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2008年03月22日
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テーマ: 海外生活(7776)
カテゴリ: カテゴリ未分類
夕食の野菜を買いに歩いていたら、道行くトラックの運転手にマダム!マダム!マダム!と激しく呼び止められた。

「マダム!リュー・ラーケン!セウーシルヴプレ?」

必死である。

1.5秒考えて、リュー・ラーケン、ああ知ってる道だ。あなたはラッキー。まっすぐ進めばいいのよ。そこで

「レヒドール」

と方角を手で指しながら、あれ、これはフラマン語だから…ええと

「ストレイトアップ」

どうしても仏語が出てこないので、しょうがなく笑顔で

「オケー?」



運転手さんはとりあえずわかったらしく手を振って去っていった。フラマンの人だったかも知れないし、まぁ心配ないでしょう。

ああ典型的なブリュッセルの生活。仏語・蘭語・英語が入り乱れ、誰に何語で話すか、頭が混乱して、始めて会う人などとは第一声が出なくてぐっと詰まってしまうことがある。

現地のひとなら、どりあえず自分の都合のよい言語で始めたりするんだろうな。
現地語が両方とも自分の得意言語ではない私は、練習したいから、相手に合わせて言語を選ぶ。これから行くお店がフラマンの店なので、頭の中でフラマン語の準備をしながら歩いていたのだ。

しかしあの運転手さんは他に通行人がいたのに、どうして私に道を聞いたのだろう。明らかに外人なのに。


ウィル・スミスが若い頃出演していたTVシリーズで、あるときミスター・バンクスがウィルに「男女の機微」の話をしていた。

道を聞かれて知らなかったら、お前どうする?
ああ行ってこう行って、何番目を曲がれ、とか適当に言うよ。
道を聞かれて知らなかったら、女性はどうすると思う?
どうするの?
女性は「知らない」って言うんだよ。




男性は「知らない」とは恥ずかしくて口が裂けても言えないんだそうで、私はそれはそれは驚いた。

もしかして本当かも知れないので、それ以来、私は道はなるべく女性に聞くようにしている。

あの運転手さんもそうなのだろうか。


トゥドロワ。そうそう。約1時間後、重くなった買い物を持って、メトロに乗ろうと階段を降りる途中で、仏語の「まっすぐ」がようやく浮かんだ。

今度道を聞かれるときにはちゃんと出てきますように。





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Last updated  2008年03月24日 07時33分20秒
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