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エイヒロ(eihiro)

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2024.07.20
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【瀬戸内・筑豊「エイさんぽ」塩田・炭田社会科見学】


また筑豊炭田へは、以前に訪れた常磐炭坑を通して「ゴットン節」の存在を知り、ついでながら行ってみようと決めた次第です。

【1日目】赤穂海洋科学館を訪れます。
赤穂線車内から








赤穂駅前


播州赤穂駅


駅前通り(お城通り)


塩饅頭屋さん


赤穂へ来たからには、まずこのお方に挨拶せねばなるまい。




大願成就


三之丸大手隅櫓


千種川(新赤穂大橋)


行徳にも同名の公園があります。


赤穂海浜公園




海洋科学館。この中に「塩の国」があります。






まずは「塩づくり」体験から


鍋に入っている塩分濃度18%の「かん水」をコンロで煮詰め、塩を作る体験コーナーです。


点火中は撮影禁止のため、火を止めた直後の状態。さらにかき混ぜて粉末状にします。


出来上がり


以上の作業を、この釜屋で後ほど行います。


茅葺屋根のアップ


下から覗いたところ。こうなっていたのですね。


納屋の中、道具類の展示です。これは鍬類「沼井掘り鍬(沼井の中にある前回使用した骸砂を沼井の肩に掘り出す)」「浜鍬(下穴など塩田地盤を掘る)」「寄せ柄振(鹹砂の浜寄せ、沼井入れ、沼井からの砂の散布に使用)」「突寄」「刃木鍬」「穴かき」


「灰畚(うずもっこ・燃料の石炭、石炭カス、堤を作る山土等を運ぶ)」「塩かじき」


鍬類の続き「振鍬(沼井の脇に掘り出した前回使用した骸砂を集砂の後の地盤にはね撒く)」


杓類「当子(沼井に入れた鹹砂の塩分を溶出するため、藻垂れや海水を汲み入れる時に砂の上に置き、沼井の鹹砂に凹みが出来るのを防ぐ)」「潮掛け杓(地盤から上昇する海水の毛細管現象を促すため、浜溝から海水を撤砂に霧状に散布する)」「藻垂れ杓」


「担い桶(海水を浜溝から沼井へ、また沼井の下穴の鹹水を堤防上の鹹水槽へ運ぶ)」


「馬鍬(孟宗竹で作った竹刀24本で引き浜に使用)」「万鍬の子(竹櫛の予備)」


「浜道具」の説明


「砂浜で塩づくり」・・・揚浜式塩田について
「入浜式の塩づくり(1)」・・・江戸期に入浜式塩田が播州でつくられたことと、その背景について


「入浜式の塩づくり(2)(3)」作業手順について


「叺機」


「枝条架」・・・高さ5~7m、幅8~10m、長さ約100mに丸太を組み、孟宗竹の笹を左右に両翼を張るような格好で取り付け、これを5~6段に組み合わせたもの。


これが夢にまで見た「入浜式塩田」です。


中央の「浜溝」に導入された海水が、徐々に塩田地盤に浸透し、毛細管現象で地盤表面に上昇し、撤砂に付着し結晶する。→「鹹砂」
鹹砂を寄せ集め「沼井(所々に盛り上がっている穴)」へ入れ、藻垂れ(二番水)と海水を注ぎ、鹹砂に付着した塩分を溶出し、沼井下の下穴に滴下→「鹹水」


「鹹水槽」・・・沼井下に溜まった鹹水が、地盤下に埋設された樋を通して送られる。昔は浜子が担い桶で、堤防上の鹹水槽まで運んだ(重量約70kg!)


「流下式枝条架」


海水を流下盤という粘土でできた緩い傾斜の地盤に流し、太陽熱によって水分を蒸発させて5~6度に濃縮させた海水にする。これを枝条架の最上段にある戸井から滴下させ、風力(乾燥空気)によりさらに濃縮し、濃度18~19度までにしていた。


立てかけてある「馬鍬」。実演で使っているものらしい。


「揚浜式塩田」


「塩の国新聞」


「釜屋」の中。塩焼きが終わったところ。


炊きあがった結晶塩を片側へ寄せる




海浜公園を後にして、ここは普門寺の入口です。


普門寺












赤穂八幡宮






これが驚きました。こちらの神社は賽銭箱が建物の中にあるのが多く、見事な天井画など拝見できたりします。まるで今にも歌舞伎役者が登場しそうな雰囲気です。


千種川(赤穂大橋)下流方向


同じく上流方向


大師堂


加里屋川。本日はここまで。これから岡山経由で香川の坂出にて泊りの予定です。


【まとめ】
赤穂「塩の国」は大いに参考となりました。
入浜式塩田が導入されたのが近世初頭頃。
鹹水抽出の方法が、行徳が「笊取法」なのに対して瀬戸内地方は「沼井取法」。消耗品利用と設備投資の違いでしょうか。当然後者の方が効率的です。
昭和30年代に流下式枝条架法が導入されるまで300年余りにわたり、浜子達がこの眺めているだけでクラクラするような塩田で作業をしていた。
浜引き作業は早朝から持ち浜(採鹹)前、持ち浜後の引き浜まで、一日計6里を歩く計算になるそうです。できれば浜引きの実演も見たかった。
行徳にもこのような施設があれば・・・・・と思いました。

(参考資料)
「日本生活図引2とる・はこぶ」須藤功編






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最終更新日  2024.07.20 00:00:09
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