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残業して夜9時頃帰宅した私、と夫の会話。夫「遅かったね。今日携帯通じなかったよ。」私「今することが沢山あってね、バッテリー切れた後充電するの忘れたんだよ。」夫「夕食の魚、焼き立てじゃないといけないから、いつ帰ってくるか知りたかったんだもん。」私「私が遅くなったらご飯先に食べてて。」夫「心配するから遅くなるなら電話くらいしてよ!」私「ちょっと~、疲れて帰ってきてるんだから…」翌日充電した携帯の電源を入れたら、前日夕刻6時位の夫のSMSが「ビール買って来たよ♪」とか入っていた。きみは新妻か! サントリーオールドの大原麗子かーーー!!!?
2010年08月09日
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うう~む、凄いですね。バンクーバーのスノーボード。今日はたまたま近くに行ったついでに、普段は行かないカルフールで買い物をしたのですが、レジで私の前に並んでいるのは若いカップル、女の子はこれから支払うポテチをばりばり食べており、男の子はというと彼女とべらべら喋りながら、私がベルトの上に並べた私の買うものを私には何も言わずに並べなおしている。何故!?他人の買うものなのに!?しかも何で冷たい飲み物と衣料品をくっつけるの!?レジの人も客の顔すら見ないし、ああやっぱりカルフールは嫌い。不愉快に帰宅したら迎えてくれた夫はきらきらの笑顔で、ショーンホワイトのハーフパイプの演技がどんなに素晴らしかったかで一杯だった。凄いんだよ!最後のジャンプでバランスを崩したんだけどその立て直し方がもう凄いんだよ!!一流のアスリートがスポーツで私達にもたらしてくれるものの計り知れなさよ。美しいもの・磨き抜かれたものが人に与えるエネルギー。かたやカルフールでのロウな体験。とほほ。スーパーで買い物なんかしないで早く帰ってきてテレビ観るべきだ。間違いない。
2010年02月19日
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ポーランド人の接待を受けた。ローン問題で上階の人が去って、新たなオーナーが現れた。若いしチャーミングな男の子だ。早速、床の防音断熱に始まる改装工事を開始し、その施工者が彼の知人のポーランド人の大工さんである。連日ドリルの音でうるさいでしょう、と夕方突然のお誘い。上階の現場にはポーランド語字幕の映画、ポーランドの酒(アルコール40%)、ポーランドのパン、ポーランドのハム、ポーランドのパテ、ポーランドのコールスローとフルコース。親方と若い助手の2人、親方は改装案を作った建築家の実のお父さんである。僕は1953年生まれだから外国語はロシア語しか話せないんだよ!といいながら、私達の最大の心配である床の防音の説明をしてくれたり、改装の計画を話してくれる。私たちはポーランド語はわからない。お互い知ってる単語総動員・手真似・絵や数字を書いて年末の水漏れの情報交換をしたり、自宅の改装状況を報告したり、楽しかった。ポーランド。遊びに行ったことはあるけれど、言語は遠い国だったな。私達夫婦は2人で6ヶ国語カバーするのだが、欧州は広い。近い言語同士(イタリア語とルーマニア語とか)はかなりいけるけれど、まだまだ意思疎通の難しい言語領域は広大なのだ。それでも大工さん達の話す未知の言語・ポーランド語の中に、他言語知識でわかる単語がぱらぱら入っているのは、やっぱり欧州だな、と思うのである。
2010年01月09日
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年末年始は何だかいろいろな事が起こるものなのか。。。前に仕事納め直前に車をぶつけてしまったことがあるので、今年は気をつけていたけれど、今回は違う切り口が待っていた。12月23日深夜突然夫が飛び起きて、水が漏れている!と叫ぶ。音源を見に行くと、天井の複数ヶ所から激しく水がほとばしっている。ひどいところは水道の蛇口を開けた位の勢い。眠気もふっとんだ。水源は水道ではなく、屋根に異物でせき止められていた氷の塊が融けたものとわかった。わかったとはいえ、水はすぐには止まらない。落ち続ける水を受けるバケツ10個の間を走り回ってエンドレスに交換し続け、その合間に木の床に飛び散る水をふき続け(水を含むと木材が反り返ってしまうので)、永遠に終わらないかと思った作業。水滴がようやく止まった時には4時間以上たっていた。くたくた。しかもその間に、濡れた階段で滑って背中を打ってしまい痛い。(その後しばらく右脚が使えず、車の運転ができなくなった。)夫はわずかな物音にも目が覚めて「上階から電子音が聞こえる」とか「隣の家の人の扇風機の音が聞こえる」とか文句を言ううっとうしい男なのだが、このときばかりはこの才能が役に立った。屋根の氷も破壊してくれたし。しかも家にいる時に発生してほんとに良かった。日中不在の間だったらどんな恐ろしい事態になっていたことか。。。12月25日夫の実家。キッチンから情けない悲鳴が聞こえたと思ったら、家族のために牡蠣を剥いていた夫が牡蠣ナイフで手を突き刺していた。出血。結構深かった。12月28日義兄が血まみれで帰宅。駅の階段で転び手首を複雑骨折、頬を裂傷し50針縫ったそうな。わ~、大丈夫かしらね~と言っていたら、1月4日仕事始めの夫、帰宅途上、凍った路面で自転車が滑り、顔で着地。左目の下を激しく打ち、DV犠牲者のような顔に。皆さん、私じゃないんですよ~。もう事件はこれでご勘弁願いますです。
2010年01月06日
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年末だから…と最近夫は知り合いのつてで生牡蠣を4キロも買ってきた。4キロというと40個以上。寒い天候を利用して窓の外に保存し、結構長持ちするので毎日少しずつ楽しめる。レモンを絞るのもいいけど、砕いた黒胡椒が夫のお勧め。更に今日はなんと牡蠣と豆腐のお味噌汁を作ってくれた。牡蠣の風味が味噌味と合って、美味しい!驚き。その一方、スーパーで鶏手羽先が本日賞味期限で安くなっていたので1キロ買ってきて、2ユーロ得したと思いながら、牡蠣をむく夫の隣で保存食用の手羽先煮を作っている私。この消費行動の違いは何でしょう? たまには高価な食材がつんと買ってお料理してみたいものだわ~。小心者で、できないんすけどね。。。
2009年12月30日
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地元ベルギーのバレエ学校の発表会を見せられてしまった。12月なのでバレエくるみ割り人形を見に行ったのだが、その前座だった。ひどいものを見てしまった。4歳くらいの幼児から20歳前後まで、生徒総出演の舞台。さすがに小さいお子さんたちはほほえましい。しかし、主力と思われる年代のダンサー達の、むちむちの体型、まっすぐでない背中、重量感に満ちた汗を感じさせるリフト、総じて余りお上手でないダンスは辛かった。フォーマルなディナーテーブルを舞台に始まる第一幕(そう、何幕もあった)、ダンサーの衣装はH&Mで見るような丈の短い夜ドレスにトウシューズで、現代音楽をバックに、「普通の服」のお嬢さんたちがぱんつ丸見えにしながら踊る姿には何とも不潔感がある。不潔感の原因はやはり技術の無さ。芸のレベルが高いとどんなにぱんつが見えても変じゃないものなのだ。きちんとクラシックの基本ができた安定感もないうえ、モダンダンスにしようという試みにも失敗している、私のような素人目にもわかるほどの悪い例であった。それが延々30分以上も続く舞台だった。それを見にきたわけではない人達に、強制的に見せるには、下手すぎ。ダンサーの場慣れのために協力して欲しいなら、もっと短くするべき。関係者でもない他人の時間やアテンションをただで使おうというのは甘えでしかないのだよ。なんてね。ごめんね。厳しいことを言う私はただの意地悪ばあさんなのだ。その後の本編、プロによる「くるみ割り人形」は、素晴らしかった。
2009年12月08日
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上階の人が引っ越してゆく。聡明で、交友も広く、友達の趣味もよく、現代的だが同時にクラッシーで、芸術的な、素晴らしいひとだった。この物件を買ったときから、既に間違っていたのだろう。2人で買うはずだったのに、別れてしまった。1人で買う決断をした。高給で有名な、尊敬される職場で働いていた。辞めて、アートギャラリー的な仕事を始めようとした。そのプロジェクトのためにこの物件を買ったというところもある。そして上手くいかなかった。ついにローンの滞納という状況になり、仕事を探して会社勤めを再開したが、自己破産か銀行の差し押さえかというところまで来た。それでも銀行はかなり長い間待ってくれていた。自己破産になるよりもと、格安で物件を売った。物件を売った後でさえ、残額のローンは月々かなりの金額になる。引越しの日の前夜、彼女の飼っていた猫がうちに訪ねて来た。うちのドアがよく開けっ放しになっているので、その間に入って来たのだろう。ふと見ると柔らかな黒い姿がリビングを横切っていた。黒い体に、後肢の上関節まで毛が白いのがショセット(靴下という意)、それよりも白い毛が少ないのがパントッフル(室内履き)という名前の、2匹の猫を彼女は飼っている。うちに来たのはショセットだった。色々なところを歩き回っては、植木の下でふみふみと足踏みをしている。赤ちゃんの猫が、母猫の母乳を出すためにする動作だ。思えば彼女とこの建物の共同所有者会議で初めて集まったとき、この猫達はもらわれてきたばかりの20センチばかりの子猫だった。お別れするのがわかって、挨拶をしに来たんだね、と夫が言う。物件を引き払って、すっきりした顔の上階の人。厳しいローンがあろうがなかろうが、楽しみを諦める様子の無かったライフスタイルは逆に天晴れだった。家族を亡くす悲しい思い出もあったこの場所を離れて、心機一転、新しいスタートを切って欲しい。
2009年11月27日
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夕方物凄い雨が降ったブリュッセル。午後からぶらりとギャラリーを観に出掛けた後、夫と待ち合わせてお茶をすることになっていた。サブロンのお気に入りの画廊…の隣の画廊でやっていたモノクロの写真展。品のよい裸婦に混ざって、70年代のアムステルダムの風景写真が2つ並んでいた。どちらも運河沿いの建物を写したもので、アングルが違いながら素晴らしい調和がある。サイズも絶妙。これいい!と思ったら、やはり同じことを思った人がいたらしく、既に売れていた。ううむ。その後、パン・コティディアンで夫とお茶&お菓子でまったりした後、店を出ると雨がパラついている。お天気良かったのに。「メトロに乗ろうか?」と訊いたが歩こうというので、うちに向かって歩いているうちに、降りが激しくなってきた。我が家まであと5分というところで、ついに雨で視界が真っ白になるほどの土砂降り。びしょ濡れで角のカフェに駆け込んで避難。このカフェはもう我が家から3分くらいなのだが、フットボール狂の店主が大型スクリーンで主要なサッカーの試合を流しながら友人とカードゲームに興じるサロン的カフェである。W杯やEURO杯の季節などは私はよく来るが、何も飲まずに観戦して騒いで帰っていくだけの近隣顧客に比べ、ワンゲーム当たりのドリンク消費量の多い私などは、店主のマダムに笑顔で迎えられる実感がある。男女の違いがしみじみわかる。飲み物を片手にミラン・カリアリ戦を大画面で見ながら雨が上がるのを待って、ようやく家へ。「髪の毛を乾かしたほうがいいよ」といったら、「うん。きみの言うことはいつも正しいから」と素直な夫。そうだね、メトロに乗ったほうが確かに良かったけど、それが悟りのとどめになったかのような夫。妻の言うことを聞いていれば間違いないと言う境地に夫が至った場合、どんなことが起こるのだろう。
2009年11月23日
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何年ぶりかにCDを買いました。一つは、たまたま聴いたコンピレーションCDの中に一曲入っていた歌手の歌が物凄く上手くてびっくりし、早速探した彼女のソロCD。もうひとつは、その歌手とコラボ歴のあるグループのもの。前から知ってるグループだけどCDを買うのは初めて。家の改装中、ひたすらものを増やさないようにしてきたので、そもそも自分のために「消耗品以外」の買い物すること自体が久しぶりで、懐かしいくらいのわくわく感あり。もひとつ久しぶりのお買い物はDVD。エディットピアフの生涯を描いた物語。飛行機の中で観たことがあり、質の良さは既に確認済み。よほど売れないのか驚きの価格だった。ただし、主演はピアフが乗り移ったような迫真の演技で素晴らしいのだけど、お話はえらく暗いし、ピアフの歌も良く聞くと「年老いた売れない娼婦がどうの」とか暗澹としたものが多い。人生のイメージトレーニングとしては最悪。DVD観てる間に家の植物が全部枯れてしまうかもしれない。何かお守りにパワーストーンとか身に着けて観た方がいいかもなぁ。割れたりして。。。
2009年11月12日
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やった~。明日から夫がしばらく不在になります。誰も部屋を汚さないし、好きなものを食べて好きに暮らせます。赤身の肉、日本語のテレビ、クラシック音楽。普段出来ないことを堪能しよう…。
2009年08月31日
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最近、うちの部門に中途入社してきた人がいるのだが、その人が来た途端空気が変わった。臭いんである。前の職場で、その人と「大きなくくり」で言うと(欧州内で)同じ地域の人がいたが、その人も同じタイプのにおいだった。食べ物か。風呂に入らないのか。体質か。こういうニオイもある意味セクシーと思うべきか。その人が来てから何だかオフィスの空気がエキゾチックで、数日前からカルメンのアリアが頭の中を流れながら仕事している。あろうことか、この間、週末夕方のブリュッセルのメトロが通勤時間帯の山手線のように混んでいた。普段一両に10人くらいのメトロに、一杯一杯100人くらいぎゅうづめになっている。こんなのは見たことがない。するとやはり…ああベルギー人よ、あんたたちはクサイ!普段はこんなに近寄らないからわからないだけで、満員電車レベルの距離になるとやっぱり体臭がむっと襲い息苦しい。日本に住んでいる日本人があんなに清潔なのは、伝統に加えて、狭い社会に生きているゆえの必然に他ならないと思う。たまに帰国すると、通勤電車で、オフィスで、人々はシャンプーやボディソープの匂いがして、誰彼なく抱きしめたくなるくらいに清らかである。土地が広く、人と人との距離が結構離れている欧州に住んでかれこれ。そんなに神経質に自分を洗わなくても誰にも迷惑をかけないことにすっかり慣れている自分。。。帰国するときはちょっと我に返ったりする。ひときわ臭い同僚を得て、何が最も怖いかというと、そう、それは自分自身。「こんなに臭い人がいたら、私のくささなんて誰も気付かないわよね~」とどんどん無精に拍車がかかり、雪だるまのように転げ落ちて行く!落ちて行くのは簡単なのよ。と昔、年上の女性が言っていたことを思い出す。
2009年08月27日
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火曜日の朝にはうちから徒歩3分のところにマルシェが来る。いつも出勤途中に見かけて気になっていたそのマルシェに、あるとき病院に行くため休んだ火曜日を利用して寄って見たら、めっぽう安い。オリーブなんてフラジェで買う値段の半分。どれでも美味しいわけではないので、良く味見して選んだほうがいいけどね。さて今日は祝日の火曜日、夫を誘って2人で行ってみた。改めて見ると、このマルシェはほんとに安い。ほぼ全ての野菜がキロ当たり1ユーロ。ちょっと高価な果物とかは2ユーロか3ユーロ。野菜果物の屋台が多く、あとは肉屋が一軒、魚屋が一軒、オリーブ屋、ミントとコリアンダーのみの屋台、お菓子や衣料品。結構可愛いワンピース3ユーロ!行く道10ユーロだった香水が帰り道には5ユーロになっていた。さて、バナナ2キロ、さくらんぼ1キロ、プラム1パック、イカ200グラム、オリーブ200グラムをお買い上げした私達が払ったのはいくらでしょう? 合計8ユーロでした~。夫はほぼベジタリアン。いつも自然食品店で宝石のように高価な無農薬野菜を買ってきて大量に消費する(しかも腐らせたりもする)。その夫もさすがに打たれたらしく、「週に一回ここで買い物したほうがいいかも」とコメントしていた。ありがたや…。無農薬もいいのだけれど、私はちょっと気になることがある。防腐剤の入った食品を食べ続けた現代人は、死んだ後も遺体の腐敗が遅いんだそうな。ベルギーの「普通」のお葬式では、火葬ではなく棺に入って土に埋められる。昔より今の遺体はきれいに長持ちするらしい。ということは、無農薬無添加の食品を食べていると、老化が早いのではないかしら。保存剤とかそういった化学薬品はもしかしたら人々というナマモノを若く保ってくれるのかも知れない。では私のシワもサギーなバディも自然食品のせい?このマルシェを家計に組み込んだら、出費は抑えられ美貌もアップするということ???
2009年07月21日
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…とフラマン系ニュースのヘッドラインにまで出ていました。ベルギーではこうしたことがあっても、TVで笑って「いやーあれはね」とか弁明して、一週間位で済むんじゃ、という話になりました。フットボールの試合でファンの『ストリーキング』が普通に「こんな一幕も」とTVニュースで放映される位ですから。ぼかしとか無しです。外相のときでさえ、日本ではあれで辞めなきゃいけないのか?という論調の新聞もありました。意見の分かれるところだと思いますが…。とは言っても彼岸の話ですね。仕事のストレスだろうと思われるところが切ない。
2009年04月24日
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トーゴのお料理を教えてくれると言うので、喜んで夫と二人で参加して来ました。場所はブリュッセルでもかなりディープなアフリカン地域マトンゲ。メニューは燻製魚とほうれん草の煮込み、チキン、お芋やトウモロコシ粉の練り物にライス、それに合う数々のソース…と盛り沢山。美味しかった!し、しかし!先生は「お料理の得意なヴァレリー」。書いたレシピは何もなく、ヴァレリー指導の下、各人担当のものを一品ずつ作ったので、自分たちが何を作ったのか名前も分量も、自分が作っていないものの段取りも全くフメイ。レッスンの後も、トーゴ料理はいまだに神秘を守り続けています。
2009年04月19日
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ティナ・ターナーのコンサートに行ってきました。 力強い歌も美脚も健在! 最初はきらきらのレギンスで登場。やっぱりもう脚は見せないのかなと思っていたら、衣装替えの後、一曲歌ってから真紅のケープを脱ぎ捨てると、まさにティナ!の真っ赤なミニドレス。うおー!!ひゅーひゅー!!観衆の興奮でスポーツパレス激震!!実力、貫禄、ものすごい存在感。一つのことをやり続けた人。頂点に立った人。
2009年01月25日
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自宅の改築はなかなか進まない。ようやく自動化したドアが、その翌日に壊されてしまった。住人が出入りするドアは、駐車場への入り口でもあるので、いちいち降りて開けなくて済むよう、観音開きの普通のドアに、リモコンで開閉できるアームをつけてもらったのだ。そのドアを利用するのは、うちの建物の住人のほかに、道に面したもう一軒の建物(貸しアパート)の住人たち。夫が、彼にしてはよく準備して、初日にその全員に新しい鍵を渡したのだが、一人だけ現れない人がいた。たぶんその人が、夜中に帰ってきて、ドアを体当たりか何かで開けたのだろう。(ちなみにその証拠はない。)自動ドアのアームは壊れ、しょうがないので元の鍵で開け閉めする生活にみんな戻った。鍵がなくても力技で開けられるのでは防犯上問題があるので、そもそもドアの取り付けかアームのシステムそのものが不十分なのだろう。業者さんにまた来てもらわなくては。振り出しに戻った私たちである。
2009年01月15日
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年の瀬も押し迫って何となく気忙しい。こんなときは集中力がなくなることが多い。去年は来週あたり、もう今年の仕事も数日で終わりという頃、疲れていたせいか、スーパーの駐車場で車を柱にぶつけるという有り得ない事をしてしまったのだっけ。そんなことを思い出していた今日。。。仕事から帰ってきて、家の近くに路駐しようとしていて、前の車の後部バンパーにぶつけてしまった。折りしも夕方で交通量が多く、道は両方向ぎゅうぎゅうに混んでいる。止まって検分などしていては道を完全にブロックしてしまう。そのまま100m程度走り、空いたところを見計らって一瞬降り、自分の車をチェックすると、お、やはりへこんでいる。バック及びUターンはやっぱり無理なので1ブロック周ってぶつけた車に戻ろうと走り出すと、後ろから大柄なおじさんが叫びながら走ってくる。何を言っているのか。聞くと、「おまえはあの車を壊した。」というのがそのおじさんの叫び。さらに私の前にいた車に呼びかけて指示し、前方を塞いで私が逃げられないようにするではないか。おじさんは当て逃げと思ったのだろう。でも通行中のドライバーたちが道をブロックする車に激しくブーイングし、その車はどこかへ走り去ってしまった。私はおじさんに、戻ってくるから待ってて、と言って角を曲がったところに駐車スペースを見つけ、停めて自動車保険書類を持っておじさんの方に歩き出した。複雑な表情で向こうから歩いてくるおじさん。見知らぬこの人にTu呼ばわりされる覚えはない。ボンジュール、あなた(vous)はあの車の持ち主ですか?と訊くとそうだと答えるので、まずは彼の手を握って握手する。おじさんの顔は更に困惑した表情に。交通をブロックするのは良くないですよ、現場に戻って保険書類を書きましょう。と言って歩き出すと、おじさんは一緒に歩きながら、なんだか叫んでいたさっきとは打って変わったしおらしい様子。そして言うのである。保険を使うの?保険料がすごく高くなるよ。2人で話し合ってお金でカタをつけよう。おじさんの車に戻ると、後部左のバンパー角とその上辺りのボディに擦り傷がついている。ジープ系なので、加害者がそう言うのもおかしいが、逆に似合ってるくらいで不自然に見えない。その程度だったのでちょっと安心。おじさんは照れ笑いが混ざったような表情に。それでも更に、保険は使わないで、お金をちょっとくれればいい、などと言うのである。おじさんの言うことは何だかおかしいし、こういったケースが示談できれいに済むとは思えない。事故の状態の証拠を残さなければ、お金を払っても、後で何かしら因縁をつけられ、あれもこれも壊れていた、などと言われても困る。保険会社に出す事故レポートを書きたいので、警察を呼ぶ。と携帯を出しながらおじさんに言うと、おじさんはとても落胆した顔になって、じゃあ車の書類を取ってくる、とその場を去って行った。さて、この話の結末はというと、おじさんはそれっきり姿を消してしまった。来てくれた警察がスピーカーで呼びかけても反応なし。私は警察官と保険書類を書き、良い晩をお過ごしくださいと言って別れ、うちに帰って夕飯を作った。おじさんは本当にジープの持ち主かもしれないけど、彼が車から出てきたところを見たわけでも、鍵で車を開閉するのを見たわけでもない以上、同じ位の確率で、たまたま通りかかっただけの人という可能性もある。おじさんに咎められなかったら、一人ではわざわざ警察を呼んで事故書類を作ったりせず、ばっくれてしまったかも知れない、そんな私を導いてくれた天の使いだったのかも。ジープの持ち主は、戻ってきたときに、警察が車に残した手紙を見て(そこで初めて車の損傷を知り)、警察に出向いて保険書類の自分担当の部分を書くのだろう。ただし、信じられないことに、義務の自動車保険に加入していなかったり、車検を受けていなかったりで警察沙汰になるのが困るドライバーはベルギーには結構いる。保険書類にジープ側持ち主の記入ができたら、警察から私にそれが郵送されてくることになっている。一体その人は警察に出向くのだろうか。そしてそれはあのおじさんなのだろうか。ゲントの居住者駐車票がウィンドウに貼ってあったあの車。これからどういう展開になるのやら。(それにしても自分、やっぱり運転下手だったのね。。。。それは軽くショックです。)
2008年12月10日
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疲れている…。疲れてるときは変な夢を見て気づいたりする。典型的には「手間暇のかかること」がテーマで、しんどい気分にさせる夢である。今朝見たのはまさにそんな夢。夢のなかで、私は何故かロンドンで電車に乗ろうとしており、ホームの方向に向かっていくと、次第に通路が狭くなって、しまいには人ひとり分の幅の坑道のような細い縦穴を、ベルトコンベアのようにどんどん動く梯子につかまって潜っていく。乗る電車を間違えたらえらいこっちゃ、間違った坑道に入ったら後戻りできなくてえらいこっちゃという、取り越し苦労的心労を迫る、つらい舞台設定であった。この夢はしかも、クレジットカード詐欺にあったらしいというスパイスまで振りかけてあって、坑道の駅の中には私の最近のクレジットカードの明細が置いてあり、身に覚えのないオンラインショッピングの請求が載っていたりする。カード会社に電話して説明して納得してもらわなければ。ああえらいこっちゃ。子供のころは、病気で熱が出るとこんな感じの夢をみたものだった。「一人ではできない大変なこと」を課せられて、どうしよ~と思っている。その中身は「新聞をひとりで作る」、「大きな掛け布団を自分で縫う」など、身近なテーマながら、大人になった今でもできないような大仕事。体がつらいとこんな夢を見てしまうのだっけと久しぶりに思い出したりした。こういう夢のような、何かのサインを見るまで、疲れていることに気付かないなんて変な話だと思うけれど、意外にそんな人は多いのではと思う。
2008年10月30日
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無銭飲食してしまった。週末はいつもの近所のカフェで遅いランチをする私。読書したりして過ぎし、今日は夫が後からジョインしたので、飲み物を買ってもらってお喋りし、その後一緒に家路に向かった。その帰路、てくてく歩きながら、あれ?なんだかお金を払った記憶がない。とても美味しかったヒラメと野菜。ジャガイモのソテーは特に私好みの芋種で最高のほくほく加減、ヒラメも表面がカリッとして最高、添えられたアルファルファがピリリとシャープに味を引き締めていたのだけど。。。ああああー! やっぱり払ってない~~~!!!!!!陽光に恵まれた日曜日、お店は忙しく、私のランチにはビルが来なかったし、最後までお皿も下げられなかった。食べ終わった後、2杯目の飲み物はカウンターでオーダーし即払ったので、テーブルとの関係もバーにはわからなかったのだね。飲み物で気持ち良くなった私たちも、大変気持ち良く自然に席を立ってしまった。帰宅後、電話帳で番号を探すも番号は見つからず。後で聞いたら固定電話はないらしい。人気の店なので無理もない。しかたがないので、一晩明けた月曜日に払いに行ってきました。ごめんなさい!「いつも来る人なのに(払わないで去るなんて)変だなと言ってたの~」とのことでした。払わないで消えるとやっぱりわかるんだなーと納得した今回でした。。。。
2008年10月20日
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一時帰国するときの買出し必須アイテムは、何と言ってもブラジャーです。こちらにはデザインは可愛くても形状の合わないものしかない。別にボボーンなサイズのものしかないわけでなく、貧乳仕様は探せばあるんですが、アンダーバストは合っても何故かカップが左右にうんと離れていたり。やはり日本で探すと、ぴったり合うのが適正価格で見つかります。しかし…今回気付いたら肌色のブラジャーを買っていました。しかもカップがストレッチというのびのび肌色下着。肌色下着といえば、紫色のレースとかの対極を行く、反セクシーの王道ですね。そうかー気がつけば私もこの道を進んでいるのね。かなり遠くまで来ている感もある。ちょっと気になって夫に聞いてみた。「肌色(ベージュ)の下着って、どう思う?」すると夫、「え?ベージュ? えへへへへへへへへ」意味不明の反応であった。しかしこの夫は、私がTバックを着けていると、そんな有難い妻に向かって嬉しそうに「スモウ」と言っては土俵入りの真似をする感謝知らずである。きっと女性のブラジャーとパンツで上下合ってなくても、ウエストゴムでも、ヒゲが生えていても、口を開けて寝ていても、全然気にならないのでしょうね。ああ王道の歩みに歯止めなし。
2008年09月11日
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しばらく前から調子の悪かった自宅のPCが、ついにクラッシュしました。起動できなくなったのを1週間放っておき、蘇生に成功。時々は動いていますが、ソフトの立ち上げに15分くらいかかることも。ブログのUPもお返事もそんなわけで出来ておりません。。。夫が新しいPCをオーダーしましたが、夏休みのため、納品は遅そうです。「妻が7年前に買ったPCが壊れたので」と言ったら、「7年!!?」とデルの人が叫んでいたそうな。もっともです。ニューPCよ、早く来ておくれ~。
2008年08月11日
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今頃ですが、はまってしまいました。デスパレート・ハウスワイヴス。この週末で10話観てしまいました。複数のエピソードが同時進行していく脚本の上手さ、「あるある」と頷かせるリアルな描写、TVの放送で観てたら次の週が待てなくて気が狂ってただろうなー。DVD全巻借りてしまったので、もう逃げられません。
2008年04月06日
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夏時間になった。普通の時間に起きても体には一時間早起きというのはツライ。そんなときに変なものを食べてしまった。。。アンドゥィエットです。ブルターニュで食べたのが繊細で美味しかったので、「好きだわ~」と思っていたら、それを聞いて隣人がフランスのお土産に持ってきてくれたのはトロイ風アンドゥィエット。これはもう…原状もあらわな内臓の細切れでできた腸詰です。一度たしかアルザスで食べてみたことがあるのですが、切ると中から臓物がわらわら。しかもはっきり言って臭いです。大きな蝿がお皿すれすれに飛んできたのが生々しかったのを憶えています。知らないものは試しに注文してみる主義なのですが、大体はヒットするその方法で、こんなにもこんなにも、外したのは初めてでした。その悪夢がいただきものになって帰ってくるとは。せっかくなのでフライパンで焼いていただきましたが、ものすごい臭いで家中が汚染され、努力して半分食べたものの、「これ以上食べたらあかん」という魂の声が聞こえてきて、心が痛みながらも残してしまった私でした。それ以来べんぴーです。胃腸の調子悪し。「早く出しなさい」と夫がべんぴのツボを押してくれるのですが、ききめはありません。この珍味の残りをどうしたらいいか…。3本パックだったので、あと2本もあるんです。フランス人の旦那様がいらっしゃるかた。。。もし万が一旦那様がアンドゥィエット好きな場合は、差し上げます。急いでお知らせくださりませ。
2008年03月31日
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夕食の野菜を買いに歩いていたら、道行くトラックの運転手にマダム!マダム!マダム!と激しく呼び止められた。「マダム!リュー・ラーケン!セウーシルヴプレ?」必死である。1.5秒考えて、リュー・ラーケン、ああ知ってる道だ。あなたはラッキー。まっすぐ進めばいいのよ。そこで「レヒドール」と方角を手で指しながら、あれ、これはフラマン語だから…ええと「ストレイトアップ」どうしても仏語が出てこないので、しょうがなく笑顔で「オケー?」とか言って愛嬌でまとめて、また歩き出した。運転手さんはとりあえずわかったらしく手を振って去っていった。フラマンの人だったかも知れないし、まぁ心配ないでしょう。ああ典型的なブリュッセルの生活。仏語・蘭語・英語が入り乱れ、誰に何語で話すか、頭が混乱して、始めて会う人などとは第一声が出なくてぐっと詰まってしまうことがある。現地のひとなら、どりあえず自分の都合のよい言語で始めたりするんだろうな。現地語が両方とも自分の得意言語ではない私は、練習したいから、相手に合わせて言語を選ぶ。これから行くお店がフラマンの店なので、頭の中でフラマン語の準備をしながら歩いていたのだ。しかしあの運転手さんは他に通行人がいたのに、どうして私に道を聞いたのだろう。明らかに外人なのに。ウィル・スミスが若い頃出演していたTVシリーズで、あるときミスター・バンクスがウィルに「男女の機微」の話をしていた。道を聞かれて知らなかったら、お前どうする?ああ行ってこう行って、何番目を曲がれ、とか適当に言うよ。道を聞かれて知らなかったら、女性はどうすると思う?どうするの?女性は「知らない」って言うんだよ。だから道は女性に訊け、というのが教訓。そして男はかくもアホな生き物なんだよ、自覚してがんばれ、とかいうのがドラマの結論だったと思う。男性は「知らない」とは恥ずかしくて口が裂けても言えないんだそうで、私はそれはそれは驚いた。もしかして本当かも知れないので、それ以来、私は道はなるべく女性に聞くようにしている。あの運転手さんもそうなのだろうか。トゥドロワ。そうそう。約1時間後、重くなった買い物を持って、メトロに乗ろうと階段を降りる途中で、仏語の「まっすぐ」がようやく浮かんだ。今度道を聞かれるときにはちゃんと出てきますように。
2008年03月22日
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夜の銀行で利用明細を印刷していたら、酔っ払いのおじさんにナンパされました。印刷でぶんぶんと唸る機械に寄りかかって、私を見つめ、おじさんはおじさん「あなたは素晴らしい女性だ」私「パルドン?」おじさん「あなたは素晴らしい女性だ。あなたのような人と結婚するのが昔からの夢だった」私「ご親切にありがとう」おじさん「あなたは結婚していますか?」私「はい」おじさん「ああ、それは残念です...」割とあっさりと身を引いたおじさん。2人の片時のロマンスはこうして終わりました。いやーこの年になって、プロポーズされるとは。ほのぼのとして、いいもんですね。相手がその辺のおやじであったとか酔って誰にでも求婚するいう細部は急速に忘れ、いい思い出だけが残りました。
2008年03月15日
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出張が多い隣人。頼まれて、留守中は彼のうちの猫2匹の世話をしています。毎日見に行って、えさ入れにえさを足したり、水を替えたり、トイレをきれいにしたり。 猫さん達はえさより愛情が必要と見えて、ドアを開ける音を聞くともう飛んできており、なでて欲しくて仕方がありません。はいはい、と撫でたりさすったり、会話したりします。黒い方の猫は、毛玉が出来やすいので、こまめにブラシしてとってあげます。デイケアのようです。 私たちがすぐ帰ってしまうと猫はやっぱり寂しそうです。隣人は素敵な高画質大型TVを持っているので、面白い番組があれば座ってみさせてもらい、その間に猫達は私たちに寄り添って座って、ゆっくり甘えることが出来ます。まさに一石二鳥の時間。時間をかけてあげると、猫の顔が違います。ずっとうちの中にいるので可愛そうだな、と思い、最近は暖かくなってきたので、日が差しているときは、庭へのドアを開けておいてあげます。ドアを開けると、猫は2匹とも、目が丸くなって、鼻がくんくんくんくんと動いて、風のにおいを嗅ぎ、面白い顔になります。白い方の猫は草木が大好きで、ドアを開けるとすぐに外に出て、夕方ドアを閉めるため呼びに行くまで、木陰に座ってまったりしたり、色々な隅をチェックしに行ったり。うちの中でも、わざわざ植木鉢の下に行って、枯れて落ちた葉っぱを踏みしめたりしてるので、よっぽど好きなんですね。カワイイ。今日もお天気いいし、ドアを開けに行ってあげよう。
2008年03月08日
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今日は土曜日。うちに食べるものないし、お気に入りのカフェで手早くランチをして、その足でハマムに行こう。ハマムはご存知アラブ式サウナ。湯船はないけれど、あったかい蒸し風呂でざぶざぶお湯を使いながら体を洗えて気持ちがいい。番台ではマダムがモロッコの衛星放送TVを観ている。入湯料を払って、バケツ2個と、お湯をすくう大きなお椀を受け取る。脱衣場のロッカーの奥がサウナの入り口。ハマムのお作法として、下着のぱんつは脱がずに入る。若い子はビキニの水着を着ている場合も。ぱんつはフリフリは避け、スポーツ系の濃い目の色のが適切です。和服の頃の日本で、お風呂は腰巻をつけて入ってたのに通じるものがありますね。(この周辺のハマムはモロッコ系なのだけど、ブリュッセルの他の地域で、トルコ人の多いところでは、ハマムの中でブラジャーもしているという情報もあり。お作法が違うのでしょうか?)サウナの中は床暖房で、タイルの床にそのまま座っても気持ちがいい。壁のそこここにお湯と水の蛇口があって、もらったバケツにそこからお湯を入れて使う。今日はゴマージュ(垢すり)をお願いしたので、ゴマージュマダムに声を掛けておいて、さっと体を洗ってから、サボン・ノワール(ハマム用の黒い石鹸)を体中に塗っておく。こうして蒸されているうちに、サボン・ノワールが皮膚に浸透して、古い角質が落ちやすくなるのです。約10分後、サボンノワールを洗い流してから、マダムに全身をケッサ(垢すり手袋)でスクラブしてもらい、まさに痒いところに手が届く気持ちよさ。すっきり。ハマムの中には、ぷくぷく豊かな年配の女性達や、すらりと背が高く腰の高いお嬢さんたち。忙しく体を洗いながら、お喋りに興じている。ヘンナで髪を洗う人。あれはどうやって使うのか、今度訊いてみたいな。ベールを取ると、モロッコ人の女性は皆、実に美しく魅力的。外を歩くときは、他人を惑わせないように地味な服装で美を隠しているんですねぇ。それも一理ありです。あのドレスコードがなければ、このハマムのある、モロッコ人街のメインストリートであるショセ・ド・ガンはどんなにか華やかな道になるかとは思うのですが...。サウナから出ると、上階には着替えやお化粧する広いお部屋があって、ゆったりしたソファの上でのんびり寝転んでサウナのほてりを冷ましたり出来る。ここでは出来ないけれど、他のハマムではミントティーやソフトドリンクをオーダーできるところも。ゆっくり座って、暑さでくらくらしている頭を冷やす。周りの女性達を見ていると、お互いに髪の毛をセットしあって、お化粧して、楽しそう。小さな絨毯を床に敷いて、お祈りを始める年配の女性。その傍らで若い子が携帯でお喋りしている。ひとときの幸せ。 ショセ・ド・ガンのハマム、ちなみに料金は入湯料8ユーロ、ゴマージュ5ユーロです。毎日朝10時から夜10時まで。サボンノワール1回分は50セントくらい。ここは日本で言うクアハウスとかそういうお洒落な場所ではなく、梅の湯とか富士の湯とかいった感じの、まさに近所の銭湯。スカルベークにもっとリッチなハマムがあるそうなので、そこにも行ってみようと計画しております。
2008年03月01日
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ああ、ついに気付かれてしまいました。先日夫が言いにくそうに、「最近、(ENは)スパゲティとカレーしか作らないよね…」「他のものを(お互い)作ってみない?」とか言うではありませんか。ううう、そうなんです。私は麺類とインド料理が大好き。イタリア人になっても、インド人になってもいいくらいです。しかも、夫の料理の後始末部隊として、冷蔵庫に残っているものを、賞味期限を優先させながら処理していくときに作りやすいのは、何でも具になるスパゲティ、そしてカレー。勢いこの2つを様々なバラエティで交互に作っていたかも知れません。それをついに悟られてしまいました~。そこで今週作ったのは、夫の料理の残留物:豆腐とパイ生地(賞味期限当日)を利用しつつも、カレー豆腐パイをぐっとこらえて豆腐と野菜の卵丼 及びポワローのキッシュ。キッシュは夫のランチ用です。夫大喜び。金曜日、お返しに夫が作ってくれたのは、チキンソテー とシコンのサラダカシューナッツ入りキノアでした。チキンは、間違って高温で長時間焼いてしまったそうで、皮がカリカリで最高の仕上がり。懐かしいケンタッキーフライドチキンみたいでした。ちなみにフライドチキンも大好物。(ケンタッキー州に住んでもいいくらいです)キノアはもともと南米が産地の穀物で、あわ・きびのようなもの。栄養価が高くてNASAの宇宙食にもなっているそうです。グルテンを控えめにしている我が家では、マクロビ歴のある夫が導入した、グルテンフリー主食のひとつです。最近、キノア入りサラダもお店で見かけますね。ぱさぱさした食感がちょっと苦手でしたが、今回の夫レシピでは、炊いた後にココナッツクリームを加えて炒め、しっとりしたいい感じになりました。写真はキノア(キヌア)。調理前です。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%8C%E3%82%A2ごちそうさまでした~。
2008年02月23日
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景子さんが歯医者さんに行ったお話に関連して、当地の悪徳歯医者のことを書いてしまいます。日本人駐在員の医療費が会社負担なのを知って、法外な額を請求するお医者さんがいることは皆さんご存知と思いますが、その中でも「たまに」とか「出来心」では済まない常習犯のお医者さんがいて、先ごろから当地の某有力日本企業では出入り禁止になった歯医者さんがいます。ちょっと歯の状態を見るだけでも診療一回250ユーロは当たり前、本来医療保険の利かない差し歯でも請求内容をうやむやにして駐在先企業の保険で払わせるという悪徳歯医者さんで、しかも「日本人なんかどの歯医者に行ってもどうせ差別されるんだから、俺のところに来ればいい」と内部で豪語していたという噂さえあります。名前がAから始まる、「便利帳」の歯医者の項目の最初に載っているおかただそうです。この方に歯を診てもらったことはありませんが、別の話で、キネジストに行く必要があって電話で予約を頼んだとき、英語で電話したら、「EUで働いているんですか?値段はXXユーロです」と実際より約10%増しの価格を言われたことがありました。外人が人口の25%のブリュッセル。お金持ちの外人(駐在員やEUで働くユーロクラット)に経済が頼ってるところは多分にあるみたいですね。景子さんはいい歯医者さんに出会えたようで、よかったよかった♪
2008年02月21日
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近所で決まった時間帯におこる交通混雑は、やはりモスクの参拝者の車が集中するためだったらしいです。そのモスクが近々、同じ道の、大きな駐車場のある建物に移管されることになったそうで、ああこれで排ガスもうもうで走り回る車の群れもいなくなるかなと、ほっと胸をなでおろした最近です。もうお祈りカレンダーも必要ないかもしれません。私のような異教徒の願いもかなえてくださるとは、アッラーはまことに懐の深いおかた。というか、関係者は皆同じ事情で困ってたのでしょうね。次はあのパン屋にも駐車場をもたらして下さるだろうか。
2007年11月22日
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気になるお祈りの時間夕方、うちの近所の道路が車でものすごく混みます。ある時間帯に仕事から帰ってくると、もう絶対に路駐の場所が見つかりません。皆、血眼になって駐車スペースをさがしており、うちのガレージの前までふさがれていたり。お祈りの時間と関係があるのではないかしらと思っています。この時間帯が、うちの近所のモスクに集まる時間なのでは。その帰りに二重駐車しながらパン屋さんによったりしてるので、こんな風に夜の六本木のようになっているのでは。お祈りの時間は日の出・日の入りの時刻の変化に合わせて、すこしずつ変わるそうです。この辺ではさすがに、塔からお祈りのタイミングをおしえてくれたりしないので、専用のカレンダーでチェックする必要があります。カレンダーを、入手しようかと検討中。気になる料理屋よく通る道に、ギリシャ料理屋さんがあります。お客さんが入っていません。行ったことのあるギリシャの島の名前なのと、お洒落なカフェやレストランの立ち並ぶ道に、地味な堅実なたたずまいでひっそりと立っているので、なんだか心に引っかかっていました。ここは絶対に美味しい。と確信するものがありました。あるとき行ってみたら、それがまた、本当に美味しかったんですよ。その島の出身のおじいさんが給仕し、奥さんがシンプルなキッチンで立ち働いていました。それから前にも増して気になるようになり、前を通るたびにお客さんが入っているかチェックするのですが、いないんですよね。他のお洒落なお店は満席なのに、そのギリシャ料理屋は空っぽなのです。ああ心配。あんなに美味しいのに。でも、今日は2組お客さんがいたのを見たので、ちょっとほっとしました。
2007年11月10日
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ブリュッセルのセンターに、こんなお店があります。Boerengoed - Arteveldestraat 93-95, 1000 Brusselshttp://www.boeregoed-brussel.com/ (蘭語)http://www.cote-soleil-bruxelles.com/ (仏語)有機(ビオ)野菜、地元の食品、大量生産ではないアルチザン的加工食品の3種類で品揃えされています。扱っている野菜の産地は、オリーブなどを仕入れているイタリアの1箇所を除いて、全てブリュッセル近郊の地元農家。ブリュッセル市内の農家も1軒あるんですよ。ビオ食品をなるべく食べるようにしている我が家。もうひとつ気をつけているのが産地で、なるべく地元の食べ物、季節の食べ物を選ぶようにしています。そのほうが体にもいいはずだし、輸送燃料も消費されないし、などなど、理由は沢山。このお店も、どうして地元産のものを扱っているか、独自のきちんとした考え方があります。なので、このお店を見つけたときは、とても嬉しくなりました。テラスでお茶・ランチもできます。(ビオ地ビールもあり♪)近くにお出かけの際は、是非探してみてくださいね。
2007年11月01日
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「ベルギーのレジ」のネタは、無尽蔵。買い物するたび向こうからやって来る。どうしてもわからないのは、ブテイックでお釣りが60セントなのに、50セントしかくれなくて、「60セントではないの?」と聞いたら、無表情・無言で10セント硬貨をぽいと出してくる人とか更にはスーパーでお釣りが42ユーロなのに、22ユーロしかくれなくて、「(20ユーロ札が)1枚しかないですよ」と言ったら、無表情・無言で20ユーロ札を一枚、カウンターの上にばしんと出したり、更には、うちに帰ったらお財布の中にどう見ても50ユーロ足りなくて、よーく考えたら、薬局で薬を買った際に、慣れない高額100ユーロ札出したよな~。50ユーロと勘違いしたかな。と、薬局に戻って、「あの、さっき買い物したときのお釣りが50ユーロ足りなかったみたいなんです」というと、「ああ、そうですね」と、何も調べずに50ユーロすぐに渡してくれたり。どういう事なんだー??言わなければ出てこなくて、言うと50ユーロでもレジのチェックもなく速攻で出てくるの???レジの人はレジの計算が合わなくても気にしないの??そういうものなのー???現在1ユーロ=約160円。
2007年10月25日
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ハロウィンのカボチャ大王に入ったお菓子をいただいた。可愛いので職場に持って行ったら大人気。それがきっかけでマシュマロの話になったら、2人のひとが次々に、「マシュマロを火であぶると美味しいのー」と言うではないか。えー、それってアメリカ人の好きなスモアじゃない?マシュマロを火にかざして表面が一寸焦げ、中身が柔らかくなったのを、マリービスケットにはさんで食べるもの。キャンプの時なんかの定番デザートらしい。TVのシンプソンズでも出てた。「そうそう、ビスケットにはさむの。それでチョコレートソースをつけるの」嬉しそうに語ってくれるのはいいけど、それって危険に高カロリーなのでは? さすがアメリカ人は凄いものを発明するのう。2人とも30歳前後のヤングマザー。子供達にも甘~いお菓子やハンバーガーを食べさせてるのかな。ベルギー人の食生活は幼少からシンプソンズに少なからぬ影響を受けてしまうのかしら。私が子供の頃見たアニメから影響を受けて好きになった食べ物は、穴の開いたチーズかな。ホーマーになるよりジェリーになった方が、まぁいいかなー。実生活はホーマーぽいけど…。
2007年10月24日
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エントランスのタイル張りが完了しました。残りは今週末フローリングを張って木の床に。道のりは長い。
2007年09月19日
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今朝、さあ出勤しようと車に近づいたら、おお!何だか凄いものが車の屋根に。滝のような鳥の○んが後部座席後ろの角のところにスプラッシュしているではありませんか。引越し前はお品の良い地域に住んでいたので、樹が多く、路駐していた車に鳥ふ○は日常茶飯事でした。でもでも…この場所でしかもただ事ではないこの大きさ。本当に鳥なのか??鳥でも駝鳥クラスでなければこの作品は無理かも。この地域には他の飛べる大型動物が生息している?それともまさか近所の人が(以後略)と心を千々に乱されながら○んオプションの車を走らせるも、やっぱりさすがにこの立体感は恥ずかしく、、、せっかく晴れているのにすみません皆さん、今日は(4ヶ月振りの)洗車に行ってきます。明日雨が降っても怒らないでね!
2007年09月12日
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9月に劇場公開になる映画「めがね」のキッチンが、私の理想のキッチンにかなり近くて、写真をみた時ぐっと来た。映画の公式サイトはこちら↓http://www.megane-movie.com/すかっとした広さすっきりまとまった簡素さ素材は木と金属アルミ外装の大きな冷蔵庫外につながっていることマイホームを買う前に住んでいたアパートは、冷蔵庫以外は結構いい線いってた。特にテラスに直結しているところが気に入って、借りることにした大きな動機になった。結果、私達は茶の間じゃなくて台所に住んでたようなもの。家にいる時間、おしゃべりするのもお客さんを迎えるのも、本を読むのも、寝るとき以外はずっとキッチンで過ごしていた。さて、マイホームは通常、こだわりのある部分は自分の好きに設計できるのが強みのはず。が…。トイレ。大事な時間を過ごすこの空間で、私はかなり制限を強いられた。好きな場所に好きなものを配置できるはずのロフトなのに、あらかじめ設置されていた給排水管の場所のために、思ったほど自由に水周りのレイアウトが出来なかった。座位から前方の視界を深くしたかったのに、奥行きは1m程度。ユニットバスのトイレの方がゆったり感あるかも。キッチン。今は譲り受けた古いキッチンユニットを使って仮設置で過ごしているけど、場所は窓のそば、アイランドを使った広めのキッチンと私達の心は固まっている。最初は調理台をアイランドに入れたかったが、アイランド用の換気扇はかっこいいがすごく高い(最低1000ユーロ!)のでがっくり来て、更には普通朝ごはんなんかを食べるテーブルの場所をひねり出すには、アイランドには火ではなく水(シンク)を配置した方が良い判断になって…などなど。夢のようなゴージャスキッチンの当初計画はかなり現実路線に修正されてきた。でも決して悪くなく、当初ビジョンのきらきらモダンなキッチンから、木目と陶器のいいかんじのキッチンに構想が集約しつつあるという感じです。楽しみ。うちはようやく、床のうち全面積の1/6くらいが平らになって、来週フローロング材を敷き始められるようになった。入り口と、サロンの辺りが出来てきているところです。
2007年09月02日
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月曜日なのに残業して帰ってきてしまった。お腹空いた。うちは今、フローリングを張る前に土台になるコンクリートの床を、砂状のもので平らにする作業をしており、水で練った砂が床に敷いてあって、乾くのを待っている。ドアを開けて入ると室内は何だかひんやり。今日は雨も降ったし、寒いよなぁ。こんな日はあったかい食べもので元気になろう。うちには食材何があるかしら。おろしチーズの袋が開いてるから早く使っちゃわないと。ズッキーニとジャガイモがあるし、大好きなグラタンにしよう!ズッキーニは薄く縦にスライス、ジャガイモは当地のおろしがねの一番荒いのでおろしてラペにする。こうすると下茹でしなくても火が通って簡単。オリーブオイルを塗ったグラタン皿にズッキーニを並べ、ジャガイモのラペを敷き、缶詰のツナトマト煮を散らして、またジャガイモ、一番上にズッキーニ。それをオーブンの上火であぶってズッキーニに焼き目をつけながら、グラタンソースの準備。牛乳がないので、ムサカ風にさっぱりソースで行こう。しかも我が家のは超簡単コース。小鍋に水を沸かして、小麦粉を振り入れ、フードプロセッサーで攪拌(!)。しばらく火を通す。とろみがついたら火からおろして卵黄一個、ブイヨン(マギーとかの)、バターひとかけと、おろしチーズの半量を混ぜ、塩胡椒して完成。律儀に小麦粉をバターで炒めるとダマになってしまうので、夫が考案した不器用さん仕様のソースです。ソースをグラタン皿に加えて、最後にチーズをかけて、オーブンで焼くこと25分(下火で20分+焦げ目を付ける上火5分)。できた~!って、写真はないんですけど、美味しかった!体が温まる、本日の気温にぴったりな簡単美味しいメニューでした。8月なのに日中20度以下。。。明日はシコンのグラタンにしようかな?
2007年08月20日
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午後、ふらりとブリュッセルのセンターに来ていた私。昼ご飯時分だったので、一人だけど、どこかで何か食べようという気分に。大好きな外食久しぶり。何にしようかな。うきうき。この近所なら、「アルカディア」のキッシュ。味は文句なしにグッドだし雰囲気も良く、お一人様でも居心地良い席のレイアウト。活気もあるしお気に入りのイートカフェ。それともブリュッセル一の日本食レストラン「侍」のランチ。素材の良さがぐっと際立ったいいレストラン。夜はさすがにお値段も良くてなかなか敷居が高いけど、日替わりランチならコストパフォーマンスもいいぞ。またはグルメな友達から聞いたお勧めのイタリアン「ローマ」。一度行ってみたかったあの店。夏休みかもしれないけど、どうかな。と中華街を通り抜けつつ歩いていると、麺類屋「Suki」が。うっ、ここもええのう。こちらはタイ麺、中華麺、日本のらーめん系の麺が揃っていて、麺類好きの私はお世話になっている。ちなみに隣はやはり麺の店で名前は「Yaki」。SukiとYaki…。ギャグ?やけくそ?とりあえず味は先駆者Sukiの方がちょっと良い。そこで突然、「Suki」の向かいに新しい店を発見。何と麺の専門店と銘打っているではないか。やはり中華料理屋系で、決して日本のラーメン屋ではないけれど、通りに面した店内の調理場で中国人のお姉さんが麺を打っている。Menuとともに表示された広告もやはり麺を打つお兄さんの写真。麺打ち実演に道行く人たちが立ち止まっては見入っている。ここまでされたからには、やはり試してみるべきであろうと、店に吸い込まれていく私。。。しかし!オーダーして出てきたらーめんは… ゲロマズでした!麺はコシが皆無のすいとん。しかも茹ですぎでくたくた。太さはバラバラで、そうめんから讃岐うどんまでの太さのバラエティがひとつのどんぶりに、はかなく溶けるうどん粉の糸から古い餅のような歯応えまで、幅広く達成しつつ不協和音を奏でている。具はいい加減な野菜のぶつ切り、スープは平凡な中華スープで何らの埋め合わせにもなっていない。なんだかとても貧しい人がとにかくお腹を膨らませるために食べるものみたい~。うぇ~ん(涙)。あきれました。。。オーダー後に待ちながら、麺を打つ様子を眺めていた時になんとなく感じていた全ての疑問が、ここで解明した。お姉さん達の、粉をこねる力の無さ。(コシが出ない)麺棒で伸ばして麺状に切るのではなく、軽い動作で引っ張ったり捻ったりを繰り返して麺状にした後、すぐに背後の鍋に入れ茹でてている。(麺の太さと食感の著しいムラ)茹でる時間が長いような。(その通り)知らないものは試してみたい私。だからこそリスクを取って新しい店にも入ってみるのは好きなのだけど、こんなにも外れたのは5年来、アントワープのイタリアン「Via Appia」以来、しかもそれ以上でした。ああびっくりした。結局、麺を全部残して帰ってきましたが、お姉さんは「不味いのかな」とちらとでも思ってくれただろうか。その店は中華街の「Au Bon Bol」です。皆さん気をつけて。1年位してまだ店があったら、品質改善したかどうか、もう一度試してみようかと思います。
2007年08月16日
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スーパーで小さな買い物をした。1.76ユーロなり。レジで1.91ユーロ(小銭1ユーロ+50セント+2x20セント+1セント)を渡した。レジの人「(蘭)多すぎる!1.76ユーロなんだからどーのこーのどーのこーの」私いくら渡したかチェックし念のため20セントを片方10セントに交換する。レジの人「(蘭)ああ多すぎるって、1.76ユーロなんだからこれはいらないんだよどーのこーのどーのこー」私「(蘭)あなたは5セントを持っていらっしゃるのでは。それを私に下さいませ」レジの人「(蘭)だからこれはいらないんだってどーのこーのどーのこーの」しょうがないから拒否されている1セントは返してもらい、レジの人「4セントのお釣りです」と言ったところで4セントと共に1セントを渡して5セント玉にしてくれ。といったところ、レジの人「だからあなたは1.80ユーロくれたんだからお釣りは4セントでいーんだってだからどーのこーのどーのこーの」ここでさすがに切れ私「(英)あんたレジに5セント硬貨持ってるんでしょ!?」レジ「ああ!」私「(英)それを頂戴って言ってるんだよ!」レジ「(英)ああすみません。どうぞ。グッドイブニング」話が早い!筋も通る!これだから現地語なんて上手くなるわけあらへんわ!!
2007年08月07日
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先週末から食費がピンチになってきた。次のお給料日まで、余り買い足さずに、家にある食料でサバイバルしなければ。普段そんなに食材の買い置きのない我が家。でも、冷凍食品や野菜を集めて知恵を絞れば何とか!その結果、1日目 スモークサーモンとニンジンのクリームソーススパゲティ2日目 残りものの野菜を集めた卵丼3日目 子持ちシシャモのBBQ、キュウリのマヨ和え4日目 冷凍しておいたブルターニュのカニでかに玉5日目 野菜だけのタイカレー6日目 野菜だけのタイカレー(2日目)7日目 チキンブロシェット、フライドポテト、蒸し野菜という決死のメニューで、20ユーロ以下のお買い物で1週間持ちこたえた~。冷蔵庫はかなりきれいになったし、普段は自宅のありものの食材に見向きもせず自然食料店で好きなだけ買い物してくる夫が、「予算を守る」という概念に目覚めた(らしい)のでかなり嬉しい。誘惑に負けて外食したりしなくて、よかった。。。残すところあと数日、来月食べたいものの数々を夢見ながら、がんばるわ!
2007年06月28日
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ああ、何てことでしょう…。夫が今日、「見て、耳掃除したらこんなのが出てきた~」と言ってすごいものを見せてくれた。それはもう、胆石か隕石かというゴツイかたまり。耳の中にこんなに空間があるのか!というそのサイズ。おまけに固い!(←確認してみました)「いやー最近目覚まし時計が聞こえないと思ってたら、こんなのが入ってたんだねー♪」だって。そりゃーーー聞こえないでしょう!どーりで人の話を聞いてないと思ったら、耳がまじで詰まってたということですか!「は?言ってることがわからない」としばしば言うので、私達は所詮母国語を共通にしない2人だから意思疎通に限界があるのか…と絶望するときもあったのに。「いやぁーきっともっと出てくるよ。楽しみだなあ」だそうです。耳が掃除不足で詰まっているときに、内容をやわらかくする点耳薬があるのですが、それを使った第一日目のことでした。 どうせなら大判小判でも出してくれたまえ。。。
2007年05月15日
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うちの近所の若い子達。ブランド率が高いんである。女の子は妙にニュートラ調のモノグラムなバッグを持っているし、男の子はD&Gのでかいロゴの服を着ていたり、これ見よがしの総バーバリーチェックのシャツだったり。でも、もちろんコピー商品です。ルイーズ通りを歩いていると、ブランドバッグを持ってるのはマダムだけ。うちの近所は若い子だけ。ここがブツの真偽を分ける明らかな違いでしょう。見れば贋物とわかるしね。でもみんな、安いものを結構かわいく着てる。このへんのブティックでは、ブラウスは5ユーロからワンピは10ユーロからで、何でも安いのです。そんなお洋服を上手に選んで、タンクトップとワンピ、レースのカルソンの組み合わせにモロッコ調のサンダルで色っぽい子もいるし、頭にスカーフしながら革ジャン+スカート+スパッツの子もいるし。そこに加える「あこがれ」っぽいニセモノブランド品って、背伸びしてる感じで、かえってサンパで好感なところも。個人的には、あの時々見るグッチのボディバッグ(推定25ユーロ)、気になってます。結構かっこいいんだよな。出所は多分ミディのマルシェ。見つけたらゲットです。
2007年05月12日
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ベルギーの4月はずっと雨が降らず、観測史上もっとも乾いた4月だったらしい。イタリアでも水不足で各方面に影響が出ているそう。欧州は全体に水不足の気配で、このままでは夏に深刻な危機に陥るだろうといわれています。でも皆さん、雨は必ず、しかももうすぐ、沢山降ると断言します。なぜなら、私が今日洗車に行ったからです。(6ヶ月ぶり)私がカーウォッシュに行けば、どんな晴天でもたちどころに雨雲が発生し、雨をもたらします。この夏どんなに猛暑になって水源が枯渇しても、ご心配の必要はありません。そのときは私が洗車して、欧州各国を水不足から救いましょう。↑たまに洗車に行くと、必ず直後に雨が降って台無しになるので、もうやけくそです。
2007年05月04日
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引っ越してから、もうすぐ2ヶ月。この界隈の住人はほぼ全員モロッコ人。トルコ人も少し。みんなスターウォーズのヨーダのようなジュラバか、3本線のジャージを着ている。女性は頭にスカーフで、乳母車押し率高し。近所に大きなモスクもある。道を少し下った四辻には食料品店が集まっていて、パン屋、肉屋(もちろんハラル)、魚屋、八百屋などがいつでも賑わっている。日・祝も営業しているし、夜も9時までは絶対開いている。コンビニがあるような安心感。お店はフランス語・フラマン語のほかにアラビック(+トルコ語)が併記してあることが多い。時々教会の鐘の音が風に乗って聞こえると、はっとするほど、普段ここがヨーロッパだということを忘れて生活している。10分も歩くとブティックやカフェが集まっているお洒落なエリアなのだけど、この辺は全然別世界。近所の路上で時々ベルギー人に会うと、お互い「様子の違う人がいる!」という感じで目が合ってしまう。それほど深くフォーリンな界隈です。ご近所さんたちとは仲良くしたいので、出来るだけ挨拶しているのだけど、ちょっと違うところもある。女性は私にとても愛想がいい。男性は夫ににこにこする。既婚の異性に愛想を振るのはどうも良くないみたい。仕事上で経験がある事だけど、トルコ人の男性は握手しながら私の目を見ない。傍目にもわかるように目をそらす。最初は失礼だなと思ったけど、きっとそれがエチケットなんだなーと思った事がある。今日からお隣のご主人には、顔を見ないでこんにちはと言ったほうがいいかな。というわけで、アラビックなご近所付き合い、生活習慣を知りたいと思っている今日この頃です。
2007年04月21日
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屋根業者その後。上階のオーナーは訴訟はやめて、来なかった業者となんとか仕事を終わらせるように話し合っているみたいです。ご指摘を受けたように、訴訟になれば1年くらいはあっという間に経ってしまうし、その間は改装が出来ないから、入居する計画も大幅延期になる。その間の家賃+ローン+訴訟費用…と考えると大変なことになってしまう。ちなみに、訴訟の費用は7000ユーロくらいだそう。ただし、屋根業者は、会社のお金に手をつけていた経営者本人しか残っていない。2人オーナーの会社だったけれど、その共同経営者も従業員も怒って去ってしまった。彼は一からやり直しで、人集めから始める様子。ちゃんとした技術のある人が集められるのかな。不安は残るけど頑張って欲しいです。
2007年03月16日
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完全引越しを済ませ、新居に住み始めて10日になりました。まだ時々、会社の帰りに元の住処の方向に向かってしまいます。箱でいっぱいの我が家。今週末は少し片付けなくては。もう生活の配置(ダイニングテーブルの場所、仕事机の場所、寝る場所など)は自然に固まってきています。配管配線が床に走っているのが邪魔。フローリングを設置したらもっとホーミーになって落ち着くだろうなぁ。ところが…この建物の屋根。やっぱりだめみたいです。ご存知、仕事に来ない屋根業者。その社長が会社のお金に手をつけていて、ついに2月末から給料不払いの事態になったらしく、作業者が怒って仕事に来なくなってしまったと。上の階の人は、もう90%支払いをしてしまっている。それなのに、屋根はできていない、フロアは雨漏りや作業道具や廃材でぐちゃぐちゃ。他の作業をする業者からはレターが来て、作業開始できる環境にするよう催促をされている。ついに訴訟になってしまいました。今週、新しい屋根業者を連れて上階のオーナーが現れたけど、新業者が言うには、途中までやってある作業も質がひどいので、全部壊してやり直しだそうです。新しい業者が確保できて、まずは良かった。でも訴訟となると、現状確認されるまで保存しておかなければならないでしょう。すぐに作業開始はできないはず。そうこうしているうちに、雨は降る、強風は吹く、3月のブリュッセル。おーのー。。。私達のフローリングが設置できる日は一体いつでしょう?
2007年03月10日
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昨日は一日、タイル選び。色々な種類があって綺麗で、お店を見ていると美術館にいるようで、何時間でも過ごせる。バスルームの色とタイルがようやく固まった。週末に必要量を計算して、週明けにオーダーしよう。バスルームは割りと普通にまとめるつもりだけど、お店で見たアナトリアン・タピスリー調のマットな柄物シリーズにも心引かれる。トイレをあれで可愛くしようかな。でもやりすぎになるかしら。遺跡の好きな私はモザイク床に弱い。ちょっと悩もう。夕方、お泊りセットを持って新居に戻る。今晩はここに泊まってみることになっているので、作業が続けられる夫は嬉しそう。ところが、計画ではこの試験お泊りの日までに終わっているはずのシャワーが、まだ出来ていない。キッチンは、ほぼ準備完了。排水パイプが予定より長尺必要だったので、今はバケツで受けて排水口に流しているというキャンプ状態。調理台はできていないので、電気調理器でお料理をして、新居初めてのご飯。喜んで「初ご飯」とかの写真を撮っている夫。あの~それはいいけどシャワーは?水周りを使えるようにして、週末一度泊まってみて、仕事に行く身支度をするために足りないものがないか確認するのが、今日の試験お泊りの目的とずっと言ってたんですが。「作業継続する」と夫が言うので、じゃあお任せ。歯磨き・洗顔はキッチンでして、タイルの計画を作って、私は寝るよ。…そして翌朝の今日、起きたら出来てるのかなと思っていたシャワーは、昨日と変わらず。。。なんだか、とある材料を買う必要があることがわかったんだそうな。ということは、明日月曜日はここ(新居)から会社に行くのは無理ということだね。しかたない。完全退去する月末まで、元のアパートから朝出社し、夜は新居に帰ってご飯を食べ、またもとのアパートに行って風呂に入ってそこで寝る、という生活をするしかなさそうじゃん。もとのアパートには、お風呂セットと着替えと、朝コーヒーを飲む道具だけ置いておけばいい。万が一、月末過ぎてもシャワーができなかった場合は、、、最終兵器、新居付近のハマムにでも通うか…?
2007年02月25日
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本日トイレ設置完了!試運転も済ませ、これで一安心。これで、新居に作業しに行く前になるべく飲み物を控えて臨む必要もなくなりました。晴れた今日、新居で初めて昼寝までして、段々「ここに住むんだな」という実感が沸いてきました。
2007年02月18日
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雨は降る降る、ブリュッセル。上の階の人の屋根のリノベーションは、年末に業者が骨組みの上にざっくりとビニールシートを掛けて休暇に入って以来、全く進展していません。というか、その業者はそれ以来一度も作業をしに現れていません。つまり、まだ屋根無しです。上の階の人は、ここ1ヶ月以上その業者に電話し続けていたそうです。ところが、連絡不通。まったく電話に出ない。かけ直しても来ない。今月に入って、ようやく電話に出た。そうしたら、「いやー、もらった鍵が合わなくて現場に入れなかったから」作業できなかったんだと。。。。そりゃ~もう、嘘でしょう!当地の建設業界には、遅れる、来ない、途中までやって消える、などなど、驚愕の顧客対応のさまざまが横行しています。ぱったり連絡が途絶えるのは、倒産、または不法労働で手入れが入った可能性が考えられます。今回はそうではなかったから、まだ良かったかも。ただ、上の階の人のそのほかの作業(壁建設、配線配管)は屋根が出来ないと始められないので、お陰でまだ何も手付かず。上の階の人、気の毒。でも、頭上の作業が延期になると、下の階の私達もちょっと落ち着かないなー。
2007年02月12日
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