっぱ詰まった気持ちになって、結婚相手を探し始めたのだそうだ。自分の家、自分の家族を持ち、自分の事だけでせいいっぱいなわがままな態度を改め、自分の生活を確立したいという気持ちが、どうしようもなく高まってしまったのだそうだ。当時20代だった私は、ものすごくショックを受けた。友達や親の言う結婚観に耳を傾けながら何となく過ごしていたが、そんな話は誰もしたことが無かった。私は博士課程に在籍する学生だったが、自分という人間が恋愛や結婚という場で、全く評価されない人間であることを痛いほどわかっており、うまくいかない恋愛をしては絶望していた。そんな時に光野氏の文章に出会って、やっとわかったのだ。私はハンサムでかっこいい男の子と甘い恋愛をしたいわけでも、収入と社会的地位が高い人と結婚して優雅な奥様になりたいわけでもなかった。私が最も大切だと思うことを同じように大切に思ってくれて、生きる楽しみを共有してくれる人と、生活を分け合って楽しく過ごしていきたかったのだ。そう気付くと、自分が男の子にもてないことも、容姿が並み以下であることも、もうどうでもよくなってしまった。20代の憂鬱から抜け出すきっかけをくれた光野氏が、さらに「スランプ」に落ちいっていたなんて。この『スランプ・サーフィン』は、40代を迎えた光野氏が、2年近いスランプに落ち入り、それをどうやって乗りきったかを書いたものだ。パーソナルトレーナーについて体を鍛え、風水を取り入れ、謡と仕舞の稽古をする。自分の内側に目を向け、心引かれたものに挑戦し、それについて考える。こういったことを繰り返しながら、光野氏はスランプを乗りきった。私も優雅にサーフィンをしたいものだ。
2004年01月06日
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今年に入って初めての義太夫鑑賞。始まりが人間国宝というのも何だか良い。日本橋の三越の近くにある寄席、お江戸日本橋が会場。客席にはおなじみの方や、プロの演者の方が多く、新年の挨拶をかわす社交場になる。私も義太夫の先生と、発表会の時に弾いてくれる三味線弾きさんに会って、御挨拶をする。『烏帽子折★(くさかんむりに「字」)源氏』伏見の里の段という、全く初めて聞く演目。竹本駒之助の語り。三味線は鶴澤三寿々。内容は平家に追われる常盤御前が、雪の中三人の子をかかえ、一夜の宿を請うと、その家は平家の侍、宗清が通う女の家だったので、断られてしまう。雪に凍えて苦しむ常磐御前に、幼い子供たちは自分の衣を脱いで着せかけ、親子は身を寄せ合って嘆く。それを宗清は見つけてしまうが、はやく立ち去るようにとそれとなく言いつつ、見のがしてやる、といったもの。伸び上がり、見台をたたき、ゆすっての熱演。あまり長くはない段だったが、あわれで、そして晴れやかな演目だった。『森茉莉ー贅沢貧乏暮らし』と、光野桃『スランプ・サーフィン』の文庫を入手。今年最初の読書は光野桃のエッセイになりそう。
2004年01月05日
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大晦日の日記でも触れたが、数年前からとても好きな女性限定サイトがある。美に医学的にかかわっている大学教員の女性のサイトで、日記がおもしろく、画像やデザインもきれい。思考過程が理系の人らしくて、励みになったり、刺激になったり。その上この方、恋愛に関してとても本能的で、しなやかな野生動物のよう。しばらく更新をお休みしていたのだが、年末に復帰。彼女の新年にかける意気込み等を読みながら、私も気持ちを奮い立たせる。研究対象に関するキーワードでネット検索をかけ、読んでみたい論文をひろってリストに整理する。論文を公開している人の本文テキストから、引用したい部分をひろって引用目録を作る。そんな作業をしながら、時間を過ごした。今日は研究会の人と会う予定があったので、新年の意気込みとして、研究に関する野望を宣言してみた。さあ、もう引っ込みはつかないぞ。でもそうすると不思議なもので、有効な情報も集まって来たりする。人と会って生まれる力ってすごい。結局私は、文学、芸術、芸能と人の心によってしか、癒されない。読むこと、書くこと、観ること、人と話すこと、それが人生のすべて。だから自分とかかわってくれた人は大切にしよう。楽天外からうちに遊びに来て下さる方々、多分オフラインでの知りあいの方だと思うのだけれど、思い切って掲示板に書き込んでみませんか。いつもメッセージを下さる方々、本当に嬉しいです。ありがとうございます。わたしも出来るだけ、真心のこもった言葉をおかえししたい。今年の野望は丁寧な字で書いて、手帳にはった。あ、ワード(ワープロソフトの)とページメーカーを使えるようになるというのも入れようかな。実はマック用一太郎(5太郎です)を愛用していて、それ以外使いこなせないんです。
2004年01月04日
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これもまた新年の行事だなと思うのだが、セールに行って福を、いえ、服を買う。いい年をして、今だに服に関しては丸井好きである。若い人向けのものの中にも、こだわらずに心の眼で見ると、大人でも十分着られる、安くてかわいい物がいっぱいある。昔に比べると服って安くなったよね。今回は普段着のニットばかり購入。私の服の趣味は、時と場合によっていくつか傾向がある。 1、仕事用 サイズがあうことと、飾り気の無いことが条件。無印良品(特にシャツ)、ユニクロ、GAPなど愛用。ネクタイ、スカーフ、ベルトなどに個性の強い、インパクトのあるものを使うこともあり。 2、普段着その壱 実はピンクハウス、インゲボルグ、カールヘルムなど、装飾過多ラブリー系も好きで、時々着る。今はインゲボルグがやや多い(シャネル好きの延長だな)が、カールヘルムの和風プリント物は必ずチェック。「歌舞伎十八番すごろく柄」は今ではレア物だろう。 3、普段着その弐 チャイニーズ、和風のテイストのものが好き。具体的にはパウダー。メンズ(タケオキクチがけっこう出している)やインディーズ系デザイナーもチェック。 4、普段着その参 ワイルド&パンク系。カーゴパンツにごついブーツなど。安くて不良っぽいので、バツなども着る。妙にヒモや金具が多い服、バラ、天使、クロスなどのデザインが好き。シルバーのごついアクセサリーも好き。いい年&教育系の仕事をしていても不良である。 5、普段着その四 上品なギャル系。最近、ピンキーガールズ(109にもはいっているようなブランド)のニットを普段着によく着ている。これは仕事用に使うことも。やっと東京店が出来たジーザス・ディアマンテも見るのが好き。いや、とても30代の着る服ではない・・。何だかですね、高級ブランド志向って飽きちゃったんですよ。シャネル好きだし、エルメスのバッグは芸術的に美しいと思うけれど。バッグや日常的に持つものは、高級品を大切にしたい方なんだけれど、服に関しては、安くて新しいものを身に付けた方が楽しいかなと。そんなわけでお買い物にいったけれど、あとはひたすら家で原稿チェック。明日は同人雑誌の編集会議。
2004年01月03日
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ダイエットを目標としたので、体重計に乗ってみた。・・見なけりゃ良かった。あの~、お正月ってやっぱり福々しくなりますよねえ。ははは・・。落しがいがある体重になっていた。どうりで動きにくいはずだ。午前9時半、浅草公会堂到着後すぐに、役者さんによる鏡開きがはじまる。なぜか中村獅童さんだけ少し遅刻。髪の毛が黒になっていた。役者さんたちが挨拶をして、鏡開き。坂東新悟くんのはずかしそうな挨拶がかわいい。その後、ふるまい酒。お酒は「加賀鳶」。先着100名は特製の桝がもらえたのだが、数人の差でもらえず。お酒を注いでくれた役者さんたちも支度のため劇場内へ入っていってしまった。しかしなぜか獅童さんだけ帰るタイミングを失い、私にも注いでくれた。わーい。市川門之助さんの普段の姿を生で初めて見た。とてもハンサムで素敵だと思った。ポ。獅童さんがなみなみと注いでくれたおかげで、かなり良い気分になってデパートへ。お弁当と福袋を買って、一度家へ帰って酔いをさます。お弁当とお茶を持って、再び公会堂へ。★新春浅草歌舞伎 第一部まずは坂東亀治郎さんによる新年の御挨拶。亀治郎さんの口跡って猿之助さんにそっくりだと、あらためて思った。『三人吉三巴白浪』。七之助のお嬢、男女蔵のお坊、獅童の和尚。ひたすら若々しい。獅童の和尚なんて本当に細くてすきっとしてて、近所の気の良いお兄ちゃんみたい。でも一生懸命真面目にやっていることや、役を演じる喜びのようなものが伝わってきて、とても感じが良かった。『毛抜』。科学的に見えてどこか間違ってるこの芝居。見るのは3度目ぐらい。粂寺弾正って本当に面白い人物で、悪事を見抜く切れ者でありながら、男女どちらでもオッケーな色好み。秦秀太郎(亀治郎)と腰元巻絹(勘太郎)にセクハラして、こっぴどく振られる。今回の弾正は真面目な男女蔵のせいか、いやらしい所作をしても何だか憎めない。『吉野山』。狐忠信は勘太郎。狐の所作などの自在な動きを見て、うまいなあと思う。華やかで美しい舞台。全体的に浅草歌舞伎は、すごく感動したとか、すごく良かったとか、そういう印象ではないのだけれど、初日を良い緊張感を保って、真面目に活き活きと努める役者さんのパワーが伝わってきて、新年にふさわしい、良い気持ちになれた。
2004年01月02日
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新しい年が来ると同時に家を出て、浅草神社へ初詣。迷った末、やはり学業のお守りを買う。招待客による除夜の鐘つきが行われていて、偶然数人の役者さんや芸人さんを目撃。今年初めて生で見た芸能人は坂東三津五郎に決定。二番手が林家こぶ平。うーん、良いんだか悪いんだか。遅く起きて、昼過ぎに浅草寺へ。ものすごい人。何とかお参りを済ませて町を少し歩き、浅草公会堂で明日の鏡開きの時間を確認。9時半だった。ということは鏡開きを見てから弁当を買いに行くようか。本屋に寄って今年最初のお買い物。コミックス2冊。及川七生『月夜烏草紙 3』と宇野亜由美『オコジョさん 7』。それから愛用の水性ボールペン、ユニ・ボール・シグノの極細0.38を。今は日常筆記具としてこれが一番好き。昨日のやり残しリストに入れていた森茉莉の本は、『森茉莉ー贅沢貧乏暮らし』というタイトルだとわかる。2200円か・・家に帰ると頭痛。明日の観劇に備えてこれではまずいので、とりあえず昼寝。何と4時間近く寝てしまってあせる。正月から昼寝かよ。さて昨日の続き。★2004年の野望★ 1、学会発表と投稿論文三本。実行できるかどうかはともかく、そのぐらい書く。研究者としてやっていく意志のあることを対外的に示す。 2、2月義太夫初舞台。落とすかどうかはともかく、つまみの花簪を挿して語るぞ。 3、ダイエット。とりあえずの目標は半年で確実に3キロ落とす。無理じゃないよね。 4、腹筋と腕の筋肉を鍛える。 5、就職活動。大学で働く道を本気で探す。 6、月刊ファッション誌を購読する。ファッションの感性が衰えないよう。明日から活動を初める。まずは4日の編集会議に備えて原稿を読んでチェックしなくては。追記:トリビアの泉の「屁負比丘尼」で棚橋先生が出ていてびっくり。
2004年01月01日
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